「神山威会長の言説の真実」
(「家庭連合からの生還」12回連載のその5)
●はじめに
「家庭連合」への退会届提出前の40日間の霊的死闘「真実探求ツアー」の記録。私は最後の仕上げとして今まで一切見なかった「分派」各派の「YOUTUBE動画」をビジネスホテルを拠点に三日三晩検証した。そこで氷解した真実とは何か。今回はそこで最初に検証した「神山威元会長の説教動画」です。
●「家庭連合」在籍時の「神山威元会長」への認識
以下は、私の「家庭連合」在籍時の偽らざる「神山威元会長」への認識です。
1)アボジと共に、米国摂理の絶頂期を中心責任者として勝利に導いた方
2)ダンベリー刑務所でアボジと共に入監され、アボジに心情的にも近い日本を代表する指導者
3)韓鶴子総裁に背任し、三男派に走り、日本の家庭連合から除名処分を受けた方
4)アボジのみ言(ボート船中での会話)から神山元会長の主張のウソが明確になり、その権威が失墜してしまった方
5)晩節を汚し、寂しく亡くなってしまわれた方
以上が、私の神山先生へのアウトラインで、多くの家庭連合食口の共通認識であろうと思います。したがいまして、私が神山先生の動画を見る上でも、かなりの偏見の目(斜に構えて)動画を視聴しましたことを正直に告白いたします。
●2014年9月26日福岡での講話
講話の要点を以下に記します。
1)アボジの御聖和前の最後の2年間の真実
アボジは、韓鶴子総裁(オモニ)をはじめ、側近幹部から「もうろくじじい」のように扱われ、誰もアボジの指示に従わなかった。孤独で悲惨なアボジの姿でした。(私は間近でその姿を拝見しました。)
2)アボジの御聖和は「不信の罪」を背負った十字架
「家庭連合」は基元節4ヶ月前に、なぜアボジが「御聖和」されねばならなかったかを、公式的に見解を示していません。これは、「不信の罪」を背負った十字架です。全面的に悔い改めから出発しなければなりません。
3)韓鶴子総裁(オモニ)の独生女論は許しがたい背信
アボジとオモニが一体というのは間違いです。その証拠に、アボジは16歳で血統を転換して、私は母胎から罪のない娘として生まれたと話しています。そんな事を語ってはいけません。
4)八大教材教本の改竄は許しがたい暴挙
家庭連合は、新しい「天聖経(赤本)」をつくりましたね。こんな事はいけません。アボジは遺言として八大教材教本を指定したのです。御言選集はアボジの最大の贈り物ではないですか。
5)現在の家庭連合は沈没寸前のセウォル号
家庭連合は今、幹部が皆バラバラ。アボジの正統な航路から大きく舵を切って外れてしまいました。たいへんな事がおこりますよこれから。日韓関係も完全に冷え込んでしまったではないですか。
6)アボジの望んだ基元節は成立していない
白井局長の講義から分かるように、真の父母(神様)の第三次の結婚式、真の理想家庭の実体的な出発であります。ところが、どこにもそのカケラもないじゃないですか。
7)宇宙の根本は父子関係。憲法ではなく「血統」の相続である
家庭連合は「統一国憲法」をつくり「法律」であると主張していますが、それは間違い。根本は「血統」です。母は「血統」を持っていません。持っているのは直系の子女様だけです。日本の天皇家でも直系男子への相続と決まっている。これは神が定めたルールです。母は自らの子女を立て、その補佐をするべきでした。
●講話を拝聴しての正直な感想
1)「韓鶴子総裁(オモニ)」を真っ正面から批判する方に初めて出会いました。その意味で神山先生の説教は、天地がひっくり返るほどの衝撃を私に与えました。(家庭連合では、聖霊(オモニ)を汚してはならないといいながら、一切タブーであったからです)
2)「アボジとオモニが一体化していない」という側近幹部(神山先生)の証言を聞き、私の心の中で何かが、はじけ飛ぶのを感じました。(この事実は家庭連合が絶対に認めない事です)
3)「法律」ではなく「血統」であるいう神山先生の主張は、今後最大の争点になると直感しました。(家庭連合は「天一国憲法」で、選挙で後継者を選任するとしております)
4)たいへんな「真実」を知ってしまった・・・。ただ、私の場合、この時点で、この説教の価値を十二分に理解するには至っていませんでした。(あまりにも、家庭連合側の主張と180度違う見解で、咀嚼するのに時間が必要でした・・・)
5)神山会長が支持を表明しておられる、顕進様(三男派)が、私の進むべき道であるか否かは、依然、闇の中でした。
●おわりに(今だから言えること。)
神山威先生こそ、アボジから薫陶を受けた信仰を曲げることなく、生涯信念を貫き通した真実の方であります。(顕進様を支持した事が正当か否かは、歴史が判断することになるでしょう・・・)
家庭連合からの低次元な(心ない)迫害に屈することなく、満身創痍になりながらも、火中の栗を拾われ、自ら捨て石(地の塩)になろうと願われたのです。
神山先生の追放劇は、ご子女様への正統な血統の相続を願われた事に対する、韓鶴子総裁(オモニ)の容赦ない火刑に他なりません。しかしながら、遠からざる将来において、神山先生の真実は明らかになり、(逆に現在の家庭連合幹部の罪悪は白日の下にさらされ)神がその権威を回復してくださります。
私自身、多くの誤解と偏見を抱いてしまっていた罪を悔い改め、神山先生の霊が天界にあって安らかならんことを祈ります。
第5回目 おわり
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以上