「家庭連合」の研究

すべての成約聖徒は三代王権に帰りましょう!

●再臨主はキリスト教の伝統の基に使命を果たされます。「聖書」と「原理講論」に帰り、成約聖徒としての使命を全うしましょう!

ソンデオTV 第十話 ◆非原理バベルの塔―無原罪初臨独生女論①

ソンデオTV 第十話
非原理バベルの塔―無原罪初臨独生女論①
金振春の「恥ずべき尾論」とは何か

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皆さん、こんにちは。

◆一般の高校生から寄せられたコメント

これまで第六話から第九話まで、四回にわたって展開してきた「成約人のための初心不忘のメシアのための基台」談論をお聞きくださった視聴者の皆様から、多くのコメントをいただきました。今日は、その中から特別なコメントを一つご紹介いたします。

統一教会の信者ではない、一般の高校生から寄せられたコメントのようです。

『ソン・デオ博士、私はまだ高校に通う一学生です。私は聖書だけを読んできて、特に教会には出席していません。家庭連合についても、よく知りません。
最近、ニュースで家庭連合がよく取り上げられているのを見て、気になって調べてみたところ、家庭連合の内部にも多様な教義問題をめぐる葛藤があることを知りました。
そんな中、偶然、博士の映像を拝見しました。私は家庭連合について詳しくはありませんが、博士が「原理」というものを重要視し、一貫して「今の家庭連合は原理に戻らなければならない」と訴えておられることが分かりました。
信仰は異なるかもしれませんが、真理のために、ご高齢にもかかわらず映像を撮り、情熱的に問題提起をされている姿に非常に感銘を受けました。私も機会があれば、家庭連合が教えている「原理」というものについて、一度学んでみたいという気持ちになりました。ご意向がうまく実現されるよう応援しています。ありがとうございます。』

皆さん、最近、あらゆるメディアが統一教会を非難している中で、このような認識を持ってくれる青少年がいることは、ありがたくもあり、一方では驚きでもあります。

「統一原理」は、特定の教団だけの教義ではなく、宇宙の普遍的な真理です。私たちが原理的な基準を正しく立てて進むならば、世の中は必ず私たちを正しく理解してくれるでしょう。


◆統一家庭が直面する外的危機


私たちは、これまでの第九話までの談論を通して、現在、統一家庭が置かれている内外両面の危機について考察してきました。

外面的には、教団の最高指導者である三名、すなわち韓鶴子総裁、鄭元周秘書室長、尹永浩世界本部長が、そろって司法当局の審判台に立っています。韓鶴子総裁の場合、高齢によって健康状態が悪化し、外部病院での治療は許可されたものの、保釈申請は却下されたまま、拘置所に収監されてから四か月以上が経過しています。

その後、宋光碩元協会長も起訴されるなど、繰り返される捜査と各級幹部への証人尋問によって、統一家庭には一日として心の休まる日がありません。

外的な司法事態については、「十人非常対策委員会」「平信徒協議会」「祝福家庭代表者会」などで、法的対応や協会の人事・財政・行政をめぐる議論が交わされているようです。しかし、目に見える成果はほとんどなく、時間だけが流れています。


◆より深刻な内的・霊的危機


これとは異なり、教会内部の御言と原理的価値観、すなわち統一信仰の霊的危機については、誰も口を開く者がいない中、ソンデオTVが公に問題を提起してきました。

内部の危機とは何でしょうか。それは、一言で言えば「霊的危機」です

現在の統一家庭の霊的危機は、八大教材教本を地上と天上における永遠不変の経典として確立された再臨主・文鮮明、真のお父様の「原理」と御言を押しやり、創造原理や復帰原理に何の根拠も根源もない「無原罪初臨独生女」教理を捏造し、「真の父母論」や「韓民族選民大叙事詩」などと包装して食口たちを誤導することから生じた、信仰のアイデンティティの混乱にあります。

そのうえ、お父様の聖和以降、すなわち2012年9月以降は、霊界が地上に着地しなければならない時代へと転換する時です。

したがって、霊界の主管者であられる真のお父様の教えと食い違っている地上の統一家庭が、まともに正常に機能しているとすれば、それこそむしろ異常なことです。お父様の御心と完全に一心・一体・一和・一核となる統一家庭でなければ、天がまず私たち統一家庭から審判せざるを得ないのが、原理であり天道だからです。


◆司法判断だけでは解決できない問題


皆さん。司法の判決とは関係なく、今の危機は、私たち統一家庭共同体全体の根本を振り返るべき「霊的危機」とつながっています。

外部的な司法問題で無罪になったとしても、内的な信仰と御言の本質を乱す振る舞いを覆い隠したまま、何事もなかったかのように前に進むことができるでしょうか。天上の神様とお父様が、「それでよい」と答えてくださると思いますか。

皆さんの本心に問いかけてみてください。答えが聞こえてくるでしょう。

ほとんどの食口たちが沈黙し、知らないふりをしている中で、「ソン・デオ、あなたはなぜこのように火に油を注ぐようなことをするのか」と、不快に思われる方がいらっしゃることも、私はよく存じております。

しかし、いつか砂上の楼閣のように崩れ落ちる「非原理バベルの塔」を目の当たりにしながら沈黙することは、愛ではなく、共犯者となることです。心から統一家庭を愛するならば、沈黙するのではなく、現実を正しく見て、正論をまっすぐに語る忠実な食口とならなければなりません。


◆新シリーズ「非原理バベルの塔」を始める理由


そのような意味で、本日から数回にわたって、新たな談論「非原理バベルの塔―無原罪初臨独生女論」を始めたいと思います。

この談論は、現在教団内に蔓延する非原理的教義、いわゆる「無原罪初臨独生女論」の実体を明らかにし、真のお父様が立てられた原理と御言の本然へ戻ろうとする切迫した訴えです。

これから私たちが共に見ていく内容は、決して軽い問題ではありません。なぜなら、それは私たちの信仰の根源である真の父母様に対する理解と、統一原理の根幹に関わる問題だからです。


◆2022年に語られた「お父様の尻尾」発言


皆さんは、2022年にあった金振春の爆弾発言を覚えていらっしゃいますか。

お父様は、サタンが讒訴する恥ずべき尻尾を付けている」という衝撃的な主張です。今日、私たちはその発言が何であったのか、それがどのように現在の「真の父母論」と「韓民族選民大叙事詩」へつながったのかを探ります。そして、それがなぜ天の摂理を阻む「非原理バベルの塔」を築く雑説なのか、その理由を共に見ていきます。

まず、皆さんに一つの映像をお見せします。この映像は、2022年4月17日から20日まで清平で開催された世界指導者総会に参加した公職者約500名の前で、お母様と金振春が発言した内容です。約1分30秒です。少し聞いてみましょう。


◆映像で語られた発言

【お母様】
真の父母として「奇妙な尾」を付けて進むことが、なぜ生じたのだろうか。間違ったことを正して、その場に立てる真のお父様となるよう、完全に真のお父様を「解放」して差し上げる孝子・孝女となるようお願いします。

【金振春】
お父様の立場が原理どおりに進むべきなのに、本当にそれが残念です。そのため、そのような尻尾を付けている立場では、お父様が新婦を決定する立場ではありません。』
『そして、真の父母、すなわちお父様に「尻尾」があるということは、本当に残念なことです。真の父母に尾が付きまとっているということは、あまりにも残念なことです。』
『そのうえ、真の父母に尻尾が付いていて、どうして人類を祝福し、人類天宙大家族を語ることができるでしょうか。

私もとても大変だ」と、お母様はおっしゃっています。この尻尾を一日も早く、真の父母の尻尾、この「良くない」尻尾、「サタンが讒訴する」尻尾を早く整理しなければなりません。特に、来年の天一聖殿の前に整理しなければならない。そのような話をしてくださいました。

皆さん、今お聞きになった内容が信じられますか。

この「尻尾論」こそ、現在の「真の父母論」「韓民族選民大叙事詩」の本質であり、実体です。「無原罪初臨独生女論」捏造の先鋒である金振春天法院長の口から出た「お父様の恥ずべき尻尾論」は、お父様の聖和以降、現在の「天の父母様聖会」教団がどこへ向かっているのかを赤裸々に示しています。

これは単に金振春個人の見解ではなく、お父様の聖和以降、教団レベルで準備してきた「真の父母論」「韓民族選民大叙事詩」の本性を明らかにする序幕でした。


◆金振春による八講座の特別講義


金振春は2022年4月19日から20日まで、家庭連合およびUPFの世界指導者約500名を対象に、八講座の特別講義を行いました。

初日、独生女に関する講義を終えた後、参加者からの質問用紙を待つ約15分の間に、金振春は衝撃的な発表をしました。お父様の全生涯と摂理的歩みを「非原理的な尻尾」と決めつけ、お父様を激しく非難したのです。

これは偶然の発言だったのでしょうか。それとも、周到に計画された発表だったのでしょうか。私たちは、その内容を詳しく見てみる必要があります。

金振春の講演中の発言は、原理を破壊し、挑発する内容で満ちています。その多くが、お母様の意図を代弁する形で語られ、冒頭から次のように述べられています。

『お母様がご覧になる時、再臨メシアの使命を受け継いだお父様の立場が原理どおりに進むべきなのに、本当にそれが残念です。』
『そのため、そのような尻尾を付けている立場では、1960年の聖婚の時、お父様が新婦を決定する立場ではありません。今まで私たちは、そのように理解してきました。』
『お父様が堕落した女性の中から女性を選び、そして七年間、お父様が、再臨主がお母様を教育し再創造すると、私たちは今まで多く教育を受けてきました。それが、先ほど私が申し上げた内容に照らしてみると、そうではないのだな、と悟ることになります。』

金振春の講演の主要な抜粋は、映像下のコメント欄に載せておきましたので、皆様は必ずご一読ください。

このような内容で埋め尽くされた金振春の「恥ずべき尻尾論」は、要約すると、次の四つの主張に整理できます。私はここで、あえて「四つのゴミの山」という表現を使いました。私たちが到底、聞くに堪えない内容だからです。


◆第一の主張―お父様の生涯を「サタンの讒訴条件」とする

第一に、お父様の「尻尾」は、お母様以外の女性たちとの非原理的な関係によって生じた、サタンの讒訴条件であるという主張です。

『聖婚以前の内容もサタンの讒訴条件であり、聖婚以降にあったさまざまな内容も、すべてサタンの讒訴条件となる。』
『再臨メシアの使命を受け継いだお父様の立場が原理どおりに進むべきなのに、本当にそれが残念である。』

皆さん、これはどういう意味でしょうか。お父様の復帰摂理の路程と、その生涯が非原理的であったという意味ではないでしょうか。

お母様は別の御言で、「お父様は他の女性と出会った罪を蕩減するために刑務所に行かれた」という趣旨の発言もされました。2023年6月9日の天聖王臨宮殿での御言をご参照ください。お父様をこのように見ていらっしゃったとは、衝撃でしかありません。


◆第二の主張―1960年の聖婚を「掛け違えた最初のボタン」とする

第二に、「尻尾」を持ったまま行われた聖婚式は、恥ずべき誤った最初の出発、すなわち「掛け違えられた最初のボタン」であるという主張です。

『原理的な目で見ると、サタンたちが霊界で多く讒訴する内容として、このボタンが正しく掛けられていないため、これをもう一度解いて、本来の姿どおりにボタンを掛け直さなければならない。断ち切るべきものは断ち切り、再出発しなければならない。』


真の父母様の聖婚、真の家庭の出発が最初から間違っていたという、この傲慢な宣言を、私たちはどのように受け止めるべきでしょうか。

開いた口が塞がらない発言です。

そのように見る「原理的な目」とは、一体、誰の目を指すのでしょうか。統一家庭の礎石を崩し、掘り起こす蛮行が、清平本部で恣意的に行われたのです。


◆第三の主張―お母様がお父様に敬拝した歴史を「非原理的」とする

第三に、お母様がお父様に四十年余り敬拝してきた歴史は、非原理的であったという主張です。

『尻尾を持たずに個性完成した初臨の新婦であるお母様が、再臨の立場にある、尻尾を持ったお父様に敬拝を捧げることが、原理にかなうことなのか。』

『原理的に見れば、むしろお母様にはサタン条件がないのに、どうしてお母様が約四十年から五十年間も、お父様にそのように敬拝を捧げなければならないのか。』

皆さん、これは何を意味するのでしょうか。お母様がお父様よりも、先天的にも後天的にも、はるかに優越しているということです。

初臨の独生女として誕生したお母様が、再臨メシアの使命を受け継いだお父様よりも先に存在し、お父様とは異なり、お母様は血統的にも原罪のない無謬の存在であり、何の汚点も欠点もない完璧な存在である、という主張です。

甚だしくは、「尻尾を持つお父様が、どうして人類を祝福し、天宙大家族を語ることができるのか」と皮肉さえ言います。お父様をそのような方として見てきた証拠です。


◆第四の主張―真の家庭の分裂と聖和の責任をお父様に負わせる

第四に、真の家庭の分裂と、お父様が基元節以前に聖和されたことについても、問題の原因はお父様にあるという主張です。

『お父様が独生女の本質と使命と価値を子供たちに丁寧に繰り返し、理解できるよう教育してくださっていたら、ここまで苦労することはなかったのに……。』
『そのような内容があるので、お父様が基元節を目前にして聖和された内容も、そのような深い内容が……。』

基元節の直前に聖和されたことまで、お父様の問題として語るのです。このような暴言が、どこにあるでしょうか。

そのうえで、次のようにまで言います。

『 お父様は霊界で多くの讒訴があるから、お父様も非常に大変だということです。』
『これ以上、天に対して申し訳ない真のお父様になってはならない。』
『皆さんが特別精誠期間に祈り、もがき苦しんで、お父様を解放し、救い出さなければならない。』

結局、このような独生女論は、「韓民族選民大叙事詩」の主人公である独生女の補佐役、引き立て役として、お父様の地位を格下げしようとする目的を持っていることが分かります。今は、教団全体の牧会者たちも、この「韓民族選民大叙事詩」の教育に首根っこをつかまれ、引きずられている最中です。


◆金栄輝会長による『摂理の真実』の出版

一方、この一連の事態を見守っていた統一家庭の最高年長者、金栄輝会長は、2022年7月4日、『摂理の真実』という本を出版されました。

その中で、《真の父母の理想を破壊する金振春を討つ》という厳粛な審判の檄文を発表されたのです。

金栄輝会長は、真の父母様を誰よりも近くでお仕えしてきた大元老として、金振春の主張がいかに非原理的で破壊的であるかを、一つ一つ正確に指摘されました。

この文章は、動画下部のコメント欄にリンクとして添付しておきました。そのリンクをクリックすると全文をご覧いただけますので、ぜひお読みください。


◆「個人の私見」とされた後も続いた研究

こうした逆風が激しく吹くと、協会は慌てて、2022年8月13日付の公文を通じて、金振春の講義が「個人の私見」であり、「公式の立場ではない」ことを明らかにし、講義の中止を発表しました。

では、この騒動を起こした金振春は、懲戒を受けたのでしょうか。いいえ。むしろ庇護を受けながら、鮮文大学の神学教授たちと独生女論の研究を続けてきたのです。

結局、協会は、沸騰する食口たちの世論を鎮めるために、一時的に欺瞞的な公文を出したにすぎません。


◆『天の摂理から見た真の父母様の位相と価値』の発刊

その後、約一年六か月が経過した2024年2月15日独生女論を改編した『天の摂理から見た真の父母様の位相と価値』というテキストが、家庭連合本部の名義で突然発刊されました。

「真の父母論」という名称に包装だけを変えたこの本を用いて、韓国の牧会者たちに二週間の教育を行い、同年5月には、全く同じ内容を日本の牧会者たちにも教育しました。

その後、一般の食口たちにも大々的に伝播し始めました。金振春の「私見」が、今や教団の公式教理・神学に変貌し、全世界へ拡散されることとなったのです。

統一家の未来世代は、今日も『原理講論』を閉ざしたまま、この独生女版「真の父母論」によって歪められた信仰教育を受けています。


◆2012年1月21日、天正宮訓読会での御言

今日のこの惨状を見ていると、十四年前に、お父様が私に直接授けてくださった御言葉が、鋲のように胸を刺します。

2012年1月21日、天正宮訓読会で、お父様はさまざまな御言葉を続けられる中、お母様について次のようにおっしゃいました。

『お母様によると、どうやら自分が文総裁より祖先が優れているらしい。』
『「あなたたちは私に押されて消え去るべき存在として立つ」って……。』
『お前たちが俺に議論せず、お母様にひそひそ話したら、雷が落ちるぞ。』

この御言葉は、お父様の当時の心境と、その前後の御言葉の文脈の中で理解すべきです。お母様は、ご自分の祖先がお父様の祖先よりも優れていると考えておられる、という意味です。そして、お父様の祖先を押し退けることができると考えておられる、という意味です。

お父様は、「お前たち幹部が、お父様、つまり俺に相談せず、お母様にひそひそ話をしていると、雷が落ちるぞ」とおっしゃったのです。


◆「お母様も連れて、お父様に従うべきだ」

その後、お父様は私を指名して、次のように尋ねられました。

『 孫大は、お母様と議論するのが良いか、お父様と議論するのが良いか。』

私が「お父様に従います」と答えると、お父様は、次のようにおっしゃいました。

『お父様と議論して、お母様も連れて行って、お父様に従わなければならない。お母様も連れて行くべきだ。』

このように、ご指示をいただいたのです。

当時のお父様の心境としては、お父様とは別の道を行くお母様を連れて、お父様に従うべきだと指摘されたのです。

その二日前の1月19日にも、お母様についてさらに多くの御言葉が語られましたが、今日は一部分だけ引用します。

『お母様は、お父様の道ではない別の道へ進んでいる。そのお母様に従う者どもは妖怪だ。お父様と別々に遊んでいると滅びる。』


◆幹部たちに求められた報告と決裁の順序

その御言葉に続き、お父様は黄善祚、石竣淏、尹晶老、金孝律の四人の幹部を前に出させ、お母様も前に出させ、お母様の後ろに二列に並ばせました。そして、お母様と共に、お父様に向かって絶対服従を誓わせました。

お父様がお母様に絶対服従を誓うよう求められると、「はい」という返事を聞き、その日の訓読会の出席者全員に両手を高く上げて拍手させました。

その次の1月24日、火曜日にも、天福宮で文亨進、李妍雅、黄善祚、梁昌植の四人を前に立たせ、聖塩の籠を携え、お母様に関する訓戒をされました。

『お前たちは、これからすべてのことを推進するにあたり、まずお父様に報告して指示を受け、決裁を得た後に、お母様に報告すべきだ。この順序を逆にしては、絶対にいけない。分かったか。』


◆2010年5月15日の約束

それだけではありません。その約一年八か月前、2010年5月15日午前3時25分に、お母様が間違いなくお父様と一致して歩まれると約束した儀式があったことをご存じでしょうか。

この約束について、お父様は次のように説明されています。

『それ以前は、お母様がお父様と一つになってお出かけになるという話はしていません。神様と世界に公布できませんでした。』
『それを公布した時間が、天暦2010年5月15日午前3時25分でした。お母様がお父様と神様を中心にして約束したのに……。』

これほど厳粛な約束を交わしておきながら、一年八か月後の2012年1月19日前後に、再びこのような出来事が起きたのです。その間、九十歳を超えられたお父様が、お母様による人知れぬ苦労をどれほど深く味わわれたことでしょうか。


◆お父様から託された使命として

さらに、聖和後の十三年間に起こった、お母様の意向に合わせて金振春、呉沢龍、黄珍秀などが主導する「無原罪初臨独生女論」騒動と、それによる統一家の混乱、日本における教団解散問題、韓国における司法危機を目の当たりにしてきました。

そのため私は、2012年1月21日に、お父様が私を呼び、名指しで指摘された「お父様と異なる道を行くお母様を連れて、お父様に従って来い」という切なる願いを、私自身の使命として受け止めざるを得なくなった心境を、この場でお伝えします。

特に、お父様がご存命中の事情をよく知らない二十代、三十代の若い二世・三世にとって、私のこの証言は、歴史的事実に基づく真実を伝える親世代の証言となるでしょう。

当時のお父様の怒りと、その切迫した心情については、今日はこの程度にとどめ、今回の談論「非原理バベルの塔―無原罪初臨独生女論」の結論編で、詳しくお伝えいたします。


◆『真の父母論の教育に関する真情の上書』

私は、この心労の念を抱きながら、2024年5月、お母様へ捧げる『真の父母論の教育に関する真情の上書』を書き記しました。

そして2024年6月3日、協会創立七十周年を三日後に控えた日に、清波洞の協会長室を訪ね、宋光碩会長に、お母様へ捧げるこの上書をお渡ししました。宋龍天・当時の世界会長にも一冊お渡しするよう伝えました。

側近幹部たちにも回覧してもらい、反応や措置があることを半月間待ちました。

その時、協会の反応はどうだったと思いますか。ただ沈黙し、何も答えませんでした。いかなる返答も、いかなる措置もありませんでした。そこで私は、出版を決断しました。


◆『非原理バベルの塔―無原罪初臨独生女論』の出版

2024年6月21日、『非原理バベルの塔―無原罪初臨独生女論』という本として発刊しました。

この本の内容をもって、今後の談論を続けていくつもりです。

この本は予想どおり大きな注目を集め、わずか半月で初版二千部が完売し、第二版を印刷しました。そして、一か月余りで日本語版を刊行し、英語にも翻訳されました。


◆「禁書」指定と焼却・返送要求

この本を受け取った協会と元老牧会者会は、一体何を恐れたのでしょうか。出版からわずか一週間で、この本を「禁書」に指定しました。

2024年6月27日、趙萬雄元老牧会者会長は、「この本は摂理に逆行するものであるため、受領次第、直ちに焼却もしくは返送せよ」という公開書簡を出しました。その翌日、宋光碩協会長は、公文を通じて「非原理的な文書」と位置づけました。

その結果、かえって噂は広まり、この本を求める方々が増えました。

彼らの声明文を読んでみると、根本的な問題には全く触れず、言葉尻を捉えるだけの内容でした。肝心な私の原理的な問題提起には答えず、「本を燃やせ」という対応で済ませたのです。

こうして一部の幹部が騒ぎ立て、宣伝してくれたおかげで、かえって志ある食口たちの注目が、この本に集まりました。

皆さん、彼らは一体、何をそれほど恐れているのでしょうか。最も恐れているのは、食口たちが摂理の真実を知り、目覚めることです。

ところが今、「この内容を冊子にだけまとめておくな」という天の声が、私に切実に聞こえてきます。私はその声に耳を傾けながら、こうして放送しているのです。判断は、皆様一人ひとりの役目です。


◆本日のまとめ―「恥ずべき尾論」が示したもの


愛する食口の皆様。本日は、金振春の「恥ずべき尾論」とは何か、それがどのように「真の父母論」「韓民族選民大叙事詩」として再包装され、私たちに伝えられたのかを考察しました。

さらに重要なのは、お父様が地上にいらっしゃった時、特に聖和の二、三年前から、お母様の逸脱を把握され、数え切れないほど私たちに警告されていたという事実です。

ところで今、私たちの統  一家は、どこへ向かっているのでしょうか。真の父母様を正しく補佐すべき側近幹部たちは、これまで何をしてきたので、これほどの状況に至ったのでしょうか。

金栄輝会長のように忠言と直言のできる元老たちを排斥し、お父様が懸念されたとおり、お母様にへつらう側近たちが、オウムのように「独生女ホーリーマザー・韓」万歳ばかりを叫び続け、お母様を今日の状況へ追い込んだのではありませんか。


◆今こそ忠言する人が必要である


今からでも遅くならないうちに、お母様に忠言を申し上げられる方々が現れることを、天は待ち望んでおられます。

私が忠心を込めて準備した真情の書簡を、お母様に届ける義人を待ち続けましょう。

真の父母様の家庭を中心として、統一一家がその理想を実現するためには、お父様を絶対的な中心としてお迎えしなければなりません。それを実感している今ではないでしょうか。

八大教材教本の御言と原理を基礎とする「伝統」を継承することこそが、私たちの希望であり、灯火です。

皆様、私たちは目を覚ましていなければなりません。私たちは今すぐ原理に帰るべきです。私たちは、真のお父様の御言と伝統に立ち返らなければなりません。


◆次回予告―本然の原理的基準を提示する


私たちがそのような原理的基準を確立しようとするならば、現在、統一家を混乱させている雑説が、なぜ間違っているのかを明確に指摘し、乗り越えなければなりません。

次回は、本格的に「無原罪初臨独生女論」、すなわち独生女神学者たちが主張する「真の父母論」を退ける、本然の原理的基準を提示する時間といたします。

この困難な時期に、真の神の日と旧正月を迎えられる皆様のご家庭に、平安がありますよう心よりお祈り申し上げます。

ありがとうございます。どうぞお元気で。

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