●はじめに
連載第一回は「政治活動」篇で、日本サンクチュアリ協会が、教会の連合体ではなく、政治活動中心の逆立ちした組織であることを示しました。
連載第二回は「信徒教育」篇で、信徒教育プロセスの中で、とりわけ重要なのが二世・青年教育ですが、従来の家庭連合の婦人教育プログラム(聖句引用のない簡易原理講義)の延長線上で、適切なプロセスからはずれた青年教育が行われている実情を示しました。
今回は連載第三回「伝道」篇です。
世界平和統一聖殿(サンクチュアリ協会)信徒の伝道対象は、第一義的に(優先順位として)家庭連合や三男派信徒を、正しい成約聖徒の隊列(三大王権)に連れ帰ることにあると信じます。
今回は、政治活動中心に傾きがちであった日本サンクチュアリ協会が、神様が愛してやまない家庭連合信徒を、三代王権のもとに帰還していただく聖業(伝道事業)に本然回帰していただきたいという願いを込めて書きます。
それでは、さっそく「論点」を提示してまいります。
■論点その1
日本統一教会経験者のE会長に対する神の最大の願いは、家庭連合信徒を三大王権に復帰することにある。
日本統一教会元会長という肩書きほど、家庭連合伝道に威力を発揮するものはないでありましょう。
神は、世界平和統一聖殿(サンクチュアリ協会)会長に、「成約聖徒」再編成の大役を果たしてほしいと願っていることは間違いございません。
そのような意味において、元統一教会会長というビックタイトルを持つ日本聖殿会長が、三大王権に侍り、日本の総責任者を務めていることに対し、私たちは心から感謝しなければなりません。
■論点その2
神の願いにもかかわらず、聖殿会長は「政治活動」に熱心だが、伝道支援に対する関心がおどろくほどない。
このように書きますと、とんでもない、二代王様の「沈黙を破って」小冊子を何千部も刷って、伝道支援をしているではないか!という指摘があるかもしれません。
ちょっと待ってください。
この「沈黙を破って」小冊子の発行にしても、今年の3月に急遽決定し、どたばたやっつけ仕事で発行したプロジェクトにすぎません。
昨年度は、中村仁史氏が孤軍奮闘で発行した「日本語翻訳版原理原本」や、康賢實女史の「忍耐必勝(自叙伝)」発行事業などは、成約摂理史にも記されるべき特筆すべき事業です。
ちなみに、その後発行された「統一聖殿手帳」も昨年6月に私が作成を申し出てスタートしたプロジェクトです(結果てきに会長が中村さんにやらせましたが・・・)。
日本聖殿会長に対し、中村氏を公費支給で本部事務局に招聘することを私は進言しましたが、もし実現しなければ、昨年度の日本サンクチュアリ協会の伝道支援事業としては、ほとんどゼロなのです。
その更に前年にさかのぼれば、本部支援の伝道支援事業は、何もなくなります。
■論点その3
現代の伝道活動の空軍は、インターネット配信事業。日本聖殿会長は「空軍支援」にまったく関心がうすい。
あまりにもお粗末な、日本サンクチュアリ協会HPを更新する際にも、ポータルサイト化のために、最低100万円の予算計上を進言しましたが、かえってきた答えは、「信徒が無料ソフトでただで更新できるのならば、そうしなさい!」でした。
いまや、堅い城壁の中に籠城している家庭連合信徒を目覚めさせる、唯一の突破口は、空からの「み言配布(空軍支援)」しかありません。
ところが、信徒の中で空軍支援活動に協力している「ブロガー」や教会HPでみ言配信している信徒、動画を制作している青年信徒のネットーワーク化を推進する気配は微塵もなく、そもそも、メンバーの会議を一度も開いたことすらないのです。
さらに、東光聖殿教会で推進している「電子書籍事業」などには何の関心も示さず、「成約聖徒のためのヨハネの黙示録解明」出版を証ししたこともございません。
■論点その4
「統一聖殿ONLINE教会」のポータルサイト構築事業は、歴史的必然で、神の支援摂理である。
日本聖殿会長が、「統一聖殿ONLINE教会」趣意書動画が流れると、信徒に説明した言葉が、これはたいへんな「霊的現象」が起こった!でした。霊的現象とは、「聖霊現象」の意味ではなくて、「悪霊現象」という意味だと思います。
本気で、堅固な要塞のような城壁に閉じこもった家庭連合信徒を救済しようとしたら、地上軍では、城壁の中にすら入れないのです。空から(インターネット)み言を配信し、ツールを駆使できる知識層階層や青年階層にみ言を伝え一点突破、全面展開していく。これしか、打開の方策はないのではないかと私は思います。
もうそろそろ、日本本部は、興寛さんへの人格的攻撃を止め、彼のポータルサイトの価値を客観的に認識し、家庭連合伝道のために協働し支援すべきなのではないでしょうか。
●おわりに
私が日本サンクチュアリ協会に移籍した際に、統一教会でCARP会長や国際勝共連合会長を歴任してこられた太田洪量氏が、わざわざ説得のために訪ねてこられました。
会食の場で太田洪量氏が日本聖殿会長を評して次のように語られました。
「聖殿会長は、渉外畑を歩いてきた人だから、伝道とか教会運営なんか分からないんだ。だからついていってもだめだぞ。韓国でもアボニムから伝道責任者の任命を受けたんだけど、ビデオ伝道推進したけど結局ダメで、解任されたんだ」
もちろん、当時私はすべてさらり受け流し、受けとめませんでした。
しかしながら、今となって振り返ると、街宣活動中心で、伝道活動や教会編成にまったく指示を出さないこの指導者の過去の経過を思い返すときに、少し暗澹たる気持ちになります。
繰り返しになりますが、文亨進師が、日本に特別の伝道の運勢があると語られたこのとき、日本聖殿責任者としてE会長は、権興寛さんが立ち上げた「統一聖殿ONLINE教会」ポータルサイト立ち上げ事業の価値を認め積極的に支援すべきではないでしょうか。
趣旨の不明な「全国街宣」に多額の公費を使用し信徒を駆り立てるべきではありません。
政治活動は、立派な政治団体「日米韓協議会」があるのですから、すべてそこに委譲分離し、日本サンクチュアリ協会は、純粋な教会の集合組織とすべきです。
私は、神が聖殿会長に対し願っている「成約聖徒」和合統一の使命を完遂してほしいと切に願っております。
日本サンクチュアリ協会が、聖業である伝道支援事業に特化推進していただき、すべての成約聖徒が、文亨進様ヨナ様御夫妻と三代王権の基に和合統一を推進する旗振り役になっていただきたいと、切に願っています。
祈り。アージュ!
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おおくの成約聖徒に真実が届けられますように!
祈り。アージュ!