日本では文鮮明師の自叙伝は光言社が版権を買い上げ、絶版処分で販売していない。
●はじめに
韓鶴子総裁による文鮮明師の伝統に対する破壊行為が、常軌を逸して止まるところを知らない。もはや狂気の沙汰ではないだろうか。韓鶴子総裁は「独生女神学」と「独生女歴史観」で、すべてのアボニムの伝統を葬る覚悟を固めたようである。
以下は韓国で配信されたレポートの日本語翻訳である。
●2024年12月7日(土)文鮮明総裁自伝の廃棄指示
2024年12月7日(土)、韓鶴子女史の指示により、文鮮明総裁の自伝を廃棄するよう突然命じられた。その主な理由は、自伝の中で独生女を証明していないというものであった。本来、この指示は宋龍天に三度も伝えられたが、実行されなかったため、黄甫・家庭連合韓国会長に指示が下された。
黄甫会長はこの指示を各教会に通達したが、現場の教会ではこの指示を信徒たちに伝えれば大きな波紋を呼ぶことが明らかであったため、食口たちには知らせなかった。その代わりに、教会の倉庫に保管されていた自伝を取り出して写真を撮り、本部に報告し、あたかも自伝が回収されたかのように装った。文鮮明総裁の自伝廃棄に関する指示が公式に文書化されたかは不明だが、現在までのところ、口頭で伝えられたものと見られる。日本においても同様の指示が下されたかどうかは確かではない。
独生女教、天の父母聖会教が文鮮明総裁に関連する書籍や教理を廃棄するようにしたのは、自伝に限ったことではない。ここ2、3年の間に、鮮文大学の若い2世信仰科教授たちに「独生女神学」というものを発表させた。そして昨年からは「独生女神学」という名称が「真の父母神学」に変更された。
文総裁が逝去した2012年以降、韓鶴子が2013年から主張してきた、いわゆる独生女・韓鶴子中心の教理と摂理観を神学化した「独生女神学」では、次のように主張されている。
「人類の罪悪の歴史と蕩減復帰歴史の時代に宣言されたどのような真理や宗教の教理をもってしても、独生女のみ言を説明することはできない。たとえ文総裁が発表した『原理講論』や『み言』によっても解明できない、創造本然の言葉なのである。ゆえに、独生女・韓鶴子の言葉が出る以前の『原理講論』は、もはや必要ない。」
文総裁が逝去した2012年9月以降、韓鶴子が主導し、文総裁と自身の演説を抜粋して新たに発表した天一国三大経典『天聖経』『真の父母経』『平和経』のうち、『真の父母経』は昨年廃棄された。『真の父母経』が廃棄された理由は、その内容の大部分が文総裁の「み言」であり、韓鶴子が独生女としての独自の地位を明確にしていなかったからである。その代わりに、『韓民族大叙事詩』が三大経典に追加されたと伝えられている。『韓民族大叙事詩』は、韓民族5000年の歴史が、独生女である韓鶴子を迎えるための選民の歴史であったという内容で満たされている。
以上
●おわりに
日本においても、『平和を愛する世界人として』文鮮明自叙伝は、AMAZONでも中古品の流通があるだけである。日本の光言社では、もちろんまったく取り扱いがない。
日本の家庭連合幹部は、韓鶴子総裁の祈祷様式変更(ホーリーマザー・ハンに侍る祝福中心家庭)や、今回発覚したアボニムの自叙伝破棄に対して「真の父母は一体」を主張できるのであろうか?
天界の文鮮明師もまた、このような韓鶴子女史のこのような地上の振る舞いを容認していると、本気で考えているのであろうか?
韓国家庭連合のデタラメな教義改竄や、伝統破壊行為に対して、日本家庭連合はなぜ抗議の声をあげないのであろうか。
宗教法人解散命令も、すべて韓国本部の過剰な摂理献金要請に無条件に嘘と方便主義で奴隷のごとく従った日本家庭連合歴代会長たちの大失態の結実ではないだろうか。日本に献金要請する前に韓国信徒から献金を集めるべきではないか。ばかばかしい偶像崇拝の象徴「清平バベルの塔」建設を止めるべきである。独生女論で韓鶴子総裁が世界の平和の母になれるはずがどこにあろうか。
日本家庭連合は正気に立ち戻るべきである! もはや神の摂理と無縁の韓国本部と絶縁すべきである。宗教法人解散命令確定前に、甚大な宗教迫害を受けざるを得ない信徒や祝福家庭の信仰指導に本腰を入れて取り組まなければならない!
祈り。アージュ!
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●成約聖徒のためのヨハネの黙示録解説
なぜ今「宗教法人解散命令請求」なのかの理由が分かります。
是非とも図表が入っているペーパーバックをお買い求めることをお奨めします。
「文鮮明師の後継者は誰なのか」というペーペーバックの本が出版されております。1990年代以降現代までの成約摂理史が解説されており、成約聖徒必読の書籍です。