「家庭連合」の研究

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速報:ユン・ヨンホ前世界本部長控訴審で4ヶ月増しの懲役1年6か月判決下る!

법원 출석하는 전 통일교 세계본부장

www.yna.co.kr

 

◆はじめに

家庭連合(旧統一教会)世界宣教本部長であったユン・ヨンホ氏に対する控訴審判決が昨日言い渡された。
韓国特別検察の懲役4年求刑に対し、初級審では懲役1年2ヶ月の実刑判決。控訴審では4ヶ月上乗せの、懲役1年6ヶ月の判決となった。
日本信徒にはわかりにくい、韓国裁判所における4ヶ月の上乗せ判決を、なるべく分かりやすく解説したい。(*最初に韓国配信記事の翻訳、次にAI解説、【おわりに】で私の総括的な見解を述べたい)

 

 

「統一教会金品請託」ユン・ヨンホ、2審で懲役1年6か月…1審より4か月増

送稿 2026年4月27日 15時42分
尹大統領就任前のシャネルバッグ購入のため教団資金を横領した容疑、有罪に覆る
裁判部「政治的影響力を拡大するための犯行…政教分離の憲法価値を毀損」

ソウル=聯合ニュース、イ・ヨンソプ記者

金建希夫人と国民の力の権性東議員に対し、統一教会の懸案を請託しながら金品を提供した容疑などで起訴されたユン・ヨンホ元統一教会世界本部長が、2審でも実刑判決を受けた。

ソウル高裁刑事6-1部、キム・ジョンウ、パク・ジョンジェ、ミン・ダルギ高裁判事は27日、政治資金法違反、業務上横領、証拠隠滅、請託禁止法違反の容疑で裁判にかけられたユン元本部長に対し、合計で懲役1年6か月を言い渡した。

1審が言い渡した懲役1年2か月より、刑が重くなった。

裁判部は、1審と同じく、ユン元本部長が2022年7月、「コンジン法師」こと全成培氏を通じて、金夫人に教団懸案の請託とともに、6,220万ウォン相当のグラフのダイヤモンドネックレスと、1,271万ウォン相当のシャネルバッグなどを渡した容疑を有罪と認定した。

大統領選前の2022年1月5日、「尹核関」、すなわち尹錫悦氏の核心関係者と見なされていた権議員に対し、教団行事への支援を要請しながら、不法政治資金1億ウォンを提供した容疑も、1審と同じく有罪と判断した。

バッグとネックレスを購入するために統一教会の資金を横領した容疑については、1審の一部無罪判断を覆し、すべて有罪と判断した。

1審は、2022年4月に金夫人に提供した別のシャネルバッグの購入資金を横領した容疑について、不法領得の意思、つまり不法に他人の物を自分の所有物のように利用または処分しようとする意思がなかったとして、無罪と判断していた。

尹前大統領の就任前であった当時、金夫人はまだ公職者の配偶者の身分ではなかったため、バッグの提供は請託禁止法違反には該当せず、これに関連する教団資金の使用も違法ではない、という趣旨だった。

しかし2審は、
「大統領就任の前後を問わず、当選人または大統領に請託するため、その配偶者に贈り物を提供するという名目で宗教団体の資金を使用する行為は、その違法性や非難可能性に本質的な差はない」
として、不法領得の意思を認めた。

裁判部は、
「相手方がまだ公職者の配偶者ではないという時期的な偶然性によって、請託禁止法違反罪が成立しないという理由だけで、業務上横領罪の成否が変わるのは不当である」
とし、
「バッグの提供それ自体には請託禁止法違反罪が成立せず、斡旋贈賄罪を処罰する規定がないため刑事上の犯罪を構成しないとしても、全体の法秩序の観点から、そのような行為を容認することはできない」と指摘した。

裁判部はただし、韓鶴子統一教会総裁の海外賭博に関する警察捜査情報を権議員から入手し、関連証拠を隠滅した容疑については、1審と同じく公訴棄却を言い渡した。特検法上の捜査対象ではないという理由からである。

裁判部は量刑の背景を説明し、
「この事件は、韓総裁を頂点とする統一教会が、第20代大統領選挙を教勢拡大の重要な機会と見なし、人的・物的支援を条件として友好的な大統領候補を支援し、その候補が当選して新政権が発足すれば、教団の政策とプロジェクトに国家的支援を受け、政治的影響力を拡大しようとする目的で行われた犯行である」
と指摘した。

続けて、
「被告人の犯行は、政治資金法と請託禁止法の立法目的だけでなく、政教分離などの憲法価値も毀損する」
とし、

「特に大統領当選後、より強調される大統領配偶者に対する犯行であるという点で、罪質は良くない」
と叱責した。

一方で裁判部は、
「ただし、統一教会側の有形・無形の圧力にもかかわらず、自分の知る範囲内で事実に合致する供述をし、誠実に捜査に協力した。また、権性東と金建希など他人の犯罪を解明する主要な供述や証言を通じて、実体的真実の発見に大きく寄与した」
として、「必要的減免事由」があると認めた。

これは、捜査や裁判において、事件に関する他人の犯罪を解明する主要な供述・証言を提供した場合、刑を減軽しなければならないという金建希特検法の条項に基づく判断である。

権議員と金夫人は、それぞれユン元本部長から不正な金品を受け取った容疑などで裁判にかけられ、1審で実刑判決を受けている。両者は28日、そろって2審判決を控えている。

(翻訳:おわり)

 

◆◆【ユン・ヨンホ控訴審】解説
ユン・ヨンホ控訴審は「懲役1年6か月」

2026年4月27日、ソウル高裁刑事6-1部は、ユン・ヨンホ元統一教会世界本部長に懲役1年6か月を言い渡しました。1審の懲役1年2か月より、4か月重くなりました内訳は、政治資金法違反で懲役6か月、請託禁止法違反・業務上横領で懲役1年です。

◆何が有罪とされたか

主な有罪認定は、次の2本です。

1つ目は、金建希氏側への高価品提供です。裁判所は、ユン氏が「建進法師」こと全成培氏を通じ、教団現案の請託とともに、グラフのダイヤモンドネックレス約6,220万ウォン、シャネルバッグ約1,271万ウォンなどを渡した点を有罪としました。

2つ目は、権性東議員への1億ウォン提供です。2022年1月、大統領選前に、教団行事支援などを求めながら違法政治資金1億ウォンを提供した点も、1審と同じく有罪とされました。

◆1審から重くなった最大理由

今回のポイントは、1審で一部無罪だった「最初のシャネルバッグ」関連の横領が、2審では有罪に転じたことです。

1審は、2022年4月に金建希氏へ渡したシャネルバッグについて、「当時はまだ大統領夫人ではなく、大統領当選人の配偶者だった」ため、請託禁止法違反とはいえず、教団資金の使用も横領とはいえない、という趣旨で一部無罪にしました。

しかし2審は、大統領就任前後を問わず、将来の大統領職務に関する請託のために配偶者へ贈り物をする目的で宗教団体の資金を使うことは、違法性・非難可能性に本質的差はないと判断しました。つまり、「まだ大統領夫人ではなかった」という形式論だけでは逃げられない、と見たわけです。

◆裁判所のかなり強い表現

裁判所は、この事件を単なる個人の贈答ではなく、韓鶴子総裁を頂点とする統一教会が、第20代大統領選を教勢拡張の機会と見て、人的・物的支援を条件に友好的な候補を支援し、新政権発足後に国家的支援や政治的影響力拡大を狙った犯行と位置づけました。さらに、政治資金法・請託禁止法の趣旨だけでなく、政教分離という憲法価値も毀損したと述べています。

ここは非常に重要です。裁判所は「ユン氏個人が勝手にやった」とは見ておらず、少なくとも量刑理由の中では、教団組織の政治的影響力拡大の一環として評価しています。

◆それでも懲役4年ではなく1年6か月にとどまった理由

特検側は控訴審でも懲役4年を求刑していましたが、裁判所はそこまでは重くしませんでした。理由として、ユン氏が捜査に協力し、権性東氏・金建希氏ら他人の犯罪解明に重要な供述や証言をした点が考慮されました。韓国報道では、金建希特検法上の「必要的減免」事由が認められたとされています。

つまり、裁判所の構図はこうです。

犯罪の性質は重い。政教分離・政治資金秩序を傷つけた。
しかし、ユン氏は捜査協力者としての役割も大きかった。
そのため、1審より重くするが、特検求刑の4年までは行かない。

◆証拠隠滅部分はどうなったか

韓鶴子総裁の海外賭博疑惑に関する警察捜査情報を権性東氏から入手し、証拠を隠滅したとされる部分については、1審と同じく公訴棄却が維持されました。理由は、特検法上の捜査対象ではないという判断です。

◆今後の見通し

韓国の刑事事件では、控訴審判決に不服がある場合、原則として判決宣告後7日以内に上告状を提出します。今回の判決は2026年4月27日なので、単純計算では2026年5月4日ごろまでが上告期限になります。

今後、大法院まで行った場合の争点は、主に次の3つです。

01)「最初のシャネルバッグ」まで横領有罪にした2審判断が維持されるか。
02)教団資金を政治的請託目的の贈答に使ったことを、どこまで業務上横領と見るか。03)ユン氏の捜査協力による減刑評価が妥当か。

私の見立てでは、今回の2審判決は、関連事件全体にかなり強い影響を持ちます。特に、「大統領就任前だからセーフ」という防御線を2審が明確に退けた点が大きいです。金建希氏側、全成培氏側、権性東氏側の事件でも、裁判所が「一連の請託構造」として見る流れが強まる可能性があります。

(解説:おわり)


◆おわりに

今回のユン・ヨンホ元世界宣教本部長控訴審判決が、韓国家庭連合本部へ与える衝撃は計り知れないものがあります。

ユン・ヨンホ氏の大統領夫人へのシャネルのバック贈答が、教団資金の横領と認定されたことは、ユン・ヨンホ氏妻が教団財務責任者で教団資金の横領を認める供述を始めたことと深い相関関係があるわけです。

つまり、【天正宮】の世界宣教本部という密室政治の登場人物は、主に韓鶴子総裁、ユン・ヨンホ世界宣教本部長と財務責任者の妻、秘書室長(当時は副職)です。

そして判決文の次の箇所が決定的に重要です。

裁判所は、この事件を単なる個人の贈答ではなく、【韓鶴子総裁を頂点とする統一教会が、第20代大統領選を教勢拡張の機会と見て、人的・物的支援を条件に友好的な候補を支援し、新政権発足後に国家的支援や政治的影響力拡大を狙った犯行】と位置づけました。

つまり、【天正宮】の世界宣教本部における密室教団支配体制が、韓鶴子総裁を頂点とする組織犯罪であることを認定しており、【真相はユン・ヨンホ氏のスタンドプレーによる犯罪であり、韓鶴子総裁は関与なし】とする教団側の弁護主張は、完全に崩れ去りました。

この判決で、総裁無罪という弁護側の主張は意味がなく、これから進む【本体裁判】で、総裁の関与をどこまで認定するのかに、検察と弁護側の攻防戦の主軸は移ります。

今回の判決に含まれていない【ラスベガスの賭博疑惑のもみ消し案件】も今後、起訴要件を満たし浮上すれば、家庭連合四人組の量刑判断は、ますます厳しいものとなります。

それでは、韓国家庭連合本部は何を間違ったのでしょうか。

異端教義に転落してしまった過ちを認め、創始者・文鮮明師の根本教義と伝統に帰還し、この難局を乗り越えていただくことを祈念します。

祈り。アージュ!

 

 

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