●はじめに
第Ⅰ回の「田中富広会長に対する公開質問」から丸5日を経過したのですが、「真の父母様宣布文サイト」には、3月4日の「江利川会長礼拝」に対する批判投稿を最後になんらの更新がございません。
これは、1)現在回答準備中のためなのか、2)そもそもブログ配信記事での公開質問には回答の必要を認めず無視する方針なのか、3)家庭連合以外の成約聖徒からの公開質問は無視する方針なのか(江利川会長批判を繰り返しているのと整合性がとれないと思いますが・・・)、3)公開質問の内容が回答するには重大すぎてほっかむりを決め込んだのか・・・。いずれかであろうと推察します。
いずれにせよ、家庭連合側から正式回答があるまで、「独生女論8つのテーゼ」は家庭連合から認められた(反論も否定もされなかった)とみなして、論を進めてまいります。
本論考は、1)再度「公開質問状」を掲示させていただく。2)再度「独生女論8つのテーゼ」を掲載させていただく。3)「おわりに」で家庭連合が韓鶴子総裁の独女論を受諾した顛末について論考します。
●論考01
「田中富広会長への公開質問」を再度掲載する
●論考02
「独生女論8つのテーゼ」を再度掲載する
■「天の父母様聖会の独生女論の形成と展開」の中で示されている「独生女論」の定理(テーゼ)
*パネルで示したあとに、スマホでも文字が判別できるように繰り返しになりますが、同じ文書を打ち込みしております。
■01:独生女論第一テーゼ
■「独生女論」第一テーゼ
キリスト教二千年は独生女である韓鶴子を迎える為の摂理だった。即ち、韓鶴子は既にエバの堕落時から独生女に決定されており、イエス時代には腹中で血統復帰された独生女が出生せずイエスは結婚できず聖霊が来ることができなかった。したがって六千年ぶりに神が送った韓鶴子は初臨独生女であり、独生女が韓国に生まれたために再臨主である創始者(文鮮明師)も韓国に生まれることになった。
■02:独生女論第二テーゼ
■「独生女論」第二テーゼ
創始者(文鮮明師)は堕落した血統と原罪を持って生まれたので、独生子ではない。一方で韓鶴子は三代腹中血統復帰を経て母胎から原罪のない血統で生まれた初臨独生女である。創始者(文鮮明師)は独生子ではないが、16歳の時イエスから使命を引き継いだ瞬間に独生子の資格を得て独生子の立場に立つようになった。
■03:独生女論第三テーゼ
■「独生女論」第三テーゼ
韓鶴子独生女が多くのメシヤ使命者の一人だった創始者を選択し、結婚してあげることで原罪を復帰してあげた。創始者が韓鶴子独生女に会う前に崔先吉と結婚したのは誤りだった。これは創始者の堕落行為であり尻尾である。それで天は創始者に共産政権の北朝鮮に行けと命令し、興南で監獄暮らしをさせ、み言葉を探し出すことで再臨主の資格を備えるようにした。
■04:独生女論第四テーゼ
■「独生女論」第四テーゼ
創始者(文鮮明師)が韓鶴子独生女を教えて育てたのではない。韓鶴子独生女は生まれる時から原理と摂理を知っていた。韓鶴子独生女は一生涯原理の勉強をしたことがない。聖書の勉強をしたこともない。
■05:独生女論第五テーゼ
■「独生女論」第五テーゼ
韓鶴子独生女によって神が解放され、人類が救援される。堕落の血統を脱がせる事は韓鶴子独生女だけができる。独生女が主体として創始者を真の父母に完成させた。
■06:独生女論第六テーゼ
■「独生女論」第六テーゼ
韓鶴子独生女でなければ摂理が不可能である。ひとえに独生女が基元節と天一国を完成しなければならないため基元節の6カ月前に創始者(文鮮明師)が聖和した。
■07:独生女論第七テーゼ
■「独生女論」第七テーゼ
絶対者神は二性性相の中和的主体や(被造世界に対し)男性格主体ではなく、完全に平等な天の父と天の母である。このような原則によって1男1女のアダム-エバを平等に位階秩序のない主体-対象、或いは対象-主体として創造した。したがって神は男性メシヤと女性メシヤを各々独立的な救援の主体として別の時期に別の場所に送られたりもする。
■08:独生女論第八テーゼ
■「独生女論」第八テーゼ
独生女は天の母の実体であり、天一国時代の中心である天一国万王の王である。
●附記
独生女論の中核は、「創始者(文鮮明師)は有原罪で出生した再臨主候補であり、韓鶴子はイエスの妻であり、無原罪で出生した初臨独生女であるが、韓鶴子が創始者と結婚してあげることによって創始者(文鮮明師)の原罪を復帰してあげ、真の父母として完成させてあげた」と要約できる。
●おわりに
なぜ、「独生女論テーゼ」をしつこく再度公開したのか。
実は、家庭連合の一般信徒は、自分の所属している教団の教義が、「統一原理」からいつの間にか「独生女論」とすり替わってしまったことを知らないからです。
一般信徒は、文鮮明師を再臨主と信じ統一原理を真理体系として信奉している「世界基督教統一神霊協会」の系譜の家庭連合に所属していると信じています。私もそうでした。
ところが、真実はまったく違います。
韓鶴子総裁は、自分を初臨独生女(女性メシヤ)と宣言し、「独生女論」を鮮文大学の教授に創作させて、独生女教団(天の父母様聖会)を新たに創始したのです。
しかし、この韓鶴子総裁の「天の父母様聖会」が文鮮明師の統一教会の伝統を正統に受け継いだ教団ならば問題は発生しません。問題は統一教会と絶縁し、まったく真逆の教義体系の女性メシヤ教団を創始したことです。
この教団は天の啓示で神がつくられたのでしょうか? それとも地から人間の思考からつくられたものでしょうか?
私は「地」からのものだと確信します。
世界平和統一家庭連合の一般信徒の皆様は、文鮮明師の統一教会とはまったく別の教団に所属している事実を知らなければなりません。田中富広会長をはじめ家庭連合の松濤本部幹部は真実を伝えません。
日本の松濤本部は、韓鶴子総裁の発言も隠蔽します。これは、信徒の知らぬ間にまったく違う教義に教団を移行させる「教義詐欺」なのではないでしょうか。
韓鶴子総裁が導く家庭連合はいずれ滅びざるをえないでしょう。
私は家庭連合信徒の皆様が、文亨進様と文國進様(黙示録11章3節にある「二人の証人」)が創始した世界平和統一聖殿に移籍することこそが最善の道であると信じます。
祈り。アージュ!
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