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特検、「統一教会捜査もみ消し疑惑」で権性東議員に来月1日の出頭を通知―権氏は拒否

공판 출석한 권성동 의원

 

www.yna.co.kr

 

◆はじめに

記事全文を忠実に訳したうえで、①召喚の法的意味、②権性東議員の位置づけ、③「捜査もみ消し疑惑」の全体像を分けて整理します。あわせて、記事中の時系列と表現も確認します。

確認したところ、権性東氏は今回は【被疑者ではなく「参考人」】として呼ばれています。したがって、7月1日の出頭拒否だけで直ちに逮捕・処罰される性質ではありませんが、特検は再度の日程調整や、証拠次第で捜査上の立場を見直す可能性があります。

 

特検、「統一教会捜査もみ消し疑惑」で権性東議員に来月1日の出頭を通知――権氏は拒否

配信:2026年6月24日午後3時18分
聯合ニュース チェ・ユンソン記者

3大特別検察官による捜査後に残された疑惑を捜査している、権昌瑩(クォン・チャンヨン)第2次総合特別検察チームが、「統一教会の海外遠征賭博捜査もみ消し疑惑」に関連して、国民の力の権性東(クォン・ソンドン)議員に出頭を通知した。

24日、法曹界によると、特検チームは権議員に対し、来月1日、すなわち2026年7月1日に参考人として事情聴取を受けるため出頭するよう通知書を送った。

しかし、権議員は特検チームに対し、出頭しない意向を伝えたことが分かった。

統一教会捜査もみ消し疑惑は、韓鶴子総裁をはじめとする統一教会幹部らの海外遠征賭博疑惑を警察が把握しながら捜査せず、むしろその情報を政治家側に流出させ、捜査をもみ消したという内容を骨格としている。

春川警察署は2022年5月から7月にかけて、計3回、統一教会の内部関係者から、

「韓総裁が信徒たちの現金を持って、たびたび海外遠征賭博をしている」

という趣旨の情報提供を受け、情報報告書を作成して警察内部のシステムに登録していた。

ところが、本格的な捜査が始まる前に、権議員の介入によって警察捜査に関する情報が政治家側に流れ、捜査がもみ消されたのではないかとの疑惑が浮上した。

当時、統一教会の尹鍈鎬(ユン・ヨンホ)元世界本部長が知人と交わした会話には、次のような内容が登場する。

「最高位の人物が、外国為替管理法の問題だと言っていた。家宅捜索が来るかもしれないので備えるようにと言われた」

「警察の認知捜査について、“尹核関”が教えてくれた。上層部に報告した」

「尹核関」とは、「尹錫悦の核心関係者」、すなわち尹錫悦前大統領の側近を意味する略語である。

これに先立ち、この事件を捜査した金建希特検チームは、昨年7月、警察庁などを家宅捜索し、本格的な捜査に着手した。

金建希特検チームは、尹前大統領の側近だった権議員が警察の捜査情報を入手し、統一教会側に伝えたと判断し、権議員や韓総裁らを起訴した。

ただし、警察内部において情報がどのような経路で流出したのか、また上層部がどのように介入したのかについては、捜査を完了できなかった。

現在の特検チームは、警察内部からの情報流出経路を解明するためには、権議員に対する対面調査が必要だとみており、改めて出頭を通知することを検討しているという。

(記事飜訳:おわり)



◆記事の解説

1.今回、権性東氏は「参考人」として呼ばれている

最も重要なのは、今回の通知が被疑者としての召喚ではなく、参考人調査のための出頭要請だという点です。

参考人とは、事件について事情を知っている可能性がある人物です。韓国の通常の刑事捜査では、参考人に対する出頭要求は原則として任意です。したがって、権氏が7月1日に出頭しないと回答しただけで、直ちに逮捕されたり処罰されたりするわけではありません。

ただし、特検側は、

  • 改めて出頭日を調整する
  • 書面で質問する
  • 通信記録や警察関係者の供述を先に固める
  • 新しい証拠が出れば被疑者としての立場を検討する

という捜査を進める可能性があります。

今回の「出頭拒否」は、権氏の関与を証明するものではありません。一方で、特検としては、情報を誰から受け、誰に伝えたのかを本人に直接確認できない状態が続くことになります。


2.疑惑は三つの段階に分けて考える必要がある

この事件は、次の三段階に分けると理解しやすくなります。

第1段階 警察による情報入手

2022年5月から7月、春川警察署の担当者が統一教会内部関係者から、韓鶴子総裁らによる海外賭博や、教団資金の使用に関する情報提供を受けました。

警察官は報告書を作成し、内部システムに登録しました。しかし、この情報は正式事件として捜査部署に配当されず、「保管」扱いになったとされています。

したがって最初の問題は、

なぜ重要度の高い情報報告書が、正式な捜査に移行しなかったのか

という点です。

第2段階 警察情報の政治家側への流出

特検は、警察内部の情報が警察上層部、さらに大統領側や政治家側に伝わった可能性を調べています。

尹鍈鎬元本部長の録音には、

  • 「最高位職から情報が来た」
  • 「尹核関が警察の認知捜査を知らせた」
  • 「家宅捜索に備えるよう言われた」

という趣旨の発言が残っていると報道されています。

ただし、録音に出てくる「最高位職」や「尹核関」が誰を指すのか、それが実際に権性東氏であったのかは、捜査と裁判で証明されるべき事項です。録音だけで最終的に確定したわけではありません。

現在の総合特検は、尹熙根(ユン・ヒグン)前警察庁長が警察情報を上層部に報告し、捜査を進めないよう指示した可能性を調べています。尹前庁長は疑惑を否定していると報じられています。

第3段階 統一教会側への伝達と証拠隠滅

特検側の見方では、政治家側に流れた情報が統一教会幹部に伝えられ、教団側が家宅捜索に備えたとされています。

韓鶴子総裁の起訴内容には、2022年に賭博捜査情報を事前に知り、教団内の会計資料などを処分・隠滅するよう指示したという証拠隠滅教唆の嫌疑が含まれています。

したがって、今回の情報流出経路の捜査は、単なる警察内部の不祥事にとどまりません。韓総裁の裁判における証拠隠滅容疑の背景を解明する捜査でもあります。


3.権性東氏の既存裁判とは区別する必要がある

権性東氏は、統一教会側から1億ウォンの不法政治資金を受け取ったとする政治資金法違反事件で、2026年4月28日の控訴審でも懲役2年、追徴金1億ウォンを言い渡されました。

権氏はこれを不服として、2026年5月4日に大法院へ上告しています。したがって、この有罪判決は現時点では確定していません。

今回の参考人召喚は、それとは別に、

警察の賭博捜査情報を、権氏がどこから入手し、統一教会側にどのように伝えたのか

を調べるものです。

つまり、整理すると次のようになります。

問題 現在の状況
統一教会から1億ウォンを受領した疑惑 一・二審で有罪。現在上告中
警察の捜査情報を統一教会に伝えた疑惑 今回、参考人として調査予定
警察内部で誰が情報を流出させたか 第2次総合特検が捜査中
誰が捜査中止を指示したか 尹熙根前警察庁長や上層部の関与を捜査中
教団側が証拠を隠滅したか 韓鶴子総裁らの裁判で審理中


4.記事の「権氏と韓総裁らを起訴」という記述への注意

聯合ニュースの記事は、

権議員が捜査情報を統一教会側に伝えたとみて、権議員と韓総裁らを起訴した

と簡潔に記しています。

しかし、これはやや圧縮された表現です。

権氏が現在裁判を受けている中心的な罪名は、統一教会側から1億ウォンを受け取ったとする政治資金法違反です。一方、韓総裁については、不法政治資金の提供、金建希氏側への物品提供、証拠隠滅教唆など複数の容疑が起訴されています。

したがって、

権氏が「警察情報漏洩罪」そのもので既に有罪になった

という意味ではありません。情報流出経路と警察上層部の責任は、現在も特検が解明中です。


5.今回の召喚が持つ意味

今回、特検が権氏を呼ぼうとしているのは、権氏が情報伝達経路の中間に位置しているとみているからです。

想定される経路は、特検側の捜査仮説としては、

春川警察署

警察庁上層部

大統領側または政治家側

権性東氏などの政治関係者

尹鍈鎬元本部長・統一教会指導部

家宅捜索への準備・証拠隠滅

というものです。

ただし、この全経路が裁判で確定したわけではありません。特に、

  • 権氏が誰から情報を得たのか
  • 権氏が伝えた内容は具体的な捜査情報だったのか
  • 単なる噂や問い合わせだったのか
  • 警察上層部や尹錫悦前大統領の指示があったのか

は、今後の捜査の核心です。


◆おわりに

この記事の核心は、統一教会の海外賭博そのものよりも、「警察情報が政治権力を経由して教団側に流れ、捜査や家宅捜索への対応に利用されたのではないか」という政教・警察癒着疑惑にあります。

権性東氏の出頭拒否によって直ちに新しい犯罪事実が成立するわけではありません。しかし特検が権氏への事情聴取を重視していることから、この捜査は今後、

  1. 警察内部の情報流出者
  2. 尹錫悦政権上層部の指示の有無
  3. 権性東氏から教団への情報伝達
  4. 韓鶴子総裁らによる証拠隠滅との因果関係

を一本の経路として立証できるかが最大の焦点になります。

 
(解説:おわり)

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