「家庭連合」の研究

すべての成約聖徒は三代王権に帰りましょう!

●真の父母は、ユダヤ教・基督教の伝統の基に使命を果たされます。「聖書」と「原理講論」に帰り、成約聖徒としての使命を全うしましょう!

連載01「永田正治先生選集」家庭連合に対する素朴な疑問 なぜ、私たち夫婦は、サンクチュアリ教会を選択したのか

 

永田正治先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

●はじめに


「復刊!家庭連合の研究」連載の最後は、多くの投稿を寄せていただいた故永田正治先生の執筆された記事から、今の時にこそ必要だと思われる重要な論説を選定して配信させていただきます。

おおくの家庭連合信徒の皆様に論説が届きますよう、皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。

 

 

家庭連合に対する素朴な疑問
なぜ、私たち夫婦は、サンクチュアリ教会を選択したのか

 

 

永田正治 masaharu nagata

 


01)決定的事実(お父様の御言)
「今後、全部、私がしてきたことを代わりに任せようと思う」


私は、分派などは教会の力を削ぐ集団だと、関心をもちませんでした。しかし、2015年に亨進様が、「沈黙を破って」で発信しはじめたとき、「分派」とは受けとめませんでした。亨進様はいずれ後継者になるお方だと思っていたからです。

私はいくつかの亨進様の動画を見、その結論は、亨進様は後継者ですが、お母様は「教祖格」の方で、お母様を優先しなければならない、というものです。そんな自説を二年ちかく持っていましたが、今年に入って、それがくつがえされる事実を目の当たりにしました。

それが以下のふたつの映像です。

①「2008年4月16日 天正宮訓読会 亨進様の家庭連合世界会長就任」〈聖和4年前〉

お父様:先生の息子たちのなかで、教会を誰に任せなければならないと思う?
    郭錠ファン。

郭先生:すでにお父様が宣布なさいました。

お父様:ん?

郭先生:すでにお父様は宣布なさいました。亨進様が受け持たれると。

お父様:ん?

郭先生:すでにお父様が話されました。

お父様:何と言った?

郭先生:亨進様が受け持たれます。

お父様:そうだ、そうしなければ。

(中略)

お父様:今後、全部、私がしてきたことを代わりに任せようと思う

お父様:今、食口たちのなかで、信仰体験からみても何にしても、亨進の基準を超える
    者はいない。

お父様:分かったか。任命するのだ

 


②「2010年6月5日 お父様が、お母様、亨進様とともに文書をしたためる」〈聖和2年前〉

― 天宙平和統一本部も絶対唯一の本部だ。
その代身者・相続者は文亨進である。その外の者は、異端者・爆破者である。
以上の内容は、真の父母様の宣言文である。文鮮明(印)

 


私はこの映像を、何度もくりかえし見、自説を変えざるを得なくなりました。すでに2008年4月以前に、お父様は亨進様を後継者として宣布し、それは幹部たちも周知する既定の事実だったのです。2010年6月5日には、お父様、お母様、亨進様の三者でそれを文書化しました。

これに対し家庭連合は、後継者と定めていない、と強弁しますが、動画なので、どちらが正しいかは一目瞭然です。無理な主張はやめるべきです。

 



02)真実はどこに?・・夫婦の葛藤と悟り。


その後、多くの動画と文章をみて、たいへんな苦しみと歓喜が交差する日々を過ごしました。真の母と慕うお母様が、道を外れていることを知る苦しみ、反対に、亨進様にお父様の真のみ旨があり、あらゆる恵みと力があることを知る喜びです。

妻は私が話しても「私はお母様派!」と言って「サンクチュアリ教会を支持する人々の言説の誤り」を熱心に読んでいました。妻とおおくの議論を交わすあいだ、わたしは何度も言葉が詰まる瞬間がありました。

「あんたはお母様派、わたしは亨進様派、それでいいや」と言ったこともあります。

しかしついに妻は、亨進様がお父様の後継者であることを悟ってくれたのです。ここに至るまで、我が家では一進一退の攻防戦が繰り広げられました。この間、いったい何が真理かを探究し、懸命に学び、語り合いました。

ですからこの文章は、妻との対話の内容を皆さんに報告するレポートのようなものです。私たちの思いは、いま教会には夢にも思わなかった大変なことが起こっているという悲愴なものです。

 

 

03)「お父様時代」の信仰が通じない「家庭連合」

 

①今の家庭連合は、自分は「天の父母様」という神観は間違いで「天のお父様」が正しいと思う。
②「無原罪の独生女」というものは理解できない。
③「韓氏が選ばれた氏族」であることが信じられない。
④「天一国国歌」は「栄光の賜物」を歌いたい。
⑤「亨進様は後継者」である。

などと言ったら大問題になります。

すべてお父様時代には当たり前のことですが、教会でこんなことを言ったら分派だと排斥されます。上に挙げたものは「神観」「メシア観」「血統観」「天一国国歌」など、信仰の根本にかかわるものです。

これが変われば別の宗教になってしまいます。今の家庭連合はお父様の教会ではなくなってしまったのです。

 

 

04)宗教の生命は教祖の唯一性


クリスチャンが残忍な迫害に耐えたのは、イエス様の偉大な愛に接したからです。死を越える絶頂のとき、大いなる力を与えてくれるものは十字架にかけられたイエス様のお顔です。それは、信仰を究極的に支えるものは「教祖」だからです。

エス、釈迦、孔子マホメット、これら四大聖人の本質的教えと、崇高な生涯が、それぞれの宗教のレベルと力を決定しました。宗教の生命は、他の者と代えられない「教祖の唯一性」です。

お父様は、「神のみが記憶し給う、血と汗と涙にまみれた苦難の道、人間として歩まなければならない最大の試練の道をすべて歩まれ」原理を見出されたのです。

お父様のように、真理を探し出し、迫害に耐え、共産主義に勝利し、世界宣教を進め、四度の獄苦を味わったような宗教指導者はいません。この生涯が、お父様がメシアであることを証しています。

お父様の愛と実践、すぐれた知情意は、どんな弟子でも、たとえ夫人であっても代わることができないのです。

 

 

05)お父様の聖和後のお母様の「変貌」

 
「夫婦は一心同体」という言葉がありますが、心はひとつになれても、内容はひとつになれません。偉大な宗教家、ノーベル賞受賞者、天才的芸術家の内容を夫人が共有できるでしょうか。その卓越した人物だけが持つ唯一のものです。

お母様は、影のようにお父様を支え、子女様を生み育て、お父様の命令にしたがい、どこへでも行き講演するなど、み旨に大きく貢献しました。この侍る姿勢こそ誰にも真似できないお母様だけの貴い実績です。私たちサンクチュアリ教会員はこんなお母様は愛し従ってゆきます。家庭連合の人々と変わりません。

しかし悲しいことに、お父様の聖和後、お母様は変わってしまいました。

私たちはお母様が、「無原罪の独生女」などと語らず、今も謙遜に、お父様に侍り、お父様を証する人であってほしいのです。

お母様が「独生女」と言った瞬間、家庭連合は、お父様の唯一性が破壊され、「お母様の宗教・お母様のレベルの宗教」になってしまうのです。

現在の家庭連合のすがたを大きな視野で見るため、2000年の時間差をおき、キリスト教に仮定して考えてみましょう。もしイエス様が殺されず、家庭をもち、多くの信者を得て、92歳で聖和されたとします。

その後に夫人が、イエス様と自分が完全一体をなしたと主張し、イエス様が後継者と定めた子女様に教団の指導をゆだねず、自身が権力を掌握し、「無原罪の独生女」と称し、「人類とユダヤ教の歴史は私を生むためのもの」、「自身の家系を選ばれし氏族」と強調し、「神の呼称を変え」、「イエス様が定めた国歌を変えた」とします。

そのような偽りのキリスト教は、もはやイエス様のキリスト教ではありません。そんなキリスト教は、世界を救うどころか、イエス様の唯一性という宗教的生命を失い、弱体化し、歴史から姿を消したに違いありません。

今日の家庭連合はこのような道を進んでいるのです。

 

 

06)お母様の本来の使命は「母子協助」であるべきだ。


エス様が生前に後継者を定めたならば、夫人は後継者が後を継げるように、リベカがヤコブにしたごとく、母子協助するのが天命なはずです。おなじようにお母様も、亨進様への継承の橋渡し役をなさるべきです。

今、サンクチュアリ教会の食口は、つよく確信して叫んでいます。それは、お父様にひたすらしたがう亨進様と、お父様の伝統を変えているお母様が、あまりに対照的だからです。

私たちは亨進様にしたがいお父様への道を選びました。これは統一食口ならば当然な選択で、そこに一切の迷いはありません。

 


07)「神」不在の新「天一国国歌」

 

まず家庭連合がしたことは、お父様の聖和から半年もたたないうちに、天一国国歌を、「栄光の賜物」から「聖励の新歌」に変えたことです。お父様が興南監獄から解放されたとき、ご自身が作詞された深い思いが込められた歌を廃し、別人が作詞した別の曲に変えてしまったのです。

この改定理由があまりにも陳腐です。韓国と日本のメロディーがちがうので、混乱をさけるために変えた、というものです。実際は、メロディーの違いは一部だけです。こんな違いは、どちらかに統一するなり、歌いやすく編曲すればいいのです。

日本の「君が代」はドイツ人が作曲したものを何度も編曲をくりかえし、今のメロディーになったのです。編曲というプロセスは音楽の常識ではないですか。

改定の理由が本当ならば、あまりにも非常識で見識のないものです。あるいは本当の理由は別にあり、それを隠すため、苦し紛れにこんな理由にしたのかもしれません。

「栄光の賜物」の歌詞は、1950年、お父様が生き地獄、興南監獄から解放され、弟子を訪ねた平壌でよまれた詩です。悲惨な拷問と苦役をともに受け、命を救い、解放してくださった神に限りない感謝を捧げています。また平壌の弟子をたずねた愛の心情をうたいます。

お父様にとってこの時代は、苦難の頂点を越えたときであり、信仰の原点をつくったときでした。お父様は天一国国歌を定められたとき、なんども歌い、涙を流されたそうです。

私たちも修練会の主の路程で、もっとも涙するのは興南監獄の苦難の場面です。「栄光の賜物」は、「神-お父様の心情-我々-未来の天一国国民」をつなげる、中心に位置する歌なのです。

1番は、興南刑務所から解放された喜び、2番は、自分を訪ねてくれる神、3番は、神に生かされ抱かれる喜び、4番は、神の恵みの大きさと悔い改めです。

2番から4番まで、テーマは神への感謝と愛なのです。

すなわち、お父様が神と極限のなかで出会った心情を吐露した、神主義を体現した歌です。

 

1 はるかに輝く栄えの光
  強く生きよ自由の生命
  この地の果てまで目覚め立て
  生命の光、永遠にあり
  生命の光、永遠にあれ
   
2 呼びて求むる栄えの主よ
  大いなる姿は 天地を抱き
  蘇きた生命はいずこにと
  尋ぬる君を如何に迎えん
  尋ぬる君を如何に迎えん

3 死から蘇きたこの我は
  蘇かしたお方に抱かれて
  永遠の愛と恵みの声
  いついつまでも喜びを
  いついつまでも讃めまつれ
   
4 栄に入るのも主の恵み
  愛に満つるも主の恵み
  崇め崇めて奉れども
  足らぬこの身を如何にせん
  足らぬこの身を如何にせん

 

2013年2月、お母様はこの国歌を廃し、下に示した「聖励の新歌」を新しい国歌に定めました。しかも、お父様作詞の歌詞をかえ、新歌詞は、公募によって一般食口のものが採択されたのです。

国歌とは建国した人々がつよい意志でつくる神聖なものです。国歌の歌詞を公募で決めた国などありません。この方法そのものが邪道で、天一国を冒涜するものです。

 

1 麗しき花よ 愛のバラ
  望みの訪れ 満ち溢る
  全世界あまねき こぞりて祝え
  尽きぬ喜び 輝かさん
  自由の天一

2 気高き純白の 清きユリ
  まばゆき心は とこしえに
  全世界あまねく こぞりて祝え
  尽きぬ喜び 輝かさん
  平和の天一

3 真白き妙なる 鶴が舞う
  永久の果てなき エデンのごと
  全世界にあまねく こぞりて祝え
  尽きぬ喜び 輝かさん
  統一の天一

4 高くはためく 天つ御旗
  天地(人)父母様の 願う理想
  全世界あまねく こぞりて祝え
  尽きぬ喜び 輝かさん
  幸福の天一

 


「聖励の新歌」はすばらしい曲です。しかし、お父様が定めた天一国国歌を変えたという途方もない事実から目をそらすことはできません。曲のよさに覆いかくされ気づきませんが、新国歌の歌詞は問題です。

これはとうてい神様は認めることができません。

理由は二つあります。一つは、「栄光の賜物」と比較してみてください。あまりにも心情の世界、訴えるものが違うと思いませんか。テーマが神から離れてしまっているのです。

不思議なことに、この天一国国歌には「神さま」があらわれません。

韓国、アメリカ、イギリス、ロシアなど、世俗国家の国歌にすら神があらわれます。
イギリスなどは6番ある歌詞すべてに神があらわれ、12回も神の名が登場します。
天一国は世俗国家を超えた、神主義に立つ「神」を中心とする国のはずです。そのような国の国歌に「神」が一切あらわれないことは大きな驚きです。

言葉からも、意味からも、ストーリーからも、「神」が全く示されていません。

よりによって、どうしてこんな歌詞を採用したのか、理解できません。作詞者も審査する側もうっかり忘れたのでしょうか?天一国の根本理念と照らし合わせてみても、こんな重大な欠陥をもつ歌が、天一国国歌になれるはずはありません。

神がこの歌を聞いてうれしいでしょうか。神を中心とした国歌を定めたお父様がどんなに嘆くでしょうか。これは統一教会史上最大の珍事かもしれません。

一刻も早く、深い神主義にたつ「栄光の賜物」を、ふたたび天一国国歌に戴かなければなりません。


もう一つは、この歌詞は明るさしかありません。国歌というものは国民の歴史を踏まえてつくられます。善悪闘争の歴史を繰り返した国民の運命は悲惨なものでした。そのため、明るいだけの国歌など存在しません。各国の国歌の歌詞を調べてください。悲惨な戦争の歌詞が多いのです。

アメリカは「彼らの邪悪な足跡は彼ら自らの血であがなわれるのだ」、フランスは「敵の不浄なる血で耕地を染めあげよ」などです。「君が代」は重厚ですが、国歌はこれでいいのです。いざとなったら天皇を中心に団結できます。

韓国も「神が護りたもう我が国万歳」、「一片丹心」、「苦しくとも嬉しくとも国を愛せ」と、まず「神」を強調し、苦難の中で身をささげ国を愛する精神を歌います。これは、国歌というものが、国が、戦争のような極限の状況を想定し、国民に警鐘をならし鼓舞するためにつくるからです。

「栄光の賜物」は、お父様が残虐な北朝鮮の監獄という、極限のなかで神と出会った心情を背景につくった歌です。そこには好戦性がある世俗の国歌に対し、神の愛を伝える神主義の強力なメッセージを発信しています。

また、「死から蘇きたこの我は、生かしたお方に抱かれて」、「足らぬこの身を如何にせん」など、お父様の深い信仰の世界を伝え、何度歌っても味わいが増し、私たちに生きる勇気を与えてくれます。「お父様の天一国国歌」がどんなにすばらしい歌でしょうか。

しかし、2013年に制定した国歌は、そもそも神が不在で、深い歴史性も、苦難や忍耐という背景も、信仰の告白も、悔い改めもありません。10を越える過剰なキーワードを散りばめ、あるべき神のストーリーがなく、表面的で単純で、軽快な明るさだけを発信しています。

いったい、こんな国歌で、未来の天一国国民が、厳しい苦難や試練を克服できるでしょうか。また人が悩み苦しんだとき、助けになるでしょうか。

「栄光の賜物」とくらべて下さい!


明らかにこの歌詞は、「お父様の国歌」をあえて廃してまで、採用するに値する内容ではありません。家庭連合の「天一国国歌」の動画をみると、お父様があらわれます。それをご覧になるお父様の心情を思うべきです。

しっかりと「栄光の賜物」と読み比べ、真剣にこの歌詞の問題を考えてください。限りなく尊いお父様の国歌を廃したお母様の心は、決してお父様とひとつではなく、家庭連合もお父様のみ心を奉じていないという事実に気づかなければなりません。

お父様が作詞した真の天一国国歌にもどすため、ともに声を上げましょう。

 


08)「天の父母様」という不明確な神観

 

次は、「神」の呼称を変えてしまいました。

それにともない、家庭盟誓も「神様」が「天の父母様」に、「ハナニム」が「ハヌレプモニム」に変えられました。お父様は「天のお父様」と祈っておられました。これは、原理的、宗教的根拠があります。

原理講論47ページには「このように、神は性相的な男性格主体であられるので、我々は神を父と呼んで、その格位を表示する」とあります。

ここの「我々」は、統一教会だけでなくキリスト教ユダヤ教イスラム教などの一神教の神が相当します。また、天理教も私たちとおなじ両性の神ですが、人に現れる時は男性格の神としてあらわれます。男性格の神とは一神教の不変の伝統なのです。

2010年1月1日、お父様が「天の父母様」と祈祷している動画を示し、お父様も「天の父母様」を認めたとしています。

しかし考えて見てください。

お父様はその後、再び「天のお父様」と祈り続けました。もし「天の父母様」が正しい祈りならばそのまま維持されたはずなのです。むしろお父様が「天の父母様」という祈祷を「やめられた」事実自体が、「天のお父様」が正しい神の呼称であることを示す動かぬ証拠になるのです。

祈りとは、見えない神と一対一で向き合うもので、「個」と「個」の対面です。これは祈りの核心的な前提です。そのため神が男性(父)か、女性(母)かという区別が必要なのです。ですから神は両性をもちますが、人間に対しては必ず男性格の存在として現れるのです。

男でも女でもない人間はいません。「天の父母様」という男性格でも女性格でもない、父でも母でもない、全くイメージ不可能な存在に対する祈りは、「個」と「個」の対面をさまたげ、焦点が不明確なものになります。

晩年のお父様の祈祷も「アボジ」です。心情の世界では「アボジ」のなかに全てが含まれるのです。「天の父母様」というものは、お父様も、世界の一神教も使わない家庭連合だけの神の呼称です。こんなお父様がなさらなかった祈祷をして、お父様が喜ぶことができるでしょうか。

この間違った祈りにより、家庭連合の食口がうける霊的、信仰的損失は甚大です。今からでも、「天のお父様」というお父様の正統な祈祷に戻すべきです。

 

 
09)お母様は「無原罪の独生女」?


お母様は、「無原罪の独生女」であると頻繁に語られます。しかしこれは、お父様の聖和後、お母様が語られてはじめて知った内容です。

家庭連合は、「独生女」という「語」は、お父様が過去180回使ったと言っています。1959年から使い始めたとしていますが、いつまで語ったかは明示しません。ともかく、この語は「忘れられた言葉」でした。

この内容が原理的に重要ならば、お父様は何度も語られ、全ての食口が周知していたはずです。私たちが馴染みない言葉だったということ自体が、「独生女」がお父様にとって重要でない内容であったことを物語ります。

反対に私たちは、お父様は堕落人間のなかから一人の女性を復帰し、相対として迎えると信じていたのです。すなわち、お母様もお父様による救いが必要な方だと理解していました。

しかしお母様が「無原罪の独生女」ならば、お父様の救いは不必要です。それどころか、メシアとして、生まれながらにして地上で人の罪を許す権限を有するお方になってしまいます。

これは全く新しい救済観です。

たとえばクリスチャンにとって、「メシア」ならば、それがお父様か否かという選択が可能です。しかし独生女は、原理にも宗教世界にも存在しません。ですから、「独生女という女性メシア」がそもそも何なのか分かりません。お母様がメシアという選択そのものが不可能なのです。

まず家庭連合は、「無原罪の独生女」が、一神教の伝統の中で、メシアになりうることを神学的に論証しなければなりません。その次に、それがお母様であることを説明しなければならないのです。

気の遠くなるような困難なステップを経なければなりません。お母様が短い言葉で話し、それを神学者が補足して済むことではないのです。そして、原理講論のおおくの部分を書き改める、教義の大幅な改定が不可避です。

まず、総序の「それゆえ神は、既にこの地上に、このような人生と宇宙の根本問題を解決されるために、一人のお方を遣わし給うたのである。そのお方こそ、すなわち、文鮮明先生である」とありますが、神はもう一人、韓鶴子様も遣わしていたということになり、書き加えなければなりません。

また、復帰摂理はメシアを遣わすためですが、独生女も遣わすという二大目的があったということになれば、後編の復帰摂理歴史は全面的に書き改めなければなりません。

しかし、それは不可能です。復帰摂理史はメシアを遣わすことを中心に書かれている聖書をもとに説きますが、聖書には、無原罪の独生女についての記述は一切ないのです。

いったい何をもって独生女を説明するのでしょうか。

本来、「独生女」を語る前に、原理の改定をするのが順序です。あるいは早急にそれをしなければ、おかしいのです。しかしそれはできません。そんなことをしたらお母様が異なる原理を立てていることがあまりにも明白になり、食口が去ってしまいます。ですから、神学者に補足的に説明させて済ましているのです。

しかし、そもそもの問題として、お母様が、自身が「無原罪の独生女」であることを、家庭連合の神学者に説明させている行為自体が奇異なことです。いったい、自分がメシアであることを学者に説明してもらうメシアなど、どこの世界に存在するでしょうか?

この語が問題なのは、公職者は分かっています。

その証拠に説教ではほとんど触れません。このお母様とのギャップがすべてを物語ります。「それは言わないでください」というのが本音です。

お母様はご自身について、「六千年人類歴史、二千年キリスト教史は私という独生女を迎える歴史であった」と語ります。


こんなことは、お父様は一言も語っておられません。

お父様が語られず、原理にもなく、いかなる宗教教義にもない「独生女」をいうものを信じようとするならば、理性をねじ伏せ無理に信じるしかありません。

それが正しい信仰でしょうか。

あなたは、家庭連合が「無原罪の独生女」などと語る宗教でいいのですか?「無原罪の独生女」が世界の宗教界で通じますか?私たちの宗教の未来のため、真剣に、冷静に、これらの問題を考えなければなりません。

 


10)「神」に選ばれた「韓」氏

 

またお母様は、韓氏が、古代三韓大韓民国など、「韓」という字に重ねて、選ばれた氏族だと語ります。

「1960年代はたくさんの奇跡のようなことが起こるようになりました。宇宙の母、真の父母として現れるお方は、姓が韓氏でなければならないという啓示を受けた人がたくさんいました(2017年2月)」と語られます。

これも初めて聞いた内容です。お父様が、「韓氏は選ばれた氏族」と語ったことは聞いたことがありません。韓氏族が神の摂理上重要ならば、お父様は生前に何度も語られ、私たちはそれを周知していたはずです。

なぜ私たちは、お父様が言わなかったこのようなことまで、信じなければならないのでしょうか?信じられない食口は教会に居づらくなり、つらい信仰的重荷を負います。これをキリスト教に置きかえれば、イエス様聖和の二年後、突然、夫人が自分の家系が神に選ばれた氏族だと主張し始めたことと同じです。

キリスト教信仰は「イエスをキリスト」と信じることです。イエス様夫人が独生女であり家系は神に選ばれた「もう一人のキリスト」などという新教義は、信者に「真のキリスト」への道をふさぐ障害物以外の何者でもありません。

お母様はこれらのことを控えめに言うのではなく、強力に、頻繁に語られます。しかし反対にお父様は、「無原罪の独生女」、「韓氏は選民」と語られませんでした。ということは、お父様がそれを理解できなかったことになり、神の摂理に対する無知を意味します。

むしろはっきり知っているお母様のほうが、神も摂理もよく知るということになります。それはとんでもないことではないでしょうか。


人の認識は不完全で、記憶はすぐに薄れます。お父様、お父様と言ってなければお父様を忘れます。ですからキリスト教会では主イエス、主イエスと頻繁に唱えます。

今の家庭連合では、お父様より「無原罪の独生女」、「韓氏は選民」が強調されています。このような状態があと5年、10年も続けば家庭連合はどんな宗教になってしまうでしょうか。

反対に、亨進様のサンクチュアリ教会は、日に日にお父様の働きと栄光が増し加わっています。私の証をすれば、亨進様への確信が強くなればなるほどお父様に接近し、安心と希望を感じます。

じつは私は、45年の信仰歴を持つ者ですが、5月14日に初めて、サンクチュアリ教会の礼拝に出席しました。それまでは、サンクチュアリ教会に通う兄弟の話とネットでつながっているだけでした。しかし、この細いつながりからでも、亨進様の姿からはお父様の香りが強烈に感じられ、引き付けられたのです。

この文章は、お父様へ続く新しい道への出発の決意のために書いています。

みなさんも、懐かしいお父様を近く感じたいならば、亨進様とサンクチュアリ教会をもっとよく知るべきです。

 

 

11)徳野英治会長の「真の父母様の一体不可分を示す8つの根拠」について

 

徳野会長は2016年4月、サンクチュアリ教会の主張に対し、8つの根拠を示し真の父母の一体不可分性を語っています。

①  お父様は、ご自身の生涯最高の実績、傑作はお母様、と語られた


これは私たちも同感です。

しかし、お母様が「無原罪の独生女」という、愛と真理の実体、もう一人のメシアならば、そもそもお父様は何もする必要がなかったはずです。お父様の「最高実績、傑作」などにはなり得ません。この言葉自体、女性のメシアならば、使うことが許されない非礼な表現ではないですか。

この言葉が成立するには、お母様が私たちと同じ堕落人間で、メシアであるお父様が教育し、成長させたということが前提になります。このお話はむしろ、お母様が「無原罪の独生女」ではないことの確かな根拠になります。


②  真のお父様は、ご自身の聖和後は、真のお母様を第二の教祖と思って従えと厳命された。


これがいつのみ言か、徳野会長は言及していません。家庭連合の主張の問題点は、「いつのみ言か」を明示しないことです。新聞や週刊誌でも重要事項はかならず何年のことか示すのが常識です。

お父様の膨大なみ言から、自分に都合のいい部分だけを引用し話を組み立てれば、どんな内容もつくりあげられます。それを避けるために、いつのみ言なのか示すべきなのです。

お父様の後継者に対する御意思を推測するには、聖和から5年、10年ほど前、すなわち21世紀に入ってからのみ言に注目しなければなりません。

それにはやはり、最初に提示したふたつの動画が決定的に重要です。

2008年4月16日、つまり聖和の4年前、亨進様家庭連合世界会長就任の「今後、全部、私がしてきたことを代わりに任せようと思う」という動画、また、2010年6月5日、聖和の2年前、「その代身者、相続者は文亨進である」という文章を書いている動画です。

特にふたつ目の動画は、重要な事実を映し出しています。亨進様が後継者であることを命じた文書を、お母様が、お父様に書いていただくように横で積極的に言葉をかけ、亨進様は少し離れたところにいます。

それは亨進様が後継者になることは、お父様だけではなく、「お母様もおなじ思い」だったことを示します。ですからお父様は、お母様が、亨進様が後継者になることを助けると信じ、安心していたはずです。

聖和後最大の課題は後継者問題です。

第二の教祖と思い従えというみ言のポイントは、お母様が亨進様を母子協助することに食口は従いなさいということです。

また、「第二の教祖」という語は比喩表現で、事実ではありません。比喩と事実を混同し、お母様がお父様と同等などと理解したら問題です。

今日、お母様は「お父様が果たせなかったことを私がしてさしあげる」と繰り返し語ります。よい言葉に聞こえますが、これは、人は死んだら終わりと考える、世俗の会社を引き継いだ後継者のような言い方です。お父様は死んでいません、今も生きてはたらき、先頭をきってみ旨を成しているのです。

キリスト教徒は教会が発展するのは主の導きと信じます。信仰深いクリスチャンならばイエス様は今も生きてはたらいていると考えるのです。

サンクチュアリ教会もおなじです。

亨進様、国進様はじめ全ての食口も、お父様は今も生きて自分たちを導いていると思っています。「お父様が果たせなかったことを私がしてさしあげる」などと、お父様を過去の人にするような考えをする人はいません。

家庭連合とサンクチュアリ教会のお父様観の大きな違いはここです。第二の教祖という言葉は、「唯一の教祖」であるお父様のみ心にお母様がしたがうということが前提になります。

もし、お母様がお父様のみ心に反する行動をするなら、比喩表現である「第二の教祖」という言葉は意味のないものになります。

 


③  お父様を誰よりもご存知の方はお母様。


夫婦が互いをよく知ることは自然なことです。それが一体不可分の証明にはなりません。それよりも、徳野会長はここで、「お母様は52年間も長きにわたってお父様に侍った」と言っていますが、この「侍った」という事実が重要です。

侍るということは、上下の関係があります。それは世俗的な男尊女卑の思想からなされることではなく、天的な神の秩序から、侍る方、侍られる方の関係性があるのです。

すなわち、お母様はお父様に侍らなければならない天理があるから侍ったのです。お母様の貴い価値は、52年もの間お父様に徹底して侍ったということです。

先にも言いましたが、私たちはそんなお母様なら喜んで従ってゆきます。本来のお母様になんの疑問も、不信もありません。

しかし、天一国国歌と神の呼称を変え、無原罪の独生女などと自称する、今のお母は、とうていお父様に侍っているとは思えません。

私たちは昔のお母様に戻ってほしいのです。

 



④  2月20日の祝福式にお父様の祝祷を使われた。


これはすばらしいことです。しかしこれが特別に一体不可分の根拠になるとは思いません。



⑤  お父様は「独生女」という言葉を180回もつかわれた。


徳野会長は「独生女」という「語」だけを言及し、「無原罪の独生女」、「人類歴史六千年、キリスト教史二千年は独生女を迎えるためのもの」などの、お母様の「はなし」については触れていません。

「語」の問題だったら「表現」にすぎませんが、お母様の話は「教義」になっているのです。私たちはそれを問題にしています。

そのほか徳野会長は、天一国国歌変更」「韓氏の選民化」にも触れていません。

 


⑥  天一国三大経典を出版し、天一憲法をつくられた。


これらの事業を継承するのは当然のことです。内容については別の機会に論じます。

 

⑦  8月13日の最後の祈祷前後に、御父母様は一対一で過ごす時間が多かった。


徳野氏も言っているように、それは夫婦として「自然な情」で、おおくの夫婦もそうするのではないでしょうか。



⑧  真の父母様の勝利により、小羊の婚宴をむかえられ祝福ができた。祝福家庭がお父様であれお母様であれ、どちらかでも批判することは祝福の出発点を否定する行為であり、霊的自殺行為。



この問題を考えはじめたころは、霊的自殺行為のように感じ、苦しみました。私たちは好きでお母様を疑っている訳ではありません。「途方もない、信じられないことが起こった」と当惑しながら、今の状況を嘆き、訴えているのです。


私は徳野会長に言いたい。


この問題は、もしお父様が生きていたらできたか?と考えれば解けるのです。

お父様がいらしたら、天一国国歌を変えることができましたか?ありえません。「天の父母様」と神の呼称を変えられましたか? おなじく家庭盟誓を変えられましたか?
お母様が「無原罪の独生女」、「韓氏は選民」などと言えましたか? 亨進様を追放できましたか?

すべて、ありえません。

これらはお父様が「いない」という状況のなかで可能だったのです。

幹部はこれらの逸脱を「真の父母様は完全一体」というお決まりの文句で正当化しています。もしできたと言うのだったら。お父様がこれらのことをする意思があったことを証明する動画を示してください。もしあれば、家庭連合には多くの記録とそれを探し出す人材がおり、すぐに出せるはずです。

 

 

12)「家庭連合」は、北朝鮮のように「情報遮断」をしてはいけない。


家庭連合は食口に、見るな、聞くな、会うな、孤立させろ、とサンクチュアリ教会との接触を禁じています。それはおかしなことです。

家庭連合は「サンクチュアリ教会を支持する人々の言説の誤り」を発信しています。
5月には、まとめのナンバー2が送られてきました。

太田朝久さんのような優秀な人が書いているのです。家庭連合が正しいなら、主張は強力です。ビクビクする必要はないはずです。食口はこれを読む一方、サンクチュアリの主張も聞けばいいではないですか。

私たちは「統一教会反対派」ではなく皆さんとおなじ「統一食口」です。ただ、お父様聖和以降の教会の歩みに同意できず、その是非を問うているのです。

食口の皆さんも、お父様の真のみ旨は何なのかを知るため、家庭連合とサンクチュアリ教会、両者の主張を知り、正しい判断をすべきです。サンクチュアリ教会の食口はみな、両方を知って、この道を選択したのです。

今の家庭連合やり方は、まるで北朝鮮のような独裁国家の方法で、自由人である食口をバカにすることです。

サンクチュアリ教会を知ることを禁じている「家庭連合」こそ、真理の世界から孤立している閉鎖的団体なのです。

 


13)亨進様が「統一教」にかえたことに対する、宋龍天総会長の批判について

 

「世界家庭」五月号で宋龍天総会長は、「むしろ世界平和統一家庭連合という貴い名前を統一教に変えるという愚まで犯してしまいました」と批判していました。

私は当時韓国に住んでいましたので、現場感覚でこれについて言及したいと思います。

当時、韓国の教会では、「世界平和統一家庭連合」と「世界基督教統一神霊協会」というふたつの看板をかけていたのです。そして社会での通称は「統一教」で、食口は「統一教会」あるいは、「統一教」と言っていました。何よりも、お父様自体が「統一教」とおっしゃることが多かったのです。

「家庭連合」という名称は社会的に認知されず、食口も三つの名称を使っていました。
今でも一般では「統一教」です。私のもとに、教会が表紙をかざった四冊の週刊誌がありますが、すべて「統一教」で、正式名称も書いてありません。

当時、教会は複数の名称が並び立ち、あいまいなイメージしか社会に示せない状況だったのです。そこに堂々と社会の通称である「統一教」を名乗りはじめたアイディアはすばらしいものでした。おおくの食口も自然に受け止めました。これで社会と教会のイメージギャップを埋める効果が期待できたのです。

ですから、お母様が、国民にひろく認知されている、「統一教」という名称を廃したことの是非は意見が分かれるところです。総会長がこのような事情を言わず、亨進様が「統一教」を強調したことを「愚を犯した」と批判すれば、日本の食口は納得するしかないのです。それはフェアな態度ではありません。

当時、亨進様は「統一教」の呼称だけでなく、礼拝形式の改革なども進めていました。
従来のキリスト教式礼拝は私たちにとっては恵みがありますが、外部の人にとっては違和感があり、新鮮味もありません。そのうえ説教は食口でなければ、理解できない内容ばかりです。

教会の問題は伝道が進まないことです。これは統一教会だけでなく、宗教全体のかかえるジレンマで、宗教が魅力を失っているのです。それを突破するには、旧来のやり方では不可能です。若者にも魅力あるものに改革しなければ宗教の未来はありません。

当時、亨進様の礼拝形式の改革は、宗教学者たちも注目していました。お父様の聖和によってこの改革は中断したのです。家庭連合はこの改革に対し、亨進様の伝統から外れた行動だったと批判しています。

しかし今の教会は改革なくして発展はできません。人々に開かれた教会に変え、新しい宣教方法を考案しイメージを刷新しなければなりません。一つの方法が失敗しても、別の方法を考案し、不断に改革を推進しなければ発展は望めないのです。


お父様の最も本質的な伝統を守らない家庭連合が、教会発展のために行なった亨進様の改革に対し、伝統を守らないなどと批判するのは、大きな矛盾であり、的外れなものです。

 


14)東アジアの危機に対するサンクチュアリ教会の対応

 

昨年の朴大統領弾劾の大規模デモからはじまり、北朝鮮の核ミサイル開発をめぐる軍事的緊張など、朝鮮半島震源地とする東アジアは、一触即発の危機的状況にあります。日本では連日、緊迫した報道をつづけています。

家庭連合の礼拝にいって、奇異なのは、説教者が昨年の韓国の混乱も最近の軍事的危機にも、ほとんど全く言及しないということです。

4月16日の礼拝は、金日成誕生記念日の翌日で、テレビの過熱報道も頂点に達しているときなので、何か言ってくれるのではと期待していました。ところが一言の言及もありませんでした。

キリスト教会ならばこんなとき、「平和のために祈りましょう」と呼びかけます。ところが家庭連合の礼拝では、一切の話がなかったのです。

いったい、どうなってしまったのでしょうか。

宗教は精神的なことが重要で、国際的危機などは関係ないということもできます。しかしお父様はそんな態度だったことは一度もありません。常に国家、世界の運命を教会の運命と一体ととらえ、国民に警鐘を打ち鳴らし、先頭を切って行動しました。今の家庭連合に一番欠けているのはこの姿勢です。

亨進様は、ミクロコスモスである私たちの心と行動が、マクロコスモスである国家、世界の運命を左右すると常に語られ、積極的に行動します。

亨進様のこの姿勢は、お父様が危機のまえに講演をなさり災禍を避けた姿を彷彿させます。すでに2年前、韓半島を中心とし世界が大混乱に陥ると語り、現在、その予言は的中したのです。

サンクチュアリ教会が熱烈に支持したトランプ大統領の誕生から、韓国での統一旗、星条旗、太極旗を掲げての運動、日本での、安倍首相とトランプ大統領を強力に支持する画期的デモなど、まさに亨進様の奇跡のようなリーダーシップには、お父様が生きて働いているとしか思えません。

亨進様の歩みは、70年代からアメリカでなさったお父様の歩みを見ているようです。
神の世界摂理は明らかにペンシルベニアにおられる亨進様を中心に動いています。亨進様をお父様の後継者と悟れば、今も生きてはたらくお父様の愛と真理の力によって心霊が復活します。

今や、皆さんも決意し、真実のみ旨の流れに合流し、新しい道を進むべきです。

 

【永田正治さんのプロフィール】

1954年東京生まれ。高麗大学歴史学科卒業。崇実大学統一政策大学院修士、啓明大学日本学博士課程修了。慶州ソラボル大学勤務(1997—2007)。慶州歴史文化都市造成計画TF委員歴任。著作に『北朝鮮関連日本書籍の分析』、『徳川綱吉儒教政策』など。日本に帰国後は、信者の異宗教交流により宗教間交流の活性化をめざす「異宗教コミュニケーション」を提唱。「異宗教コミュニケーションのすすめ」、「宗教の復権と異宗教コミュニケーション」、「宗教多元主義と異宗教コミュニケーション-遠藤周作『深い河』を中心に」などがある。

 

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連載最終回『真理の証言者たち』文亨進様の証言「神よ母を救い給え!」

 

●はじめに

連載『真理の証言者たち』の最終回は、2015年1月25日に、文亨進様が語られた聖日説教の内容です。

歴史的にたいへん重要な説教であります。

とかく文亨進様は家庭連合から、倫理破壊者(破倫)よばわりされることが多いのですが、真実が何処にあるかを検証する証拠が、この説教の中にございます。

少々長文となりますが、ゆっくり読み進めていただければ、幸いでございます。

 

 

 

聖日説教『神様、王妃を救い給え』

2015年1月25日

 

先週は、「沈黙を破る」というタイトルでお話しました。そして、再生回数が8千回くらいあったりしました。ここで、注意すべきだと思います。見え透いたまねごとに吸い込まれてはいけません。これが人間に関わることにならず、神様に関わることになることが、とても重要です。

そこで、そのような精神に基付き、今日お話する内容は、実際、もう一度マルコ伝8章を見ましょう。36、37、38節。これは先週も読んだ箇所ですが、今日は、もっと深く考えましょう。なぜなら、今話している内容の核心が、ここにあります。世界教会に関連することです。それでは、一緒に読みましょう。36節から。 

36節:「人は、たとえ全世界を手に入れても、自分の命を失ったら、何の得があろうか。」37節:「自分の命を買い戻すのにどんな代価を支払えようか。」38節:「神に背いたこの罪深い時代に、わたしとわたしの言葉を恥じる者は、人の子もまた、父の栄光に即いて聖なる天使だちと共に来るときに、その者を恥じる。」

アーメンこの箇所に注目しましょう。先週もこのことについて話し、天正宮から追い出されたときの経験を説明しました。そしてその他のことも。今日は、38節に注目します。このみ言葉です。「私を恥じる者は」とあります。キリストが話しておられます。メシアのみ言葉です。

神に背いたこの罪深い時代に、わたしとわたしの言葉を恥じる者は、人の子もまた(中略)その者を恥じる。私たちが、神様を恥じるなら、神様もまた、私たちを恥じるでしょう。来られたときに。今の時代、この聖句の深い理解が大変重要です。 

何故なら、私たちが今戦っている相手は、血肉の通った存在ではありません。この戦いは、天宙的な戦いです。霊的な戦争です。正典にも言及されているような。悪の勢力は存在します。サタンは実存します。サタンは、様々な道具を用い、人間を利用します。 

それで、この聖句について考えることが、重要です。言いたいことを忘れないように、全部パワーポイントに記入しました。現実に関した内容なので、お話しすることが、簡単ではありません。直接経験したことなので、多大な感情と苦痛に満ちています。傷つけられることが、あまりにも多かったので、皆さんと共有することが、簡単ではありません。 

しかし、荒野において神様は、導いて下さいました。今から:考えるとそうです。ここ2年半の間、神様は、特定の内容を研究するよう、導いてくださいました。         

私は本来、政治を学びませんでした。神学を学び、宗教を学び、瞑想をかなりしました。多くの宗教を学びました。政治に関心がなかったばかりか、精神的な人は、政治を学ぶべきではないと考えました。政治を理解すべきではない。神霊的ではないので。

ところが面白いことに、ミドバル、即ち荒野に来て見ると、ミドバルは、ヘブル語で「荒野」の意味で、その語源は「神のみ言」を意味する「ダバル」です。ミドバルは結局「神のみ言葉が聞けるところ」です。でも神様は何故、ここで私に政治を学ばせたのでしょうか。

政治が民衆の統制手段として、利用されているようすを何故学ばせたのでしょうか。一つの略奪階級が、政治を理解することにより、統制体制を作り上げる様子を、何故学ばせたでしょうか。それを話したとき、人は私が、気が違ったと思いました。何故なら、私たちはビルダーバーグ会議ダボス会議、いわゆる「蝶ネクタイ・ネットワーク」など、世界的に実在するものを検討していました。

独占、多国籍企業中央銀行家たちの強大権力などが、財力を用いてマネーサプライを操作して、各国政府を掌握する様子を検討しました。彼らは、政治家を買収して操ることが可能です。このような内容を説教するたびごとに語り、アメリカでは、無制限な政治献金が認められたことで、大統領までもが、このような勢力に操られていることを学びました。

巨大企業が財力を行使して、各国の大統領を買い取ることが可能です。また、両替人や、即ち中央銀行家たちが歴史的に、各種戦争を戦わせ、戦闘相手双方に資金を提供した事を検討しました。スポーツでも、両方に賭ければ、負けないでしょう。略奪階級が権力を中央に集中させ、独占するために用いる、各種手段を見ました。

私たちはまた、神様の警告と裁きを、目の当たりにしました。「ハービンジャー(前触れ)」を見ました。このDVDが舞い込んで来て、私たちは神様が、アメリカと自由世界を警告しておられる内容を学びました。世界は神様に背を向け、神様に奉献された国々を汚しているのです。

イスラエルが神様に反抗的になったときには、裁きが下った様子を学びました。悪の道を捨て、悔い改めて祈ろうとしない時に、です。私たちはまた、現在の世界でキリスト教が過激団体として標的にされ、キリスト教が過激な思想として、烙印されている様子を学びました。

各国の権力体制がそうしています。イスラム教は、標的にされない半面で、キリスト教の度重なる受難について、頻繁に話しました。ミドバルに来て、私はイエス様との関係を深めました。最初の頃にいただいた啓示は、霊界においてお父様とイエス様が一つであることでした。霊界では、一つとして動いています。奇跡を目撃しました。病人、目に癌を持った人がいやされました。このような印と、感嘆すべき事をミドバルで見ました。 

私は、不思議でした。「神様、何故このような事を見るように、導いて下さるのですか。何故このような事を観察させるのですか」。先週も、教会の階級組織について話しましたが、私たちは実際、組織がこうなっていると思っています。世界教会が、こうして運営されていると思っています。

一番上に真の父母様、お父様。お母様もいらっしやると。世界宣教本部(WMD)を介して、組織が成立していると。私か後継者として冠をいただき、世界会長に任命された時には、WMDの責任者になりました。すべての世界公文は、WMDを介して韓国、日本、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、豪州など、全世界に向けて発送されました。そうでしょ? 教会組織が、こうなっていると思うでしょう? 一般的に、こう思われているでしょう。 

しかし、これはちょうど実際世界においては、大統領が最高権力者だと思い、大統領は自分の判断で動いていると思うのと同じです。人々はアメリカ大統領を「白山世界の最強権力者」とよく言うでしょ? どうですか、みなさん。アメリカの大統領は、世界の最強権力者だとよく聞くでしょう。ところが違います。

大統領は、実際の最強権力者たちのために働くセールスマンです。皆さん、実際の権力構造は、こうです。実際の教会組織です。真のお母様は、世界教会の頂点にいらっしやいません。これが理解されていません。教会を実際に動かしているのは、主に3つのグループから成る連盟です。

皆さんもよく知っている清平がその1つで、それ以外にメインのグループが2つあります。これらのグループは、面白いことに互いに仲が悪いのです。それぞれ、自分グループで権力を独占しようと、競い合っているのです。しかし、共通の目的のために、協調することにしているのです。

彼らはまた、王妃様の時間を独占しようとします。一日のうち、なるべく多くの時間をとるために、グループの誰かが王妃様と会い、案件を押し付けます。分かりますか。これらのグループは、本質的に独占です。独占家です。その精神は、実際世界で権力を独占しようとし、自分の利益のために、舞台裏から政治家、大統領、王室などを利用する略奪階級と、とてもよく似ています。舞台裏ですから、・一般の人は知りません。 

彼らは、政治で言う「もっともらしい否認権」を持ちます。これは少し後で説明します。本当の構造は、こうなっています。こうなっていて、このように機能していると一般に思われていますが、これは本当の構造を理解していない一般のシックは、まったく知らないことです。私たちがその間、政治、またはテロ組織が利用される様子を分析しながら、度々見て来た一つの症候群があります。一つの現象が起こりますが、その関連性が非常に高いと思います。

ストックホルム症候群とは、精神医学的現象の一つで、誘拐事件や監禁事件などの犯罪被害者が、犯人と長時間過ごすことで、犯人に対して過度の同情や好意等を抱き、時によっては、犯人を防御、もしくは犯人と共感することをいいます。被害者への危険とリスクに照らした場合、これらの感情は一般的に、犯罪被害者にとっって非理性的なものとされるが、被害者は本質的に、犯罪人が虐待しない事を、親切と間違えます。ストックホルム症候群は、トラウマティック・ボンディングの一例と見れます。必ずしも人質シナリオを必要としません。二人の人の間で、片方がもう片方に対して、断続的に嫌がらせ、暴行、脅迫、虐待などを行う場合に発展する、強力な情的絆のことです。

ちょうど昨日、私達が冠を頂いた時の儀式を収録した動画を、ある方が送って下さいました。まるで映画を観ている様な気持ちで、こんなことが実際あったのかなと、再生して見ました。映っているあの人たちは、誰だろうかという思いでした。天正宮で行われ、皆が歌を歌い、お父様が信じられないほどにすばらしい祝福を下しておられました。お母様は、大変嬉しそうなお顔でした。私が挨拶するときに、体が緊張してぶるぶる震える様子をご覧になって、美しく微笑んでおられました。誇らしげに私を眺めておられました。今日、この場にはその動画を持っておりませんが、後日お見せします。

一般のシックは、このことを理解していません。この3つの主なグループが絶えず、お母様を心理的に脅かしています。「あ、お母様、法的問題が生じます」「そのようにされた場合、問題になります」側近グループでは、いつも「お、また法的問題戦術だ」と言っていました。自分達に都合の悪いことがあればいつも、「それには、法的な問題があります」と言うのです。お母様に対していつもの戦術を使います。

私達も、何年もの間、このようなことを目撃しました。皆さん、私達の王妃様は現在、とりこにして捕らえられています。これを皆さん、理解していません。お母様は頂点に立って、世界教会を治めておられる。すべてを決定されておられると、思うでしょうが、皆さんは側近サークルに加わっていないので、その事情を知りません。

実際、お母様は統制権を握っておられません。皆さんの地元の教会長はおそらく、いい人でしょうが、彼は組織のずうっと下の方にいます。側近サークルの近くにも行けません。少なくても、韓日米など、主要国協会の協会長にならないと、このサークルを知ることは出来ません。これより小さい協会は、含まれない可能性があります。 

一旦主要国の協会長になると、陰の実力者の存在に気が付くでしょう。大陸会長以上になると、これがはっきりと見えます。そしてお母様だけではなく、彼ら、悪魔たちの連盟、暗黒の連盟の好意をも得る必要性を理解するでしょう。彼らの好意と祝福を得ないといけないでしょう。彼らの障害になる者は除去され、協調する人は、多大な謝礼を受けます。盗んだシックの資金を使って。これからは、先週言及した内容をもう少し詳しく説明します。 

これは、お父様が聖和された後に変更された主な事柄です。聖和された直後です。少し前ではなく、例えば2年前から論議されていたことではありません。聖和直後に急速に動いて、主な宣布内容、儀式、誓いなどの変更、または消去にとりかかりました。 

皆さん、天一国には、王様がいらっしやいます。王様です。そして、王国に何があるべきかは王様が決めます。

他の人ではありません。国歌を決めるのも、王様です。天国(〔天一国は天国を指します)の精神がどうあるべきかは、王様が決めます。国歌にどのような精神が反映されるべきかは、王様が決めます。お父様が定められた歌を見てください。「栄光の賜物」です。今日の礼拝の始めにも歌いました。 

これは、殺人的な興南収容所で書かれたものです。興南の拷問室で生まれた歌です。どんな内容か見て下さい。「ああ、悲しいかな!」ではありません。「遥かに輝く栄えの光、強く生きよ自由のいのち」です。死の環境において、神様が賛美しておられるのです。周りには餓死する人、死んだ同僚の口から食べかけの米を取って食べる人がいます。殺人的収容所で、服を剥ぎ取られ、拷問され、殴打されながら、書かれた歌詞です。これぞ、天国の歌であり、天国の精神です。

「呼びて求むる栄えの主よ 大いなる姿は天地(あまち)を抱き」拷問される最中に書かれた内容です。これが即ち王国の建国の精神です。「死から蘇きたこの我(われ)は、蘇かしたお方に抱(いだ)かれて」これが、天国の精神です。サタンのほかに誰が、これを変えようとするでしょうか。サタンのほかに誰が、国の精神を揉み消そうとするでしょうか。

私たちが天正宮にいた頃、この戦いをしました。3つの独占勢力があり、彼らはお母様との長い付き合いがありました。その内2つはお父様の聖和以前は、指導者でもなく、隠れていました。中間階級にも属さなかったのですが、清平を利用して急浮上しました。そしてお母様に、次のように建議しました。

皆さん、サタンは命令しません。サタンは「提案」します。例えば、「あのクラブに入れ、麻薬を飲め」とは言いません。そうではなく、「あれをしたら、面白いだろうね。麻薬を飲んだら、気持ちいいだろうね。あの子と寝たら、・・・」なんであろうと。持ちかけるのです。後になって、「あれは、君が自分で決めてやったことじやないか」と言えるようにするのです。「栄光の賜物」に対して彼らが、建議した内容を見て下さい。[あまりにも憂鬱な曲です。もっと軽快な曲が必要です」「天一国の新しい時代を代表し、清平と天正宮と関連した内容の歌が必要です」。一生愛した夫を、王様を失ってまだ間もない時、心理的に脆弱な状態におられる王妃様に彼らが持ちかけた内容がこれだったのです。

心が不安的な状態を、彼らは利用したのです。同情するかのように見せかけ、自分達こそが、王妃様のことを思い、その痛みと悲しみを理解しているかのように思わせたのです。そして自分達の内容を持ちかけたのです。お父様は、興南について何といわれましたか。

私が拷問を受け、血を吐いて倒れたとしても、「天よ、この血を見て私のために涙を流さないでください。これは恥ずかしい血となるのであり、歎きにぬれた怨恨の涙になるので、ここに天が同情することを願いはいたしません」と言うのです。ですから、監獄に入るようになっても祈祷はしないのです。心情世界にあっては、そのようにしなければならないのです。(26-21,1969.10.14)

これを彼らは、「憂鬱だ。ネガティブだ。もっと軽快な曲がないと」と表現したのです。「刑務所のことは忘れましょう。私達を救うためにメシアが拷問を受けたことは忘れましょう。ハッピー、ハッピー、ハッピーな歌が必要です」。誰が、サタンの霊でなくして誰が、この歌をこのように歪曲するでしょうか。サタンでなくして誰が、歪曲して、私達を天国の精神から引き離そうとするでしょうか。

この組織図は、お父様が定められた天一国の構造です。頂点にはお父様、そしてお母様、そして世界宣教本部では、私が世界会長として抑制と均衡の役割を果たします。そして韓国、日本などの協会に行きます。それでは、皆さん、お父様の聖和直後、第一の標的はどこだったでしょうか。3つの陰の実力勢力の立場から見て、お父様が作られたこの組織図の問題点はどこにありますか。彼らからすると問題があります。それは即ち、私でした。問題はここでした。世界宣教本部を除かないといけません。抑制と均衡を除かないといけません。それさえすれば、お母様さえ押さえて、教会全体を掌握できます。それをやりました。

お父様の聖和直後、大急ぎでまず国進お兄さんを解雇しようとする動きがありました。何故なら彼は、手ごわい相手です。不正を浄化して、指導者達に責任を負わせます。急いで彼を除こうとするのは、当然でした。その次に私を、急いで除こうとする動きがありました。この人たちに対して、私たちは悪い感情を抱いていません。何故なら、彼らは取り付かれています。その背後にサタンの霊があります。血肉の通った相手との闘いではありません。そうでしょう。

次は、み言葉でした。お父様は、次のように言われました。

「霊界の度数に合った道理を教えてあげたということを知って、その教えどおりに行かなければなりません。いずれにせよ一度は行かなければならない道です。文総裁の教えを受けなければ、その峠を越えることはできません。案内者がいないのです。」(209-227,1990.1.29)

これが、国歌と組織構造に続く、彼らの標的でした。み言葉が次でした。皆さん、私の意見では、メシアが「永遠に使われる聖典」をお決めになったのなら、変えてはいけません。王として、ご自分を表するものをお決めになったのなら、誰もそれを変えることはできません。 

もし変えたら、変えた人は、自分が王だと思うのです。でも、あなたは王ではありません。メシアではありません。こうして持ちかけました。「あ、お母様。あのみ言葉には繰り返しが多すぎます。何回も繰り返しています。そして、十分に整理されでいません」。サタンはコウモリのような羽を羽ばたきながら、悪魔の様相で来ることはありません。5千ドルするヴェルサーチの洋服をとネクタイ、それにブランド入りのイタリア製靴を履いて来ます。 

そして「あ、お母様、なんとお美しいことでしょう。輝いておられますよ。その新しい髪形が、とてもお似合いですね」。まずは相対基準。相対基準を立てます。「あ、今日はとても簡単な報告がございます。そして、時間がございましたら、幾つか建議したいことがあります、お母様」「あ、実はお父様の教えに問題になる部分かありまして」。もちろん、どの部分に問題があるのかは、彼らが決めます。

皆さん、メシアがご自分のみことばを訓読会で毎日読みながら11回読み通され、これがご自分のみ言葉だと言われたなら、おしまいです。お父様は、「完成、完結、完了」、「完成、完結、完了」、「完成、完結、完了」と言われました。そしてこうも言われました。皆さんは繰り返しがあると言うが、将来誰かがそのみ言葉によって命が救われるだろう。ひと言変えたら、そのみ言葉を必要としていた人を殺すことになる。変えたなら、そのみ言葉によって救わたはずの人を殺したことになるのです。殺したのです。

あなたが、メシアではありません。み言葉を定めるのは、メシアです。「個人名があり、清平に関する内容が問題で、それに最近のみ言葉が入っていません」「あ、それから、美しく包装します。本当に美しいデザインがあります。」「その美しいボックスのサンプルを持って参りました」などと。これはすべて、何年もかけて、キャプチャー・ボンディングの心理と霊的拘禁状態を作り上げたうえでのことです。しかもお母様が、王様であり、メシアであられる方を亡くされ、悲しんでおられるのですから尚更です。

「家庭盟誓」について、お父様は、こう言われました。ゆえに、ここにおいて私たちは、「家庭盟誓」が「必要だった」、「必要だ」、「必要だろう」どれになるのですか。「必要だ」となるのです。

「これは千年、万年の表題になります。驚くべきことです。」(261-98,1994.5.22)

驚くべきことに、「家庭盟誓」はお父様の聖和後2週間も持ちませんでした。2週間もせずして改ざんされました。お父様が、直接作られたにもかかわらず、聖和後、2週間も持ちませんでした。お父様が、千年万年の表題になるだろうと言われたにも関わらず。アジアでは、「万年」は永遠を意味します。何と言って、これを持ちかけたのでしょうか。「どの節にも、天一国の言及がありません。8節の「成約時代」を削除して「天一国」を入れてはどうでしょう」これによって、私たちの根が切断されました。旧約、新約、成約との絆が切れました。「家庭盟誓」において、その絆が切れたのです。アダムまで至る根が切断されました。誰が、一体誰が、こんな事をするのでしょうか? 私のマミーでないことは、確かです。50年もの間、絶対進行、愛、服従を持って、お父様に王様として侍りました。ご自分の王、主、メシアとして。だからこそ、お母様は皆から愛され、尊敬されたのです。

私が羅列している項目すべては、お母様がお父様と過ごされた半生と、真っ向から対立します。だから、お母様が、とりこになっていると分かるのです。そして、皆さんがもしサタンなら、何を最も変えたいでしょうか。

この他、サタンが変えたいものは何ですか。メシアが地上に来られたのが、祝福結婚を通して子羊の婚宴の成婚問答を、万民に与えるためであり、その成婚問答をご自分の手で作成され、教会の歴史を通してすべての祝福中心家庭がその成婚問答を持って祝福を受け結婚したなら、サタンは、どうしたいと思うでしょうか。

「皆さんは、先生が好きです。なぜ好きでしょうか。苦労しながらも皆さんを生かしてあげようとするからです。先生が苫労しなければ、皆さんが霊界に行って、億万年待っても祝福を受けられないのです。不可能なことなのに先生が苫労して、価値ある祝福の版図が繰り広げられたというのです。これは天の霊界とこの地上世界に、栄光なことであり、華やかなことです。(162-69,1987.3.27)

アダム・エバ以来、神様が人類に授けたかった、もっとも神聖な贈り物です。全的に、お父様とその子女との間で交わされる誓約を根拠に授けられる贈り物です。これは、神様がアダムとエバに対してなさりたかったことです。祝福を与え、彼らが生み、増やし、天国を創建して行くようすを、神様はご覧になりたかったのです。これが、最初から神様の心情だったのです。ところが、これが標的にされました。祝福を変えたのです。 

皆さん、サタンが神様のものを破壊するときには、それを歪曲します。み言葉を完全に消すことはしません。語順を変えるだけで十分なのです。「あ、文章を少し変えただけです。」これが即ち霊的戦争です。どの存在の主観を受けるかの問題です。 

お父様が直接作成され、世界中の祝福中心家庭に授けて下さった成婚問答は、もはや無くなりました。これを彼らは、何と言って持ちかけたでしょうか。「あ、お母様、目がお疲れで痛いでしょう。」まず同情するかのようにして、相対基準を作ります。あまりにも、目が痛いでしょう。どうしたらいいでしょうか。「成婚問答を少し短くしましょうか。そうして、お母様を楽にして差し上げましょうか。」短くしましょう。お父様が死に、また死に、また死んで勝ち取られた成婚問答は、こうして短縮されました。 

少しだけ短くしましょう。目にあまりにも、きついですから。私たちはテクノロジーの時代に生きています。お父様が祝福を主管された時に録音した音声を流して、お母様は最後に「約束しますか」とだけ仰る方法もあったはずです。サタンも、ラジオとかテープレコーダーなどを使ってお父様の音声を流すことができると知っています。 

私たちは、「成婚問答を変えては、いけません」と強く主張しました。しかし、彼らはどうしても変えると言いました。「お母様を楽にするために」分かりますか? いつもお母様を理由にします。聖書でこのようなことを何と言うか、知ってますか。神聖冒涜です。神殿など、神様の聖なるものを冒涜するのです。アンティオコスがエルサレムの聖殿を征服したときと同じです。聖殿を神聖冒涜しました。

最近行われている「祝福」は、祝福ではありません。このようなことを言うと、シックは私を憎むでしょう。ここ2年間に2世が祝福に参加したのですが、お父様の祝福ではありません。天使長らの手で書かれた成婚問答を受けているのです。それを受けているのです。メシアが作成され、すべての祝福中心家庭が受けたものではありません。

「何故そんなにこだわるのですか?」。何故かと? それは、メシアを信じるためです。王様を信じます。王様が仰り、王様が残されたものは、保存されるべきです。

そして、神様。神様までも変えました。お父様は、一生の間、このように折られました。天のお父様、この国を救いたまえ。天のお父様、どうか泣かないでください。天のお父様、私のために涙を流さないでください。天のお父様、あなたの十字架を背負わせて下さい。天のお父様、愛しています。天のお父様、この時間のために悲しまないでください。天のお父様、アメリカと世界を導いてください。天のお父様、私たちを導いてください。

「天のお父様に祈祷されたのは、お父様が男性優越主義者、または女嫌いだったからではありません。そうされたのは、原理にあるように神様には本性相的男性と本性相的女性がありますが、人間に対しては性相的な男性格主体としていまし給うためなのです。私たちがお父様に祈祷するときには、私達の命の主体、命の中心、すべての中心に折っているのです。

「あ、お母様、あなたも神様でいらっしやいます。あなたもメシアです。あなたも神様です。」

彼らは、お母様にこう言いました。「原理には、男性格ど女性格があると書いてあります。ですから、天のお父様と天のお母様がいらっしやいます。あなたも神様です。」そして、真の子女たちに対しても、「お、あなたには、神聖な光があります。あなたも神様です。本当です」と言っていました。

皆さん。これは一神教から二神教への変化を意味します。そうなったら止まりません。3世なり4世なり、将来必ず、真の家庭の中に「私も神だ。みんな神だ」と言う人が現れるでしょう。他のすべての多神教と同じように。エジプト、アッシリアバビロニアのように。

仮面は違っても、中は同じ相対主義です。「皆が神で、神様は存在しない。」同じです。ただ、もしも天のお父様に天のお母様がいらっしやったなら、授受作用できる愛の対象を創造する必要がありません。神様は人間を創造せざるを得なかったと教える原理の内容は、間違っていることになります。多面的で神聖なる天のお母様と様々な面で相対できるのに、土の塵で作られた3次元の人間など必要ないでしょう。皆さん、一度神様から離れると、キリがありません。 

当時、天正宮でこれを申し上げました。ひざまずき、顔をお母様のひざに乗せ、抱きしめながら涙で訴えました。

「マミー、これはしないで下さい。お願いです。しないでください。私は宗教を研究しました。聖典を変えるとどんなことになるか。聖典と伝統を変えると、永遠に一つになれません。お父様の聖典に従う集団、お母様の聖典に従う集団に分かれます。またある集団は自分達の考えで両方をませたものを作るでしょう。彼らは、これを「創意的」と言うでしょうが、そうではありません。宗教史に幾つもの例があります。もし、そんな事を考えている人がいれば、やめてください。それは愚かなまねです。相対主義です。」

私は、心理学とか宗教を勉強したので、お母様に申し上げました。 

「これが公式になると、永遠の分裂が生じます。それがお父様の願いでしょうか。」こうしてお母様に訴えました。お父様は、ご自分の伝統と家庭が分裂する事を願っておられるでしょうか。

すでに、教会の環境は大きく変っています。お父様を賛美すると、誰かが来て「おい、お母様はどうなんだ。お母様を否定するのか」と言います。メシアであり、王様である方を賛美すると、精神的に不安定でパリサイ派のような人が来て、私の信仰を裁こうとし、私が王妃様を、真のお母様を信じないと言います。これは、悪魔の霊のほかに何者でもありません。統-教会の歴史において、メシアを賛美することがタブーだった例がありましたか。お父様を賛美することが、教会内で攻撃の対象になったことがありましたか。いつそんなことが、ありましたか。。ありませんでした。現在を除いて。

多くの人は、ポストモダン的人間中心主義に、自分も知らずして完全に陥り、ポストモダン主義の第3の波のフェニミズムのレンズを使って真の父母様を解釈しようとします。しかし、真の父母様の息子として、皆さんにはっきりと言いましょう。息子としてです。 

真の父母様には、絶対的主体者がおられ、王様がおられます。多くの人は、対等だと信じたいでしょう。ポストモダン世界、人間中心主義の世界においては、そう思えれば、皆さんは気が楽でしょう。そうなんだ。私たちはモダンなんだ。違います。メシアを皆さんに合わせることは出来ません。私達がメシアに合わせないといけないのです。皆さんがそれを好もうと好むまいと、それが愛なのです。

これまでに王様を賛美することで、ひんしゆくを買うことが、これまでにいつありましたか。現在の教会には悪魔的な文化が出来上がっており、それはサタンに起因します。率直に言いましょう。そこから来るのですから。「もっともらしい否認権」これは何でしょうか。

公式、または非公式な命令系統において、下部組織の行為が糾弾の対象となる場合、組織の高官が、たとえその行為に関与、または少なくても意図的に知ろうとしなかったとしても、これを立証する証拠がない事を利用して、問題の行為に対する認知、または責任を否定できる能力を言う。不法、または社会的に不人気な行為が公になる場合、高官らはこれに対する知識を否定することで自分を守り、問題の行為を実行した代理役に責任を転嫁しながら、これを疑う者は、証拠を提示できないであろう行為を、もっともらしく否定できる条件を意図的に作っておく事を意味する。

これが、「もっともらしい否認権」です。

このシナリオを見てみましょう。連想の力などを利川して、お母様を心理的に、霊的に、感情的に操る陰の実力者らが実存すると言う真実が明らかになった場合にはどうなるでしょう。その存在が確認された場合にはどうなるでしょう。

彼らはすべてを否定して、実行者であるお母様に、責任を転嫁できます。「違います。違います。そんな事をしていただいた覚えはありません。最初からお母様がなさると仰いあした」。もっともらしい否定権です。

一方、真実が明らかにならない場合、彼らは秘密を守り、すべての祝福中心家庭を自分達に従わせることができます。最近の「祝福」参加者は、天使長の手で書かれた成婚問答によって結ばれます。知らずにしてすです。ですから私が祝福式を始めるときには、お父様が書かれ、真の父母様がすべての祝福中心家庭に授けてくださった「オリジナルの成婚問答」を使います。結婚を天使長に捧げたいなら、そうしなさい。私はしませんし、私の子女らもしません。彼らは、メシアの成婚問答で結婚するでしょう。

君たちの秘密は暴かれたのだ。さあ、彼らは、どうするでしょう。一目瞭然です。天正宮の様子を知っていますから。彼らのやり口と考え方を、知り尽くしています。何をするかは、見え透いています。明らかに、私の牧会活動を支援するな、動画を見るなとの、指示を出すでしょう。明らかです。そして真のお母様に、新しい成婚問答は、自ら作成されたとの書類に著名していただくでしょう。「お母様自筆の成婚問答を祝いましょう」という内容の動画を作る可能性も高いです。

これが彼らの「もっともらしい否定」、お母様への責任転嫁です。偽の祝福からの収入が消えるとき、人々が真正な祝福を受けようとここへ来るようになるときには、おそらく元の成婚問答に戻すでしょう。戻すだろうと、予想します。こう言うでしょう。「違います。違います。変えていません。ほら、見て下さい。」皆さん、そんな手口に編されないでください。そんなに簡単に騙されないでください。 

そして、もう一つ。これはお父様が聖和されたときから、彼らが可能性をほのめかしている事ですが、後継者を変えるでしょう。彼らは小さな儀式を持ち、誰かに冠をかぶせるでしょう。でも、これを知ってください。メシアが3度も私にかぶせてくださったのです。メシアが、真のお母様もおられるなかで、2つの大陸で合計3度冠をくださいました。お母様も関与されました。メシアが下さる祝福は、その人を離れません。何らかの儀式を持ったとしても、無意味です。

お父様が、そのような形で信じて授けるものは、永遠です。人間の手では変えられません。やるなら、どうぞ、やって見てください。あのときの動画は、たくさんの人が持っています。ネットにも掲示されています。何をするか、明らかです。とんでもない雅です。話にもなりません。悲惨なことです。では、私たちは何をすべきでしょうか。お母様が、とりこになっておられる事実を認識しましょう。とりこです。受け入れがたいことですが、事実です。 

お母様を救うかどうかは、皆さんが決めることです、ただし、私と私の家は、マミーを救います。これ以上財産として、資金を盗む道具として利用されないようにしたいのです。私達のマミー、一緒に遊び、冗談を交わし抱きしめ、子女と孫達を遊んでくださるマミーを返して欲しいのです。今、とりこになっておられることを分かってください。いくらそうでないと言っても、事実そうなのです。お父様がなされたことを、お母様が神聖冒涜されることなど、ありえません。全ての公文、宣布、儀式などをお父様と共にされました。自らされたことを、神聖冒涜されるはずがありません。話にもなりません。 

そして、悔い改めましょう。お父様のみ前で悔い改めましょう。何かより大きな計画をお持ちです。すべてを統轄しておられます。同時に、私は不足です。完全ではありません。私たちは悔い改めるべきです。「栄光の賜物」を天一国の国歌として歌いましょう。そうしましょう。サタンの悪魔的牙城を崩すなら、「栄光の賜物」を歌いましょう。サタンに面と向かって歌いましょう。もうサタンが皆さんの口を塞ぐことは出来ません。国歌を歌いましょう。フンナムで生まれた国歌を。これが天一国の精神なのです。

恥ずかしいことに、お父様の聖和後は、世界で一ケ所しか国歌を歌っていませんでした。私達が最初ペンシルベニアに来た当初、世界で唯一、私達が真正な国歌を歌っていました。とんでもないことです。それがどうして天一国ですか。天国ですか。だから、神様の祝福がなく、力がないのです。奇跡がなく、聖霊がありません。わたしを強めてくださる方(キリスト)のお陰で、わたしにはすべてが可能です。(フィリ4:13)彼らには、ありません。メシアが神聖冒涜されたので。聖書に、「憎むべき破壊者が、聖なる場所に立つ」と預言されていますが、これが即ちそれなのです。

もう一つに、「成約時代」の文字があるオリジナルの家庭盟誓を暗唱しましょう。私たちを「旧約」「新約」を通して、アダム・エバから始まった全摂理につなげてくれる家庭盟誓です。キリスト教徒とユダヤ教徒をこれ以上敵と見る必要がありません。神様に至る道を、私達と共に歩む兄弟なのです。お父様は、これを家庭盟誓第8節としてくださったのです。暗唱しましょう。何故出来なのですか。

オリジナルの天聖経を読みましょう。当然です。読んで読んで読んで読んで読ん読んでください。読んで、皆が読めるように、ネットにアッブしてください。現在、印刷されていなので、アップしてください。だれか、出来る人がいればアップしてください。すべてのページを。すべての人が見れるように。消えさせてはいけません。

お父様が残してくださったみ言葉です。読んでください。アップしてください。訓読会に使ってください。現在、組織に加わっている方は可愛そうです。皆さんの立場はよく分かります。本当に、よく分かります。階級が低く、年金と薄給欲しさに、ただ言われるとおりにしている方も、裁きの日が来たときには、どうしますか。

裁きの時にはどうしますか。その時には、月給も年金も役に立ちません。どうしますか。王様のみ前に立った時に。皆さんの世界会長の例に従ってください。私は、すべて退き、何も持って行きませんでした。皆さんも、そうしてください。退いて、独自の牧会活動を通して人を集め、真正な成婚問答のもとで祝福を受けさせてください。のっとられた組織を、これ以上恐れないでください。

組織を擁護することは、お母様を守ることではありません。陰の実力者を守っているだけです。お母様を守っていると思ったら、大間違いです。実情を知らないだけです。そして、それは皆さんの恥です。今真実を聞かされているので。私はよく、あなたは真実に耐えられないだろうと言います。真実を知りたいが、真実に耐えられない。あのおかしな映画でトム・クルーズになった気持ちです。話になりません。

天使長の祝福を受けないでください。受けないでください。お父様の成婚問答ではありません。騙されないでください。既に受けたなら、知らなかったのです。これから本当の祝福を受けてください。あの祝福を本当のものと思って、受けないでください。偽物です。天使長の手で書かれたものです。あの祝福は、受けないでください。あの祝福を受けても祝福中心家庭にはなりません。残念ですが。祝福中心家庭になるには、メシアが直接作成され、これまで全ての祝福で使われてきた成婚問答によって祝福を受けなければなりません。これを知ってください。 

そして、真のお父様に直接祈ってください。ミスター・キムとかパクとかチェではなく。真のお父様に祈ってください。皆さんの王様です。天国にいらっしやいます。あなたの真のお父様なのです。祈り、祈ってください。皆さんの永遠の命が、政治的に利用されないよう、注意してください。  

皆さんの真のお父様に祈ってください。王妃様の解放に導いてくださるよう、祈ってください。今、それが必要ですし、必ず可能だと信じます。私の内におられる方は、世にいるこ者よりも強いのです。キリストのお陰で、私たちはすべてが可能です。私たちは恐れません。真理の側にたっているので。真理を帯として腰に締め、正義をを胸当てとして着け、手には、聖霊の剣と神様のみ言葉を持ち、救いのかぶとを付け、足には平和の福音を履いて、おまえを捕まえに行くぞ。悪魔、おまえを落とすぞ! 話しは、そのくらいで良いとの意味です。夫人に少し話してもらいましょう。私は休みます。

 


■【李妍雅様】

ちょうど祈ろうと目をつぶったときに、突然呼ばれました。

 ヘンシルベニアでの牧会を始めた当時、「お父様については多く話すが、お母様はどうなのか。お母様についてはどう思うのか」という質問をたびたび受けました。このような質問をたくさん受けました。私の考えはこうです。私は、本当にお母様を愛しています。人類のためになされた事を深く尊敬します。女性の全ての罪と腐敗を蕩減されました。真のお父様に50年間侍った方が、お母様の路程について話してくださいました。この方は、父母様の長女が誕生された頃から最近まで、父母様の路程を内接見ることができました。お母様の路程についてこの方は、「女性が経験し得るすべての苦痛と苦悩と屈辱を耐えてこられた」と表現されました。 

それを一身に背負い、お父様とともにこれを解放して、勝刊されました。勝利された真のお母様でおられると信じます。韓国では、姑と嫁の関係が難しいのが一般です。離婚の理由の上位5位に姑が入るほどです。でも、私にとって真のお母様は夢にも願えないほどに、すばらしいお義母様です。いつも親切にしてくださいます。

皆さんの家庭の子女は何人でしょうか。私は5人ですが。夫は11番目の子女様です。11番目になるともう、結婚して幸せに暮らしてくれればいい、という感じです。夫のあだ名は、「ラビー」ですので、私に対しては、「あ、あなたはラビーの嫁ね。心配しないで」と、言ってくださいました。私はいつも愛され、とても幸せでした。全く不満がありませんでした。

UTSで「真の父母様の路程」を受講した際、期末論文をお父様ではなく、お母様について書きました。女性として、いつもお父様よりはお母様を近く感じました。お母様を愛し尊敬します。天正宮にいた頃、夫とお母様の関係は、とても面白かったです。夫は毎日2回、朝と夕方にお母様のお部屋へ行き、ご挨拶をしました。一度は、夫がお母様の部屋に入ろうとすると、お母様は「入らないで、今は着替えているから」と言われました。ところが、夫はそのまま入るのです。「八二-、着替えていらっしゃるのよ」と言いましたが、とまりません。

そして、「ワァ、マミー今も、とてもスレンダーですね」と言うのです。そして夫が背中をぴしゃりと叩かれる音が聞こえ、「このいたずらっ子たらあ」と言われるお母様の声が聞こえました。またあるときは、お母様がトイレにおられるのに、夫はそのまま入り、「あ、マミー、良いのが出ましたね」と言うのです。

私は、「アッパ、やめてください。プライバシーを侵しているではないですか」と言うのですが、これが彼の性格です。11番目の子女様で、息子としては末です。いつもお母様と冗談を交わしていました。その意味で、今日、何故このような内容を話すようになったか、考えてください。このように話して、私達が得るものはありません。関心を引く必要はありませんし、ただ大騒ぎをさせてみたいからでしょうか。故意に教会を危機に陥れようとするのでもありません。

では、何故でしょうか。とても重要な質問です。私もこの質問を自分に問いかけるときがあります。この問題は、真のお父様の聖和当時からのものです。それは、暗黒のときでした。しかし、夫は国進様に対してはっきり討いました。「このようなことを容認できない」と。

冠とは何でしょうか。人は栄光の象徴だと考えます。でも、お父様が「栄光の王冠」で言われたように、それは人にあざ笑われる路程なのです。たとえだれも理解してくれなくても、真理を守らないといけない路程です。お父様が冠を授けてくださったことは、何を意味したでしょうか。人に試され、お父様にさえ試されることがあっても私との約束を守れるか。それを、お父様は、問うていらっしやったのです。

夫は、お父様との約束は破れないと言いました。その理由でこのような立場をとるのだと。正直、私はこれを聞いて震えていました。私は、人に愛されないことを恐れる性格です。人に批判されることが耐えられないのです。参くの女性がそうだと思います。人に石を投げつけられると、挫折します。なのに、ちょうどそのような状況になったのです。

そこで私は、必死になってお父様にこう祈りました。「もし、夫が間違っているとお考えであれば、どうか彼の夢に現れて、教えてあげてください。私の夢に現れてくださっても、彼は説得されないでしょうから。お父様が直接説得してください。」こうして祈りながら、断食と敬拝の条件を立てました。 

そうしているうちに、思いがけないことが起こりました。夜寝ていると、夫が突然私を起こしました。私が条件を立てている期間でした。「お父様が、たった今夢に現れた」と言うのです。私は興奮して「どんな内容なの」と聞きました。間違っていれば言ってあげてくださいと言う、私の祈りとか条件については、話していませんでした。彼の夢はこうでした。車の列があり、先頭の車には、お父様と共に、夫と運転手が乗っていました。ちょうど、道が左右に分かれるところでした。お父様が夫の耳に「右に行くように言いなさい」とささやかれると、夫は「右に行け」と言い。すべての車が右に行きました。少し行ってまた交差点に来るとお父様が「こんどは左に行きなさい」とささやかれ、すべての車が、左に行きました。

お父様は亨進様をメディエーターとして使いながら、号令を出しておられたのです。この夢の話を夫から聞いて、私はあきらめました。期待していた答えではありませんでしたが、はっきりとした答えでした。

夫が言っていることは、皆さんは受け入れがたいでしょう。この説教を聞くことによって、大変な試練を経験するでしょう。私が経験したものと同じように。私たちは離れることで、得るものが何もありませんでした。もし、そのままいて、言われるとおりにやっていたなら、見頃は、「あなたは孝行な娘」だと褒められ、富と名誉など、約束されていたすべてのものを受けていたでしょう。

それでは、何故このようなことをするのでしょう。イエス様の弟子達がイエス様の死後、命がけで伝道して、十字架に逆さに架かるまでして死んでいったのは、何故でしょうか。彼らもやはり、イエス様との約束を破ることが出来なかったからだと思します。皆さん、私たちもお父様との約束を破ることができません。あまりに信頼してくださったので。どうしてそれに、そむくことができますか。皆さん一人も、お父様との約束があると思います。お母様を愛しています。救いたいです。

人は、夫がお母様を攻撃していると言うかも知れません。しかし違います。私は確信して言えます。この場に座っている誰よりも、この動画を見る誰よりも、夫がお母様を愛しています。実の息子ほど、お母様を愛せる人はいません。亨進様はお母様を愛しています。ここに座っている誰よりも。兄弟姉妹の皆さんは、夫を信じてください。苦痛なときには、苦痛を乗り越えて栄光を賛美する国歌の精神を思い浮かべましょう。どんな困難があろうと、お父様が「栄光の賜物」を書かれた時とは、比べることはできないでしょう。喜びと恵み、そしてお父様が教えてくださった「栄光の賜物」をもって、最後までがんばりましょう。

 


■【文亨進師】


天聖経163ページを拝読します。

子が現れてそれを解いてさしあげるまでは、その胸の内にしこりとなった恨をとくこともできないし、打ち込まれた釘を取り除くこともできません。釘を取り除いて愛の涙で、血肉で、それが肉となるように解いてさしあげなければならない神様の怨恨の心情を誰が解放してさしあげるのでしょうか。私の解放よりも先に、神様が開放されるべきであることを知らなければなりません。これが宗教人の追求する、究極的な解放の道だということを知らなければなりません。(187-273,1989.2.11)

私のお母さんを開放しろ! マミーを解放しろ! 解放しろ! 悪魔の牙城を砕くぞ! お母様にかけられたすべてののろいを解くぞ! 真のお父様のみ名によって、お母様を捕らえられているすべての力を砕く! もう砕かれたのだ! もうお母様に対して、権限がない。必ずや解放される。

 

■祈りましょう。(祈祷)

「お父様。お父様、私たちは今日、お父様のみ前に参りました。主よ、お父様無くしては、どこへも行けません。あなたは私達の救世主です。私たちの血と肉ではできません。努力しましたが、できません。ご期待に添えませんでした。マミーを救えません。み前に悔い改めます。お許しください。最善の努力を尽くしました。しかし、私は血と肉の人間でしかありません。私の力だけでは、どうにもなりません。わたし達は足りません。世界中ののシックが目覚めたとしてもできません。お父様の力が必要です。お父様がすべての中心でなければなりません。王様のみ前にひざまずき、あなたの民である私達を約束の地へと率いてくださるよう、お願いいたします。

その地は、王妃様が解放され、あなたに礼拝を捧げ、あなたを高め、毎日毎時慕い、永遠にともにすることのできる約束の地です。お父様、私たちはその日のことを思い、喜びます。そこに希望を持ち、喜びます。主よ、私たちの力では、何もできません。「栄光の賜物」の歌詞においては、「足らぬこの身をいかにせん」と歌われました。足りないのは、私達です。信頼していただくに足りません。しかし、お父様は力と、天地におけるすべての権限をもっておられます。

サタンの牙城はこれ以上、お母様を拘束できません。鎖が切れ、城壁が崩れようとしています。自由の香りが漂っています。お父様、あなたが平和と、贖罪と、救いをくださることを知っています。

主よ、道をお教えください。あなただけに従います。あなたのみ言葉は、わたし達の道の光、わたし達の歩みを照らす灯です。従います。主を高めます。何かあっても主のために立ち上がる霊的戦士からなる神様の軍団を編成します。主のためなら、死にます。逆さになって十字架にかけられます。あなたのために立ち上がります。神の民は自信を持つようになり、王様を高めるでしょう。

私がこのように預言します。敵であるサタンに宣言します。主よ、導いてください。聖霊で満たしてください。力ではなく、あなたの霊によって、私たちは征服者以上のものになります。主とともにアブラハム、イサク、ヤコブの宴会の席に着いて祝います。あなたと共に歌い、踊り、喜びます。お父様、愛しています。信じています。あなたは道を知っています。なさることには、理由があります。弱くなり、神様が道をご存知であることを疑った罪を悔い改めます。

今、すべてを捧げます。すべてを手放します。あなたの導きを願い、あなたと合わせます。あなたの約束と合わせます。わたし達は将来に希望を持ち、来るべき王国で喜ぶでであろうと確信します。主よ、感謝します。このすべてを祝福中心家庭であるわたし達の名、そしてあなたの尊いみ名においで折ります。アジュ。

 

(説教「神様王妃を救い給え」おわり)

 

 

●おわりに

いまは、重要な摂理的な転換点であります。

日本家庭連合の外的迫害事象は、実は「偶像崇拝」に対する神の審判であります。
パリサイ人である「韓国牧会者会」も、今や金栄輝会長が離脱し、新しい派閥をつくろうとしております。(金栄輝会長は「霊能者」に従っておるようで、注意が必要です)

しかしながら、神が定めた血統後継者は唯一不変であります。

皆様が正しく、神のみ旨の同参者として立ち上がることを祈念いたします。

祈り。アージュ

 

 

文鮮明真のお父様「世界会長就任式祝祷」PDFダウンロード↓

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連載10『成約聖徒真理伝達シリーズ』動画配信『独生女教では献金が摂理なのか?』

 

                                    Phil K

 

●『独生女教では献金が摂理なのか?』
動画(19分22秒)は以下より。

www.youtube.com

 


●以下はテキストです。

 

統一教会不正腐敗追放監視委員会」という団体で明らかにした内容です。

2017年、清平の入口に「HJマグノリアおしゃれハウス」という4階の複合文化ビルが建てられました。

 


ここは教会や修練所の用途ではありません。ベーカリー、デパート、コーヒーショップ、食堂、ビューティーショップなどが運営されています。ところが、このビルの所有者は、独生女の秘書室長の個人会社名義になっているそうです。

食口の献金で造成されたビルの所有が、個人名義で登録されている理由が何なのかわかりません。

ところで統一教会不正腐敗追放委員会」マグノリアの実体を明らかにするよう求めると、彼らが何と言ったかご存知ですか?

特に、言い訳もしません。とても簡単明瞭に答えました。真のお父様のみ言を引用しました。

「愛せ、許せ、一つになれ...。」 「与えて与えて、また与えて、忘れろ...。」

これが独生女教の信仰ですか?
静かに口をつぐんでいなさいという脅しのようですね。


家庭連合の食口は献金すれば、誰が使おうが、どのように使おうが、干渉せず黙っていなければなりませんか?

私はこれを見て本当にムカつきます。皆さんは大丈夫ですか?

献金流用の可能性を指摘すると、逆に開き直って反撃します。

「郭グループの文顯進様は真のお父様に従順に従わず、サンクチュアリ教会の文亨進様はサタンの魔法にかかって、とてつもない破倫を行っている」と喧嘩をふっかけてきます。

「盗人猛々しい」ということわざがありますね。

自分たちが質問の答えに困り果てると、マグノリアと関係のない話を持ち出し、非難の矛先を他に向けようとするのです。

 

 

                   ─  ✞  ─

 

 

独生女は韓国と世界を復帰すると大口を叩きましたが、10年間、献金摂理以外に何をしましたか?

 


はい、覚えていることが一つあります。

潘基文(パン·ギムン)氏を呼んで、鮮鶴平和賞として威勢よく賞金6千万円をあげました。

ところで、潘基文氏が神様と人類平和のためにどんな貢献をしましたか?潘基文氏は国連事務総長時代に同性愛を支持し、左派政策を取った根っからのエリート左派ではないですか?

見てください。

朝鮮民主主義人民共和国創建日に当たって、閣下と朝鮮民主主義人民共和国政府と人民に、私の熱烈な祝賀をお捧げできたことは大きな喜びだと思います。閣下に私の最も崇高な敬意を表します。」
2008年9月、国連事務総長潘基文 拝

 

これくらいのレベルなら、金正恩潘基文に人民勲章を授与すべきであり、なぜ家庭連合で賞金をあげるのですか。

真のお父様は共産主義下で拷問を受け、国際勝共連合を創設して共産主義の膨張を防ぎ、ソ連解体に導きましたが、独生女は何の根拠でこんな人に6千万円もあげるのですか?

独生女には6千万円がはした金に過ぎないかもしれませんが、献金摂理にすべてを捧げて、家まで失ったかわいそうな日本人食口20~30人に、住まいを提供できる巨額です。


真のお父様が立てられた後継者、代身者は、サタンの宮殿を離れ、アメリカの清平でタイニーハウスに住んでいます。

真のお父様が3代王に立てられた文信俊様はアルバイトで仕事をしました。お小遣いを稼いで本も買って、インターネット講義も聞いて、両親にプレゼントも買ってさしあげたそうです。

ところで、天正宮独生女の王子様やお姫様たちはどう暮らしていますか?

欲しいものはすべて持つことができ、話すだけですべてが解決しませんか?

信徒たちは年齢や上下を問わず、前でペコペコ頭を下げながら良く侍っていますか?

王子様とお姫様はそのように生きるのが当然だと思いますか?

そのように成長しているとすれば、これから世の中をどんな目で見て、どのように生きていくのでしょうか? 

心配です。

 


                   ─  ✞  ─

 


今や家庭連合は急速度に没落の道を進んでいます。安倍元総理の殺害事件で日本の家庭連合は存立自体が難しくなっているのが実情です。

社会の目と耳は、狙撃犯個人の犯罪を越えて、哀れな青年を破綻させ、怪物にさせた家庭連合の献金搾取に集中しています。

しかし、実は、家庭連合の立場から考えると悔しい面もあるでしょう。

家庭連合で安倍元総理を殺害したわけでもなく、暗殺犯に指示したわけでもないからです。

ただ、殺害動機が献金のせいで恨みが積もり、復讐したかったと言っただけなのに、殺害犯のその一言で日本と韓国の家庭連合が、すべての非難を集中的に受けるとは、物事がこんなにもこじれることがあるのでしょうか?

しかし、あまり悔しがらないでください。それは雀の涙にしか値しません。

真のお父様が生涯に渡って育まれた摂理教会である統一教会のすべての基盤を独生女が破壊しているではないですか?

真のお父様が血を流して探し出された祝福家庭を、独生女の聖酒でサタンに全て奪われてしまったではないですか?

36家庭から4億双まで復帰された血統をすべて失いました。

本当に悔しい方は神様と真のお父様です。

それで後継者は2015年から神の審判を警告しましたが、皆さんは無視したではないですか?

 

 

                   ─  ✞  ─

 

 

 

 

家庭連合の食口の皆さんは、誰もが記憶されていると思います。

文國進様が財団理事長として在職していた当時、長期計画を立て、日本教会の借金を清算することに注力されました。文國進様の経営戦略で韓国企業の大部分が赤字から黒字に転じました。

2009年8月20日、統一グループの文國進会長のインタビュー内容です。


「2005年に統一グループ会長に就任した彼は、資産規模1300億円の中堅グループを革新しました。2004年の営業損失40億円、負債比率767%の赤字企業集団を2008年の営業利益40億円、負債比率184%に変えました。」

 

文國進理事長は教会史上、初めて透明性を導入しました。グループの傘下機関に自分たちの行動に対する責任を負わせるようにしたのです。

公金を流用すれば、お金をあげませんでした。当時、韓国協会は日本から財政的に独立しました。誰もが記憶されていると思います。

 

李妍雅天一国2代王妃の説教を見てみましょう。

 

<天の宣布(2015年2月8日)57:49 - 1:00:26>

www.youtube.com

 

 

「たぶん、日本教会の借金の状況を少しは知っている方もいると思いますが、日本には教会の借金があり、個人の借金が存在します。國進様が日本にいながら、長期計画を立てて、日本教会の借金を清算することに注力されました。

そして2012年には日本教会の借金を半分ぐらい返せる状況に引き上げました。

その報告を聞かれた真のお父様はとても、とても喜んでいらっしゃいました。

また、その当時の韓国食口が誇らしいと言いたいです。なぜなら、日本から財政的に独立した誇らしい韓国教会の食口の姿だったからです。

そして今、現時点では、昔の元のシステムに再び変わってしまったと、遠くで聞くことしかできませんでした。

礼拝の準備をしながら、実は私は泣きやむことができませんでした。まるで教会のために犠牲を甘受したその日本食口の魂が私と一緒に泣いているようでした。

私の上に降りかかって来るようでした。それで流れる涙をこらえることができませんでした。そうです。私たちは彼らの犠牲を正当化してきました。

「日本は母の国でしょ。だから世界中の子供たちを支援するのが当たり前なんじゃないの?」というふうにです。

しかし、父だという国が、長子だという国が、娘だという国が、母に40数年間も犠牲を強要しますか?これは一体どういう家族構成ですか?

これは本当にキリストの体と呼ばれる信仰者の集まりですか。

私たちの信仰の兄弟が苦痛を受ければ、その苦痛は私たちのものではないですか?まさに、主が私たちに教えてくださったことではないですか?

考えてみてください。真のご父母様は「解放釈放時代」を宣布されました。だからこそ、日本食口は解放され、釈放されなければならないと思います。」



それで、無能で貪欲な天使長幹部たちは、文國進財団理事長の敵になりました。

残念ながら、真のお父様が聖和された後、文國進、文亨進、2人の息子は韓氏オモニと天使長勢力によって追い出され、去らなければなりませんでした。

運営の自由を与え、実績に対する責任を問う財団理事長の運営方針に、不安と不満を感じた天使長勢力が、韓氏オモニをそそのかし、謀略を企て、2人の息子を追い出しました。

お二人がアメリカに発たれた後、すべてのことは以前と同じように元に戻されました。

その後、日本の献金摂理はさらに強化し、結果的に今日惨事が起こったのです。

 

今や家庭連合は、独生女と天使長集団の天国に再び戻ることはできないでしょう。

食口の膏血で富を築いた邪悪な天使長幹部たちは、今やお金の出どころが途絶えてしまったことに気付いています。彼らはメシアのみ旨を裏切り、お金と権力を握っている独生女を選びました。

そして食口には統一家の功臣であるかのように君臨し、搾取の先頭に立ちました。天使長幹部勢力が過去に真のお父様に従い、どれほど功績を積んだか、開拓伝道に行き、お腹がすいて犬の餌を奪って食べた過去があったかなどは重要ではありません。

彼らが現在どのような姿で暮らしているかが重要なのです。

なぜなら、彼らの蓄えた資産が教会の献金搾取とつながっているなら、それは犯罪です。社会的にも犯罪であり、天法の前でも責任を免れる道がありません。

 

 

                   ─  ✞  ─

 


家庭平和協会もやはり公金問題においてはきれいではありません。

 


郭錠煥氏と文顯進会長は天文学的な公的資金を無断で自分の手中に入れました。

公的資金もやはり、食口の汗と涙で濡れた献金で造成された公金です。

それにもかかわらず、家庭連合が窮地に追い込まれると、郭錠煥氏は急に現れて記者会見を自ら行い、13年前に自分たちが献金摂理を止めるために努力したと主張しました。図々しいですね。

彼らがCARPなどの責任を担当している時、万物復帰という名目でファンドレイジングチームを運営しました。若者たちに募金活動をさせ、2年間で数百万ドルを集めました。2年間続けたということは、訓練とは見なせないのです。これはビジネスです。


青年たちにファンドレイジングをさせ、お金は自分たちが取りました。

「他人の念仏で極楽参り」いうことわざがありますが…。真のお父様が文顯進会長を罷免され、文亨進様を世界会長に任命した後、亨進様はファンドレイジングを中断させました。

ところで、家庭連合が少しぐらついているようなので、いきなり現れて、その隙を狙って記者会見をするんですか?

真のお父様に逆らって公的資金の所有権を奪取して出て行った人が、家庭連合をとがめる資格がありますか?


しかし、覚えておくべき明らかな事実があります。この事実は否定できません。

文亨進様は再臨主である文鮮明真のお父様の後継者であり相続者です。すべての教会の資産は後継者の管理下に移転されるのが原則です。

しかし、摂理の中心存在は、サタンが侵犯した基盤に未練を持たず分立されました。

金の牛を偶像として侍り、その下で踊る者たちは豊かさと権力だけが摂理でありみ旨なのです。

物質だけを崇拝する彼らの行動を止めることはできませんが、結果に対して天は必ず責任を問うでしょう。

 

そのような混乱の中でも、独生女は清平団地を韓国のバチカンにするという考えを捨てないようです。

日本の献金は途絶えても工事は続けるでしょうし、独生女や幹部たちは豪華な生活をあきらめようとはしないでしょう。

独生女は天苑団地を完工することが摂理歴史の完成であり、天国が成就すると主張していますね?

あきれますが、大理石の豪華宮殿を建て独生女が入って暮らすのが摂理の完成だと主張するなら…、また、独生女教の信徒たちもそう信じるなら、これは仕方ないですね。

どんな犠牲があっても、ずっと押し進めることでしょう。

今、家庭連合で建てている天苑宮は、神様の宮殿ではなく、バベルの塔です。

 

統一教会の事態で、日本から韓国本部に送られる献金はほとんど遮断されました。

日本家庭連合は存立さえ危うい事態になりました。

今後、真のお父様が造成された摂理基盤、土地と建物と事業体を手当たり次第に売却しようとするでしょう。

ところで、全て売却したとしても、来年までに天苑宮の完工が可能でしょうか?

 

これからは韓国の家庭連合食口が、天苑団地建築献金と家庭連合の運営費を担当すればいいですね。

毎月、数十億円から数百億円が必要でしょうに... 独生女教の信徒たちは信仰者ですよね?

6000年ぶりに現れた女性メシア、母なる神、実体の聖神に仕えているので、ためらう必要もないですね?

 


                   ─  ✞  ─

 


これで天使長たちが本当に独生女に従うかどうかを判別できるようになりました。映像を見ると、独生女の短い演説が終わると、皆が起立して感動した顔で熱烈に拍手していますね。

前列に立って、手の平から火が出るほど拍手した幹部たちの顔をはっきりと見ました。

今後、彼らの行動を見守ることにします。

結局、天使長たちは自分の通帳に入ってくるお金が途絶えれば、荷物をまとめて素速く逃げる人が現れるでしょう。

見ていてください。船が沈没しているので、最後の瞬間に素速くお金を懐に入れて去ろうとするネズミのような幹部はいないでしょうか?

 

独生女と天使長幹部たちは、すべてが自分の思い通りに、ずっとうまくいくと思ったことでしょう。

あなたたち!メシアを裏切ったという事実を忘れないでください。

独生女と真のお父様が一体だと嘘をつかないでください!

神様と人類のために十字架の路程を行かれた真のお父様まで食口を搾取する詐欺師にしないでください!

あなたたちが真のお父様が血と汗を流して育んでこられた摂理教会、統一教会を犯罪集団にしたのです!

 

真のお父様は日本食口の献金を世界摂理のためにすべて投入されました。

ワシントンタイムズを創刊してアメリカの左傾化を防ぎ、世界の首脳を招待して平和世界に導くようにし、中国に投資して和合開放に導き、ソ連ゴルバチョフに会って共産主義解体を導きました。

金日成(キム·イルソン)に会って南北平和を推進し、南米パンタナールを開拓し、国際平和高速道路を推進して…、ベーリング海峡トンネルプロジェクトを推進し…中東平和を導き…恩讐となった宗教宗団の指導者を招いて宗教和合運動を主導し…すべてが神様のみ旨と人類救援と平和世界のための摂理でした!

数千兆円を払ったとしても不可能な、偉大な摂理を導かれたのです!

 

ところが、独生女と天使長詐欺師たちが、摂理をすべてひっくり返してしまいました。だとすれば、献金を集めるべきではないですね。

ところが貪欲な者たちの裏切りにより、真のお父様まで献金でぜいたくする人に作り上げてしまったのです!

聖和の後、「真の父母は一体だ!オモニのされることは真のお父様が共にされることだ。」このように詐欺を働いたのです。

無慈悲に献金を強要し、宮殿を建て独生女を偶像化し、天使長幹部たちが自己の貪欲を満たしました。


独生女とその周囲に寄生するサイコ天使長集団の犯罪によって、神の解放と人類救援のために、血と汗と涙の路程を歩まれた真のお父様の摂理を台無しにしてしまいました。

真のお父様が邪悪な詐欺師たちと同じ扱いを受ける現実がとても悔しいです。

真のお父様がそんな方ではないということは、あなたたちもよく知っていますね!

しかし、天使長たちが真のお父様の人類救援事業を不名誉なものに作りあげてしまいました!

天使長幹部たち!

今、彼らは一体、いくらの家に住んでいますか?

生涯、正直に献身して生きてきたという貧乏人たちが、なぜソウルにビルを持っているのですか。これは間違っています!

真のお父様の名前を売って犯罪行為をしたのではないですか?

このような構造で、第2、第3の山上が出ないという保証はありますか?

 

正義を離れた家庭連合に神様の公義の審判が始まりました。

家庭連合の皆さん、もう目を覚ましてください!

真のお父様は私たちのそばで役事されています。

 

「主は怒ることおそく、力強き者、主は罰すべき者を決してゆるされない者、」

(ナホム書1:3)

 

(『独生女教では献金が摂理なのか?』おわり)

 

 

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