
◆はじめに
田中富広会長の電撃的な辞任(韓国本部による実質的な解任劇)が、日本信徒に韓国本部に対する不信感を増幅させる結果となったことは間違いありません。
日本教会にはそもそも、日本会長を自ら決定する「人事権」がないのです。そればかりか日本教会長には韓国人公職者に対する「人事権」もないのです。
日本の松濤本部幹部は韓鶴子総裁のご機嫌を伺い、親離れしていない「乳飲み子」状態の半人前教会でしかないのです。
教団の「目標」も「予算執行権」も自前では一切決めることができない日本教会は、日韓国本部の言いなりとなり、植民地状態に成り果てているのです。
さて、日本教会の「宗教法人解散命令」と韓国本部の韓鶴子総裁のソウル拘置所収監に対して、日本の松濤本部幹部は、この原因を説明できるのでしょうか。
このような現実は、根本的に「韓鶴子総裁統治十二年」が摂理的に失敗だったことを立証した結果なのではないでしょうか。
今回は、日本教会の責任者である田中富広会長解任前に、明確に説明すべきであった「三つの重大事案」を問いたいと思います。
◆田中会長の解任前に説明すべきだった第一の「重大事案」
⇒韓鶴子総裁が宣言した「独生女論」を田中富広会長は、本気で信じていたのでしょうか?
統一教会の創始者は文鮮明師であり、その根本教義は【統一原理】です。
ところが、2013年の【基元節】以後、この信仰の根本を大きく毀損し、粉々に破壊した人物がおります。ほかならぬ「韓鶴子総裁」です。
韓鶴子総裁の「初臨独生女」宣布は、自らをイエスの相対格の妻とし、文鮮明師はイエスの代理使命者にすぎないとして、文鮮明師に対する主管性転倒の罪を犯したのではないでしょうか。
田中富広会長は、本当に、韓鶴子総裁が「初臨独生女」であり、文鮮明師よりも上位格に立つ【女性メシヤ】の出現を信じたのでしょうか。
「統一原理」という神学大系を棄却し、清平聖地のシャーマン主導の先祖崇拝教は、まさしく「韓鶴子教団(天の父母様聖会)」への大胆な舵切りであったのです。
文鮮明師を失敗メシヤに格下げし、「韓鶴子総裁」を勝利した教祖とする「家庭連合」の大胆な変貌は、成功したのでしょうか。
韓鶴子総裁は、もはや人類の「真の母」としての位置を投げ捨て、【女性メシヤ(初臨独生女)】となり、統一原理の教義的な枠組みを否定し破壊してしまったのです。これは文鮮明師に対する主管性転倒であり神聖冒涜の罪を犯したことに他なりません。
つまり、「世界平和統一家庭連合」本部は、もはや文鮮明師の築き上げた聖書とキリスト教神学の教団ではなく、シャーマンによる先祖解怨を基軸とする、従来の統一教会とはまったく別の「韓鶴子教団(天の父母様聖会)」となりました。
田中富広会長は、日本教会の「宗教法人解散命令」の根本原因が、韓鶴子総裁の文鮮明師に対する反逆行為に基づく、【偽りの教団統治十二年】にあったことを認め、文鮮明師の根本教義への回帰を宣言し、韓国本部の根源的背信行為を日本信徒に謝罪すべきであったのではないでしょうか。
◆田中会長が日本信徒に説明すべきだった第二の「重大事案」
⇒「贈収賄容疑」でソウル拘置所に収監された韓鶴子総裁は韓国特別検察から「冤罪(えんざい)」で収監されたと説明できるのでしょうか。
イエス・キリストも文鮮明師も、宗教教祖が国家権力から「神の国宣教」のために無実の罪で収監された、「冤罪(えんざい)」による収監です。
「冤罪(えんざい)」とは、実際には罪を犯していない人が、誤って犯罪者として扱われたり、有罪とされてしまうことを指す言葉です。
ここで問題になるのは、今回の韓鶴子総裁の前大統領夫人に対する「贈収賄容疑」は、そもそも「冤罪」と呼べるのでしょうか?
連日「ソウル拘置所」前や「清平修練院」で「韓鶴子総裁を無実の罪(冤罪)から解放してください!」という叫びは正しい叫びなのでしょうか?
答えは「否!」です。
韓鶴子総裁の前大統領夫人に対する贈収賄容疑は、「冤罪(えんざい)」などではないのです。
一連の政治家にたいする贈収賄は韓鶴子総裁が自ら決定し、自ら実行を指揮した犯罪行為に他なりません。当然、最側近の秘書室長や世界宣教本部長に罪を肩代わりさせて済ませる事案ではないのです。
そもそも韓鶴子総裁の「贈収賄」事案は、人類救済のための動機でなされたものだったのでしょうか。
韓鶴子総裁の大統領への政治アプローチは、カンボジア政府ルートによる北朝鮮の金正恩との会談実現であったとされます。
韓鶴子総裁の動機は、こころの底から、韓半島の南北統一を念じ、人類平和と救済のために平壌に乗り込むことにあったのでしょうか?
わたしは違うと思います。
韓鶴子総裁は政治的パフォーマンスのために金正恩とのツーショット写真を撮りに平壌に乗り込むつもりであったのだと思います。(*実際2019年末の「七カ国復帰」プロジェクトの顛末が、単に大会挙行のパフォーマンスでしかなかったことから明らかです。)
韓国本部の韓鶴子総裁の行事運営は、自らの「女帝」としての位置を固め、永続的にその地位を崇め奉ってもらうための布石でしかなかったように見えます。
「初臨独生女」に捧げられるために建設された「天苑宮」は少なくとも500億円の総工費がかかり、その七割は日本信徒の献金であったとされます。
神の摂理とは無縁の「解散命令」の直接の引き金となってしまった「天苑宮建設」の無意味さを、田中富広会長は韓鶴子総裁に説得して正しく導くことはできなかったのでしょうか?
◆田中会長が日本信徒に宣言すべきだった第三の「重大事案」
⇒韓鶴子総裁率いる韓国本部が、神の摂理から離反しているのが明らかなのですから、日本教会の信徒の永遠の生命を守るために、田中富広会長は日本教会の独立を宣言すべきだったのではないでしょうか。
日本教会の松濤本部にも、日本教会独立を叫ぶ憂国の闘志が何人も存在したことをわたしは知っています。
現在の松濤本部幹部も、「宗教法人解散命令」回避のために、日本教会独立を宣言しなければならない必要性に迫られていることは、充分に認識していました。
ましてや、韓鶴子総裁の文鮮明師に対する根深い背信、エンドレスで繰り広げられている韓国本部の日本教会以上に幼稚なドタバタ内紛劇は、この本部に日本教会が従うことは神のみ旨ではないことを証明しております。
ところが、田中富広会長がその在任中に、「日本教会独立宣言」の宣布を決断することはありませんでした。
この段階で、日本教会の「解散命令」は決定してしまったのではないでしょうか。
まだ乳離れすら出来ていない未成年の教会組織の提出した「誓約文書」を、裁判所が信じることは到底できないからです。
実際に、徳野英治会長時代に、自ら定めたコンプライアンス宣言を、韓鶴子総裁から「献金ノルマを達成しなさい!」との「鶴の一声」のために反故にし、さらなる裁判事案を発生させてしまった過去を、松濤本部は日本信徒に説明すらしていません。
今からでも遅くはありません。
せめて日本教会は、自らの教会責任者である会長を自らの手で選任し、信徒から集めた献金を独自の責任で決済する権限を韓国本部から取り戻さなければならないのではないでしょうか。
◆おわりに
多くの先輩家庭が口をそろえて証言します。
◆本部から公金を受領している公職者が、文鮮明師の本来の統一教会の信仰を取り戻すことを望むことは出来ない。
◆幹部の誰しもが「韓鶴子総裁が文鮮明師に行った反逆行為を認識している」。
◆韓鶴子総裁の聖和を控え、韓国元老幹部たちの後継者問題の水面下の綱引きはすでに始まっている。
◆韓鶴子総裁と直系男系子女様が和解し、清平の天正宮に帰還していただくこと。これが、すべての騒乱状態を解決する出発点である。
韓鶴子総裁が、ソウル拘置所に収監されている今日こそ、すべての祝福家庭が悔い改めて、摂理的原点に回帰することを祈念してやみません。
祈り。アージュ!
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