「家庭連合」の研究

すべての成約聖徒は三代王権に帰りましょう!

●真の父母は、ユダヤ教・基督教の伝統の基に使命を果たされます。「聖書」と「原理講論」に帰り、成約聖徒としての使命を全うしましょう!

二世72家庭の叫びを聞け!天苑宮:大理石に刻まれた真のお父様への裏切りの象徴

天苑宮の数多くの壮麗な壁画が虚しい独生女の摂理的失敗12年の証拠になる日が遠からずくるであろう

●はじめに

去る今月13日の天苑宮入宮式の代表的な日本の報道動画と、二世72家庭の実名も公表した叫びをお届けしたい。

●「天の父母様聖会」の公式的なプロモーションVTRである↓

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■勇気ある祝福二世の叫びを聴け!

天苑宮:大理石に刻まれた真のお父様への裏切りの象徴
柳京明(二世72家庭)

愛する食口の皆様へ、

天苑宮の入宮式を迎えるにあたり、多くの方々が様々な感情の中で葛藤されていることと思います。
ときめきと期待、そして同時に戸惑いと疑問が湧き上がっていることでしょう。

文鮮明・真のお父様が描かれた理想は、果たしてこのような姿だったのか?」
「大理石で飾られた天苑宮が、本当に摂理の完成と言えるのか?」
このような悩みは、信仰者として当然抱くべき責任ある内省だと私は思います。
私たちは今、真の道を探し求める正直で真剣な問いの前に立っているのです。

今こそ、私たちはこの建築物に込められた象徴と意図を真剣に見つめなければなりません。

建築物に具現化された腐敗した権力者の幻想

歴史において建築とは、単に空間を造ることを超えて、その時代や指導者のメッセージを内包する象徴となってきました。
ある建築物は共同体の霊性を表し、またある建築物は権力の威厳を示す道具となるのです。
特に腐敗した権力者たちは、現実から乖離した誇示的な建築を通して自らを神格化し、不滅の存在として記憶されることを切望してきました。
そのような建築物は大抵、「私はこれほどの功績を成し遂げた」というメッセージを視覚的に誇示する目的のもとに建てられます。
これは、正当性を欠いた権力がその空白を埋めるために用いる典型的な宣伝戦略なのです。

ローマ帝国の皇帝カリギュラは、自らを「生ける神」と称し、それを物理的に実現するために、大理石の神殿や彫像、記念碑的な建築物を無分別に建てる大規模なプロジェクトを推進しました。
彼は自らの権威を神に匹敵するものとして見せ、市民に崇拝を強要しましたが、最終的には内側からの反発によって悲惨な最期を迎えることとなりました。

天苑宮は誰のための空間なのか?

「天苑宮」は表向きには「天の父母様をお迎えする聖殿」、あるいは「真の父母様の威光と業績を記念する空間」と紹介されています。
しかしその象徴構造を詳しく見つめると、ひとつの疑問が湧いてきます。

「なぜ、この場所において文鮮明・真のお父様の存在はこれほどまでに希薄になっているのか?」

天苑宮の建築構造と象徴体系は、文鮮明・真のお父様の中心的権威を徹底的に排除し、韓鶴子総裁を中心に構成されています。
空間の配置、造形物、動線、内部の装飾に至るまで、すべてが韓鶴子総裁の神格化された威光を視覚的に印象づけるために企画されています。
一方、文鮮明・真のお父様は、韓鶴子総裁のための「補助的存在」として再解釈され、背景に押しやられているのです。

このような空間構成は、神学的観点から見ても、韓鶴子総裁が文鮮明・真のお父様と断絶し、分裂していることを象徴的に示しています。
統一原理と文鮮明・真のお父様のみ言によれば、旧約と新約に根ざすメシアとは、原罪のない男性である「アダム型人物」として定義され、文鮮明・真のお父様は「第三アダム」として絶対的で比類なき権威を有しておられます。

そしてそのメシア的権威は、アダム家庭の二世代にわたる失敗を勝利的に復帰するために、子女世代へと継承されなければならず、これは文亨進様によって継承されました。
しかし韓鶴子総裁は、このアダム型人物の権威と継承構造を否定し、原理的・摂理的根拠のない「母なる神」や「独生女」という概念を導入し、女性中心の神学秩序を築いています。これは神学の継続ではなく断絶であり、新たな宗派の出現です。

このような試みは統一原理とは本質的に無関係であり、韓鶴子総裁の恣意的な権力形成と深く結びついています。
天苑宮とは、この歪められた物語を視覚的に固定化しようとする象徴的空間であり、正当性のない権力の物理的表象に過ぎません。
これは、歴史上の腐敗した権力者たちの典型と何ら変わるものではなく、韓鶴子総裁自身を神格化しようとする傲慢な幻想の現れであり、神学的正統性を欠いた自身の権力を物理的に補完しようとする試みに過ぎません。

天苑宮がもたらす内外の危機

「天苑宮」は単なる建築物ではありません。
それは、韓鶴子総裁の神学的逸脱、権力の視覚化、そして統一運動のアイデンティティと使命の根本的動揺を象徴する空間なのです。
天苑宮は、文鮮明・真のお父様から継承されてきた神学的伝統と遺産から、韓鶴子総裁が遊離したことを物理的に示した産物です。
このことにより、統一教会は単なる組織的・財政的な危機にとどまらず、存続可能性そのものに対する根本的な脅威に直面しています。

1. 神学的アイデンティティの崩壊による食口たちの離脱

天苑宮は、韓鶴子総裁が文鮮明・真のお父様との神学的連続性を断ち、まったく異なる神学的路線を歩んでいることを明確に示しています。
これまで統一教会の指導部は、「真のお母様は真のお父様と一心・一体・一念を成した」という主張を繰り返し、この神学的決別を食口たちに隠蔽し、正当化する姿勢をとってきました。

さらに、黄珍洙(ファン・ジンス)といった統一教の神学者は、「真のお母様の独生女神学は、真のお父様の統一原理と相補的に調和する」といった欺瞞的な主張を展開し、混乱を助長してきました。
真のお父様とは全く異なる道を歩みながらも、それがあたかも真のお父様の御心と一致しているかのように語るこのような姿勢は、多くの食口に深刻な混乱と内的苦痛を与えてきたのです。

独生女神学は、統一原理の核心である「アダム型人物中心のメシア観」およびその権威と正面から衝突しており、神学的整合性を崩壊させる矛盾した主張です。
独生女神学は、神学的な整合性や説得力を欠いたまま、韓鶴子総裁の権力強化の道具として機能しており、統一原理と食口たちの信仰的アイデンティティを根底から揺るがす害悪です。

天苑宮という建築物が、このような歪められた神学と権力意思を物理的に視覚化した空間として明らかになるにつれ、多くの食口たちは次第に理解し始めています。
韓鶴子総裁の独生女神学が、文鮮明・真のお父様のメシア的権威を否定し、その生涯の業績を破壊し、祝福家庭を破滅へと導いているということを。
このような認識は、やがて共同体内部の信頼の崩壊と、食口たちの離脱へと繋がっていくことでしょう。

2. 財政的危機と共同体の疲弊

天苑宮の建設には莫大な資金が投入されており、竣工後も想像を超える維持・管理費が継続的に必要となるでしょう。
このような財政的負担は、韓鶴子総裁の指導下にある現統一教会の主要な活動に必要な資源を深刻に侵食することになります。
特に、日本政府による統一教会の法人解散命令と相まって、高齢化した信徒層を対象とした無理な献金の強要は、共同体内部の信頼の崩壊と疲労の蓄積を一層加速させるでしょう。

すでに、天苑宮建設をめぐる献金問題により、信徒たちの不満と疲労感は表面化しており、それが共同体内部の対立と分裂をさらに深刻化させています。
このような状況は、短期的な財政危機にとどまらず、教団の存続そのものを脅かす構造的危機へと発展していく可能性が高いのです。

3. 外部社会からの孤立

天苑宮は、その規模と外観において、一般的な宗教施設とは著しく異質な印象を与えます。
豪華で誇示的な外観は、外部の一般大衆に対し、「これは果たして神のための聖殿なのか、それとも特定指導者のための宮殿なのか?」という強い疑問を抱かせています。
信仰共同体としての謙遜さや敬虔さよりも、帝国的権威主義や個人崇拝のイメージが一層色濃く伝わってしまっているのです。

このような認識は、特に宗教人、一般市民、そして若年層に対して、統一教会を「権力化された宗教」「閉鎖的な体制」という否定的な印象で捉えさせ、統一教会の社会的信頼度や対外活動の正当性にさらに深刻な打撃を与えることになります。

最終的に、天苑宮は日本政府による統一教会法人の解散命令に続いて、統一教会内部の信頼だけでなく、外部社会との関係においても深刻な悪影響を及ぼす可能性が極めて高いのです。

このように、天苑宮は韓鶴子総裁の神学的逸脱と権力強化の視覚的象徴であり、共同体内部の神学的混乱と外部社会との断絶をさらに深める決定的な契機となっています。
その結果、統一教会は現在、

-神学的アイデンティティの崩壊による信徒の離脱、
-財政的危機と共同体の疲弊、
-そして外部社会からの孤立という、
三重の脅威に直面しているのです。

絶望の中で見出す「本来の道」

このような複合的な危機のただ中にあって、私たちは単に絶望にとどまることはできません。
むしろ今こそが、私たちが「本来の道」へと立ち返る絶好の機会なのです。
どこから誤りが始まったのかを直視し、何が真実であったのかを省みるべき時です。

今、食口たちは沈黙と無関心を捨て、現状の流れに対する徹底的な内省とともに、根本的な方向転換を真剣に考えなければならない決定的な時点に立っています。

韓鶴子総裁は、自らに与えられた摂理的な位置――「神の娘」「文鮮明・真のお父様の妻」「真の家庭と人類の母」という責任を無視し、裏切りの道を選びました。
彼女は原理や摂理的根拠もなく、独自の神学と権威構造を築き、その結果、統一運動は深い混乱と分裂へと陥ってしまったのです。

この危機を克服する唯一の答えは、文鮮明・真のお父様の使命と権威を完全に継承し、それをこの時代に実現していける真の指導力のもとへと戻ることです。
その方と一つになって再び摂理の道に立つとき、私たちは初めて失われた道を取り戻し、統一運動の未来を新たに切り開くことができるのです。

文亨進様(ムン・ヒョンジン様)は長年にわたり、神の御旨と文鮮明・真のお父様の夢を揺るがず最前線で実現してこられた方です。

特に2009年以降、韓鶴子総裁と統一教会からの継続的な反対と迫害の中にあっても、決して中心を失わず、神の摂理的中心性、メシアの使命と権威、真の父母様と真の家庭の顕現の摂理的意味、そして祝福家庭の責任など、文鮮明・真のお父様の核心神学を一貫して継承し、実現してこられました。

その方の歩んでこられた道は、単なる個人の苦難ではなく、韓鶴子総裁の逸脱と裏切りによってもたらされた統一運動の神学的・組織的危機を克服し、真の信仰共同体を回復するための道でした。
そして今日、その道は多くの食口にとって、信仰のアイデンティティを再び取り戻すための決定的な灯火となっています。

また文亨進様は、ビジョンと実績を兼ね備えたリーダーシップの本質を体現しています。

権力の誇示ではなく、明確なビジョンを提示し、実質的な成果を成し遂げることによって、真の指導者としての資格と本質を証明しておられます。
文亨進様は「One Family Under God(神の下の一つの家族)」というビジョンを実現するための具体的な基盤と成果を着実に築いておられ、特に文鮮明・真のお父様が生涯をかけて実践された祝福運動をその中心に据えています。

文鮮明・真のお父様は、神の創造目的とすべての宗教伝統に内在する普遍的な原則と価値に基づき、人種・国籍・宗教の壁を超えた「神の下の人類一家族」という新たな平和文明の建設が可能であると信じておられました。
そしてその基盤として、神を中心とした家庭が築かれなければならず、それによって神の理想を高めることができるとされ、そのために全人類にインスピレーションを与える世界的な祝福運動を開始されました。

このような確信の中で、文鮮明・真のお父様は祝福式を、全人類が神の直接主管圏とつながり、堕落以前に神がアダムとエバに与えようとされた「三大祝福」を実現できる、
神との新たな契約を代表する摂理の一環として構想されました。

しかし、韓鶴子総裁はこの祝福式を歪め、改宗を前提とした統一教の特殊な儀式、あるいは統一教信者たちの合同結婚式へと堕落させてしまいました。
さらに、祝福式を韓鶴子総裁を「独生女」として信じる者だけに許される「天国行きのチケット」として規定することで、文鮮明・真のお父様の祝福運動と祝福式の目的と意義を破壊したのです。

文亨進様は、天の前に孝行する息子として、お父様の使命を継承し拡張することを誓われました。
そしてその約束を、全世界で展開される祝福運動を通じて誠実に実践しておられます。

文亨進様は祝福運動を通じて、神の創造目的である「神中心の理想家庭モデル」を具体的に提示し、結婚と家庭における普遍的理想と神聖な価値を保護・拡大しています。
さらに祝福家庭の国際的ネットワークを通じて、性の役割と秩序を解体し、家庭を崩壊させようとする無神論的な世俗主義文化の攻撃と闘っています。

これによって祝福運動は、今日の人類が直面する道徳・家庭・社会・文明の危機を解毒し癒す、実質的な代案として位置付けられています。

決断の時

愛する食口の皆様、今こそ私たちが歩んできた道を深く省み、これからどの道を選ぶべきかを真剣に考える時です。
私たちは長い年月、「真のお母様」と信じて従ってきた韓鶴子総裁が、今や文鮮明・真のお父様とは全く異なる道を歩んでいるという現実の前に立たされています。
天苑宮は、その現実を無言で証言しています。華麗な大理石で建てられたこの建築物は、真のお父様に対する裏切りの象徴であると。

今こそ私たちは自らに問いかけるべきです。
裏切りと虚像で飾られた宮殿の幻想に従って霊的破滅の道を歩むのか、それとも文鮮明・真のお父様の使命と遺産を完全に継承し、忠実に実践してきた文亨進様と共に、
神の摂理を正しく継いでいくのか?

今こそ、真理と義と善の上に立ち、本来の道を歩まなければならない時です。
この文章が、その旅路において少しでも助けとなることを心から願います。

おわり


●おわりに

勇気ある祝福家庭二世の叫びに、我々は謙虚に耳を傾けなければならない。

祈り。アージュ

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