「家庭連合」の研究

すべての成約聖徒は三代王権に帰りましょう!

●真の父母は、ユダヤ教・基督教の伝統の基に使命を果たされます。「聖書」と「原理講論」に帰り、成約聖徒としての使命を全うしましょう!

統一聖殿ONLINE教会の2025年6月1日午後9時の「オンライン日曜礼拝」配信に関するお知らせ

 

愛するSOC家族の皆さまへ

いつも動画を視聴して頂き、ありがとうございます。
皆さまの温かい応援に心から感謝しております。

今週、6月1日(日)に予定されている礼拝は、健康上の理由でやむを得ず休むことになりました。
ライブ礼拝の配信をお待ち頂いている皆さまには申し訳ございません。

次回のライブ礼拝配信は6月8日(日)に行なわれる予定です。
ご理解頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。

SOCチーム一同

祈り。感謝します!

 

 

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連載04【お父様尻尾論と六マリヤ】なぜ姜賢實女史は【真の母】の位置に就任したのか?

 

■はじめに

統一教会史上の最も解明の困難な難題の一つが、なぜ姜賢實女史が真の母の位置に就任したのか? であります。

韓鶴子真の母が、第三の母として1960年から、真のお父様を立派にささえ、今もなお【天の父母様聖会】を主導し、壮麗な【天苑宮】を建設し奉献したではありませんか。
聖霊を否定する人は地獄に墜ちますよ!】このような非難の声が聞こえてくるわけであります。

本当にそうなのでしょうか?

否、否、否! 真実はまったく違います!
韓鶴子総裁が天一国を主管して意味不明の【初臨独生女】に就任したことを、真のお父様は霊界で喜んでおられると思いますか。
真のお父様は、霊界で【ぼうだの涙】を流していらっしゃいます!

最初の疑問から解決したいと思います。
韓鶴子女史は第三の真の母なのか? という疑問です。実はこれは違います。
文ヨナ様の講話の中でも明言されたように、第二の母と呼ばれた金明姫氏は、特別な使命をもって日本に密入国して日本の男性と関係を持ちます。従来これは、看守から強姦されたと説明されてきましたが、事実は違いました。帰国後準備されていた式典を、真のお父様は取り止められたのです。
結果的に、金明姫女史は、第二の真の母ではなかったわけです。
したがって、韓鶴子女史が第二の真の母となるわけです。

前回の配信講義の総括になりますが、韓鶴子総裁が【基元節】以後に実施した内容は神の摂理にかなったことだったのでしょうか。その回答は「否」です。以下にまとめてみます。

一、永遠不変の真理体系【統一原理】を棄却したこと
(日本の教理研究院は【独生女論】を補完理論にして誤魔化したいようですが、それは間違いです。両者は完全な【二律背反理論】です。)
二、再臨主を神聖冒涜し、自らを【初臨独生女(女性メシヤ)】としたこと
(【六マリヤ論】で説明したように、救いは再臨主から始まります。その対象は全ての堕落圏の女性であります。男性メシヤと女性メシヤによる【二元論的救済論】は、まったくのデタラメなわけです。)
三、文師の直系男子の血統相続を否定し、真の父母は一代限りとしたこと
この内容は「イエスの十字架」に匹敵する恐るべきサタンの戦略です。再臨主の王家の直系相続を韓鶴子総裁は「根絶やし」にしようとしているわけです。)

上記の三点で、韓鶴子女史が、なぜ真の母の位置から離脱したかという理由はあきらかです。

それでは今回の本題に戻ります。

■第一の講義 姜賢實女史に【真の母】の要件があるのか。
第一の要件:「天法遵守」

次のパネルをご参照ください。


●妻の位置が【韓鶴子女史】となっているのを【姜賢實女史】と置き換えてこのパネルを検証してください。

■第一の要件:天法遵守

韓鶴子女史は、天法である【統一原理】を、生涯守り抜くことはできませんでした。
鮮文大学の教授が人間の頭で創作した【独生女論(真の父母論)】を振りかざし、真のお父様が天の啓示として解明された永遠不変の真理体系【統一原理】を、いとも簡単に地に投げ捨てました。

姜賢實女史は高麗神学校で学び、キリスト教伝道師となった女性です。つまり聖書に精通し【統一原理】の御言の真理性を深く理解し、体恤していたわけです。
真のお父様との出会いも劇的です。1952年5月10日、真のお父様が一年の歳月をかけ執筆した【原理原本】が完成した日に、姜賢實女史は、釜山のボンネッコルを伝道のために真のお父様を訪ねているわけです。

姜賢實女史は、生涯、真のお父様が解明された永遠普遍の真理体系である【統一原理】を信奉し守護したのです。

 

■第二の講義 姜賢實女史に【真の母】の要件があるのか。
第二の要件:真のお父様への「絶対服従

 

■第二の要件:真のお父様への絶対服従

韓鶴子女史は生涯、真のお父様への「絶対服従」を貫くことができませんでした。この「絶対服従」の基準は、真のお父様が地上に生を受けている間に止まらず、生涯、自分が聖和する時まで貫かなければならないものです。

前回講義であきらかにしたように、韓鶴子女史は、こともあろうに、真のお父様が在世中の2012年に、【文鮮明先生御言選集】の改竄という決定的な罪を犯してしまいます。さらに、お父様がソウル聖母病院で闘病中の2012年8月23日には、聖典再編の指示を幹部に行っております。
真のお父様は、2010年2月7日に、神様に「八大教材教本」制定最終報告を行い奉献儀式を挙行しております。この【八大教材教本】は私の遺言であるという御言もございます。結果的に、韓鶴子女史は真のお父様への反逆を行った事実は、あまりにも明らかです。

一方、姜賢實女史は、ほとんど信徒のいない釜山ボンネッコル時代から、一貫として真のお父様をささえ続けてきた最も愛するべき直弟子の女性であります。真のお父様は御言で次のように証言しております。

●真のお父様の証言その1
『姜賢實はかわいそうですね。80になり、老いても先生についていくのは辛いはずですが、それでも先生についてくる姿は立派です。私が尊敬するというのです。』(425-95,2003.11.8)

真のお父様の証言その2
『姜賢実は、「統一教会」の女性たちの中で一番の先祖です。先生に最も侍ってきました。』(573-260.2007.8.24)

真のお父様の証言その3
『女性として、「統一教会」の生きた歴史を代表できる人物は、姜賢實しかいません。』(591-293.2008.6.1)

●真のお父様の証言その4
『姜賢實は、実収、実績では「統一教会」でナンバーワンではないですか。先生の秘密をよく知っているでしょう?(「はい」)。あなたほど知っている人はいないではないですか。ですから、先生が下種(げす)なのか礼儀正しい紳士なのか、先生について気になることは、姜賢實から学ばなければなりません。』(429-215,2003.12.27)

実に困難な(キリスト教徒の大迫害)大邱で開拓伝道を勝利させ、今日の統一教会の骨格を築いてきた第一の功労者こそが姜賢實女史なのです。真のお父様への一貫不変の「絶対服従」の姿勢は、上記の真のお父様の御言で証明されているとおりです。


■第三の講義 姜賢實女史に【真の母】の要件があるのか。
第三の要件:血統後継者への「母子協助」


さて第三の要件は、直系血統後継者に対する「母子協助」です。
韓鶴子女史は、文鮮明師の王の裁定を受けた直系男子(文亨進様)に対して、【基元節】後に真の父母の代身者として戴冠式を挙行しなければならなかったわけです。

そして、無原罪の二世圏子女様に侍り、すべての権能と万物を捧げなければならなかったのです。ところが、自分を女性メシヤに格上げし、私こそが文鮮明師の後継統治者であり、文鮮明師の摂理的失敗を完成させたのは、【初臨独生女】である私の勝利だと内外に宣布してしまったわけです。
これほど、無残な敗北はありません文鮮明師に対する神聖冒涜の罪を犯し、真の血統後継者の道を塞ぎ、再臨主の血統を根絶やしにする大罪を犯してしまったわけです。

一方、姜賢實女史はどうだったのでしょうか。
姜賢實女史が米国ペンシルベニヤの世界平和統一聖殿(サンクチュアリ協会)の文亨進様のもとに帰還したのは、2016年12月21日であります。

 

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その後、文亨進様が文鮮明師の血統後継者であることを内外に宣布する説教を行います。それが以下の動画です。

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姜賢實女史が、そもそも韓鶴子女史の「アボニムは16歳でイエス様から召命を受けて原罪を清算したが、私は生まれた時からの独生女だ。」発言をうけて、家庭連合を去る決意を固めたわけです。それを実行した日が2016年12月21日でした。
それに対して、姜賢實女史が渡米した連絡を受けて、韓鶴子女史が激怒し対抗して語った発言が、『私は無原罪の独生女である』『文鮮明師の現在を拭ったメシヤであり神である』『真のお父様は原罪誕生。なぜならお父様には兄弟がいる』という公式発言(2016年12月25日)なわけです。

つまり、2016年12月こそが、韓鶴子女史が文鮮明師にたいする神聖冒涜の罪を確定させ、姜賢實女史がそれにかわるという、真の母の就任の善悪交叉の十字路となってしまったことがわかります。

 

【姜賢實女史】は既にお父様から指示をうけて(2012年7月)、姜賢實の名前を【康賢實】としておりました。
文亨進様は真のお父様の霊界からの指示で霊肉界における完成級の真の御父母様聖婚式を挙行します。

●それが2017年9月23日の天地人真の父母様天宙完成祝福聖婚式』であります。これが【真の基元節】を取り戻す「長成期」の条件となりました。
●つづいて開催されたのが、2018年2月28日の『天宙天地人真の父母様天一国生命の書入籍祝福式』です。これらは(【真の基元節】を取り戻す「完成期」の条件となりました。

 

次に紹介する動画は、姜賢實女史の聖和(2019年3月6日pm5:41)前に、姜賢實お母様が韓鶴子女史に送ったお別れの言葉であります。

 

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■第四の講義 姜賢實女史に【真の母】の要件があるのか。
元日本家庭連合総会長、劉正玉先生の説教における証言


劉正玉先生は、韓国の長老牧会者の中でもお父様の側近中の側近の一人であります。
日本教会総会長も務めた日本通でもあります。

01)慟哭しておられるお父様(2019年2月10日)

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02)オモニがアボジを選びましたか?(2019年2月10日)

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■第四の講義 姜賢實女史に【真の母】の要件があるのか。
エス様が2000年間に「成約聖徒」のために準備していた奇跡の黙示


聖書全66巻の最終巻は、誰もが知る【ヨハネの黙示録】であります。
この書は、キリスト教の歴史の中で、多くの神学者が解明を試みましたが、もちろん定説は一つも存在しません。つまりいまだ解明されていないのです。
それもそのはず、【ヨハネの黙示録】は再臨主聖誕後の預言であったからです。
そして、再臨主聖誕から、【統一原理】解明、そして成約聖徒の祝福(14万4千の聖徒の預言)までは、【原理講論】にも解説があるわけです。

 

1わたしはまた、御座にいますかたの右の手に、巻物があるのを見た。その内側にも外側にも字が書いてあって、七つの封印で封じてあった。 2また、ひとりの強い御使が、大声で、「その巻物を開き、封印をとくのにふさわしい者は、だれか」と呼ばわっているのを見た。 3しかし、天にも地にも地の下にも、この巻物を開いて、それを見ることのできる者は、ひとりもいなかった。 4巻物を開いてそれを見るのにふさわしい者が見当らないので、わたしは激しく泣いていた。 5すると、長老のひとりがわたしに言った、「泣くな。見よ、ユダ族のしし、ダビデの若枝であるかたが、勝利を得たので、その巻物を開き七つの封印を解くことができる」。(5章1節~5節)

上記の第五章は再臨主による【統一原理】解明の黙示です。そして第七章が14万4千人の祝福編成の預言です。更に困ったことに、第七章以後の解明が統一教会においてすら公式的になされてきませんでした。
ところが、【世界平和統一聖殿】所属の教会から【成約聖徒のためのヨハネの黙示録という本が出版されました。これは成約時代全般に対する預言解明です。

そして、ここが大切な点ですが、ヨハネの黙示録】の第十二章に、なんと【姜賢實女史】が真の母になる預言が存在するのです。
ヨハネの黙示録】は、文鮮明師の生涯路程に止まらず、文亨進二代王、文俊信三代王の三代王権の黙示であったのであります。

ここで、黙示録の詳細な解説はできませんが、ぜひ興味のある方は以下の本を参照していただきますことを切にお奨めします。

●詳細は以下の『成約聖徒のためのヨハネの黙示録解明』を購入しお読みください。

●「google」で「ヨハネの黙示録解明」と検索下さい。

 

■おわりに

今回は、成約信徒全体に、もっとも不可解な難題であります【姜賢實女史】の真の母就任ついて解説いたしました。

ただし、【姜賢實女史】が真の母に就任したのは、もともと真の母の要件を具備していたからではなく、その大前提に【韓鶴子女史】による真の母の位置喪失の失敗があったからであります。
そして、上記四つの要件講義ではふれられなかった一番重要な条件がございます。

それは、【姜賢實女史】が文鮮明師に選任された【六マリヤ】の一人であったことであります。つまり、【六マリヤ】は万が一【真の母】がその使命を果たせない場合のために準備された女性たちでもあったという事実です。

文亨進様は、文鮮明師の天宙聖和式以降、約5年もの間、実の母であられる【韓鶴子女史】が三代王権の基に復帰されることを待たれました。

文亨進様は毎週水曜と日曜の礼拝精誠を捧げられながら、韓鶴子女史の帰還を待ちました。しかし、条件期間が経過するとともに真のお父様の指示の基に、【姜賢實女史】の完成級の聖婚式を挙行したわけです。

実際問題として、消滅していた【真の父母】が、【姜賢實女史】の信仰精誠で復活し勝利奉献が成し遂げたられたことに、成約聖徒は心から感謝を捧げなければなりません。
もはや、【家庭連合・天の父母様聖会】【真の父母】は存在せず、巨大な金の子牛である【天苑宮】奉献以後は、一気に坂道をかけ墜ちる如く、滅亡の道をたどらざるをえないのであります。

多くの成約聖徒の皆様が、この真実を悟り、三代王権に帰還していただきますことを心から祈念いたします。

祈り。アージュ

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連載03【お父様尻尾論と六マリヤ】なぜ韓鶴子女史は【真の母】の位置を喪失したのか?

●はじめに

前回の講義は【六マリヤ論】でした。
再臨主聖誕からの人類復帰歴史において、総仕上げともいうべき【血統転換問題】の、最後のピースが【六マリヤ】の精誠であったわけです。

この【六マリヤ】の聖なる女性たちの精誠なくして、堕落した人類の【血統転換の道】は切り開けず、再臨主の使命は果たされなかったわけです。つまり、人類始祖アダムとエバの性的淪落問題から始まった人類歴史は、終末時代において、真のアダムによる性的血統転換によってこそ、すべての堕落エバ救済の道が開かれたわけです。

一人の再臨主を基点として堕落エバ【代表的六マリヤ】が救済され、血統的に転換されたエバによって、すべての堕落アダム(堕落天使長)が復帰されるわけです。この内容こそが、【原理講論】執筆段階では記述することができなかった、最後の【血統転換】の奥義であったわけです。

さて、今回は【なぜ姜賢實女史は真の母になったのか】について解説する予定でしたが、その前段階として、【なぜ韓鶴子女史は真の母の位置を喪失したのか】について語りなさいと霊的指示を受けました。
そこで、その内容について解説することといたします。

■解説視点その1:摂理的に重要な【神様王権即位式】と【基元節】

次の一枚のパネルをごらんください。


2001年1月13日の【神様王権即位式】の意義は、再臨主であられる文鮮明師の縦横八段階完成(真のアダム完成)の土台で捧げられた、人類歴史上二度とない再臨主の絶対的勝利確定の式典でした。【神様王権即位式】奉献勝利であらわれた内容を以下にまとめます。

【神様王権即位式】前後の摂理的転換内容
01)第一番目にあげられるのが天一国宣布】です。成約聖徒の国ができたのです。
02)第二番目が【祝福家庭が自分の名前で祈る時代】(1999.9)が到来します。
03)第三番目が【父子協助時代宣布】(2000.11.11)です。これは、直系男系子女の後継者選定時代に入ったことを意味します。
04)第四番目は【基元節】を2013年1月13日と確定宣布(2005.9.2)したことです。


この勝利の土台の上で捧げられなければならないのが、2013年1月13日に定められた【基元節】であったわけです。基元節の根本意義は「完成されたアダムと完成されたエバの完成期の祝福聖婚式」です。
つまり、この【基元節】の主役は、【完成されたエバであったわけです。真のお父様は韓鶴子女史がまだ3%完成していないという御言をたびたび語られております。

次のパネルを御覧ください。



真のお父様の八定式の勝利奉献は、【縦横の八段階】勝利奉献でした。ところが真の母として完成する条件は、横的八段階(祝福家庭の編成)は主体格の真のお父様の勝利で免責となり、【心情的縦的八段階】の最後の【神の夫人】となることで完成できたわけです。

ところが、韓鶴子女史は、【基元節】までに、この完成条件を勝利できませんでした。

 

■解説視点その2:なぜ【基元節】までに勝利できなかったのか。

韓鶴子女史が【縦的心情的八段階】勝利奉献のための指標を解説している以下のパネルを御覧ください。



上記のパネルをもとに、韓鶴子女史の失敗を解説します。

第一の失敗文鮮明先生御言選集改竄(かいざん)指示
⇒上記パネルの「天法遵守」「真のお父様への絶対服従」に対する失敗。

2012年4月、韓鶴子女史は金孝律氏とソウルの成和社を訪れ、2012年発行の『文鮮明先生御言選集』22巻の改竄(かいざん)を指示します。
この事案は、22巻の改竄前の本と、改竄後の本が同時に存在し、証拠が確定していることから言い逃れができません。
文鮮明師聖和の約半年前のこの事案は、神と真のお父様に対しての反逆を確定させたもので、どれほどの心痛をもたらしたかは、想像することすらできません。

⇒2012年7月16日【アベル女性UN創設大会】(韓国・清心平和ワールドセンター)文鮮明師最後の講演における「オモニは私が育てたよ。オモニはいない。文総裁の妻の位置はいません。」という発言につながります。


■第二の失敗文鮮明師が入院中の危篤状態の時に【聖典再編】を側近幹部に指示。
⇒上記パネルの「天法遵守」「真のお父様への絶対服従」に対する失敗。

2012年8月23日、文鮮明師がソウル聖母病院に入院中(祈祷状態)に、側近幹部に従来の真のお父様の遺言である【八大教材教本】とはまったく別の聖典(【天一国三大経典】)編成を指示していたことが分かっています。

赤本の改竄(かいざん)【天聖経】【平和経】の出版記念会が2013年6月10日ですから、どうしてこんなに早いタイミングで聖典が出来上がってきたのかという謎が解けます。

韓鶴子女史は、真のお父様が危篤状態にあるときに、既に【初臨独聖女(女性メシヤ)】による天一国統治を構想し、着実に準備していたことがわかります。

 

■第三の失敗:偽りの【基元節】の挙行

本来の【基元節】の意味は、「完成したアダムと完成したエバの完成級の祝福聖婚式」であります。たとえ真のお父様が聖和されていたとしても、霊界におられる真のお父様と地上におられる韓鶴子女史との間で、完成級の祝福聖婚式は可能であったはずです。

ところが、既に解説したように、「天法(統一原理)遵守」ができず、真のお父様の御言改竄(かいざん)という反逆行為を犯してしまった韓鶴子女史が捧げた【基元節】は【偽りの基元節】となってしまいました。それどころか、この【基元節】の本来の意義をねじ曲げ、自らの【初臨独生女就任式典】としてしまったのであります。

■第四の失敗:【二代王戴冠式】の不履行

しかし、真のお父様は、この事態を見越したように、韓鶴子女史救済の最後の切り札を準備していました。
以下のスライドをごらんください。


上記のパネルを解説する御言を紹介します。

文亨進様御言
『皆さんがご存じのように、2007年の天正宮での訓読会のときに、お父様はとても具体的なみ言を語られ、「お母様は2013年6月13日までに自分を完成しなければならない」とおっしゃいました。ところが、この2013年6月13日はお父様が聖和されたあとです。あとなのです! 多くの姦通者たちと天使長たちが、いつも「真の父母は一つだ。お母様とお父様は一つだ」と言いますが、お父様がみ言の中で「お母様は完成していない」とおっしゃったのです。』(文亨進様説教集「沈黙を破って」91頁)

なぜ、真のお父様は真の母の完成期限を【基元節】の2013年1月13日ではなく、その5ヶ月後の2013年6月13日と語られたのでしょうか。これは、ほとんど人智では理解不能な謎であったわけです。

それを解く鍵が、上記のパネルに示されている【二代王戴冠式であったわけです。

母は直系子女を立派に父の後継者として立てるべき使命がございます。その総決算としての行事こそが【二代王戴冠式であったわけです。そしてその挙行時期が、【基元節】の5ヶ月以内でした。

原理的にも、堕落圏から召命された堕落エバである韓鶴子女史が、血統転換を果たして生誕した七男・文亨進とその相対であられる李ヨナ様の御夫妻は、堕落圏と無縁な祝福二世家庭なわけです。そうなりますと、当然、天的な意味において韓鶴子女史は直系子女に侍らなければならず、真のお父様が築いた【天一国】の全権、全万物を無条件で相続してあげなければならなかったわけです。

総括しますと、もし韓鶴子女史が【二代王戴冠式を挙行していたならば、今までのすべての罪を清算し、真の母としての位置に復帰することができる条件が成立したとみるのです。

けれども、結果は無残な失敗に終わりました。
韓鶴子女史は、自らが天一国の女王【初臨独生女】になり、のちに【天の父母様聖会】を立ち上げ、シャーマン宗教設立で清平におけるすべての富と権力を手中にしようと目論んだわけです。その際に、もっとも邪魔になる直系男系子女様を徹底的に排除してしまいました。(【三代王権抹殺の罪】

結論して、現在の【家庭連合・天の父母様聖会】は、韓鶴子総裁が、サタンの三大試練に勝利出来ずに、富と権力を手中に収めた結果の、異端の宗教団体に転落していたのです。

■おわりに

次の一枚の写真を御覧ください。

上記の写真は、長男・文孝進様の二番目の妻ヨナ様の長男(つまり三世圏)が韓鶴子総裁にひざまずいている式典の様子です。
韓鶴子総裁は皇族圏の中心者を文孝進様の血統と定めましたが、これは、王権の相続ではございません。まったくの茶番劇なわけです。

韓鶴子総裁が長男・文孝進様の血統を皇族圏の中心者としたことも、致命的な失敗ですが、もっと最悪なことが、【天一国】統治の実権が直系子女様には存在せず、韓鶴子総裁の聖和後に天一国最高委員会】に移行されることです。

つまり王権相続の意思が【天の父母様聖会】にはまったく欠落しているわけです。
韓鶴子総裁は、自分の代(真の父母は一代)が安泰であれば、それでいいわけです。


結果的に韓鶴子総裁の定めた【天一憲法】では、自ら意図しているいないに関わらず、文家の血統が根絶やしになってしまうのは時間の問題であろうと思われます。
メシヤの血統を根絶やしにすることは【天の父母様聖会】を使い、イエス様を十字架の死に追い込んだに等しい、サタンの最終的な戦略であったわけです。

多くの成約聖徒の皆様が、この真実に目覚め、本来の三代王権に帰還していただけることを切に祈念いたします。

祈り。アージュ

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