「家庭連合」の研究

すべての成約聖徒は三代王権に帰りましょう!

●真の父母は、ユダヤ教・基督教の伝統の基に使命を果たされます。「聖書」と「原理講論」に帰り、成約聖徒としての使命を全うしましょう!

連載04『統一教会十二の封印を解く』統一教会と清平聖地の摂理的相関関係を解く!

 

●はじめに

文鮮明師の統一原理解明とともに摂理された「統一教会」と、清平聖地で1995年に金孝南訓母によって始められたとされる「清平役事」の相関関係を、私たちはどのように整理すればよいのであろうか。

もちろん、統一原理にも、霊人の復活について解明した章がある。『復活論』である。したがって、先祖を地上で解怨し祝福聖婚を成立ささせるという神の役事が、従来の既成キリスト教会では、果たし得なかった難題に解決を与えたという功績は、大きいと言わなければならない。

このように、先祖解怨・祝福にたいする「復活論」における原理的な解釈はできるのであるが、「教会」と「清平修練苑」の関係性をどのように整理するべきであろうか。

この難題を分かりやすく解説したい。

 

◆『統一教会の十二の封印を解く』
基本事項『統一教会と清平修練苑』より

 

  文鮮明師の統一教会は、基督教の教団だと思っていたら、韓国の清平というところで「先祖解怨役事」を始めたみたい。シャーマン宗教にかわってしまったのかしら? こんな感想をもつ方も多いかもしれません。
  
  そこで疑問点を簡単に解説します。
  
  文鮮明師が韓国で創立した「世界基督教統一神霊協会」(1954年創立)は、『原理講論』という聖書解釈に基づく組織神学書を基本経典として発展してきました。したがって、初期教会の信徒は基督教神学校出身者も多く、聖書が日常的に扱われていました。
  
  ところが、1995年に決定的な転機が訪れます。
  
  韓国の清平聖地で、金孝南という女性降霊師(シャーマン)による先祖解怨役事がはじまったからです。
  
  その後、210代までの先祖解怨祝福行事が公式化され、霊界で「先祖解怨」を主管者が韓鶴子夫人の実の母(既に聖和)、洪順愛女史(称号:大母)で、大母の実体降霊者が金孝南訓母とされました。(*文師夫人の実の母が主管者であるところがポイント!)
  
  西洋基督教神学を教義化した統一教会と、東洋儒教の先祖崇拝思想を体現化したシャーマン役事、この真逆とも思える宗教教義が、なぜ統一教会の中で共存できるのでしょうか?
  
  これは一冊の解説書が必要になるテーマですが、簡単に解説してみます。それは統一教会の発祥である韓国の李氏朝鮮社会の宗教文化に起因しています。
  
  李氏朝鮮の国教は、新儒学朱子学)です。両班統治の文化が縦的伝統を形成し、地域のムーダン(シャーマン)が地域の諸問題解決の実質的担い手であったのです。それを現代に読み解けば、朱子学の担い手の両班文化が縦的基軸の「統一教会」であり、地域のムーダンの降霊役事が横的基軸の「清平修練苑」なのです。
  
  つまり、西洋基督教と東洋儒学の和合した新宗教が、韓国発祥である統一教会の真骨頂とも読み取れます。
  
  ところが、韓氏は縦的「統一教会文化」を廃棄し、横的「清平修練苑文化」に統一しようとしています。これは、文鮮明師が目指していた天一国の本来の姿なのかどうか。統一教会がこれから存続できるのか、それとも滅亡に向かうかの分岐点かもしれません。

 

●おわりに

現在の「韓国家庭連合」は、『天の父母様聖会』という名が示すように、すっかり、清平修練苑のシャーマン宗教に占拠されてしまった感がある。

文鮮明師の解明した統一原理は、地に投げ捨てあられ、先祖解怨・祝福のみが天国への唯一の道と邁進しているようである。それが『天寶家庭』奉献のシステムではないだろうか。

あくまでも、教会摂理が主体であり、清平修練苑は対象摂理である。
それを主客逆転させたことが、韓鶴子総裁の最大の過ちと指摘しなければならない。

家庭連合は、文鮮明師の統一原理に立ち返らなければならない。
清平摂理とともに、統一教会の歴史の幕を閉じてはいけないのである。

 

祈り、アージュ

●この内容は、十二の封印のほんの一部に過ぎません。
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以上。

 

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