Phil K
●『独生女の原理否定』
動画(15分42秒)は以下から
●以下はテキストです。
皆さん、こんにちは。世界平和統一聖殿です。
今日、お話ししたい内容の題目は、「独生女の原理否定」です。
独生女、韓鶴子婦人は、原理講論を家庭連合の経典として認定しない考えのようです。韓鶴子婦人が原理を否定する理由は何でしょうか?
原理で明らかにされた神様の救援摂理は、第1次のアダムが堕落したのち、第2次の後(のち)のアダムとして来られたイエス様、そして第3次のアダムとして来られた文鮮明先生へと進んできました。
原理にはエバを復帰する摂理はありません。
原理の後編には、メシアのための基台が出てきます。アブラハム以降にユダヤ民族がメシアのための基台を2000年間立ててきたので、キリストが誕生されたのです。そして、イエス様の十字架以降、2000年間、メシアのための基台を立ててきたので文鮮明先生が誕生されたのです。
原理には、韓鶴子婦人が救世主、メシアになるという根拠がまったくありません。そのため韓鶴子婦人は原理を認めたくないようです。
韓鶴子婦人は、人類救援摂理はエバ復帰が中心摂理だと主張し、救援摂理を独生女中心摂理に変えて原理を全面的に否定しています。
<神慶尚国特別集会真の父母様のみ言>
天が失ってしまった人間を取り戻される路程は大変だった。あまりにも苦痛だった。キリスト教2000年の摂理は、小羊の婚宴をすると言ったイエス様の相対になることができる独生女が誕生しなければならない。独生女が出てこなければ、再臨のメシアが出てきても真の父母の位置に行けない。それを知らなければならない。
これが独生女教の核心的理論です。
韓鶴子婦人は、真のお父様の聖和後に自らを独生女だと称し、自らを神格化、偶像化しました。しかし、独生女に対する根拠は、聖書にもなく、原理にもありません。韓鶴子婦人だけが主張しているのです。
今、韓鶴子婦人は、統一教会の教理書である原理講論に誤りがあると否定し、修正されなければならないと言っています。
<神慶尚国特別集会真の父母様のみ言>
原理講論は完璧なものではない。その後編に再臨論ではなく真の父母論が出てこなければならない。そのように思わないか? 創造原理も正しく修正しなければならない。
再び来るという再臨メシアの前に独生女が現れなければならないのだ。女性が現れなければならない。ところが、その女性を無視したではないか。だから摂理の完成が成されるはずがない。摂理の完成は独生女から始まる。
このように韓鶴子婦人は原理を否定しています。
なぜなら、原理を認めれば、韓鶴子婦人が独生女、女性メシアだという論理を立てることができなくなります。つまり、独生女を神学的に認めようとすれば、原理講論が障害物になるのです。
─ ✞ ─
まだあります。
聖書や原理講論の創造原理では、創造主神様は唯一神だと教えています。しかし、韓鶴子婦人は、唯一神の神様ではなく天の父母様だと主張しました。
創造主神様は「男性神と女性神の二神体制」でおられると主張しています。 韓鶴子婦人の指示に従い、家庭連合では神様の名称を「天の父母様」に変え、教団の名も「天の父母様聖会」に変えました。ですから、家庭連合では、男性神と女性神という二元論的存在を崇拝しているのです。
原理講論の創造原理では神様を
[本性相と本形状の二性性相の中和的主体であると同時に、本性相的男性と本形状的女性との二性性相の中和的主体としておられ、被造世界に対しては、性相的な男性格主体としていまし給う]
このように明らかにしています。
天の父母様という用語に対して誤りを指摘すると、家庭連合では、真のお父様も天の父母様というみ言を語られたと反論します。
はい、その通りです、真のお父様も天の父母様という用語を何度も使われました。
しかし、真のお父様が語られた天の父母様は、独生女が主張する天の父母様とは全く意味が異なるのです。真のお父様は唯一神の神様を父なる神と母なる神に分離されていません。
真のお父様が語られた天の父母様の意味は、真の父母様が霊界に行かれれば、絶対者であり創造主であられる無形の神様を中心に迎え侍り、真の父母様御夫妻が神様を代身する有形の姿でおられるようになるという意味なのです。
ですから、独生女が言う天の父母様とは完全に意味が異なるのです。
家庭連合の食口たちは、独生女が言う天の父母様の意味を正確に知らなければなりません。天の父母様の中で女性神は、もちろん韓鶴子婦人、独生女を意味しているのです。しかし、男性神は、文鮮明真のお父様を意味しているのではありません。
どうしてそれが分かるのか? 簡単に分かります。
韓鶴子婦人は、真のお父様が原罪をもって生まれたと言いました。お父様が堕落の血統をもって生まれたが、独生女が聖婚してあげることによって原罪が脱げ、真の父母になることができたと言っています。
独生女の論理どおりに解釈すれば、真のお父様は父なる神にはなれません。なぜなら、父なる神が原罪をもって生まれたという結論に至るからです。
原罪をもった神様が存在しますか?
ですから、独生女が主張する父なる神は真のお父様ではないのです。真のお父様とは関係のない存在です。
─ ✞ ─
父なる神は、独生女と対を成した男性格存在を意味します。この存在がまさに韓鶴子婦人と共に天の父母様となった存在です。
皆さん、考えてみてください。
文鮮明真のお父様は、父なる神ではないことが明らかになりました。それでは、真の母だった女性を父なる神の夫人に引き込んだ存在は誰だと思われますか?
エデンの園でアダムの対象だったエバを誘惑し、夫人として引き込んだ存在はサタン、ルーシェルでした。
ここでまた一つの大きな誤りを発見することができます。
家庭連合の主張どおり、創造主、神様が父なる神と母なる神のお二人として存在すると仮定してみましょう。神様の愛は永遠、不変、絶対的な完全な愛です。父なる神と母なる神が共に存在するのなら、二人の神様は完璧な愛で一つになることができます。天の父母様自体の中で自ら完璧な愛を完成できるという論理が成立します。
そうだとすれば、完璧な愛を完成した神様が人間を創造される必要があったでしょうか?さらには、堕落した人類を救うために苦労し、救援摂理をされる必要さえありません。
原理では、人間創造の動機を愛だと説明しています。
愛は一人で完成することができません。 愛は必ず相対から来るのです。絶対者であられる神様も愛が必要なため、愛の対象として人間を創造されました。神様がいくら全知全能であられ、完全だとしても、神様お一人では愛を完成することができないのです。愛は必ず対象を必要とするため、愛が動機となって人間を創造されたと明らかにされています。
独生女の天の父母様という主張は、人間創造の動機に対して、そして救援摂理の目的に対して、神学的にも論理的にも粗末で程度の低いごみのような理論です。
神様は唯一神であられ、男性格主体です。そして、人間は神様の愛の対象です。それで神様は、愛を完成するために人間を創造されたのです。救援摂理の目的も愛する人類を取り戻すためです。
それだけではありません。独生女は、後編の再臨論を否定し、真の父母論に代えなければならないと主張しました。つまり、再臨論を廃棄して独生女論に代えなければならないと言っているのです。
復帰摂理歴史がメシアを誕生させる歴史ではなく、独生女を誕生させる歴史に直さなければならないというのです。韓鶴子婦人は、復帰摂理の目的は原罪のない独生女を復帰することだと言いました。キリスト教2000年の歴史が独生女、韓鶴子婦人を誕生させる歴史だと主張しています。
このように独生女論の主張は、原理の最も重要な部分である神様とメシアを否定するものです。神様ではなく天の父母様であり、救援摂理はメシアではなく独生女が完成すると主張しているのです。
一体このような主張をする存在は何なのでしょうか?
神様を否定し、メシアを否定する勢力は一体誰なのでしょうか?
はい、まさにサタンしかいません。
サタンの中でも、サタンの王である天使長ルーシェルでなければ、誰がこのような道理に逆らい、惨憺たる話をするでしょうか?
独生女に侍る家庭連合の教権勢力は、この問題に対して答えなければなりません。
一体誰が、身の程知らずにも、天に敵対するこのような行動をとることができますか?自ら神様のように高くなろうとする欲望に執着し、サタンに魂を売ればこのような行動ができるのです。
─ ✞ ─
もちろん、韓鶴子婦人が自分なりに独生女教という新興宗教を創始したければ、それは自由だと思います。ただ、家庭連合の信徒たちに率直に話し、荷物をまとめて家庭連合から出ていき、独生女教を創始しなければなりません。独生女に追従する金振春(キ厶・ジンチュン)や家臣グループをつれて出ていけばいいのです。
電柱を抜いてつまようじの代わりに使おうが、ポケットに硬貨100万ウォンを入れて歩こうが歩くまいが、それは私たちが干渉することではありません。
しかし、自分が家庭連合のお金と権力を掌握しているからといって、また、無知な家庭連合の信徒たちが完成した真の母を盲目的に崇拝するからといって、再臨のメシアが探し立てられた真理のみ言を、自分の考えに合うように勝手に直しては絶対にいけないのです。独生女教を創始しようとすれば、独生女が創造論‐堕落論‐復帰論を自分自身で新たに確立してつくるべきです。
自分が探し出したのでもなく、究明してもいない原理のみ言を、なぜあちこち直すのですか?原理は韓鶴子婦人が究明したものではありません。原理の主人は文鮮明真のお父様です。家庭連合で絶対権力をもっているからといって、原理のみ言も自分のものだと考えるのは盗みになるのです。
私も過去には、韓鶴子婦人を真のお母様として侍り、敬いましたが、韓鶴子婦人が神様を否定し、メシアである真のお父様を背信した以上、彼女を反キリストと規定せざるを得ません。
独生女は真のお父様を背信したので、これ以上、真の母として認めることはできません。再臨のメシア、真のお父様が人類救援のために探し出されたみ言と業績を毀損しました。私の霊魂を目覚めさせてくださった命のみ言を毀損し、メシアの血統を消し去ろうとしたので、赦されないのです。
偽りを立てるために真理を崩す人はサタンの人であって、神様の人ではありません。韓鶴子婦人は、自らサタンの人であることを証明したのです。
─ ✞ ─
最近の家庭連合を見ると、あちこちさ迷っており、どうしていいかわからないようです。
安倍元総理暗殺犯の殺害動機が明らかにされて外部から圧力がかかり、内部でも不満が沸き起こるので、家庭連合では、ユーチューブで「お父様に会いにいきましょう」と全国的に詩と手紙をあげ、お父様を慕い、会いたいと…、またお父様にくっついていますね… 突然雰囲気が変わりました。
お父様に恥ずかしい尻尾がぶら下がっている、お父様は毒麦なのできれいに整理していこうと言ったではないですか?
核心幹部500名に特別教育までさせたではないですか?それなのに、なぜお父様に会いにいくのですか? 進んでいた道を、ず~っと進んでください。
6000年目に現れた宇宙の母、独生女がいるのに…、
それでなに、同時代に同じ空気を吸って生きて幸福だと言っているのに…、
何が問題ですか? そのままやっていたことをず~っとやってください…、
独生女信徒が行く道は、真のお父様とは関係のない道です。
ありがとうございました。
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