「家庭連合」の研究

すべての成約聖徒は三代王権に帰りましょう!

●真の父母は、ユダヤ教・基督教の伝統の基に使命を果たされます。「聖書」と「原理講論」に帰り、成約聖徒としての使命を全うしましょう!

『田中富広会長への公開質問(独生女論篇)』第Ⅰ回:宗教法人解散命令前に韓鶴子総裁の「独生女論」を公開してください!

田中富広会長は宗教法人解散命令前に教義の真実を信徒に公開する責務がある。

 

●はじめに

私は世界平和統一家庭連合の田中富広日本会長が、日本家庭連合の宗教法人解散命令判決が下る前に、すべての成約聖徒(旧「世界基督教統一神霊協会」信徒)に対して、韓鶴子総裁が主張する天の父母様聖会の中心教義『独生女論』(天の父母様論・真の父母論)を明確に公開する責務があると信じます。

なぜなら、今回の「世界平和統一家庭連合」に対する宗教法人解散命令は、文鮮明師を再臨主と信じるすべての成約聖徒が、「世界平和統一家庭連合」信徒と等しく社会的な制裁を被るからであります。

「世界平和統一家庭連合」(天の父母様聖会)が奉じる『独生女論』が真理であるのか否か、これは成約聖徒にとりまして大問題なのであります。なぜなら、成約聖徒(旧「世界基督教統一神霊協会」信徒)は文鮮明師が解明した『統一原理』を信じ、信仰生活を捧げてきたからであります。

ところが、たいへん困った問題がございます。2013年の基元節以降、韓鶴子総裁が主張をはじめた『独生女論』の概要が、「世界平和統一家庭連合」の出版部門である光言社において、公式的に教義書または講義案として出版されておらないことです。

そこで、以下の二点について田中富広会長に謹んで伺いたいと思います。

 

●田中富広会長への
公開質問01


■補足コメント

韓鶴子総裁は、2013年の基元節(家庭連合主催のもの)以降の講話の中で、従来の統一教会教義である『統一原理』とはまったく相反する教義を、語り始められました。一般的にこれらの韓鶴子総裁が語る新しい教義は『独生女論』または『天の父母様論』『真の父母論』という名称で呼ばれているようであります。

この新教義を、体系的に書籍として公にすることは、すべての成約聖徒(旧「世界基督教統一神霊協会」信徒)が、この教義を天からの啓示として受け入れるか否かを判断する最低限の判断資料となるからです。

最低限の「教義書」を示さない家庭連合の態度は、真理に対する真摯な態度が欠落していると指摘しなければなりません。

しかし、幸いにも韓国メシヤ運動研究所の金瑽錫所長が『天の父母様聖会の独生女論の形成と展開』という著書を日本でも発刊されました。その本の中で「独生女論」の定理(テーゼ)を定式化する試みをされておられます。(内容は質問パネルの後に示す)

そこで田中富広会長に次の質問をさせていただきます。

 

●田中富広会長への
公開質問02

 

■「天の父母様聖会の独生女論の形成と展開」の中で示されている「独生女論」の定理(テーゼ)

*パネルで示したあとに、スマホでも文字が判別できるように繰り返しになりますが、同じ文書を打ち込みしております。

「独生女論」第一テーゼ
キリスト教二千年は独生女である韓鶴子を迎える為の摂理だった。即ち、韓鶴子は既にエバの堕落時から独生女に決定されており、イエス時代には腹中で血統復帰された独生女が出生せずイエスは結婚できず聖霊が来ることができなかった。したがって六千年ぶりに神が送った韓鶴子は初臨独生女であり、独生女が韓国に生まれたために再臨主である創始者文鮮明師)も韓国に生まれることになった。

 

考察02:独生女論第二テーゼ

「独生女論」第二テーゼ
創始者文鮮明師)は堕落した血統と原罪を持って生まれたので、独生子ではない。一方で韓鶴子は三代腹中血統復帰を経て母胎から現在のない血統で生まれた初臨独生女である。創始者文鮮明師)は独生子ではないが、16歳の時イエスから使命を引き継いだ瞬間に独生子の資格を得て独生子の立場に立つようになった。

 

考察03:独生女論第三テーゼ

「独生女論」第三テーゼ
韓鶴子独生女が多くのメシヤ使命者の一人だった創始者を選択し、結婚してあげることで原罪を復帰してあげた。創始者韓鶴子独生女に会う前に崔先吉と結婚したのは誤りだった。これは創始者の堕落行為であり尻尾である。それで天は創始者に共産政権の北朝鮮に行けと命令し、興南で監獄暮らしをさせ、み言葉を探し出すことで再臨主の資格を備えるようにした。

 

考察04:独生女論第四テーゼ

「独生女論」第四テーゼ
創始者文鮮明師)が韓鶴子独生女を教えて育てたのではない。韓鶴子独生女は生まれる時から原理と摂理を知っていた。韓鶴子独生女は一生涯原理の勉強をしたことがない。聖書の勉強をしたこともない。


考察05:独生女論第五テーゼ

「独生女論」第五テーゼ
韓鶴子独生女によって神が解放され、人類が救援される。堕落の血統を脱がせる事は韓鶴子独生女だけができる。独生女が主体として創始者を真の父母に完成させた。


考察06:独生女論第六テーゼ

「独生女論」第六テーゼ
韓鶴子独生女でなければ摂理が不可能である。ひとえに独生女が基元節と天一国を完成しなければならないため基元節の6カ月前に創始者文鮮明師)が聖和した。

 

考察07:独生女論第七テーゼ

「独生女論」第七テーゼ
絶対者神は二性性相の中和的主体や(被造世界に対し)男性格主体ではなく、完全に平等な天の父と天の母である。このような原則によって1男1女のアダム-エバを平等に位階秩序のない主体-対象、或いは対象-主体として創造した。したがって神は男性メシヤと女性メシヤを各々独立的な救援の主体として別の時期に別の場所に送られたりもする。

 

考察08:独生女論第八テーゼ

「独生女論」第八テーゼ
独生女は天の母の実体であり、天一国時代の中心である天一国万王の王である。

●附記
独生女論の中核は、創始者文鮮明師)は有原罪で出生した再臨主候補であり、韓鶴子はイエスの妻であり、無原罪で出生した初臨独生女であるが、韓鶴子創始者と結婚してあげることによって創始者文鮮明師)の原罪を復帰してあげ、真の父母として完成させてあげた」と要約できる。


以上が、韓国メシヤ運動研究所の金瑽錫所長が『天の父母様聖会の独生女論の形成と展開』という著書の最終章「結びの言葉:独生女論の未来と統一家の再建」でまとめられている『独生女論』の定理であります。(私は金所長がまとめられた定理は、大変苦労してまとめられた正しい理解であると信じます。)

もし、この定理に誤りや修正点があれば、ご指摘賜れば幸いです。
なぜなら、この定理こそが、『独生女論』が成約聖徒の共通教義と信じてきた文鮮明師の『統一原理』にかわる真理体系であるか否かを判別する基礎資料となるからであります。

 

●おわりに

質問に対する回答は、「家庭連合の研究」主宰「とうごまの下のヨナ」の田中富広会長への公開質問に対する回答と題して、以下の『真の父母様宣布文サイト』に掲示いただければ幸いです。

 

trueparents.jp

 

この「世界平和統一家庭連合(天の父母様聖会)」の中心教義である「独生女論(天の父母様論・真の父母論)を定立することは、教義が真理であるか否かを議論することを通じ成約聖徒が和合統一するための第一歩であると信じます。

田中富広会長(または教義担当職員)の真摯な回答をお待ちいたしております。

祈り。アージュ

 

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