「家庭連合」の研究

すべての成約聖徒は三代王権に帰りましょう!

●真の父母は、ユダヤ教・基督教の伝統の基に使命を果たされます。「聖書」と「原理講論」に帰り、成約聖徒としての使命を全うしましょう!

連載05「成約聖徒のコモンセンス」二律背反体系の立証!四つのパネルで解明します。

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息が詰まる内容なので、希望の光を提供します!

 

■はじめに

韓国鮮文大学教授の中には、文鮮明師が解明した「統一原理」に対し、「独生女論(真の父母論)」が、補完理論であると主張している方がいるようです。
つまり、統一原理に対して、独生女論がより上位の最終的な真理であると主張したいのだと思われます。

ところが、この主張はまったくのデタラメであります。
なぜなら、本稿の四つのパネルで示すように、「統一原理」と「独生女論」は、水と油のように、決して混じり合うことを許さない、「二律背反神学体系」だからであります。

それでは、あまり理屈っぽくならないように解説してまいります。

■二律背反体系の立証 その1:救済論

以下のパネルを御覧下さい。


この救済論の違いだけで、「統一原理」と「独生女論(真の父母論)」が二律背反神学体系であることを立派に立証できます。(他はなにも必要ありません!)

つまり、ユダヤ・基督教救済観の基本は、男性格メシヤの救済思想ですが、独生女論(真の父母神学)は、男性メシヤと女性メシヤ並列による二元論的救済観です。ここで使用されたいる、「独生子」「独生女」という用語は、「男性メシヤ」「女性メシヤ」と同義の概念です。

キリスト教徒から「反キリスト」思想と断罪される神学体系であることは間違いございません。(聖書には女性メシヤ降臨の預言など存在しないからです)

統一教会主流派の「天の父母様聖会」(規模の上では・・・)が「独生女論」を真面目に信奉していることを、私はいまだに信じられません。

一刻も早く除却処分し、文鮮明師の統一原理、統一思想に帰還しなければなりません。


二律背反体系の立証 その2:血統転換論

以下のパネルを御覧下さい。

 

文鮮明師が聖書講解により解明した、旧約聖書アベル・カイン復帰の公式を軸に展開される復帰原理は、基督教歴史二千年でも解明できなかった神の啓示であります。

とりわけて、その中心に位置するのが、タマルやバテシバ、ルツやマリヤといった性的問題にかかわる内容から正しく評価されることのなかった女性たちによる血統転換論であります。ここでは内容を詳しく解説はできかねますが、文鮮明師の御言集『御旨と世界』の中にその解説がございますので、一読をお奨めします。

一方、「独生女論(真の父母神学)」はどうかと問われれば、「三代独り娘」の家系であるとする主張しか存在しません。問題は、韓鶴子総裁の講話の御言葉だけが唯一の論拠であるこの神学体系には、客観的な検証方法がないことです。

ある日突然、韓鶴子総裁が『私は三代独り娘の家系であり無原罪聖誕の独生女だ』と宣言すれば、「はい!そうですか」で終わってしまうからです。聖書の裏付けがないこの「独生女神学体系」は、韓鶴子総裁の講話が、アルファでありオメガだからです。

 

二律背反体系の立証 その3:血統相続問題

以下のパネルを御覧下さい。

 

血統相続問題は、御言の中でも重要なテーマであることは間違いございません。文鮮明師の『平和神経』の主要論点も血統問題だと断言できます。なぜ血統問題が重要かと申しますと、王権権威の源は、すべて血統問題にあるからです。

ヨーロッパ王族の権威の源は、東西ローマ皇帝の血統に行き着きますし、日本の天皇家の権威の源は、万世一系(ほんとうに万世一系かどうかは別問題として・・・)の皇統にあります。中国の王権が波乱含みなのは、儒教孟子)が易姓革命を主張したからです。血筋ではなく、有徳者が天子となり天命を果たすという考えです。しかしこれでは、次から次へと天子候補者が現れ(一説によると 秦朝から清朝まで、小国の支配者を含めて557人もの皇帝がいたとされる)、常に政変が起きてしまいます。

日本の政情が安定し民度が高い源泉は、背景に相続問題で多くの殺戮戦があったにせよ、万世一系の血筋を誇り、武家政権でさえもその権威を転覆せず「和を尊し」とする民族性にもとめられそうです。

このように非原理世界でも、王権存続上の最重要課題は血統問題なのですから、天一国の王権問題もまた、真剣に考察されなければならないテーマだといえます。
私は、パネルで示したように、①「王の裁定」②「直系男系男子相続」③「神の永代血統」が重要なのではないかと考えています。

一方「独生女論」(天の父母様聖会)による血統相続問題の解明は、まず「真の父母一代のみ」理解から始まります。この考えは、真のお父様の御言にもあるように、新たな人類歴史の始源としての真の父母が、特別な真の父母であることを主張しており、その意味では正しい見解といえます。

ただし問題の核心は、直系後継者問題が最終的に「天一憲法」では、「天一国最高委員会」での天使長の合議で決定するということです。もはや主の家庭の血統断絶は不可避な問題だと理解できるのではないでしょうか。

二律背反体系の立証 その4:御言問題

以下のパネルを御覧下さい。


統一原理の中核的な御言は「原理講論」です。この書は、聖書を土台とした組織神学書であり、統一原理がユダヤキリスト教の系譜に属する神学であることを立証しているわけです。

いくら、既成キリスト教会から、統一教会は異端の宗教だと過酷な迫害を受けても、この立場がかわることはありません。

また、文鮮明師は生前に自らの遺言として『八大教材教本』を確定させ、神様に奉献しております(2010年2月7日)。

ところが、韓鶴子総裁は、自らの「独生女論」構築に障害となる御言(文鮮明先生御言選集)を改竄し、真のお父様聖和後にすぐさま「天一国三大経典」を出版してしまいました。これは八大教材教本に手をかけるなと言う文鮮明師の遺言を破ったことに他なりません。

以上の経緯からも明らかなように、統一原理と「独生女論」は、完全な二律背反理論ですから、「独生女論」の論拠として八大教材教本の御言を引用することは、厳に慎まなければならないことは明らかでしょう。


■おわりに

天の父母様聖会の主張する「独生女論(真の父母神学)」は、信徒が文鮮明師が解明した「統一原理」「統一思想」を絶対的な真理体系として確信しておれば、決してぶれる可能性のない「似非(えせ)真理体系」であります。

私は、2013年の「偽りの基元節」以降、統一教会暗黒時代を象徴する「独生女論」を一刻も早く除却していただくことを、田中富広会長にお願いしたいと思います。田中富広会長は韓鶴子総裁に是非とも直言していただきたいと思います。

たとえ、田中会長が韓鶴子総裁から除名処分を受け役職更迭されようとも、火あぶりになるよりはましだと思いますから・・・。

祈り。アージュ


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