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(16分20秒)
●<エバの完成>
以下、テキストデータを配信します。
Phil K
皆さんこんにちは。世界平和統一聖殿です。
今日は「エバの完成」というタイトルで皆さんにお話ししたいと思います。
私たちは原理を通して、太初に神が人類始祖アダムとエバを創造されたということを学びました。アダムとエバは成長して完成した後、真の夫婦になり、人類の善なる先祖、真の父母にならなければなりませんでした。しかし、サタンが未完成期のエバに近づき、誘惑して堕落させました。そして、堕落したエバはアダムを誘惑し、アダムまでも堕落させました。このように人類始祖アダムとエバが堕落したので、人類の子孫は誰もが例外なく、サタンの血統を受けることになりました。
しかし、皆さん、一度考えてみてください。もし、アダムがエバの誘惑に陥らず、堕落しなかったなら、どうなったと思いますか?真のお父様のみ言によれば、神は堕落したエバを捨てて、再びエバを創造することができたとおっしゃいました。堕落していないエバを再び立て、アダムの花嫁として立てたなら、問題は簡単に解決できたのです。神はアダムを通して、エバをもう一度造ることができました。これは難しいことではありませんでした。新しいエバを創造して、アダムと夫婦を成したなら、人類に原罪が継承されることはなかったでしょう。しかし、神の種を持つように創造されたアダムが堕落したため、問題が生じたのです。アダムが堕落したため、神の血統を失うことになったのです。
アダムは神の種を持って来たのであり、エバはその種を育てる畑でした。種はどんな畑に蒔いても実を結ぶことができるのです。 エデンの園で、人類始祖、アダムとエバの両方が堕落したため、人類は堕落した父母を通じて、原罪をもって生まれることになったのです。ですから、救援摂理とは、メシアが神の血統を持って来られ、堕落人間の血統を浄化させる摂理なのです。
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イエスは神の血統、つまり神の種を持って来られる独り子であり、後のアダムです。後のアダムという意味は、最初のアダムが完成できず堕落したため、再びアダムの立場で失敗を克服し、完成する責任を持っているのです。
それでは、後のエバはどのようにして探すのでしょうか?神はエバを直接創造されませんでした。アダムの体を通してエバをお造りになられました。ですから、後のアダムとして来られる独り子を通して、独り娘を探す歴史となるのです。つまり、独り子が来られ、エバの立場になる花嫁を選び、原罪を脱がせ、独り娘として育てるのです。
このようにして、原罪のない独り子と独り娘は、真の父母となり、原罪のない子女を地上に産んでくださるのです。それだけでなく、人類の真の父母として、接ぎ木の役事を通して、堕落人間の原罪を洗い流してくださいます。これがまさに祝福であり、祝福を通して人類を再び産み直されるのです。したがって、メシアは堕落人間の原罪を洗い流し、神の子女として復帰させるために来られるのです。ですから、メシアは必ず男性として来られ、人類は花嫁の立場で新郎を迎えなければならないのです。
聖書を見ると、イエスはこのように言われました。
「私の父は神です…私は新郎で、あなたがたは花嫁です…」
と、このように言われたのです。
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皆さん、堕落はどのようにして起こったのでしょうか?堕落はまず最初に、エバが神と夫をだまし、サタンと偽りの愛に陥ったのです。そして堕落したエバがアダムまでも偽りの愛で誘惑し、引っ張っていったのです。それでアダムとエバの両方がサタンに連れて行かれました。
エバはどのように堕落したのでしょうか?
第一に、エバは神の戒め「取って食べるな」というみ言を信じませんでした。
これは偽りの信仰でした。
第二に、エバが夫であるアダムの愛を裏切り、サタンの誘惑を受け入れました。
これは偽りの愛でした。
第三は、エバが主体であるアダムに せず、むしろ誘惑して堕落に引っ張っていきました。
これは偽りの服従でした。
このようにして、太初に偽りの父母を通して人類に原罪が遺伝したのです。
それでは、救いはどのようにして成されるのでしょうか?
救いには必ず原則があります。まず、堕落していない真の父母が、地上に現れなければなりません。そして、真の父母を通して、子女を産み直し、原罪を清算しなければならないのです。
ですから、後のアダムとして来られるメシアは、人類の真の父として来られなければなりません。真の父が来られ、サタンからエバを取り戻し、真の母として育てるのです。それで人類の前に、真の父母が現れ、堕落人間を産み直してくださるのです。したがって、救いとは、堕落以前の状態を回復すること、すなわち復帰です。
後のエバとして選ばれた花嫁の責任は、メシアとして来られた後のアダムを絶対的に信じて従順に従わなければなりません。
第一に、エバはアダムのみ言を絶対的に信じて従わなければなりません。
第二に、エバはアダムを絶対的に愛さなければなりません。
第三に、エバはアダムに絶対服従しなければなりません。
エバがアダムを絶対的に信じ、愛し、従順に従うことで、真の母としての復帰が成されるのです。そのため、復帰の道において、エバは自分を前に立てては絶対にいけないのです。神と夫アダムの前で、自分を徹底的に否定しなければならないのです。
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未完成期のエバを堕落させたのは、堕落した天使長ルーシェルでした。したがって、花嫁が真の母として、完成に向かっていく過程において、必ずサタンがやって来て誘惑します。なぜなら、エバが完成に向かって成長する過程で、サタンが堕落させた条件があるためです。
とても残念なことに、韓氏オモニは完成祝福式を控えて、ルーシェルに誘惑され、再び堕落してしまったのです。韓氏オモニが真のお父様に内緒で、金孝南(キム・ヒョナム)の勧めにより、「神を装った霊的存在」と結婚しました。
皆さん、神を装った霊的存在とは誰のことでしょうか?その者は、まさに神のように高くなろうとする存在、天使長ルーシェルのことを言っているのです。エデンの園でエバを堕落させたルーシェルが、再び韓氏オモニに侵犯したのです。絶対にあってはならないことが、天正宮で起こったのです。
皆さんはこの事実をご存知なかったでしょう?
サタンは常に原理をひっくり返し、嘘をつきます。現在、韓氏オモニが話している嘘を見てください。サタンの行動をそのまま再現しています。メシアである真のお父様を徹底的に否定しています。
(韓氏オモニビデオ映像)
“真のお父様には原罪があり、自分は無原罪の独り娘(独生女ドクセンニョ)である。
真のお父様の原罪を自分が結婚することで洗い流してあげた…
真のお父様はメシアの使命を失敗したため霊界で苦しんでいる…
それで真のお父様を霊界のサタンから解放してあげなければならない…。”
皆さん、韓氏オモニのこのような偽りと傲慢は、誰から受け継がれたものでしょうか?韓氏オモニの主張内容は、ルーシェルから知恵を得たものです。なぜなら、韓氏オモニ、淫婦の夫は、神を装った堕落した天使長ルーシェルだからです。こうして真のお父様の夫人であった韓氏オモニは、バビロンの淫婦に墜落したのです。
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エバは、真の母としての完成の道を行く上で、必ず人間の責任分担を果たさなければなりません。韓氏オモニの責任は、真のお父様に対する絶対信仰、絶対愛、絶対服従でした。自分を否定しなければ、真の母に復帰することはできないのです。エバが責任分担に失敗したなら、堕落したエバを捨てて、もう一度新しくエバを立てなければならないのが、まさに原理です。新しいエバを選択して、もう一度復帰すればいいのです。エバはいくらでも見つけることができます。
真のお父様の生涯のご苦労は、エバを選択して完成させることでした。真の母として完成する過程で、最後の段階において、必ずサタンの誘惑が訪れます。しかし、この最後の完成の道は、真のお父様の協助なしに、自己責任で行かなければならない道です。
真のお父様は、韓氏オモニを愛されましたが、最後の完成は、助けてあげることができないとおっしゃいました。真の母が完成へ向かう道は、人間の責任分担で貫いて行かなければならない道です。誰も助けることができない道です。
韓氏オモニは、エデンの園のエバのように、長成期の完成級で、ルーシェルの誘惑を受けて道をはずれました。
しかたなく、その光景を眺めることしかできない真のお父様のご心情は、いかばかりであられたでしょうか? まさに悲痛の心情であられました…。
真のお父様は、自己主管完成よりも、世界統一よりも、オモニ一人を完成させることがもっと難しいと、その苦痛さを吐露されました。韓氏オモニは、最後の段階の誘惑にうち勝つことができませんでした。失敗しました。
堕落した韓氏オモニは、自分が6000年ぶりに初めて現れた独り娘だと主張しています。キリスト教 2000年の歴史が、独り娘を迎えるための歴史だったと自分を高めています。
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真のお父様の後継者は、真のお父様を裏切った韓氏オモニの堕落を叱責されました。集団催眠状態に陥った独生女教集団では、韓氏オモニの堕落を認めていません。彼らは真のお父様の後継者に向かって、親不孝者であり、背倫者であると騒ぎ立てています。彼らはこのように問い返しています。
「もし真のお母様が失敗したなら、それは真の父母が失敗したことになり、したがって真のお父様も失敗したことになるのではないか…?」
はっきりと言います。真の御父母様の摂理の失敗ではありません。もちろん真のお父様の失敗でもありません。真のお父様のみ言を見てください。韓氏オモニが摂理的責任で失敗すれば、自ら責任を負うのであり、それが真の御父母様の摂理の失敗ではないという、確かなみ言をくださいました。
<天一国時代の生活原理講解 P20-21>
今は皆さんが祝福を受けるとき、4つの問答をしますよね?私たちをその位置に立てたのが天なのですが、その責任を果たせない時は、誰が責任を負うのでしょうか。自分が責任を負うのです。だからその位置は残っているというのです。 当代にサタンは侵入できません。だから宣誓するのです。その時は、すべての家庭が手を上げて宣誓しました。オモニもアボニムの前で手を上げて宣誓し、出発しなければなりませんでした。ノアが40日洪水審判が終わった後に、箱舟から降りるとき、その夫人と子どもたちに、一人一人、宣誓して出発するようにしたならば、ハムが失敗しても、それはハム自身が失敗したことで終わり、ノアの箱舟摂理まで崩れることはなかったでしょう。
このような原理原則によって見ると、韓氏オモニは真の母の位置に失敗しましたが、それによって、真の御父母様の摂理が失敗したわけではありません。それで、真の御父母様の位置は、サタンに侵犯されていないのです。ただ、韓氏オモニが自ら自分の位置を離れたため、真の母の席は空席になったのです。
基元節に真の御父母様が完成し、神の前に完成祝福式を挙げる予定になっていましたが、真のお父様が、基元節前に聖和されることで、完成祝福式は成されませんでした。したがって、韓氏オモニの失敗により、2013年の基元節が失敗したのです。
2017年、真のお父様の代身者であり、後継者である文亨進二代王様は、真のお父様の聖霊の導きに従って、康賢實(カン・ヒョンシル)会長を真のお母様の位置に立てられました。息子が、空席である真の母の位置に、新しい真の母を探し立てたのです。二代王様が、康賢實オモニを真のお母様として立てられると、独生女教の勢力が騒ぎ立てています。
「人倫道徳的にこんなことはありえない…!親不孝だ…!背倫だ…!」
しかし、真のお父様は、息子がお母様を立てるというみ言をすでに語っておられました。父子協助時代のみ言です。
<み言選集356、12-13、2001.10.7>
オモニがいなくても、み旨を成し遂げられる時になったというのです。エバは堕落しても、いくらでも創造することができたというのです。アダムが堕落したので、生命の種がなくなりました。しかし、父子協助時代が来たので、母子ではありません。アボジが出てきたので、父子協助時代には、アボジはサタンに勝利した基盤に立って、真の愛と真の生命の種を持っているので、オモニはどこにでも、地上にいっぱい満ちているのです。アボジがオモニを選ぶことができ、息子がオモニを選ぶことができるというのです。
お父様はこのようなことが起きるとすでに予想しておられたのですね…。
そして、ついに、2017年9月23日、天一国二代王様は勝利されたメシア、真のお父様と康賢實(カン・ヒョンシル)真のお母様の天地人真の父母天宙完成祝福聖婚式を天の前に奉献されました。霊界の文鮮明真のお父様と地上の康賢實(カン・ヒョンシル)真のお母様の天地人真の父母天宙完成祝福聖婚式が、ついに、6000年ぶりに神に勝利的に奉献されました。今や、真の御父母様の完成祝福式の勝利を通して、サタンに奪われたすべてのものを完全に回復されました。
この日は
第一に、永遠の神の実体対象を探し立てられた日であり、本然の真の夫婦の日です。
第二に、真の家庭の四大心情圏と四大愛圏と三代王権を確定した日です。
第三に、神が太初に構想され、望まれた創造理想が完成した日です。
今は韓氏オモニとサタン勢力がいくらもがいても、サタン勢力は、永遠の暗闇に閉じ込められるでしょう。
勝利権は、すでに神と真の御父母様が収められました。
(おわり)