「家庭連合」の研究

すべての成約聖徒は三代王権に帰りましょう!

●真の父母は、ユダヤ教・基督教の伝統の基に使命を果たされます。「聖書」と「原理講論」に帰り、成約聖徒としての使命を全うしましょう!

「5つの提言」提出後、私の周りで起こった顛末。  (徳野英治会長への5つの提言・3回連続その2)

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徳野英治会長への5つの提言(2)
「5つの提言」提出後、私の周りで起こった顛末。

 

●●●はじめに

前回は、徳野英治会長に提出した「5つの提言」の内容を紹介しました。

予想以上に「家庭連合」の皆様からの賛同が多かった事にたいへん驚きました。

今回のテーマは、徳野会長に「5つの提言」を提出した後、私の身に起こった悲しい顛末です。

(実は「5つの提言」は教会改革では「実」を結びませんでしたが、私に「家庭連合」の本質を覚らせるという意味では立派に「実」を結んだのです。)

ただ、本題に入る前に、「家庭連合」の一般的な教会では、「壮年部長」が、どんなに重要視(?)されている「役職」であるかを解説します。

ここに根深い「家庭連合」改革のヒントが見えてくるからです。

 


●●●第一章
「壮年部長」の教会内序列は30番目?


●「教会長」の序列は13番目

 

私は、大学卒業後に最初に任命された役職は、「東西南北統一運動国民連合」(名称からして意味不明な組織ですが・・・)の県事務局長でした。

1989年に赴任、教会長に挨拶の為教会を訪れた際、教会長は私に告げました。

「私はこの県の組織の中で序列13番目。だから県トップの本部長を訪ねなさい。」(???)

当時、私は教会長が何を言っているのか理解できませんでした。

(当時、古田社長体制で、「経済組織」が「教会組織」を逆主管する体制。現在は、「教区長」「教会長」体制だが、経済優先の教会管理体制(体質)は、今も当時も全く変わりがないのです。)

 

●「壮年」の至高の聖業は「夫人の御旨の邪魔をしないこと!」

 

CARP出身の先輩(本部で公職者として活躍している)と東京で夕食を囲み、歓談していた時のこと。

私が県の「壮年部長」をしている事を知ったその先輩は、「壮年の至高の聖業は夫人の御旨の邪魔をしないこと!」と真顔で教えてくれました。

本部ではみんなそう言っているというのです。

(私は、この時「神氏族メシヤ」推進を訴え、全国行脚を精力的に続けていた「全国壮年部長」が突然辞められた意味を悟りました。本部では、「神氏族メシヤ」推進を本気で考えている人は誰もいなかったのです!)

 


●教区長主催の食事会に「壮年部長」の席はない。

 

教区では、「総会長」「日本会長」「地区長」をお迎えするときは、蜂の巣をつつく大騒ぎとなります。

そして「昼食会」か「夕食会」をセッテイングするのですが、その場になぜか「壮年部長」の席はありません。

その席次は教区長が決定するのですが、教区には暗黙の「序列」が存在します。

教区長、教区代表婦人部長、教会長、地域代表婦人部長・・・。意外に「序列」が低いのが「教区スタッフ」。その前に「基台長」「CIGメンバー(伝道隊)」が入ります。(当時「基台長」も「CIG」も月5万円の給付金がついていました)

悲しいかな「長」と名が付くメンバーで「序列」最下位は「壮年部長」。

ですから、教区で「壮年部長」の「序列」30番というのは、かなり的を得た話なのです。

教区長が定める「序列」の価値基準は「経済活動・貢献順位」なのですから!

 

 

●●●第二章
そして「提言」は無視され「闇(やみ)」に葬られた。


●「壮年部長会議」で徳野会長は「提言」を読まなかった。

 

話は徳野会長をお迎えした仙台での「壮年部長会議」に戻ります。

私は「提言」を「聖霊」から啓示を受け(今でもそう思っています)、会議当日の早朝に準備しました。

徳野会長を囲んだ昼食会で、県壮年部長が一人づつ、自己紹介と壮年部の活動報告をしました。

徳野会長は会議の冒頭「現場での意見や質問をどんどん話してくれ」と話されたにもかかわらず、「意見」をいう壮年部長は「ゼロ」。私の順番になり、「意見を文書にしましたので提出します」と直接手渡すと、徳野会長はありありと不機嫌な様子に。

徳野会長は「提言」を隣の奥様に渡し、奥様は一通り読んだあと、あなたも読みなさいと徳野会長の腕の裾を引っ張りました。

しかし徳野会長はついに会議の中で「提言」を読まれませんでした。

今思うに、岩手教区長に対する「陳情」(夜12時までスタッフが拘束され帰れない等)が多く本部に寄せられていましたから、徳野会長は「陳情」だと思ったのだと思います。

ただホテルに帰って読まれたことだけは間違いないと思います。

 

 

●結果的に「ゼロ回答」。「改革」は実施されず。

 

私が時々出張で利用する「楽天トラベル」でホテル選定の決め手は「利用者の声」です。

このシステムのすごいところは、どんなマイナス情報も削除せず、担当者が丁寧に回答する点です。

楽天トラベル」のレベルで対応せよとは言いません。

「提言」に対し、徳野会長は多忙な方ですから、せめて、本部スタッフを通じ何らかの連絡ぐらいあっても「罰(ばち)」は当たらないでしょう。

結局、その後、一年経てど、なんらかの「改革」の兆しは、ついに確認できませんでした。

 

 

●翌日は岩手で「徳野会長」を迎えた「特別礼拝」

 

これを運命のいたずらというのでしょう。

仙台「壮年部長会議」の翌日は、岩手で徳野会長を迎えた「特別礼拝」でした。

私は壮年部長の立場で徳野会長をお迎えしなければならない立場でしたが、教区長には、東京で学術局(アカデミー)の全国担当者会議が重なっており、礼拝には参加できない旨報告しました。


●●●第三章
「教区本部」に戻り「教区長」の「真実の姿」を「ミタ」!

 

●教区スタッフ全員、直立不動で2時間の体罰

 

壮年部長会議の翌日、東京での会議を終え、新幹線でとんぼ帰り。

午後7時に教区本部に報告のために到着。ところが、駐車場で車から降りた私の心は凍りつきました。

玄関から入ってすぐのエントランスで、教区スタッフが一列に並ばされ、その前で教区長が大声で怒鳴っていたからです。

すさまじい怒気と緊迫感がビンビン伝わってきます。(教区本部の玄関は全面ガラスで中が丸見えだったのです)

とっさに入るのを止め、きっかり1時間夜道を散歩。

午後8時、まだスタッフは直立不動のままです。

さらに30分。

午後8時半ようやく私は中に入りました。

 

 

●「壮年部長」の帰還を歓待する不思議な「教区長」の対応。

 

私は教区長から「お小言」をいただく事を覚悟し、教区本部の敷居を跨ぎました。

ところが真っ先に「壮年部長、ご苦労様でした!」と明るく歓待してくれたのは、意外にも教区長本人でした。

(私がスタッフに対する反省会の様子を外で見ていた事はまったく知らなかったのでしょう・・・。)

徳野会長の歓迎会で残ったケーキの「かけら」を出してくれたり、自分のスマホを開いて「特別礼拝」は大成功でしたよと、礼拝の様子を写真で紹介してくれました。

最後は、新幹線のホームで徳野会長ご夫妻を、スタッフ全員が整列してお見送りする様子の写真。徳野会長も周りの乗客に気を遣ってたいへんだな・・・と正直思いました。

そして、最後にはお土産まで持たせてくれました。

その後起こる嵐の前の静けさ。なんとも不可解な対応の意味をその時は分かりませんでした。

 

 

●その後、一切無視。教区長室へは出入り禁止!

 

韓国人公職者が一番嫌がるのは、自分の頭ごなしに、現場での出来事を、直接上役に「チクル」事です。

私はこの原則を無視し、教区長のまさしく「逆鱗に触れた」のでした。

(「5つの提言」の2番目の「尊敬され目標とされるスタッフの編成」という項目に教区長は、たいそうご立腹だったようです。)

その後まもなく、教区本部で教区長を見かけても、挨拶もせず完全に無視。

スタッフ会議にも呼ばれなくなり、打合せ事項があったら、渉外部長を通してくれと通達が。

その後教区長と渉外部長の仲が悪くなると、総務部長を通してくれと。

礼拝で勝共関係の報告も許されなくなりました。

その後教区の礼拝では、月に1度、2万円の清平のお札を強制的に礼拝参加者に納めさせる「免罪符礼拝」(男女の祝福式の介添人まで登場したのには驚きましたが・・・)が開始される始末。

毎日、教会で早朝5時から、実践倫理出身の夫人と「訓読会」を自主的に行っていたのですが、「ダイヤルキー」を防犯対策上の理由からと、鍵を変更、朝教会に入ることは出来なくなりました。

心霊的にも不安定になり、「安全保障フォーラム」の総会を間近に控え、私はホトホト困りました。

 

 

●韓国人公職者はそれが普通ですよ!

 

先ほど登場したCARPの先輩(本部の公職者ですが)に、韓国人教区長が教区スタッフに対して「パワハラ」まがいの事をしている惨状を説明すると、なんとその先輩が即答しました。

今話を聞いた限り、その教区長は韓国人公職者としてごく標準的な人ですよ!

え!!!!。私は絶句しました。

その先輩曰く、「自分たち幹部はテーブルで立派な食事していても、スタッフには犬のように地面で粗末な食事をさせるような人たちですからね。今でも両班そのままです。上にはおべっか、下には容赦ない仕打ち ・・・。

私は暗澹たる気持ちでその話を聞いていました。

 


●次回は最終回。
徳野英治会長への5つの提言(3)
「教区長室」での死闘。さらば「家庭連合」。(乞うご期待)

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