
ドナルド・トランプ政権下で国務長官を務めたマイク・ポンペオ氏は、韓国の特別検察官が統一教会の指導者である韓鶴子氏を召喚する計画を非難した。
「宗教の自由に対する攻撃の激化は、韓国が支持すべき民主主義の原則への裏切りだ」とポンペオ氏は木曜日のXへの投稿で述べた。
◆韓国家庭連合(旧統一教会)最新の捜査進展まとめ
1. シャーマン(霊媒師)の起訴予定
特別検察は、金建希元ファーストレディーと関連のあるシャーマンこと チョン・ソンベ氏 を、来週中に贈賄などの容疑で起訴する予定です。
また、9月8日までに取り調べと起訴を進める方向で調整が進んでおり、逮捕・起訴が間近の情勢とされています。
2. 韓鶴子総裁、病状で出頭欠席
韓鶴子総裁は体調を理由に特別検察への出頭を欠席の方向。入院先の病院名等は明らかにされていません。
3. 法曹・政治界内の反応相次ぐ
アメリカの元国務長官 マイク・ポンペオ氏 は、「宗教の自由への侵害」として、今回の捜査を批判。元下院議長ニュート・ギングリッチ氏も同様の立場を表明しました。
一方で、特別検察側は 家庭連合側弁護士との面談は日常的なものと説明し、特別扱いではないと強調しています。
4. 弁護団に重大な動き
韓鶴子総裁側の主要弁護団メンバーであった オ・グァンソ氏(元大統領府要職者)は、弁護団から辞任しました。これにより、教団側の防衛線にも変化がありそうです。
小見出し付きまとめ表
今後の注目点:
◆シャーマン起訴の正式発表と法的影響。
◆韓鶴子総裁が出頭するかどうか、その意思表明。
◆弁護団の再構成と法廷戦略。
アメリカからの反応・発言一覧
1. マイク・ポンペオ氏(元国務長官)
SNS(X)にて、韓鶴子総裁に対する特別検察の出頭要請について強く批判し、以下のように述べています:
「宗教的自由への度重なる攻撃は、韓国が謳うべき民主主義の原則への裏切りだ」
これにより、政教分離や信教の自由を重視する立場から、捜査の妥当性に疑問を呈しました。
2. ニュート・ギングリッチ氏(元下院議長)
ポンペオ氏とともにUPF(教団関連組織)のイベントに登壇したことがあり、教団との結びつきを示す発言もありました。
3. ドナルド・トランプ氏(元大統領)
韓国の教会や軍合同施設などに対する捜査・家宅捜索についてSNS(Truth Social)で以下のように発言しました:
「韓国で教会に対して暴力的な捜査が行われているようだ…“粛清”か“革命”のようだ」と発信。
宗教団体に対する国家による介入が過剰であるとの懸念を示しています。
4. パウラ・ホワイト=ケイン氏(プロテスタント宗教指導者)
2021年12月に開催された、UPF主催の「韓半島平和祈祷集会」で、韓鶴子総裁(True Mother)について以下のように称賛しました:
「神からの宝石のような存在」「世界の対立に心を傾ける霊的指導者」
🗓 韓鶴子総裁召喚をめぐる経緯(2025年)
| 日付 | 出来事 | 検察・教団側の対応 |
|---|---|---|
| 8月下旬 | 特別検察が捜査本部で協議し、韓鶴子総裁を「参考人から被疑者に格上げ」 | 召喚準備が報じられる |
| 8月31日 | 総裁が信者向けに声明を発表 | 「私が指示した不法な政治活動は一切ない」と全面否認 |
| 9月1日 | 韓国メディアが「特別検察が9月8日に出頭要請通知」と報道 | 検察:正式通知送付 |
| 9月3日 | 韓鶴子総裁、心臓疾患治療のため入院(病院名は非公開、一部では清心国際病院と報道) | 教団:体調不良を理由に出頭困難と示唆 |
| 9月4日 | 韓国朝刊各紙が「召喚通知と総裁入院」を一斉報道 | 検察:「召喚方針は維持するが、対応は今後調整」とコメント |
| 9月8日 | 本来の出頭予定日 | 総裁は欠席(入院中)。召喚は事実上「延期」扱いに |
| 9月9日以降 | 検察が今後の対応を検討 | 体調回復後の再召喚か、場合によっては病院での調査も選択肢に |
🔍 ポイント
◆召喚要請は維持
→ 出頭そのものは取り下げられておらず、「延期」状態。
◆教団は病状を理由に防戦
→ 体調悪化を盾に、召喚回避を試みていると見られる。
◆検察の選択肢
→ 再召喚、病院内調査、さらには強制的措置(司法判断を伴う)が視野に入る。
おわりに
9月8日に予定されていた韓鶴子総裁の召喚はどうやら延期となった模様である。
韓国の特別検察は、米国の閣僚経験者やトランプ大統領の発言に対して一定の理解を示しつつも、韓国の法に従い審理を進める方針となるであろう。なぜなら特別検察の視点は韓国国民の世論にあるからである。
特別検察の韓鶴子総裁召喚の方針が不変であるなら、体調理由で一時的に延期が認められたとしても、教団側はいずれ何らかの取り調べに応じざるをえないであろう。それがいつどのような形で実施されるのか。次の関心はそこに集まる。
オ・グァンソ氏が弁護団を離脱した事実は、教団側の韓鶴子総裁守護の闘いが、楽観的ではないことを端的に示している。
教団によるあまりにも無防備な政治介入は、韓鶴子総裁の側近幹部たちの経験のなさから露見した綻びなのか、それとも「総裁の指示は神の託宣である」とする過信から生じたミステイクなのか。
神はどのような決着点を準備しておられるのであろうか。
その推移を見守りたい。
祈り。アージュ!
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