「家庭連合」の研究

すべての成約聖徒は三代王権に帰りましょう!

●真の父母は、ユダヤ教・基督教の伝統の基に使命を果たされます。「聖書」と「原理講論」に帰り、成約聖徒としての使命を全うしましょう!

連載02『統一教会十二の封印を解く』序文でわかる、解散命令の真の理由は韓鶴子総裁支配の十二年だった!

 

はじめに

日本統一教会の歴史で、屈辱的な「宗教法人解散命令」はなぜくだされようとしているのか。この真の意味を成約聖徒は問い続けなければならないでしょう。
その問いにたいする、簡明な回答があります。

それは『なぜ宗教法人解散命令なのか、統一教会の十二の封印を解く』の序文です。
今回は、この序文を紹介することで、日本家庭連合解散の真相に迫ります。

 

 

■序文

 日本の家庭連合(旧統一教会)になぜ「宗教法人解散命令」が下されたのでしょうか。一般的な認識は、「信徒から高額献金を巻き上げた。詐欺事案がたくさんあった」という理解だと思います。
  
  たしかに民事訴訟案件が解散命令の根拠であることは間違いありません。しかし、民事訴訟内容が解散命令のすべてなのでしょうか。それだけではありません。
  
  実は、家庭連合への解散命令は、政府の総合的政治判断なのです。実質的に岸田首相が最終判断を下すために、集められた宗教法人の基礎データはおびただしい情報量だと思います。日本にCIAやモサドなどの特殊諜報機関はありませんが、宗教法人の全体像を把握する情報収集は、専門部局でおこなわれています。
  
  それでは、決定のための判断基準は何だったのでしょうか。それは、「日本の国益にかなうか否か」です。そして運命の決定は、司法判断の前に、国会答弁の場で岸田首相がすでに下していたのです。
  
  回答は「否」です。つまり「国益にかなわない団体」という政治判断だったのです。
  
  そもそも、文鮮明師(*「師」とは牧師への尊称)が統治していた統一教会時代から、高額献金や詐欺訴訟の裁判事案は多数存在していました。それにもかかわらず、文師の聖和(*「聖和」とは統一教会用語で逝去。文師は2012年聖和)後の文師夫人の韓鶴子女史の教会統治時代に、日本の解散命令が下されたのでしょうか。
  
  安倍晋三元首相の狙撃事件は、あくまでも契機に過ぎず、本質ではありません。核心的本質は、2013年以降の韓鶴子夫人の家庭連合統治にあったのです。
  
  夫人の運営する統一教会が、まったく「日本の国益にならない」という裏付けデータを基に決定された、政府の総合的な政治判断だったわけです。
  
  文鮮明師の統一教会時代には、明確な二本柱がありました。第一は「明確な神学教義」。第二は実践指針としての「明確な反共主義」です。この二つの柱に矛盾はないのです。なぜなら「無神論共産主義」は、神を否定する思想という認識だからです。
  
  それでは、文師夫人の教会統治の何処に問題があったのでしょうか。それは、この明確な柱を二つとも破棄したことです。
  
  第一は夫の神学教義を破棄して、違う神学教義にかえてしまいました。第二は「反共主義」にたいする無理解。政治的にノンポリですね。そして韓国清平にある教団施設建設に、日本信徒から集めた献金をすべてつぎ込んでしまいました。
  
  文鮮明師の統一教会時代、日本政府は、日本で集められた資金が、米国の保守系新聞「ワシントンタイムズ」や、中米コントラ支援等の反共施策に使われていることを知っていたとされます。このような情報把握こそが、日本でさまざまなトラブル事案があろうと、左翼政党のつきあげを退けてきた、隠れた理由であったわけです。
  
  「日本政府(政権与党)がそんな政治判断するわけがない!」という反論があるかもしれません。それはある意味あたっていますが、本質的には間違っています。なぜなら、日本の「国体」を理解すればすべて解けるからです。
  
  日本の国体は「天皇制」なのです。戦後「象徴天皇制」に移行したとはいえ、宮中三殿では毎日、国家安寧の祈りが捧げられる神道統治国家なのです。その祈りの中心にいますお方こそ天皇陛下です。
  
  日本の国体「天皇制」護持を標榜する保守政治家は、すべて徹底的な反共主義者なのです。なぜなら無神論共産主義は、天皇制統治の存続を認めませんし、宗教は阿片という認識で、神道を始めとする宗教は徹底的な除却対象だからです。
  
  結果的に、日本の保守政治家と統一教会は、「反共主義」という接点で親和性が高く、利害は一致していたわけです。
  
  ところがご存じのように、安倍晋三元首相の事件以降、「自民党」はさっさと統一教会と手を切りました。選挙の票のことしか考えない、こずるい政治家と判断する方もいるでしょう。
  
  しかし、今回の自民党の判断は、繰り返しになりますが、「文師夫人の運営する統一教会は、もはや日本の国益にならない」という必然的な結果判断だったと思われるのです。
  
  さて、すでに結論は述べました。
  
  解散命令の根本的理由は、なんと文師夫人による家庭連合が、文鮮明師の政治的伝統(反共)を反故にして、韓国京畿道の片田舎に総工費500億もの壮麗な聖殿を、ほぼ日本信徒のお金で建設してしまったからです。
  
  そこには国家次元の公益性(たとえば韓半島統一推進)を教団に見出すことは出来なかったのです。
  
  今回この書籍では、統一教会に対する予備知識ゼロの方でも、韓鶴子女史が引き起こした「信じ難き顛末」を、『統一教会十二の封印を解く』と題し、一つ一つ解説します。
  
  最後まで、ご一読賜れば幸いです。

 

●おわりに

神の本来の摂理に回帰しなければなりません。
その切実な願いを背景に書かれた一冊の電子書籍がございます。

それが、『宗教法人解散命令 統一教会の十二の封印を解く』です。
ぜひとも、ご一読たまわれば幸いです。


 

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100円で購入いただいて、読後感想文を掲載いただければ幸いです!

 

以上。

 

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