
◆◆はじめに
今回新会長に就任された堀正一さんは、日本統一教会の二世の初穂なのだそうです。
お父さんは日本の十二双家庭で、私も直接薫陶を受けたことがあります。桜井節子さんの霊の子で光言社の社長も務められたはずです。
さて、前回は日本統一教会の最大の負の遺産である「方便主義」についてお話しました。この問題は古田社長が日本教会の全組織を束ねて統括した段階から加速度的に顕在化した課題であります。
いずれ「方便主義」は教義的にも神学的にも明確に解明しなければならない懸案事項なのです。
今回提議する課題は「独生女論」です。
私は、現在の日本教会の「解散命令問題」も韓国教会の「韓鶴子総裁収監問題」も、この問題に集約されると理解しています。
それでは、さっそく本題に入りましょう。
◆◆◆連載第二回
田中会長が語らない統一教会の闇「独生女論」
ここでの「独生女論」とは、韓鶴子総裁が文鮮明師の天宙聖和式後に公式的に表明した公式的な教義のことで、【天の父母様論】という別名で講義されている神学です。
◆◆第Ⅰの視点:
「独生女論」は何が間違っているのか。
「独生女論」の間違いについて解説した、とてもわかりやすいテキスト(【「独生女論」八つの命題検証】がありますので、その一部を最初に紹介します。
◆【独生女論】第一命題
キリスト教二千年は独生女である韓鶴子を迎える為の摂理だった。即ち、韓鶴子は既にエバの堕落時から独生女に決定されており、イエス時代には腹中で血統復帰された独生女が出生せずイエスは結婚できず聖霊が来ることができなかった。したがって六千年ぶりに神が送った韓鶴子は初臨独生女であり、独生女が韓国に生まれたために再臨主である創始者(文鮮明師)も韓国に生まれることになった。
◆検討
·キリスト教二千年は【再臨主】を迎える復帰摂理である。
·韓鶴子女史は文師が堕落圏から選んだ新婦候補であり、【初臨独生女】ではない。
·イエス様の相対者はザカリヤ家庭の洗礼ヨハネの妹であることが文師の御言で明示されている。
·神はイスラエル民族の失敗により韓民族を選び、その中に【再臨主】を送られたのである。
◆真偽
結論:第一命題は偽りである。
◆◆◆「独生女論・八つの命題」検証
の無料PDFファイルのダウロードは下記バナーをクリックしてください。
【独生女論】とは、「韓鶴子総裁が語った講話内容」を御言として寄せ集めて、鮮文大学神学部の教授達が神学的体裁に整えたものです。
韓国でも日本でも、【天の父母様論(神学)】という名称で講義しています。
いずれ、韓鶴子総裁の聖和後には、きれいさっぱり除却される運命の幼稚な「偽神学」なのです。
◆◆第Ⅱの視点:
「韓鶴子総裁と文鮮明師は一体」であったのか。
日本の浄土真宗では「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」を唱えますが、日本の家庭連合では、信徒は常に「韓鶴子総裁と文鮮明師は一体」とか「真の父母は一体」を念仏のように唱えているのではないでしょうか。
ところが、これは事実とまったく違います。
この認識は、日本においては、信徒が「情報鎖国」状態にいることから、ほとんどの信徒がこの念仏を堅く信じているのですが、韓国では「主の家庭」の情報が自由に飛び交い、実情を正確に把握しているわけです。
幸い、ここに一人の韓国人夫人に神様が霊視や夢で与えた体験をまとめた本が存在します。私がいままで目をとうした書籍の中で、この本の内容が正しく「主の家庭」の実情を伝えております。
◆冒頭の「前書き」を紹介します。
◆◆◆『天から来た通知』
◆前書き・「天から来た通知」を整理しながら
私の幼い頃は、辛く悲しみに満ちた日々が多かったです。私が母のお腹の中で6ヶ月の時、父は亡くなったそうです。母の不幸な日々を見ながら、生きるというのはこんなに悲痛で苦しいものかということを痛感しながら過ごしました。
人間は死んでまた生まれ変わり、また生まれて死ぬ事を限りなく繰り返すという輪廻説に対して拒否感を感じ、生きるということが思うようにならないということに対して、深刻に悩みもしました。
思い煩いながら過ごしているうちに自然に信仰を持つようになり、 近くにある教会に通うようになりました。そうしてキリスト教の信仰をしながら、中学一年生の時、偶然統一教会を知りました。韓国の地にメシヤが来られるということを知った時、大きな衝撃を受けました。どうしたら韓国の地にメシヤが来られるのか疑問に思って、神様に談判祈祷をしました。神様は夢の啓示を通して、再臨主が文鮮明先生であられると見せて下さいました。
私はその時から、真のお父様の霊的な真の愛を誰にも負けることな く受けて生きて来ました。一度は真のお父様が、自分のお父さんだと って生きなさいと言われた夢を見ました。祝福を受ける前も大きな行事をされることを、夢の啓示で見せて下さり、必ずその通りになる経験を何度もしました。
3万双の祝福後、姉妹血縁をする時、真のお父様に侍る要員を選んでいたのですが、皆都合が悪くて私が行けるようになりました。私は感謝の気持ちで光栄な事だと受け止めて、水沢里で真のお父様に侍りま した。
ある日の事です、真のお父様がお身体が大変な中、何も召し上がることが出来ず、ジュースを作って差し上げるようにとの話がありました。私は全ての精誠を尽くしてジュースを作って差し上げました。ジュースを差し上げるそのわずかな瞬間は、真のお父様がいらっしゃる空間に、ただ私だけが居ました。その瞬間は、6千年間別れ別れになっていた父と娘の再会を思わせるような感慨無量の、恩恵深い時間でした。真のお父様はジュースを喜んで召し上がりました。少し残ったジュースは、私が台所に持って行って移し替えて、大切に頂きました。短い侍る時間でしたが、その恩恵深かった瞬間を今も忘れることができません。
人は誰でも完璧ではありません。時には思春期に反抗する子供のように、憎たらしいことをすることもあります。熱心に信仰をしていた私ですが、どういうわけかこの世に出て行くようになり、10年の歳月をこの世に混じって過ごしました。その月日は決して幸せではありませんでした。真のお父様を離れ、喉が渇いた、まるで枯れた木のような心情でした。もう一度戻らなければいけないと幾度も決意しましたが、思うようになりませんでした。
生きていれば、時にはどんなに努力しても上手くいかない時があり ます。それは善と悪が引っ張り合いをしているためです。その時、善側を選択するのも悪側を選択するのも自分の責任です。決定は自分自身がしなくてはならないのです。
長い彷徨の果て、み旨の前に戻ることになった私は、本当に難しい選択をしなければならない岐路に立たされました。それは、お母様と亨進様のどちらを選ぶかということでした。選択の瞬間がこれ程までに難しいとは思いませんでした。
何日も何日も、泣きながら祈祷しました。顔がパンパンに腫れる程、泣きに泣きました。選択をするしかありませんでした。神様に知恵を与えて下さいと祈りました。
私にはその期間、真のお父様が教えて下さった信仰がありました。 真のお父様はいつも難しいとき、神様を掴めとおっしゃいました。それで私はお二人のうち、どちらが神様を切実に掴んで懇願するのか、 どちらが真のお父様無しでは生きることの出来ない方なのか知ろうとしました。
その方は、父を切に愛したご子息でした。私はその方を選びました。それによって私は全ての面で新しく出発することになりました。もう一度、命を取り戻すことができるようになったのです。
家庭連合に属した方々は、暗雲の中で生きているかもしれません。 真のお父様のみ言は命です。み言に従わなければ死を意味します。どんなに真のお母様といっても、天の血統を受け入れられなければ、神様が共になされません。これは絶対原理原則です。
誰にでも真のお父様の元に戻る機会を公平に下さいました。人間的な判断は禁物です。切実に祈ってみて下さる事を願います。時間は瞬く間に流れ去ります。懺悔する時間はまだ残っているかもしれません。しかしその時間はわずかしかありません。
真のお父様は天の血統を求めて、その方と共に未来に向かっておられます。私達はその方舟に乗りました。その方舟は天の摂理に向かって前進しています。
最近私は、(何故、何のためにこんな夢を見たのだろうか?)と何十回となく繰り返し繰り返し考えます。まるで取り憑かれた人のように思え、実際、時には(今の私の状況は正常だろうか?)と自分を顧みたりもします。
しかし神様は、「お前は秘密を突き止めなさい。サタンの秘密を明かさなければならない。」と言われ、受けた夢の啓示を記憶しておくように、しきりに促されます。
今この瞬間、目を閉じると胸熱く滲み出るご父母様の真の愛を感じられます。そして亨進様と国進様に感謝申し上げます。お二人方は私の手を掴んでくださった方々なのです。
最後に、私の絡まった糸を解いて下った興進様と大母様に感謝申し上げ、この本を出すにあたって曲折と恩恵の期間がありましたが、全ては、天の聖霊の役事によるものだと思います。この全ての過程を導いて下さった神様と真のお父様に感謝申し上げます。
おわり
◆◆◆「天から来た通知」本文のの無料PDFファイル
のダウロードは下記バナーをクリックしてください。
drive.google.com
◆◆第Ⅲの視点:
田中会長が二世会長引き継ぎ前に
解決すべきだった懸案事項
田中富広会長は、辞任前に最後の一世圏会長として、日本統一教会史に遺してしまった負の遺産を、二世圏に負わせないために、やり遂げなければならない懸案事項があったわけです。
ここでは、理解しやすい事案として「五つの懸案事項」を記します。
◆第一の懸案:「天一国三大経典」を破棄し「八大教材教本」を聖典に復す。
◆第二の懸案:「独生女論」を破棄し「統一原理」に復す。
◆第三の懸案:「天一国国歌」を「聖歌四番:栄光の賜」に復す。
◆第四の懸案:文鮮明師が定めた「四大名節」の伝統に復す。
◆第五の懸案:「韓鶴子総裁統治十二年」を成約摂理史から除却すること。
ここで次のような反論が予測されます。
◆第一の反論:そもそも、第三の視点の第一から第五の懸案は日本会長である田中富広会長が決断して処理できる課題の範囲を超えていること。
◆第二の反論:このような内容は、韓国本部で韓鶴子総裁が決断するべき懸案事項であること。
指摘のとうりです。
現時点で、韓鶴子総裁が上記の「五つの懸案事項」を自ら実行する気配は微塵もありません。
しかし、家庭連合本部に対する韓国の国家権力による解体作業が開始された状況から判断すれば、「韓鶴子総裁統治十二年」の失敗が原因であることは明らかです。
もはや、家庭連合(韓鶴子総裁)に御父様は共におられず、守護霊団に破れが生じているのです。
このような状況で、二世会長に教団を引き継ぐ田中会長が決断しなければならなかった事は、「宗教法人解散命令」を逆手に取った日本教会の韓国本部からの完全独立であったわけです。
◆◆おわりに
日本教会の「宗教法人解散命令請求」問題は3年ぐらいの月日を経過しましたが、韓国本部の韓鶴子総裁のソウル拘置所収監を半年前に誰が予想したでしょうか。
イエス様の十字架や、文鮮明師のダンベリー収監も、本来罪に定められるべき者でない者を裁いた「冤罪(えんざい)」であります。
ところが、今回の韓鶴子総裁の収監は、贈収賄疑惑の経過を丁寧にひもといて検証すれば明らかですが、残念ながら「冤罪(えんざい)」と見做すことはできないのです。
つまり、このような事態を招くのには明確な原因が存在します。
それが、韓鶴子総裁による文鮮明師に対する反逆の罪なのです。
清平聖地では、「無実の罪で収監されておられる韓鶴子総裁を解放したまえ!」と祈っているようでありますが、正確には「韓鶴子総裁の文鮮明師に対する反逆の罪を許したまえ!」と祈らなければならないのであります。
つづく。
祈り。アージュ!
●この記事がたくさんの人が見れるように
クリック支援をお願いします。