●はじめに
前回、連載第12回は、ヨハネの黙示録・第九章についての解明でした。そこで黙示録の聖句は文鮮明師の「天宙聖和式」と「偽りの基元節」について預言していたのであります。
今回解明する、ヨハネの黙示録・第十章は、当時、世界平和統一家庭連合世界会長であられた文亨進様が、米国に退避され、文鮮明師の霊的な導きの中で、あらたに「世界平和統一聖殿」を出発することが預言されています。
それでは、ヨハネの黙示録・第十章を解明してまいりましょう。
●解明01
「ヨハネの黙示録」第十章は、「天地王権分立時代」のどこに位置づけられるのか。
下のスライドを参照していただきたいと思います。
ヨハネの黙示録・第十章は、「天地王権分立時代(2012.9~2016.8)」9章~11章の中間に位置することが分かります。第十章は、文亨進様と文国進様が、霊的な文鮮明師の導きの中で、米国に退避され、新たな選民基盤造成に着手した預言となります。
●解明02
【「沈黙を破って」説教宣布】の預言
(ヨハネの黙示録10章1節~3節)
10:1わたしは、もうひとりの強い御使が、雲に包まれて、天から降りて来るのを見た。その頭に、にじをいただき、その顔は太陽のようで、その足は火の柱のようであった。
10:2彼は、開かれた小さな巻物を手に持っていた。そして、右足を海の上に、左足を地の上に踏みおろして、10:3ししがほえるように大声で叫んだ。彼が叫ぶと、七つの雷がおのおのその声を発した。
●【強い御使】
⇒「文亨進二代王様」を象徴的に表した聖句です。なぜ「御使」という表現なのかは、次の理由によります。
1)『天地人真の父母様天宙完成祝福聖婚式』2017年9月23日の挙行奉献勝利で地上に再び真の父母様が顕現され、文亨進様も、真の血統後継者の位置を回復できました。
2)実際に、14章1節では「子羊」という表現となり、14章14節には「人の子のような者」となるのです。
●【大声で叫んだ】
⇒2015年1月18日の「沈黙を破って」の説教を預言しております。韓鶴子女史と、家庭連合幹部たちの再臨主・文鮮明師に対する背信を厳しく弾劾しました。
●解明03
【もう時がない】
(ヨハネの黙示録10章5節~7節)
10:5それから、海と地の上に立っているのをわたしが見たあの御使は、天にむけて右手を上げ、10:6天とその中にあるもの、地とその中にあるもの、海とその中にあるものを造り、世々限りなく生きておられるかたをさして誓った、「もう時がない。 10:7第七の御使が吹き鳴らすラッパの音がする時には、神がその僕、預言者たちにお告げになったとおり、神の奥義は成就される」。
●【もう時がない】
⇒この箇所は新改訳では「もはや時が延ばされることはない」であります。これは、天宙的カナン復帰路程が3次目の延長路程に入り、これ以上の延長はなく、必ずみ旨が成就することを預言しているのです。
●解明04
【天一国合衆国憲法】公布の預言
(ヨハネの黙示録10章8節~10節)
10:8すると、前に天から聞えてきた声が、またわたしに語って言った、「さあ行って、海と地との上に立っている御使の手に開かれている巻物を、受け取りなさい」。
10:9そこで、わたしはその御使のもとに行って、「その小さな巻物を下さい」と言った。すると、彼は言った、「取って、それを食べてしまいなさい。あなたの腹には苦いが、口には蜜のように甘い」。
10:10わたしは御使の手からその小さな巻物を受け取って食べてしまった。すると、わたしの口には蜜のように甘かったが、それを食べたら、腹が苦くなった。
●【小さな巻物】【巻物を受け取りなさい】
⇒これまで語られたことのない新しいみ言であり、文亨進二代王様によってもたらされる『天一国合衆国憲法』のこ とを意味しています。
●【口には甘いが、腹には苦い】
⇒この憲法を聞くときは心地よいが、それを実際に行い、また成就されるまでには大変な苦難があることの預言です。
●解明05
【新しい選民圏編成】の預言
(ヨハネの黙示録10章11節)
10:11その時、「あなたは、もう一度、多くの民族、国民、国語、王たちについて、預言せねばならない」と言う声がした。
●【あなたは、もう一度、多くの民族、国民、国語、王たちについて、預言せねばならない】
⇒文亨進二代王様に対し、強く雄々しくあって、新たな選民圏を編成し、「正義のみ言を世界に力強く宣布せよ」という神からの激励の御言なのです。
実際、文亨進様は、2013年3月23日には「世界平和統一聖殿」を米国において登録を完了され、新しい選民圏編成の準備をあらかじめ着手されていたのです。
●おわりに
文亨進様により、米国で開始された「沈黙を破って」説教宣布は、統一教会史でも特筆されるべき一大精誠の奉献であります。
一連の説教宣布の中で、統一教会(家庭連合)指導者たちの不正を暴き、審判する姿は、文鮮明師の姿そのものといえるでしょう。
ここに、新しい「選民圏(世界平和統一聖殿)」編成の神の御業は宣言され着手されたのであります。
イスラエル民族が北朝イスラエルと南朝ユダに分離されたがごとく、文鮮明師の直系御子女様の中で、文亨進様と文国進様のお二人が、文鮮明師の指示に従い、ヨシュアとカレブのごとく、「新天新地建設」の旗手となられたのであります。
次回は、幕間劇(回想劇)となる、第十一章の預言を解明してまいります。
最後までお付き合いいただいた皆様に心から感謝申し上げます。
神様の恵みと祝福あらんことを切にお祈り申し上げます。
祈り。アージュ!
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おおくの成約聖徒に真実が届けられますように!
祈り。アージュ!