
◆はじめに
【世界平和統一聖殿】で公式的に発刊された【神の審判と救い】には小冊子ながら、韓鶴子総裁の自叙伝【平和の母】が偽書であることを的確に論証しております。
この本の中でも特筆すべきは巻末の資料編であります。
連載最終回の今回は、巻末資料として掲載されている【韓鶴子女史が真の母として選定された原理的背景】という小論を抜粋し紹介したいと思います。
◆韓鶴子女史が真の母として
選定された原理的背景
本資料は、真のお父様のみ言に基づき、韓鶴子女史が「真の母」として選定された原理的背景を考察するための資料です。
(1)崔先吉女史と崔氏について
日本統治時代における韓国キリスト教界のアベル圏は、神社参拝を拒否した信徒たちでしたが、その中に「再建教会(韓国教会再建運動)」がありました。「再建教会」は、崔先吉女史が生まれた崔氏の家系から始まりました。
聖進の母方の祖母の家は、信仰的にとても熱烈な家庭でした。「再建教会」はその家から出発しました。そのとき、その母と娘は、霊界に通じる人たちでした。霊界からすべて教えてくれるのです。先生と出会うようになったのも、すべて霊界から教えてくれて出会うようになったのです。(『文鮮明先生御言選集』164-127,1987.5.10)
このように、崔氏の一族は、韓国キリスト教界のアベル圏に属する家系で、崔先吉女史も篤実なキリスト教信者でした。真のお父様は、崔先吉女史について、新約の信仰者として代表的な女性であるとして、次のように語られています。
聖進の母も、約婚当時に4時間以上、試験をしました。聖書について尋ねてみると、精通していました。それで驚いたのです。そのような意味で、新約の信仰者としては代表的な女性です。信仰のために監獄生活までしたのです。私がその女性に関心をもったのは、その女性が日本統治時代に、信仰のために監獄生活までしたからです。(『文鮮明先生御言選集」163-257,1987.5.1)
聖進の祖母と母は積極的な神霊派です。高麗派や「再建教会」を援助した人たちです。地下運動をしながら啓示を受け、逃亡生活をしていました。聖進の母も信仰のために監獄生活をしたのです。高等学校時代に監獄生活をした人だというのです。ですから、徹底しています。聖書を毎日5章読まなければ、御飯も食べず、眠ることもしません。また、祈祷も2時間しなければなりません。ですから、すべて(啓示を)受けるのです。(『文鮮明先生御言選集」334- 271,2000.9.30)
このように、韓国キリスト教界のアベル圏に、再臨主のために新婦を備える使命を担った崔氏一族がおり、その中に崔先吉女史がいたのです。
(2)崔先吉女史と崔氏一族の不信
文鮮明真のお父様と韓国キリスト教界のアベル圏は、崔先吉女史と崔氏一族を通して一つになる道が準備されていました。しかし、次のみ言にあるように、崔先吉女史が真のお父様と一つになることができず、崔氏一族も再臨主に反対するようになってしまいました。
崔氏が問題です。それから崔聖模という人がいます。韓国が貧しい国家として復興期にあった当時において、崔聖模は韓国の第一人者でした。崔聖模さえ(先生と)一つになっていれば、統一教会は、迫害を受けることもなく、世界的な宗教になっていたはずです。梨花女子大事件も起こらず、延世大事件も起こらなかったのです。
聖進の母親(崔先吉女史)の叔父が崔聖模です。1955年の事件を誰が起こしたかというと、崔聖模が起こしました。崔氏が先生を監獄に放り込んだのです。内務部長官と手を組んで、統一教会をなくしてしまおうとしました。(『文鮮明先生御言選集』214-343,1991.2.7)
この崔先吉女史の叔父崔聖模という人物は、63ビルを建設したことで知られる新東亜グループ(1953 年設立・1999年解体)の創業者です。もし真のお父様と崔氏一族が一つになっていれば、韓国キリスト教界との一体化はもちろん、神様のみ旨を中心として、当時の政権や経済界と一つになり得る道も準備されていたのです。
(3)代理使命者を立てる際の蕩減復帰原則
復帰摂理において、アベル的な人物が責任を果たせなかったとき、次のような蕩減復帰の原則によって、その代わりとなる人物が召命されました。
神が立てられたアベル的な人物が、その使命を全うすることができないときには、カインの立場で忠誠を尽くした人が、彼を代理してアベルの使命を継承し完成するようになるのである。(『原理講論』p401)
神が一番愛するアベルの身代わりであったハム(彼らはみな次子として「実体献祭」の中心であった)を、サタンに奪われたので、蕩減復帰の原則によって、神もその代わりに、サタンが一番愛する立場にいる存在を奪ってこなければならなかった。ゆえに、神は偶像商であるテラから、その長子アブラハムを連れだしたのである(ヨシュア二四・2、3)。(『原理講論』p316)
このように、アベル的な人物が責任を果たすことができずに摂理が延長した場合、次の摂理では、カイン圏から「サタンが一番愛する立場にいる存在」を復帰して、代理使命者として立てるのが蕩減復帰の原則です。
(4)父方の崔氏から母方の韓氏へ
文鮮明真のお父様は、ご自身の最初の家庭が破綻したのは韓氏の反対によるものであったと、次のように語られました。
先生と聖進の母との家庭が破綻したのは、既成教会のためです。韓景職牧師を中心とする永楽教会のためなのです。聖進の母や親戚を巻き込んで離婚させたのです。「怪しげな悪魔サタンの教主だ」と言いながら、聞く耳をもたずに濡れ衣を着せて反対しました。(『文鮮明先生御言選集』169-200,1987.10.31)
韓景職(1903~2000)氏は、永楽教会を設立した長老教の牧師で、1992年に、かつて自らが日帝時代に神社参拝したことを告白し、キリスト教界に衝撃を与えた人物として知られています。真のお父様と統一教会に反対した韓景職氏は、神社参拝を受け入れた韓国キリスト教界のカイン圏の牧師でした。
真のお父様が、「崔先吉の母親は韓氏です。韓氏と崔氏です」(『文鮮明先生御言選集』322-146,2000.5.15)と語られているように、崔先吉女史の父方が崔氏であり、母方が韓氏です。その韓氏から真の母として選定されたのが韓鶴子女史です。
永楽教会を建てたのが誰ですか。(「韓景職です」)。それも韓氏です。また、平壌で活動するとき、反対した夫も韓氏で、反対した教会も韓氏です。その韓氏の家門からオモニ(韓鶴子女史)が出てきたのです。(『文鮮明先生御言選集』316-44,2000.2.9)
韓国キリスト教界のアベル圏であり、父方の崔氏から出た崔先吉女史が失敗したため、蕩減復帰の原則により、韓国キリスト教界のカイン圏であり、母方の韓氏の中で、再臨主を迎えるために精誠を捧げた家系から次の真の母が復帰されたのです。
そして、聖書に精通する信仰者だった崔先吉女史がサタンに奪われたため、何も知らない韓鶴子女史が真の母として復帰されたことが、次のみ言から分かります。
お母様(韓鶴子女史)が原理を知っていますか?原理を知らないのです。何も知らないのです。それを教育しながら引っ張ってきて、夫の役割も果たさなければならず、家長の役割も果たさなければならず、氏族長の役割も果たし、宗教圏の代表、天の全権を中心とした代表責任者として立っているというとき、どれほど深刻か分かりません。(『文鮮明先生御言選集』344-269,2001.4.18)
お母様になれる人は、み旨をすべて知って来るのでしょうか。知っていてはいけません。何も知らない人でなければならないのです。何も知らない人を育てていくのです。それで、サタン世界から連れてきたのですが、連れてきたからといって、そのまま天の基準には立てません。ですから、サタン世界から一歩一歩ここまで蕩減してこなければなりません。(『文鮮明先生御言選集』73-242,1974.9.22)
以上のような原理的理由により、文鮮明真のお父様と統一教会に最も反対した韓氏の中で、再臨主を迎えるために精誠を捧げた家系から、何も知らない韓鶴子女史が真の母として選定されたのです。
(*資料編の抜粋おわり)
◆おわりに
文鮮明師が解明された【統一原理】では、「再臨主が【真の母候補者】を非原理世界から選定した」というのが正統的な【成約摂理史】解釈です。
ところが、韓鶴子総裁が宣布された【独生女論(真の父母論)】では、「神(天の父母様)は、最初に天の独り娘(韓鶴子総裁)を韓民族に聖誕させ、その後に再臨主を選定(召命)した」と真逆の主張をしています。
上記【独生女論(真の父母論)】から導かれる結論は、「再臨主は天の独り娘(韓鶴子総裁)を迎え聖婚しなければならなかった。文鮮明師が主張する第一の母(崔先吉女史)との結婚は、摂理的な「逸脱行為」であり、文鮮明師はその罪の蕩減のために北朝鮮に行き、興南監獄でその清算をした」となります。
つまり韓鶴子総裁の主張は、文鮮明師の統一原理に基づく正統摂理史の抹消です。
韓鶴子総裁の【独生女論(真の父母論)】では、崔先吉女史は文鮮明師の破婚の相手で罪の女性であり、ここに神の関与(摂理的準備)を一切認めません。
ところがどうでしょうか。
上記の小論は、第二次世界大戦終戦時における韓半島の基督教に、崔氏を中心に神が周到な摂理的準備をされたことを裏付けております。
つまり、崔先吉女史は文鮮明師の【破倫の相手】などではなく、神が周到に基督教会の中核に準備した【第一の真の母候補者の女性】であったわけです。
神が第一の母を別に準備していたという事実は、【独生女論(真の父母論)】の決定的な反証となります。
結論として、韓鶴子総裁は【天の父母様が準備された唯一の天の独り娘】などではなかったのです。
祈り。アージュ!
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