
◆韓国家庭連合への家宅捜査の続報まとめ
●特別検察チームは2025年7月18日早朝、以下の拠点を捜索。
1)ソウル市龍山区の家庭連合韓国本部
2)京畿道・加平(カピョン)の「天正宮」本部・博物館
3)元幹部、自宅および携帯電話
4)野党「国民の力」議員・権性東(クォン・ソンドン)氏の国会事務所など
●捜査の焦点となったのは:
1)旧幹部によるユン・ソンニョル(尹錫悦)前大統領の妻キム・ゴニ氏への高級品贈与(ダイヤネックレス、高級バッグ)と引き換えに、ODA誘致、YTN買収、就任式招待などへの便宜供与疑惑 。
2)教団幹部による海外賭博(2008~11年にラスベガスで約600億ウォン)をめぐり、捜査中断があったかどうかも調査対象に
◆特別検察の今後の動き
1)検察は現時点で韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁や元本部長の召喚を視野に入れており、書類送検、事情聴取の準備に入っている。
2)捜査対象は元幹部の個人的供与行為にとどまらず、教団幹部全般に拡大する可能性がある。
◆家庭連合が韓国特別検察捜査にたいする公式見解発表
2025年7月18日、世界平和統一家庭連合(統一教会)を対象に、『キム・ゴンヒとミョン・テギュン・ゴンジン法師に関連する国政介入および違法な選挙介入事件等の真相究明のための特別検察官チーム』が実施した家宅捜索に対し、家庭連合本部と世界194カ国の1000万信徒は強い遺憾の意を表明するものです。 |
1)捜索は宗教的自由の本質を侵害しており、聖地や宗教儀式への配慮を欠く。
2)捜索中に信者の信仰対象や聖物が軽視されたことへの強い遺憾や屈辱感を表明。
3)今後も真摯に捜査に協力する姿勢を示しつつ、捜査の在り方については強く抗議し、宗教的基本権の尊重を求める。
以上
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