●はじめに
直系ご子女様のお孫様の中で、文亨進様の三男・文信俊さまほど、真のお父様から特別寵愛された方は存在しません。かずかずの写真がそれを立証しているのです。
今回は、昨年発表された文信俊様から韓鶴子総裁へ発表された手紙『お祖母さんへ』（全文）を公開すると共に、文信俊様の御聖誕が『天宙的転換点』であったことを紹介します。
●摂理的考察
文信俊様の御聖誕は、血統後継者選定の天宙的転換点
文信俊様のご聖誕は、陽暦2004年5月10日です。
このご聖誕以前は、文鮮明師の三男・文顕進様が、アボニムの後継者であると、すべての統一教会信徒は信じて誰も疑わなかったのです。それは以下の年表で明らかです。
01）1998年7月19日 文顕進様「世界平和統一家庭連合」世界副会長就任（米国）
02）2000年3月31日 文顕進様「世界原理研究会」第三代世界会長に就任
03）2000年11月11日 「父子協助時代宣言」（米国・ハワイ）
⇒この宣布は、家庭連合にとって都合が悪く完全無視している。「母の時代」が終了し直系後継者への相続時代に入ったのである。
04）2004年5月10日 文信俊様の御聖誕（天宙的な転換点）
⇒文亨進様・ヨナ様御夫妻に対し文鮮明師は、「おまえたち夫婦からこのような子女が生まれるとは思いもしなかった！」と語られる。
05）2008年3月17日 文孝進様聖和（文鮮明総裁・揮毫「深天解放苑忠孝開門主」）
⇒文鮮明師から文孝進様の血統圏が、血統相続者となる言及は一切ない。
⇒韓鶴子総裁が長男・文孝進様とヨナ様のご子息を血統後継者（中心者）としていることは決定的な間違いである。
06）2008年4月18日 文亨進様「世界平和統一家庭連合」世界会長就任
07）2009年1月15日・31日 「万王の王神様解放権戴冠式」
⇒文亨進様とヨナ様が血統後継者御夫妻であることを内外に示した式典です。
08）2010年6月5日 「真の父母様宣言文」発表（代身者・相続者は文亨進）天正宮
⇒この時点で韓鶴子総裁は、真の血統後継者が文亨進様であることを立証する母子協助の使命（限定的ですが･･･）を果たしました。
●結論
文鮮明師の三男・文顕進様が、代身者・血統後継者として認知されていた時代があることは摂理歴史な真実です。ところが、文信俊様の御聖誕を「天宙的転換点」として、七男文亨進様と、文亨進様と完全に一つとなった文國進様が「二人の証人（ヨハネの黙示録第11章3節）」として、三男文顕進様のアベルの位置に立ち、文鮮明師の代身者・血統後継者と確定したのです。
ところが、この後、韓鶴子総裁は、基元節を起点として全権を文亨進様・ヨナ様御夫妻に譲り、歴史的にマリヤがイエス様に果たすことができなかった「母子協助」の使命を成し遂げなければなりませんでした。結果として韓鶴子総裁は、マリヤがイエス様を荒野に追い出したように、文亨進と文國進様の二人の証人を荒野に追放。自らを女性メシヤと主張し、王国を支配し簒奪してしまったのです。
●『お祖母さんへ』（全文）
文信俊様から韓鶴子総裁への手紙
こんにちは、おばあさん。おじいさんとおばあさんをワンアッパ、ワンオンマと呼んでいた孫の文信俊です。こうしておばあさんに手紙を書くことになるとは誰も思いませんでしたが、このようになりました。本当にお久しぶりです。ワンアッパが聖和されてもう11年が経ちましたね。時が経つのは本当に早いです。
突然どうしておばあさんに手紙を書くのかと思われるかもしれませんが、私はいつも、いつかは私の気持ちをおばあさんに伝えたいと思っていました。おばあさん、ですからこの手紙は、私がおばあさんを心から愛しているので書いているのです。
ある人は、私がヒルのようにお金と権力を願ってこの手紙を書いていると考えるかもしれません。しかし、私は良心に誓ってはっきりと言えます。それは事実ではありません。
この手紙は、私が心からおばあさんを愛しているので書いています。手紙全体を通して、そのことを必ず覚えていてくださればありがたく思います。
おばあさん、覚えていますか？ 天正宮で私が何かにとても怖がっていたとき、おじいさんとおばあさんと大きなベッドであまりに一緒に寝たがるので、おばあさんがここに来て一緒に寝ようと抱いてくださいましたよね。そのとき私はとても幸せで、心の奥底からおばあさんとおじいさんの温かい愛を感じました。
また、ワンアッパが聖和されたあと、私がハワイにあまりにも行きたくて地面で泣きわめいていたとき、おばあさんがその願いをかなえてくださいましたよね。そのとき私の願いをかなえてくださったおばあさんを覚えています。これよりもっと多くの思い出がありますが、私がお伝えしたいことを一言で言えば、私はおばあさんを心から愛しているということです。
なので、これからお伝えすることがご迷惑で受け入れ難くとも、おばあさんの霊魂を考えるとお伝えせざるを得ません。
今、行かれている独生女の道をこのまま行かれれば、霊界に行かれたとき、ワンアッパとどのようにお目にかかるのでしょうか？ 霊界で真のお父様と会われたとき、真のお父様はこのようにおっしゃるでしょう。「あなたを全く知らない。行ってしまえ」。
幼い私を温かく抱いてくださった愛するおばあさんが、霊魂を顧みることなく最悪の道へと向かうのを防ぐことが私の切なる願いです。おばあさん、これが本当におばあさんを愛する姿ではありませんか? 麻薬中毒で死にかけているのなら、「麻薬をやめなさい」とはっきり言うのではありませんか？
その人がそのまま死ぬように放っておくとすれば、それはその人を実際には愛していないということではありませんか？ おばあさんが地獄と審判の道に向かっているのですから、そこから早く戻ってくるように言う私たちこそ、おばあさんへの愛を本当に伝えている人たちではありませんか？
おばあさんをただお金と権力として利用しようと、そのまま放っておく幹部たちは悪魔ではないでしょうか？
自分たちのふところを満たすためにおばあさんを利用し、地獄の方向に操る詐欺集団がおばあさんの周辺にいるのを見ながら、私の心は痛みます。メシアを裏切り、神様のみ言を変える者たちは、自分たちのお金と名誉が永遠のものだと考えるでしょう。
霊界が存在する限り、この悪魔たちよ、おまえたちが行くところは、おまえたちが銀貨30枚で売って裏切った再臨メシア、真のお父様の前だという事実を覚えておきなさい。これは時間の問題にすぎないという事実も覚えておきなさい。
おばあさん! どうか考えてください。私の父と國進おじさんは、おばあさんを本当に愛しているので、その場から離れざるを得ませんでした。おばあさんは、自分の末息子をよくご存じではありませんか？ 息子の中で末っ子として生まれ、兄や姉たちも多く、葛藤や対立はできる限り避ける方だという事実を。
それなのに、どうしてあえておばあさんが行く独生女の道は地獄の道だと強くたしなめるのでしょうか？ もしお金に目がくらんでいたのなら、おばあさんのもとに残り、他の幹部たちのようにおばあさんがされるあらゆることに「すべて正しい」と拍手し、ヒルのように張りついている方が得だったでしょう。
しかし、おばあさんの末息子は、おばあさんを心から愛していらっしゃいます。愛する母が地獄の道を歩んでいかれるのに、どうしてそのまま放っておくでしょうか！ 心からおばあさんを愛しているから、「どうかその道を行かないでください」と膝をついて懇願したのではありませんか！ 涙を流しながらおばあさんが行こうとする独生女の異端の道を必死に反対せざるを得なかったのではありませんか！
「自分がメシア、独生女だ」と主張し、「真のお父様には失敗した恥ずべき尾がある」と主張する人は、神様の義なる火の審判を受けるようになります。おばあさん、神様の救いの歴史では、偶像崇拝は最も大きな罪です。この道を行けば、ルーシェルよりもっと恐ろしい存在になると言われたワンアッパのみ言を覚えていらっしゃらないのですか？ 人々がおばあさんにどのように話したのかは分かりませんが、父と國進おじさんは、おばあさんが地獄への道を直接、歩んでいく姿を見ながら、あまりの悲しみに心を痛めていらっしゃいます。血の涙を流していらっしゃいます。
おばあさん、もうおやめください。切に、切に、切に申し上げます。
神様を否定し、独生子、再臨のメシアであられる真のお父様に反対すれば、天運の祝福は絶対に訪れません。天運の呪いが訪れます。ですから、2012年におばあさんが宣布した予言がすべて失敗に終わったのではありませんか？ 2020年までに7つの国が復帰され、おばあさんの前に敬拝すると言いませんでしたか？ 誰も言わないようでも天はすべて記録しています。
また、昨年の安倍首相の暗殺により、これまで献金摂理をしてきた日本の食口の皆さんがさらに苦労しているではありませんか？ 日本にこれ以上お金を負担させることができず、韓国の各家庭に「300万ウォンを出しなさい」と言ったとき、出さないので100万ウォンに下げなければならなかったではありませんか？ それもうまくいかなかったので、日本の幹部たち1000人を秘密裏に呼び、「日本は韓国にお金をもってくる責任がある」と言ったとき、人々はおばあさんを否定し、おばあさんの講話映像を漏洩したではありませんか？
おばあさん、おばあさんはワンアッパに50年の間、侍って生活され、本当に苦労されました。しかし、おばあさんもご存じのとおり、信仰の道では、最後まで耐え忍ぶ人だけが救いを得ます。
おばあさん、おばあさんを心から愛する人たちのもとに帰ってきてください。神様の前に悔い改めてください。神様はどなたでもお許しになることができます。私たちのどんな罪も、主に悔い改めれば、主はその罪をきれいに拭い去ってくださると約束されました。
しかし、人間を愛される神様は、人間が神様も否定できる自由意志を与えてくださったので、自分の罪を告白しない者はお許しになることができません。真のお父様の前で、本当に心を尽くしてこれまでのことを悔い改めれば、ワンアッパもおばあさんをお赦しになるでしょう。
おばあさん、私、孫の文信俊を深く愛してくださった、私にとってワンオンマでいらっしゃったおばあさんが、神様と主のふところに再び戻ってくることを切に、切にお祈りします。
孫 文信俊 拝
●『お祖母さんへ』
文信俊様から韓鶴子総裁への手紙（youtube公開版）
●おわりに
韓鶴子総裁による「天の父母様聖会」は、真の父母は一代限りとし、天の王権相続を重要視していません。このような真のお父様への反逆行為は決して許されるものではありません。ところが、文鮮明師のお孫さまであられる文信俊さまを中心点として「成約摂理史」を解明していきますと、御子女さまの混乱もすっきりと解けるのです。
三代王権のもっとも大切な鍵を握る「文信俊さま」が韓鶴子総裁に贈った手紙を、韓鶴子総裁と家庭連合信徒は、どのように拝読するのでしょうか。
この大切な手紙を中心として、家庭連合信徒の皆様が、韓鶴子総裁が主張する『独生女摂理史観』を消去し、文亨進様・ヨナ様御夫妻が主催する世界平和統一聖殿こそが、成約聖徒和合統一の生命の道であることを信じるに至ることを、私は切に祈っています。
祈り。アージュ！
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