「家庭連合」の研究

すべての成約聖徒は三代王権に帰りましょう!

●真の父母は、ユダヤ教・基督教の伝統の基に使命を果たされます。「聖書」と「原理講論」に帰り、成約聖徒としての使命を全うしましょう!

連載01『大江元広報部長懺悔録の光と影』「全体アウトラインを紐解く」。

統一教会信徒は、大江元広報部長の渾身の叫びを如何に受け止めるべきであろうか!

 

連載第Ⅰ回『全体アウトラインを紐解く』

●はじめに

『旧統一教会「大江益夫元広報部長」懺悔録』と題する書籍が、光文社新書より出版された。勝共連合の宮下昭彦さん、久保木修己会長、太田洪量さんの実名が登場するこの書籍は、統一教会(家庭連合)内部でも賛否が分かれるであろう。

地上に現れるすべての事象は、地上の信徒に語りかける神の声かもしれぬ。私はそう信じる。連載で、この書籍を通じ、神は何を語りたいのかを解明したい。

第Ⅰ回は、この書籍出版の「全体アウトラインを紐解く」である。

尚、この本の目次を以下に示す。


書籍名:旧統一教会 大江益夫元広報部長懺悔録
プロローグ
第一章 出会い(懺悔 その1)
第二章 生い立ち(懺悔 その2)
第三章 早大原理研究会(懺悔 その3・その4)
第四章 川口大三郎君事件(懺悔 その3)
第五章 霊感商法(懺悔 その4・その5)
第六章 幻のクーデター計画(懺悔 その8)
第七章 日韓トンネル事業(懺悔 その9)
第八章 旧統一教会広報部長の時代(懺悔 その10)
第九章 自民党との「絶縁」を求める(懺悔 その11)
第十章 赤報隊事件(懺悔 その12)
第十一章 今後の教団について(懺悔 その13)
エピローグ

書籍名:旧統一教会 大江益夫元広報部長懺悔録
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解明01
著者が樋田毅(元朝日新聞記者)であるから信用できないか?


この書籍は、大江益夫さん本人の書き下ろしではない。
著者の樋田毅(ひだつよし)氏は朝日新聞記者が殺害された「赤報隊事件」取材キャップを張ったバリバリの元朝日新聞記者なのである。

統一教会信徒には、朝日新聞の左翼偏向報道にさんざん苦しめられてきたという被害者意識が、骨の髄まで染みこんでいる。
この本を手に取った信徒は、大江益夫元広報部長が信仰を失い、宿敵元朝日新聞記者に魂を売ったのだと判断してもおかしくないであろう。

しかし、そうなのだろうか。
ちょっと冷静に判断していただきたい。

大江益夫さんは、勝共連合スパイ防止法制定」の中核的推進者であり、日韓トンネルプロジェクトの礎石を築き、桜田淳子さんの合同結婚式霊感商法でマスコミに統一教会が総攻撃を受けた1992年から1999年まで約7年間に、藤井会長から大塚克己会長まで歴代七名の統一教会会長に仕え、広報部長を務めた歴戦の勇士なのである。

また、対談形式の文書は樋田氏が執筆後、全文に大江さんが自ら目をとおし、責任をもって校正(相当な量の文書削除も行った)したようである。つまり、樋田氏の思想的立場で誘導された、一方的な政治的プロパガンダ文書ではないことは確かである。



 

解明02
大江益夫元広報部長と樋田毅氏の接点は何か?

ここで、なぜ大江益夫元広報部長が、朝日新聞元記者である樋田毅氏によって「懺悔録」を出版したのか、その経緯を検証したい。

二人の接点は以下の三点である。

一)第一の接点は、大江さんと樋田さんは早稲田大学出身の同学であること。

二)第二の接点は、1972年に大学構内で発生した川口大三郎さん惨殺事件』

三)第三の接点は、1987年5月に発生した『朝日新聞阪神支局襲撃事件赤報隊事件)』である。

著者の樋田毅氏は現在、ノンフィクションライターとしても著名である。
代表作として、『記者襲撃 赤報隊事件30年目の真実』『彼は早稲田で死んだ(大学構内リンチ殺人事件の永遠)』がある。

『彼は早稲田で死んだ』という本を原作として、映画も上映されている。(『ゲバルトの杜 彼は早稲田で死んだ』
(*私はこの映画を映画館で鑑賞した。登場するインタビュー映像での樋田氏の印象は、左翼新聞にありがちな事実に「ひねり」を加える左翼人士ではなく、真実をまっすぐに追求してきた人格的な良識人である。)

実は、大江さんと樋田さんは、『朝日新聞阪神支局襲撃事件赤報隊事件)』の取材ですでに接点があり、2021年11月8日、川口大三郎さん四十九回命日供養の会場で再会した際に、大江さんから「懺悔録」を対談形式で出版することを申し出たのである。


解明03
大江益夫元広報部長は樋田毅氏をしたたかに利用したのである。


統一教会における「摂理的」中核案件(スパイ防止法制定・日韓トンネル霊感商法対策)を担当した経歴が示すとおり、大江益夫元広報部長は、神と真のお父様に選任され立てられた摂理的中心人物であることだけは間違いがない。
(*どの案件も、その渦中にいた人でなければ到底知り得ない超人的な「知力」「体力」並外れた「精神力」が要求される案件ばかりである)

大江さんは、なぜ、統一教会(家庭連合)本部からにらまれるような、「告白手記」を公開したのであろうか。それも、あえて元朝日新聞記者という肩書きの「樋田氏」の著書によって。

結論として、大江さんは、したたかに樋田さんを利用したのである。

樋田さんのノンフィクションライターとしての知名度を利用し、名のある出版社から新書として出版することによって・・・。

 

 

おわりに

大江さんは、この著書を通じ、誰に、何を訴えたかったのであろうか。
大江さんは、本懐を果たしたのであろうか・・・。

それが、この連載企画で、次回以降解明する課題となる。

統一教会(家庭連合)幹部は、次のように、大江さんを抹殺しようとするであろう。

大江は、朝日新聞記者に魂を売ってしまった・・・。
大江は、昔から飲酒癖があり、信仰者ではなくただの活動家だった・・・。
大江は、統一教会の裏面史を暴露することで、韓鶴子総裁に反逆した・・・。

果たして、そうなのであろうか。

大江さんは、一般信徒ではなく「統一教会指導者」に警鐘を与えたいのである。

私は、大江さんの「告白手記」が、統一教会(家庭連合)韓国本部や日本の松濤本部に、反省と悔い改めをうながす神の声であると信じる。

最後に、この「告白手記」は、本人も気づいていない単刀直入な改革提言の「光」の部分と、家庭連合幹部が共通に担う負の遺産「影」があるのである。

次回以降の連載で、この部分を解明していきたい。


祈り。アージュ


 

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