
ソンデオTV 第六回
◆成約人のための「初心不忘のメシアのための基台」
皆様、こんにちは。いつの間にか第六回を迎えました。
六回にわたってお伝えする中で、私たち統一家の信仰の真髄を繰り返し強調してきました。それは、この問題が今、統一家における混乱の根本原因であると同時に、解決の鍵でもあるからです。
◆統一家が直面している真の危機
私たちにとって、表向きに見える実定法違反よりも大きな真の危機は、私たちの内面の信仰が【真のお父様】という指針を失い、【実体聖霊・ホーリーマザー韓・無原罪初臨独生女論】という、統一原理とは両立不可能な雑説に引きずり込まれている現実です。
私のYouTube動画に触れた食口たちの間では、「私たちは間違った方向に向かっているのではないか」という自覚が、至るところで起こっています。これは、私たちの本心が生きている証拠です。
私たちが本当にお父様の「見いだされた羊の群れ」となるためには、いかにしてお母様を本然の位相に正しくお迎えし、お父様の御旨に従って進むべきかを知らなければなりません。学ばなければなりません。
◆新しい主題―「成約人のための初心不忘のメシアのための基台」
そこで今日からは、「成約人のための初心不忘のメシアのための基台」という新たな主題を通して、お父様が明らかにされた「成約人の道」を共に学んでいきたいと思います。
実は原理のこの部分、すなわち復帰原理序論の「メシアのための基台」に対する大多数の食口の理解は、非常に乏しいのです。ですから、この部分を集中的に学ぶ必要があります。
その前に、まず視聴者の皆様に感謝の意をお伝えしたいと思います。
◆過去五回の放送に寄せられた反響
過去五回にわたる放送に対して、多くの方々が応援と感謝の気持ちを寄せてくださいました。改めて、すべての方々に感謝申し上げます。
その中でも、特に印象に残ったコメントをいくつかご紹介したいと思います。
●ある二世から寄せられたメッセージ
もう一人の二世の方から、次のようなメッセージが送られてきました。
「こんにちは。偶然、グループチャットで先輩のお話を動画で見ました。この驚くべき統一家の現状を、そのままお話しくださったようです。
お父様と先輩たちが血と汗を流して歩まれた摂理の道を……(中略)
お母様もまた、若い頃にお父様に選ばれ、絶対服従され、十四人の子女を出産されながら、お父様と共に摂理に歩調を合わせてこられた方です。それなのに、どうしてお父様が地上にいらっしゃらない今、このようにおっしゃるのでしょうか。統一家がこのように流れていくようにされたのでしょうか。
これは誰の過ちでしょうか。お母様の周囲にいる幹部の過ちでしょうか。
食口たちが混乱に陥り、四方八方に分裂した現実において、先輩のようなご長老がおられることが何よりも幸いだと思います。天上にいらっしゃるお父様にとって、どれほど大きな慰めとなることでしょうか。
先輩のような方が、私たちの統一家に多くいらっしゃればよいと思います。寒い季節ですので、お体にご自愛ください。お父様の聖霊が共におられますよう、お祈り申し上げます。」
非常に落ち着いて慎み深く、かつ真摯な反応です。
●日本の二世から寄せられたメッセージ
また、日本の二世の方がコメント欄に投稿した文章をご紹介します。
「孫大旿博士、貴重な講義をありがとうございました。私は日本の二世です。
2013年の基元節に家庭盟誓と天一国国歌が突然変更され、常に違和感を抱きながら生きてきました。お父様が築かれた伝統を、このように簡単に変えてもよいのかと、非常に困惑しました。
私はお父様の御言葉によって救われました。人生のどん底にいた時、悔い改める心で『天聖経』を読み、朝起きて『天国を開く門・真の家庭』を訓読しながら、自身の課題に対する悟りを得ました。
お父様の自叙伝は、私に人生の目標を示してくれた真の師の足跡です。その貴重な教材・教本が、今では教会系出版社でも見つかりにくい現状が残念でなりません。
徹夜精誠の時、お父様の霊界メッセージだと乱発することも理解できません。霊界メッセージが、いつからそれほど簡単な役事になってしまったのでしょうか。
霊的な啓示は参考にはするものの、それを前面に掲げるのはあまりにも危険だという考えが浮かびます。あちこちで健やかに成長していることを確認でき、大変うれしく思いました。」
●ある一世から寄せられた決意
次のようなメッセージを送ってくださった一世の方もいました。この方は、6000家庭か6500家庭ではないかと思います。
「天の摂理の真実の糸がどこにあるのかさえ知らず、変わってしまった自分自身を振り返ります。
お父様の御言葉を一字たりとも逃すまいと、真心を込めて駆けつけてくださった孫大旿博士を尊敬し、これからは、より慎重に正しく信仰することを決意します。
私は今日、清く新たに浄化された心の中に、真のお父様をお迎えしました。新たな夢が生まれました。
お母様がお父様の真の夫人としてお戻りになり、真の父母様の座を正しく立てられるよう祈ります。今の獄中生活が、初心に帰れという天が与えてくださった機会の時となりますよう、切に祈ります。」
教会を憂慮される一世の方々の本心を、よく表した忠言です。
◆「ChatGPTが独生女と認めた」という牧師の主張
ところで皆様に、これとはまた違った、興味深い話をもう一つご紹介したいと思います。
その中の一人は、二世圏の牧師くらいの年齢で、地方のどこかで牧会をしている方だといいます。その方は、次のような拒否感を示してきました。
「私は真のお母様を実体聖霊・独生女として信じ、侍り奉り、進んでまいります。
新約聖書のヨハネの黙示録に記された小羊の婚礼の宴を成し遂げられた小羊の新婦として聖婚され、真の父母となられたことを信じます。真の父母によって重生された祝福家庭であることを信じます。
会長様が何を言いたいのかはよく分かりませんが、先輩の言葉や講義よりも、真のお母様の御言葉に順従したいと思います。
お父様の御言葉集を見ると、『独生女』という言葉が181回出てきます。その『独生女』という言葉が入っている文章をすべてChatGPTに入力してみると、真のお母様が独生女であることが明らかだと出てきます。
真のお母様の御言葉に耳を傾け、従ってくださらないでしょうか。お母様がそのように願っておられるのに、一緒に従ってくださらないでしょうか。
ああ、真のお母様に逆らい、見捨てて、真のお父様だけを信じてお仕えし、従うことはできそうにありません。」
この部分については、後日詳しくお話しします。
いずれにせよ、この牧師の命綱は、お父様の御言葉集の中に「独生女」という言及が181回あるという点です。
興味深いのは、お父様が言及された「独生女」という言葉だけでは理解不足、あるいは信仰不足だったのか、最後の支えをChatGPTに頼り、「真のお母様が独生女である」と確信したと告白したことです。
滑稽でもあり、哀れでもあります。これほど原理の勉強ができていない人々が牧師として食口たちを指導しているとは、ただただ驚くばかりです。
聴取理解力も底辺レベルなのか、あるいは完全に偏見の塊となっているようです。
「お母様は聖霊実体の本然の座を離れず、お父様と一つになるべきだ」という話を聞いても、「お母様を捨てて、お父様だけをお迎えし従う」という意味に理解し、そのうえChatGPTを持ち出す牧師のレベルとは、一体どういうことでしょうか。
虚偽と真実が瞬時に明らかになる時代になったことを実感します。
◆AIの回答はあくまでも参考資料
しかし、こうしたAIの回答も、あくまでも「参考用」にすぎません。
結局は、「お父様のオリジナル・テキストと独生女論が、どのように対立しているのか」を理解しなければなりません。
そこで私はこの方に、原理学習、特に後編・復帰原理序論の「メシアのための基台」を深く学ぶべきだと勧め、以下のようなお父様の御言葉も送りました。
◆お父様の御言葉①――お父様がお母様に合わせれば、すべてがひっくり返る
「お母様が先生に『そんな悪い伝統は早く改めなさい』と言うのに、そんなお母様の言葉に従うべきか、先生がそのまま天国へ入るべきか?
お母様の言葉に従ったら大変なことになります。まあ、お母様とお父様は自然に一つになるとお考えでしょうが、お父様がお母様に合わせたら、すべてがひっくり返ります。
だから、お父様の役目を果たすのは簡単ではありません。」
(御言集445-118~119、2004年4月13日、イーストガーデン)
◆お父様の御言葉②一人の女性を理想的な妻にすることの難しさ
「統一教会に中心がありますか? 家庭的な中心がありますか?
先生も今なお、お母様を中心として越えられる峠を越えるために、必死に耐えているのです。目が飛び出すような困難があっても、舌を噛みしめて口を閉じているのです。
一人の女性を育てて理想的な妻にすることは、世界統一よりも難しいのです。『宇宙主管を望む前に、自己主管を完成せよ』という言葉よりも、さらに難しいのです。
それはお母様はご存じありません。今、聞いているでしょう。これから知らなければなりません。
一昨日話したこと、『先生は原理的にしますが、私はそうではありません』と言っていました。それ以上に恐ろしい言葉があるでしょうか?
目の前にいるから躊躇なく。先生はそれを忘れるのです。仇を忘れるのと同じように、仇がいれば忘れるのです。名前を忘れ、顔を忘れるのです。払って乗り越えるのです。
そうして行事を行うにあたり、自分は多くの困難を感じましたが、それが問題ではありません。私は依然として、自分の行くべき道を行くのです。」
この御言葉も、昔の御言葉ではありません。2005年2月21日になされた御言葉です、皆様。
◆お父様の御言葉③――真の父に似た者を残す
「お母様は今までそれを乗り越えられませんでした。お母様が従順であることを宣言した下で、すべてが始まるのです。
『お母様、ありがとうございます。私について行くべきです。』
こうして来たのです。最後の終焉をして来た者です。(中略)
一方は残し、一方は消し去らねばならない。俺に似た者は残し、俺に似ない者は消える。簡単です。
真の父に似た者を残し、真の母に似た者も、真の父に似ていなければ消えるのです。分かりますか? 二人は共存できません。お母様もそれを理解すべきです。(中略)
お母様も俺に頼って。俺に頼らなきゃいけない。俺に頼ってんだ。俺は倒れない。俺に頼って、最後まで信じれば、共に進めるということだ。
そのことを決める瞬間が、歴史の宿命的な決定の時として、宣布の日として……神様も待って来たのだから、その日をこの朝に宣布する。」
この御言葉は、2010年9月3日、天正宮の朝の訓読会で語られました。聖和される二年前のことです。
皆様、この御言葉に連なる御言葉がありますが、今日はここでは触れません。
◆改めて本題へ
皆様、再び本題に戻りましょう。
申し上げたとおり、今後数回にわたって展開されるソンデオTVの論題は、「成約人のための初心不忘のメシアのための基台」です。
少し長いですね。しかし、意味のあるタイトルです。
先ほどお読みしたお父様の御言葉とも関連する内容です。
私たちの信仰の最も基本となる「信仰の基台」から始まり、最も高い完成段階である「メシアのための基台」、すなわち新郎であるお父様に対する、新婦であるお母様の基台に至るまで、成約信仰の全路程を貫いて学ぶ機会となるでしょう。
今回の談論を通じて、今、統一家が経験している信仰の混乱が、原理という明確な秩序の下で整理されることを願います。
何よりも、原理をより深く理解することによって、私たちの中に原理的基準が正しく立てられる貴重な契機となることを期待します。
◆なぜ「成約人のための」なのか
皆様、なぜタイトルの一番初めに「成約人のための」という言葉を付けたのか、お分かりでしょうか。その理由をご説明いたします。
私たちがよく知っているように、「メシアのための基台」は、時代ごとに繰り返される復帰摂理の核心公式です。
アダムからノア、アブラハムを経て、モーセとイエス様、そして今日の再臨の主様に至るまで、時代は変わりました。しかし、その時代を救うための公式である「信仰の基台」と「実体基台」、そして「メシアのための基台」という三つの公式は、変わることなく適用されてきました。
ただ時代が流れるにつれて、その範囲が家庭から氏族へ、民族、世界、天宙の範囲へと拡大されてきただけです。
ここで、私たちが注目すべき点があります。
それは、「各時代において、この公式を責任を持って遂行した信仰の主役たちは誰であったのか」という点です。
なぜなら、この時代の主役である祝福家庭が、必ず完成すべき基台を知るためです。
それが、メシアのための基台です。
◆なぜ「初心不忘」なのか
それでは皆様、私がなぜ「メシアのための基台」の前に、わざわざ「初心不忘」という言葉を付けたのでしょうか。
その理由は明確です。
主を初めて迎えた時の、あの熱い最初の心、すなわち初恋を、最後まで変えずに守るべきだからです。
成約人は再臨主を「新郎」として迎え、その方の「新婦」として召し出された特別な存在です。
したがって、この愛の関係は決して揺らいではなりません。
◆「復帰摂理歴史と私」
私たちはここで、『原理講論』後編序論に出てくる「復帰摂理歴史と私」という部分を、深く噛みしめる必要があります。
そこには、次のように記されています。
「私」という個性体は、どこまでも復帰摂理歴史の所産である。したがって、「私」は、この歴史が要求する目的を成就すべき「私」なのである。
それゆえに、「私」は歴史の目的の中に立たなければならないし、また、そのようになるためには、復帰摂理歴史が長い期間を通して縦的に要求してきた蕩減条件を、「私」自身を中心として横的に立てなければならない。
そうすることによって、初めて「私」は、復帰摂理歴史が望む結実体として立つことができるのである。
こう書いてありますね。
ここに現れる「私」とは、誰を指すのでしょうか。
まさに、再臨主をメシアとして迎えた今日の成約人、すなわち私たち祝福家庭を意味します。
それゆえ私たちは、私たちに与えられた「メシアのための基台」を、いかに完成させるかを熱心に学ぶべきなのです。
◆原理は踏みしめて進む道
皆様、「復帰の道は探し求める道、原理の道は踏みしめて進む道」という御言葉があります。
お父様が先立って血と汗を流しながら復帰の道を見つけ出し、私たちに教えてくださった原理を、私たちは学び、身に付け、歩ませていただきました。
何と感謝すべきことでしょうか。
それにもかかわらず、私たちがその原理に無知であってよいのでしょうか。
それでは、本日の主題である談話に入ってみましょう。
◆五十二年前のロサンゼルス会議
私が今日のように「メシアのための基台論」を語るようになった動機は、今から五十二年前に、お父様が主催されたある会議に参加したことから始まります。
1974年12月21日、お父様がアメリカ・ロサンゼルスで開催された「五十州責任者および機動隊長連席会議」において下賜してくださった御言葉を基にしたものです。
当時、お父様は1974年9月18日のマディソン・スクエア・ガーデン大会を皮切りに、アメリカの八大都市で「希望の日大講演」を実施されました。
「キリスト教の新たな将来」をテーマに、アメリカの責任を覚醒させる歴史的な大会を行っておられた日程の中で、最後のロサンゼルス講演会の二日前、12月21日に、五十州の責任者と機動隊長たちをパサデナ教区本部へ全員召集された会議でした。
◆お父様を囲んで聞いた御言葉
六十名から七十名ほどが集まったと思います。
ホールでお父様がマイクを持ち、前方から演説されたという形ではありません。お父様が着座され、参加者全員がその周囲に座った状態で語られるという雰囲気でした。
別途、録音するチームは見当たりませんでした。
後日、その会議で語られた御言葉が、お父様の説教集に英文でも韓国語でも掲載されていないか調べましたが、その記録を見つけることができませんでした。
私がアメリカの教会責任者に尋ねたり、検索してみたりしましたが、この日の御言葉は見つかりませんでした。
しかし幸いなことに、私はメモノートに、その日のお父様の御言葉を漏れなく記録しておきました。
◆五十年前のメモノート
ああ、このメモノートです。
これは五十数年前から使っていたものですが、ここに書いてあります。資料画面に出ている、あのメモノートです。
このノートに、十五ページ分のメモが残っています。
入信後、私は、お父様がお話しになるたびに一貫してメモを取る姿勢で臨んできました。
しかし、あの日の御言葉ほど、私が集中的かつ詳細に記録したことはなかったと思います。
◆お父様による「メシアのための基台」の集中講義
その日の御言葉は、復帰原理論である「メシアのための基台」について、詳細かつ集中的に解説してくださったものでした。
それまで、普段原理を学ぶ時や原理講義をする時にも、最も理解しにくい部分が、まさに「メシアのための基台」でした。
ところがその日、お父様が自ら、その部分に集中して何時間も解説してくださったので、私は大きな喜びをもって受け止めました。
とにかく、私にとってその日いただいた御言葉の恵みと啓示は、『原理講論』後編の復帰原理を理解するうえで大きな助けとなり、信仰の指針となりました。
◆国際巡回機動隊と日本・韓国での活動
ロサンゼルスでの「希望の日大会」を終えた国際巡回機動隊三百余名は、お父様をお迎えした東京・武道館での「希望の日大講演」を、1975年2月13日から15日まで成功裏に終え、韓国に入国しました。
私もアメリカから国際巡回機動隊の一員として合流し、共に活動しました。
韓国到着後、二か月間全国を巡回し、6月7日の汝矣島救国世界大会に向けた活動を展開したのです。
◆ベトナム赤化と汝矣島救国世界大会
ベトナムが赤化された当時、韓国の安全保障は大きな脅威にさらされていました。そのような時に、文鮮明総裁に従う数多くの先進国の若者たちが十字軍となり、「韓国の安全保障を守る」と名乗り出ました。
その姿に韓国国民は大きく鼓舞され、汝矣島救国世界大会は大成功を収めたのです。
皆様、この資料写真をご覧ください。あの時を思い出されるでしょう。
もちろん、その大会を準備する過程で、器の小さいいくつかのキリスト教団は、この大会に反対する無意味な行動もしました。
しかし、彼らが「統一教会はカルトだ」などと言っても、一般国民は誰も耳を傾けようとはしませんでした。
◆中央修練所の原理専任講師へ
汝矣島救国世界大会の成功後、お父様は私を中央修練所の原理専任講師に任命されました。二十一日修練会の原理担当講師でした。所長は李要漢牧師でした。
私が今日の主題である「成約人のための初心不忘のメシアのための基台」を始めるにあたり、「希望の日講演会」、アメリカ大会、日本大会、国際機動隊、そして汝矣島救国世界大会などについて比較的長く言及したのには理由があります。
1974年12月21日のロサンゼルス会議において、お父様が『原理講論』後編の「メシアのための基台」を自ら解説してくださった、その恩恵を皆様と分かち合いながら、原理理解の一助としたいからです。
◆「メシアのための基台は心情基台である」
お父様は、その会議の冒頭で次のように語られました。
「今日の集会は1974年を締めくくる会議であり、第2次7年路程、すなわち1968年から1974年までの最後の会議である」
そのうえで、重要な御言葉を授けられました。
「復帰原理に出てくるメシアのための基台が何か分かるか?
メシアのための基台は心情基台だ。
心情基台とは、新婦に立つことである。」
そして、その成否に第3次7年路程、すなわち1975年から1981年までの勝敗がかかっていること、この基台が第3次7年路程以降の成約時代における基台であり、指標であり、目標であるという趣旨を強調されました。
言い換えれば、統一教会の会員、すなわち成約人は、
「メシアのための基台=心情基台=新婦となること」
の上に立たなければならないということです。
お父様は、「それは心情基台だ」とおっしゃいました。
そして、それはすなわち、メシアの前に新婦となることであるとおっしゃいました。
私たちは、その上に立たなければなりません。
この部分は来週、本論に入り、詳しく学んでいきたいと思います。
◆なぜ五十二年前のノートを取り出したのか
今日、わざわざ五十二年前の古いメモノートを引っ張り出して、この講義を始めるのには、それなりの理由があります。
お父様の聖和後、数年間にわたり、教会の中心首脳部において原理に対する理解が食い違い、甚大な混乱状態が表面化してきているからです。
原理を正しく理解しなければ、このような混乱が生じるのです。
◆『原理講論』を過去のものとする主張
特に、お父様が遺言として残された教材・教本の中で最も基本となる『原理講論』さえも、「蕩減復帰摂理時代にのみ適用される一時的な内容である」と彼らは主張します。
何とも、とんでもない話ではないでしょうか。
「『原理講論』は劉孝元協会長が書いた」などと言う人がいますが、それはまったくのデタラメです。
劉孝元協会長が一文一文を執筆するたびに、お父様は必ずご自身で一文一文を校閲し、検討されました。そして、お父様の承認があって初めて、次へ進んだのです。
皆様、ご存じでしょう。
そのようなことさえ知らない人たちが現れ、『原理講論』を貶めているのです、今。
◆「パラダイム転換」という名の原理修正
彼らは、今はお父様の蕩減復帰摂理時代を終え、天一国創造の本然の時代が開かれたのだから、「パラダイムが変わった」と主張します。
そして、パラダイム転換の時に合わせて、
「原理を修正し、意識の転換が求められる」
とまで騒ぐ者が出てきています。
その人の名前を、私が言ってみましょうか。
この場では言いません。
果たして、本当にそうなのでしょうか。
◆新婦となる基台と独生女論の違い
先ほど申し上げたように、お父様は私たちに、
「新婦となる基台、心情基台を立てよ」
とおっしゃいました。
新婦となることは、お父様の心情と完全に一体となり、サタンの訴えから脱することを意味します。
しかし、現在の独生女論は、新婦になるための過程には言及せず、「三代独女」という奇妙な無原罪誕生の血統だけを強調しています。
皆様、私たちがお父様の原理と御言葉に初めて出会った時、そして祝福を受けた時の、私たちの初心は、今どこにあり、どのような状態にあるのでしょうか。
一度、振り返ってみましょう。
◆次回に向けて
今日は、ここまでお話しします。
過去五回にわたるシリーズを、まだご覧になっていない方は、ぜひご覧ください。
すでにご覧になった方も、もう一度ご覧になれば、さらに大きな恵みとなるでしょう。
今後の講義で私が申し上げることを、つなげて理解するうえで、大きな助けとなると思います。
◆『御旨の道』からの御言葉
今日の御言葉を終えるにあたり、『御旨の道』の御言葉をお伝えします。
「天の願いと事情と心情に一致しなければならない。
その内容、方向、目的観に一致しなければ、破壊されてしまう。
黒ずんだ出来物はかいて取り除くように、相対的な内容を整えず、原因と結びつくことのできる力を伴わなければ、必ず破壊されてしまう。」
今日の統一家が、心に留めておくべき御言葉に違いありません。
では皆様、ごきげんよう。
来週お会いしましょう。
ありがとうございました。
(ソンデオTV・第六回:おわり)
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