●はじめに
前回の連載第11回は、「ヨハネの黙示録」第八章「天宙平和統一王国時代(2001~2012.9」の黙示の解明でした。
この時代にすでに、再臨主に対する背信の萌芽があらわれ、直系後継者と王妃、家臣団が、韓国清平の天正宮を舞台に、熾烈な善悪闘争の闘いを繰り広げ、決定的な分離対立に至ります。
それが、今回の連載第12回から解明する、「天地王権分立時代」です。
●解明01
「天地王権分立時代(2012.9~2016.8)」の略年表
●2012(天0717)0903 文鮮明総裁天宙聖和(午前1時54分、韓国・清心国際病院)
●2012(天0729)0915 「文鮮明天地人真の父母天宙聖和式」(韓国・清心平和ワール
ドセンター)
●2013(天0101)0210 韓鶴子女史、「真の神の日」を「天の父母様日」、家庭盟誓の
「神様」を「天の父母様」に変更
●2013(天0113)0222 偽りの「基元節」(韓国・清平ワールドセンター)韓鶴子女史の「天
一国即位式」と、偽りの聖酒と偽りの聖婚問答による「入籍祝
福式」が行われ、その場に参加した祝福家庭が堕落圏に落ちる
●2013(天0114)0223 米国統一教理事会、文亨進米国総会長を解任
●2013(天0121)0302 文亨進二代王様、米国のペンシルベニヤで礼拝を始められる
●2013(天0212)0323 統一財団理事会、文国進理事長を解任
●2013(天0212)0323 「世界平和統一聖殿」登録(米国・デラウェア州)、以後、
2015年1月18日「沈黙を破って」まで、文亨進二代王様と文国
進監察総監様の御家庭は米国・ペンシルベニアにて荒野特別精
誠期間を歩まれる
●2015(天1128)0118 文亨進二代王様の説教「沈黙を破って」(米国)
●2015(天0303)0421 「真のお父様の権威の下に戻る祝福式」開始(米国)
●2015(天0717)0830 「文亨進二代王戴冠式」文国進様が文亨進様に王冠を被せてさ
しあげる(米国)
●2015(天0717)0830 「真のお父様の権威の下に戻るための777双祝福式」(米国)
●2015(天0717)0830 「天一国権利章典」宣布(米国)
●2015(天0829)1011 「天一国合衆国憲法」宣布(米国)
●2015(天1025)1206 「210代先祖解怨式及び先祖祝福式」「先祖解怨宣言」・「神
様の王権契約宣言」
●2016(天0106)0213 「2100双祝福式」(米国)世界3000双祝福家庭到達、以後、
さらに4300双祝福を目指す
●解明02
「天地王権分立時代」は「ヨハネの黙示録」の第何章に該当するのか。
下のスライドを参照していただきたいと思います。
結論として、「天地王権分立時代(2012.9~2016.8)」は「ヨハネの黙示録」の
第9章・第10章・第11章に該当することが分かります。
●解明03
【第五の御使のラッパ】
(ヨハネの黙示録9章1節~2節)
9:1第五の御使が、ラッパを吹き鳴らした。するとわたしは、一つの星が天から地に落ちて来るのを見た。この星に、底知れぬ所の穴を開くかぎが与えられた。
9:2そして、この底知れぬ所の穴が開かれた。すると、その穴から煙が大きな炉の煙のように立ちのぼり、その穴の煙で、太陽も空気も暗くなった。
●【第五の御使のラッパ】
⇒『文鮮明天地人真の父母天宙聖和式』(韓国清平平和ワールドセンター)が2012年9月15日(天暦7月29日)に挙行されました。
●【一つの星が地に落ちる】
⇒再臨主文鮮明師の「聖和」に対する象徴的表現です。
●解明04
【額に神の印のない人たち】
(ヨハネの黙示録9章3節~4節)
9:3その煙の中から、いなごが地上に出てきたが、地のさそりが持っているような力が、彼らに与えられた。
9:4彼らは、地の草やすべての青草、またすべての木をそこなってはならないが、額に神の印がない人たちには害を加えてもよいと、言い渡された。
●【額に神の印がない人たち・・・】
⇒再臨主「聖和」の際に、神が「背信した家庭連合幹部」に対する審判を預言した聖句と見ることが出来ます。
●解明05
【五ヶ月のあいだ苦しめる】
(ヨハネの黙示録9章5節~6節)
9:5彼らは、人間を殺すことはしないで、五か月のあいだ苦しめることだけが許された。彼らの与える苦痛は、人がさそりにさされる時のような苦痛であった。
9:6その時には、人々は死を求めても与えられず、死にたいと願っても、死は逃げて行くのである。
●【五か月のあいだ】
⇒再臨主文鮮明師の「聖和式」(2012年9月15日)から 「偽りの基元節」(2013年2月22日)までの間は約5ヶ月でした。
●【さそりにさされる時のような苦痛】
⇒「基元節」前の、突然の再臨主文鮮明師の「聖和」の衝撃は、信徒を悲しみと不安の極地に追い込みました。結局、家庭連合本部から、文鮮明師の突然の聖和についての公式的な信徒への釈明はなされませんでした。
●解明06
【アバドン】【アポルオン】
(ヨハネの黙示録9章11節)
9:11彼らは、底知れぬ所の使を王にいただいており、その名をヘブル語でアバドンと言い、ギリシヤ語ではアポルオンと言う。
●【アバドン】【アポルオン】
⇒これらは「破壊」を意味し、韓鶴子女史が、「神様」を「天の父母様」、「成約時代」を「天一国時代」に改変して『家庭盟誓』を破壊することの預言です。実際、これらの預言は、文鮮明師の天宙聖和式挙行後、すぐさま実行に移されたのでした。
●解明07
【なお二つのわざわいが来る】
(ヨハネの黙示録9章12節)
9:12第一のわざわいは、過ぎ去った。見よ、この後、なお二つのわざわいが来る。
●【なお二つのわざわいが来る】
⇒第一のわざわいは「二人の証人」の家庭連合公職からの追放であります。第二のわざわいは「偽りの基元節」と「毒の聖酒による祝福式」の信徒に対する挙行であります。この二つのわざわいの結果、統一聖殿以外の祝福家庭が、消滅してしまったのです。
●解明08
【第六の御使がラッパを吹き鳴らした】
(ヨハネの黙示録9章13節~16節)
9:13第六の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、一つの声が、神のみまえにある金の祭壇の四つの角から出て、9:14ラッパを持っている第六の御使にこう呼びかけるのを、わたしは聞いた。「大ユウフラテ川のほとりにつながれている四人の御使を、解いてやれ」。
9:15すると、その時、その日、その月、その年に備えておかれた四人の御使が、人間の三分の一を殺すために、解き放たれた。
9:16騎兵隊の数は二億であった。わたしはその数を聞いた。
●【第六の御使のラッパ】
⇒『偽りの基元節』(韓国清平平和ワールドセンター)が2013 年2月22日(天暦1月13日)に挙行されました。本来真の父母様の完成聖婚式となるべき式典に、韓鶴子女史が単独で主礼をつとめた式典において、その場に参加および聖酒を飲んだ祝福家庭が堕落圏に転落してしまいました。
●解明09
【本来の「基元節」の意義】
⇒「本来の基元節の意義」の第Ⅰ番目は、真の御父母様の完成級(第三次)の祝福聖婚式の挙行であります。第二祝福を意味する「ラッパ」は、「基元節」で完成するわけです。
◎ところが、韓鶴子女史は、自ら単独で玉座に鎮座し、「女メシヤ」宣布の式典にしてしまいました。その後「独生女論」を発表し、勝利した再臨主・文鮮明師の業績を次々に破壊し、文鮮明師を失敗したメシヤとし、自らを勝利を確定した「女メシヤ」の位置に押し上げ、神の復帰摂理を破綻させてしまいました。
⇒「本来の基元節の意義」の第Ⅱ番目は、真の血統後継者である二代王様御夫妻への全権の委譲であります。
◎ところが、韓鶴子女史は、清平修練院の金孝南訓母の掌握する万物基盤と、無条件に迎合する祝福家庭元老たちを支持基盤に、再臨主の遺言である「八大教材教本」を破棄、自らに不都合な箇所を改竄した「天一国経典」を編纂し、文亨進世界会長、文国進財団理事長(当時)を米国に追放しました。
●解明10
【偶像を礼拝して、やめようとしなかった】
(ヨハネの黙示録9章20節)
9:20これらの災害で殺されずに残った人々は、自分の手で造ったものについて、悔い改めようとせず、また悪霊のたぐいや、金、銀、銅、石、木で造られ、見ることも聞くことも歩くこともできない偶像を礼拝して、やめようともしなかった。
9:21また、彼らは、その犯した殺人や、まじないや、不品行や、盗みを悔い改めようとしなかった。
●【偶像を崇拝してやめようとしなかった】
⇒破壊された『家庭盟誓』を受け入れ、偽りの神(独生女)を崇拝して霊的姦淫(偶像崇拝)に陥りながらも、悔い改めない祝福家庭たちを預言しています。
●【殺人や、まじないや、不品行、盗みを悔い改めようとしなかった】
⇒献金実績達成のために手段を選ばない「方便主義」は、心霊を傷つけ、聖徒の信頼を損ねたことを猛省する必要があります。
まさしく、「商人」が聖職者の上に立ち信徒の心霊を主管する体制は、逆立ちしてしまった異常な教会の姿であったことを知らなければなりません。
●おわりに
今回も、最後までおつき合いただき、誠に感謝申し上げます。
次回・第十章は、「沈黙を破って説教宣布」と「天一国合衆国憲法公布」です。
みなさまの上に、神様の恵みと祝福あらんことをお祈り申し上げます。
祈り。アージュ!
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おおくの成約聖徒に真実が届けられますように!
祈り。アージュ!