●はじめに
『ヨハネの黙示録講解講義』を成約聖徒の和合統一の祈りを込めて連載します。
本講義は、『成約聖徒のためのヨハネの黙示録解明』発行:東光聖殿教会を基にすすめますので、テキストを一冊お手元に準備されることをお薦めしたいと思います。
■『ヨハネの黙示録解明講義』は10講の予定です。
●第一講 『総序』なぜ聖書か。なぜ黙示録か。
●第二講 『黙示録の基督教解釈と統一教会解釈』
●第三講 『七つの教会の解明(摂理的同時性)』(黙示録1~3)
●第四講 『日帝及び基督教迫害時代』(1920~1960)(黙示録4~6)
●第五講 『氏族メシヤ家庭教会時代』(1960~2000)(黙示録7)
●第六講 『天宙平和統一王国時代』(2001~2012)(黙示録8)
●第七講 『天地王権分立時代』(2012~2016)(黙示録9~11)
●第八講 『真の母捕虜及び復帰時代』(2016~2018)(黙示録12)
●第九講 『三代王権完成準備時代』(2018~2022)(黙示録13~18)
●第十講 『新天新地千年王国時代』(2022~)(黙示録19~22)
●解明01
なぜ今「聖書」なのか?
キリスト教は、神は人間始祖アダムとエバの堕落(原罪)から、人間救済の道を導いてこられたと信じます。
その中心摂理が、特別啓示としてのメシヤの地上降臨にほかなりません。
初臨は二千年前、イエス・キリストにおいて成就しました。
神は、イエス・キリストを地上に降臨するにあたって、神のひとり子として受け入れられるよう、ユダヤ教団を中心に人類に共通テキストを準備しました。それが、モーセ五書を中心とするユダヤ教経典(⇒『旧約聖書』)です。
イエス・キリストは初臨において「再臨」を明確に約束されました(⇒福音書)。
再臨は、基督教徒の群れに降臨します(雲にのってこられる⇒韓国基督教徒の群れ)。
そして、神が「再臨」のために準備した共通テキストが『聖書(旧約+新約)』に他ならないのです。
●解明02
「聖書」は再臨主証明のための共通テキストである。
『聖書』2017年現在、世界3200以上の言語で翻訳されています。また、全世界での発行部数は、英国外国聖書協会の調査で1815年~1998年に約3880億冊。2000年の1年間に世界中の聖書協会によって約6億3300万冊が配布・販売されたとされます。
結論として「聖書」は、他者の追随を許さない圧倒的な数値でギネス・ワールド・レコーズに「世界一発行されている本」として登録されております。
このことから明らかなように、聖書は、神が人類救済のために準備された唯一の「共通テキスト」なのです。
●解明03
なぜ今「ヨハネの黙示録」なのか?
統一教会の経典である『原理講論』において、ヨハネの黙示録から以下の三つの重要な聖句が引用されています。
●第一の聖句引用(黙示録5章5節)⇒再臨主の真理解明
すると、長老のひとりがわたしに言った、「泣くな。見よ、ユダ族のしし、ダビデの若枝であるかたが、勝利を得たので、その巻物を開き七つの封印を解くことができる」。(ヨハネの黙示録5章5節)
●第二の聖句引用(黙示録7章2節)⇒再臨主の韓国再臨
また、もうひとりの御使が、生ける神の印を持って、日の出る方から上って来るのを見た。(ヨハネの黙示録7章2節)
●第三の聖句引用(黙示録7章4節)⇒再臨主の「祝福家庭」編成
わたしは印をおされた者の数を聞いたが、イスラエルの子らのすべての部族のうち、印をおされた者は十四万四千人であった。(ヨハネの黙示録7章4節)
上記『原理講論』に登場する「ヨハネの黙示録」三つの代表聖句は、黙示録の5章と7章からの引用です。そして、黙示録の7章以降の解明(「ヨハネの黙示録」は22章まである)は、『原理講論』では詳細に解明されていないのです。
なぜ、7章以降は解明されなかったのでしょうか。
この理由は明快です。
『原理講論』初版出版は1966年5月1日だからです。
この時点では、文鮮明師を中心とするみ旨は復帰摂理完遂への開拓途上にあり、再臨主の生涯路程を預言した『ヨハネの黙示録』は、人間の責任分担ゆえに、確定していなかったのです。
結論として、
『再臨主の聖和(2012年)』及びその血統後継者(三代王権)の確定『子羊の婚苑(2023年)』までは、『ヨハネの黙示録解明』は地上に顕現することができなかったわけです。
●おわりに
なぜ、統一教会(家庭連合)が、韓鶴子総裁体制に移行してから現在に至るまで迷走を続けているのでしょうか。その主原因は、家庭連合がキリスト教と絶縁し、聖書を捨ててしまったことにあります。
その象徴が『独生女論(天の父母様論)』です。
聖書六十六巻、どこを探しても「女メシヤが降臨する」という聖句は、ただの一つも見つけることができません。キリスト教神学からみれば『独生女論』は反キリストの象徴なのです。
しかし、心配はいりません。
神は人類救済のために、『聖書』を準備され、統一教会(成約聖徒)和合統一のために、『聖書』の第六十六巻(最終巻)に『ヨハネの黙示録』を準備されました。
この『ヨハネの黙示録解明』が出版された事実にこそ、成約聖徒は、真実がどこにあるかを明白に理解できる恵沢圏の時代になったことを知らなければならないのです。
祈り。アージュ!
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おおくの成約聖徒に真実が届けられますように!
祈り。アージュ!