「家庭連合」を支配する「4つの諸悪の根源パラダイム」
●はじめに
現在、「家庭連合」で発生している諸問題は次の「4つのパラダイム」で解明できます。私は仮に「4つの諸悪の根源パラダイム」と名付けました。それを以下に解説します。
●第一のパラダイム「献金数値最優先」施策
「経済組織(体)」が「教会組織(心)」を逆主管してきた、日本統一教会の歴史の清算はされぬまま、いまだに、献金数値最優先施策が、教会の霊性をゆがめ、信徒の心霊を破壊し続けております。教会長と代表婦人部長は、信徒の心霊の守護者ではなく、信徒から献金を徴収する「取税人」と成り果てました。
日本の場合、基元節で抜本的に逆転(正常化)すべきでありましたが、間違った施策は現在も継続中です。
●第二のパラダイム「組織信仰強化」施策
ルターから始まった一連のローマカトリックへの宗教改革は、「神とキリストを直接信徒の手に取り戻すための闘い」と位置づけられます。ローマカトリック教会の腐敗した「法王」中心の強固な叙任組織体制は、一般信徒の霊性を支えるどころか、大きな妨げとなりました。
現在の「家庭連合」もまた、礼拝で「神の心情」を語らず、組織の縦ラインに無条件に従う施策を強化しようとしております。
家庭連合は北朝鮮同様、極度の「情報管理型」の組織です。外部からの真実の叫びに耳を傾けることさえ拒絶させます。
今まさに、宗教改革当時と歴史的に同じ状況が展開されようとしております。家庭連合幹部が、一般信徒の「霊的枯渇状態」を早急に解決する施策を実施しなければ、早晩、宗教改革と同じような状況(破局的な状況)が表面化することになるでしょう。
●第三のパラダイム「新旧霊性逆転化」施策
原理講論に明快に示されているとおり、旧約時代の代表宗教は、「ユダヤ教」「仏教」「儒教」等であり、新約を代表する宗教は「キリスト教」であります。ところが「家庭連合」はキリスト教の霊性と聖書を捨て去り、「儒教」「神道」的な霊性(家系図と先祖解怨)が支配しております。
ファミリーフェスティバルの講演でメシアと福音を説くことはなくなり、倫理道徳団体の霊性にまで落ち込み、自ら成約聖徒としての使命を放棄してしまいました。
●第四のパラダイム「韓氏オモニのメシア化」施策
実は上記の3つのパラダイムの一番の深層は、実はこの第四のパラダイムにあります。韓鶴子総裁が進める「母のメシア化施策」を、当初私も信じる事が出来ませんでした。
正直に告白すれば、多くの霊的な闇の中を彷徨しました。今でも祈り続けている中心的な主題でもあります。
しかしながら、現実的に推進されているオモニ自らの「母のメシア化」施策(独生女論等)を状況証拠としてつなぎ合わせて行く時、信じられない結果にたどり着きます。実はオモニの主張「アボジと一体不可分の関係」は、根本的に間違いであったという、明白な事実を・・・。
●最後の追加パラダイム 「信徒全員ゆでカエル化」施策
有名な「ゆでカエル」の比喩はご存じでしょう。熱湯にカエルを放り込めば、カエルは驚いて飛び出しますが、ゆっくりとお湯の温度を上げていくと、ついにカエルは飛び出すこと無く茹で(ゆで)あがってしまいます。
現在、家庭連合で進行しているのは、「信徒全員ゆでカエル化」に他なりません。
私はある摂理局の局長が次のように発言した事を覚えています。『オモニの「独生女論」は、分派(三男派・七男派)に対する対抗策として打ち出したもので、じきに沈静化すると思われます・・・』
私も、当初オモニが「独生女論」を主張し始めた頃、同じような見解であった事を覚えています。
ところが、オモニが神学体系として整備することを指示したり、トップガン修練会のメニューに「独生女論」を入れたりと、事の深刻さを思い知りました。
結論から申します。「オモニは本気です」。
その結果、「家庭連合」は成約宗教としての本来の使命圏から逸脱し、元に復元することが不可能な地点(臨界点)まで到達していまいました。
もはや手遅れかもしれません。
恐ろしいことに、家庭連合の幹部は、一般信徒が「熱湯から飛び出る」ことを手助けするどころか、熱湯の中に連れ戻すことに必死です。
真実に目覚めていただきたいと切に願います。
一刻も早く「家庭連合」が本来の位置(神に帰る)事を祈念致します。
短編エッセイ・おわり
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以上