「家庭連合」の研究

すべての成約聖徒は三代王権に帰りましょう!

●真の父母は、ユダヤ教・基督教の伝統の基に使命を果たされます。「聖書」と「原理講論」に帰り、成約聖徒としての使命を全うしましょう!

連載08『成約聖徒真理伝達シリーズ』動画配信『元老牧会者会は天使長集団でありパリサイ人である』

 

                                    Phil K

 

●『元老牧会者会は天使長集団でありパリサイ人である』
動画(19分28秒)は以下より。

www.youtube.com

 

●以下はテキストです。

 

こんにちは。世界平和統一聖殿です。
きょうの映像の題目は「元老牧会者会は天使長集団でありパリサイ人である」に定めました。

韓氏オモニが真のお父様の聖和後、独生女を宣言し、真のお父様の痕跡を消し続けています。韓氏オモニが多くの逸脱行動を見せているにもかかわらず、家庭連合の食口たちが疑わずに従っていく理由は、一体何でしょうか。

それは、元老牧会者会と家庭連合の教会長たちが、食口たちの正しい判断を妨害しているからです。食口たちに真のお父様のみ旨と摂理を忘れさせ、独生女に従うよう背信の道へと導いているからです。家庭連合の食口たちの信仰のメンターは元老牧会者であり、彼らは独生女に追従する勢力です。

韓氏オモニは、真のお父様の聖和(2012.9.3)後、家庭連合の施設と人力をそのまま利用し、統一教会を独生女教という、まったく新しい別の宗教に変えました。

独生女教の教主は韓鶴子であり、経典は『真の父母経』であり、宗教儀式は独生女がつくった聖酒で行なう祝福行事です。

韓氏オモニは、自らを神様、女性メシア、独生女と称し、真のお父様のことを、原罪のある血統だが、独生女が結婚してあげることによって原罪を脱ぎ、真の父母になることができたと主張しています。

そして、人類に遺言として残してくださった「八大教材教本」を破棄し、「三大経典」を新しい経典に定めました。

 

そして、独生女の聖酒を造り、天一国特別聖酒式を通して、すべての家庭連合の食口たちに飲ませました。

聖酒式は、落によって血統的に汚されたサタンの血をいてしまうものです。言い換えれば、原罪を取り除く式だということです。(原本『天聖』日本語版書きp1243)

ですから、聖酒は、メシアだけが造ることができます。メシアの聖酒でなければ、原罪を洗い清めることができません。

ところが、独生女は、真のお父様が残された聖酒と聖塩をすべて破棄し、自分が聖酒を造りました。メシアでない人が、どうして聖酒を造って食口たちに飲ませることができますか?独生女は聖酒を造る権限がなく、偽の聖酒には堕落の血が流れています。これは、神様とメシアの救援摂理に対する、拭い去ることのできない反逆であり、犯罪です。

聖酒は、ただ造られるものではありません。誰でもただ造れば聖酒になるというものではないのです。

サタンと神の立ちいのもとに、界にいる多くの天使たちの立ちいのもとにつくられるのです。(原本『天聖』日本語版書きp1243)

ですから、神様とサタン、そして霊界の霊人たちまでも、聖酒を飲んだ人たちが原罪を脱ぎ、メシアの血統に接ぎ木されたことを認めざるを得ないのです。しかし、神様とサタンが、独生女が造った聖酒を認めるでしょうか?

メシアは、地上に実体の天一国を創建するために、サタンが支配している人間と物質に対して、神様の所有権を主張できる条件を立てられます。 すなわち、サタンのものを神様のものとして、所有権の転換のために造るものが聖酒と聖塩と聖燭です。

聖酒は、人間に対して所有権を転換するのに必要であり、聖塩は物質の所有権転換に必要な条件になります。聖燭は霊的環境を分立します。ですから、聖酒と聖塩と聖燭を通して、サタン分立の権能が行使されるのです。

今は後継者の時代なので、文亨進様が聖酒と聖塩と聖燭を造ることができる権限を受け継がれました。したがって、代身者、後継者以外は、どこの誰であっても、聖酒と聖塩と聖燭を造る権限がありません。

独生女が聖酒を造って祝福式をする理由は、自分がメシアだと考えるからです。ですから、これは父なる神という霊的存在、すなわち、天使長ルーシェルの役事と見ざるを得ないのです。

独生女は、真のお父様の宣布文を否定し、代身者、相続者を追い出し、後継権を簒奪しました。真のお父様は、代身者、相続者を否定する者は異端者、爆破者だと宣言されました。当時は皆、この宣布文が郭錠煥氏と文顕進会長を指しているものと考えました。

誰も韓氏オモニが異端者、爆破者になるとは想像もできなかったのです。

元老牧会者の幹部たちも、自分が異端者、爆破者になるとは想像できなかったでしょう。ところが現在、元老牧会者たちは、意図的に宣布文を無視しています。

その理由は、宣布文を認めれば、彼らが異端者、爆破者になったことを認めざるを得なくなるからです。

それで、むしろ代身者、相続者、後継者に対して親不孝者、破倫だと烙印を押し、否定してのさばっているのです。しかし、判断は元老牧会者たちがするのではありません。

神様がされ、霊界にいらっしゃる万王の王がされるのです。彼らは、真のお父様がメシアではなく、独生女がメシアであることを切に願うかもしれませんが、天のみ旨は、彼らが願うとおりになるものではありません。

 

 

                   ─  ✞  ─

 

 

皆さん、再臨メシアの後継者になるというのはどういう意味ですか?

メシアが後継者を指名し、彼に延長された摂理と祝福権を委譲すると宣布されたことを覚えていらっしゃいますか?

再臨主、真のお父様が、90年の生涯にわたって守り、積み上げてきた権限が、秩序をもってこの地で持続される必要があるのです。

それでは、いつ真のお父様が独生女に祝福権を委譲されましたか?

元老牧会者もやはり、独生女が真のお父様の摂理とは違った方向に進んでいることを、よく分かっているでしょう。彼らにとって、最後に残された唯一の主張は、2010年の「真の父母特別宣布」と2011年の「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」で語られたみ言です。

真のお父様が「真の父母最終一体圏完成」を宣布された!だから、
の母は完成したエバだ!」
の母がされることは、のお父がされることと同じだ!」

 

彼らの主張は、

「真のお父様は、復帰摂理歴史の最終一体と完成を宣布されたのに、完成した真のお母様に対して堕落したと主張することは、結局、一体を成された真のお父様も堕落したということであり、み言を否定することだ。かえって文亨進様が真の父母を背信した。

だから、疑わずに真の母についていこう!それが真のお父様のみ旨に従うことだ。完成した真のお母様を否定すれば、後継者として指名されたとしても、後継者の資格はない!

真のお父様は、聖和を目前にした最後の祈祷で、「すべて成し遂げた。すべて成し遂げた。」と語られたのに、真のお父様の聖和後に、「真の母が堕落した」と叱責するのは後継者がすることなのか?

後継者に「もっと成長しなさい」と言われた真のお母様のみ言に逆らい、位置を蹴って出ていったではないか?

そして、それが恨みになり、真のご父母様であり、肉身の母に対して、天宙的堕落をしたとか、バビロンの淫婦と言いながら、言ってはならないことを、むやみにぶちまける亨進様は、親不孝者であり、後継者の資格がない。後継権を剥奪しなければならない!

母に恨みを持ったからといって、霊界にいらっしゃる真のお父様と真のお母様を勝手に離婚させ、姜賢實巡回師を呼んで真のお父様と結婚式させたことは、この世の中にあり得ることか? これが破倫ではないというのか?だから、真のお母様が文亨進様を追い出したのは、本当に卓越した判断だった。」

このように主張しているのです。


元老牧会者たちが、無知な食口たちの前で、このようにラッパを吹く代価として、毎月30万ウォンから300万ウォンの生活支援金をもらい、不足のない位置が保たれるので、一挙両得だと考えるでしょう。

このような主張をする元老牧会者たちが正しいのなら、彼らにとってはとても幸いなことです。しかし、彼らの主張が摂理に背くものであれば、どうしますか?

おそらく、逃げ場のない絶望に陥るでしょう。これを「10年の勉強南無阿弥陀仏」(長い間の努力が一朝にして水泡に帰すこと) と言うのです。

彼らは、自分たちは真のお父様のみ言を最もよく知り、家庭連合を守る忠臣だと自負しています。

それでは、自分たちが真のお父様の一番の忠臣であるかのように振舞う元老牧会者にお尋ねします。


第一、のお父が聖和される前にされた「の父母最終一体宣布」のみ言と「の父母定着体み言宣布大」のみ言のその意味は、現在、生女が行う反理的行動を保護し、支持するみ言ですか?

第二、そのみ言は、八大本を破棄し、三大典にえる行を支持するみ言ですか?

第三、そのみ言は、6000年目に現れた生女が、のお父の原罪をぬぐってあげ、の父母に立ててあげたという主張を支持するみ言ですか?

第四、そのみ言は、再臨メシアが人類の原罪をぬぐうために下さった聖酒をすべて捨て、生女が聖酒を造り、祝福行事で新新婦にませてもかまわないというみ言ですか?

第五、そのみ言は、生女が唯一神の神を天の父母という多神えてもかまわないというみ言ですか?



元老牧会者たちは、責任を免れることができません。

彼らは、驕慢な天使長組織であり、パリサイ人です。元老牧会者たちこそ、最後まで真のお父様と三代王権を命懸けで守らなければならなかった人たちです。

真のお父様の遺言のみ言がなかったようなふりをし、また、み言を変えて食口たちの目と耳を塞ぐ者たちです。原理を最もよく知っていると、自他が認めましたが、事実は、原理を捨てた背信者集団です。

 

<沈黙を破って> 09:50-12:44

www.youtube.com

 

真のお父様が聖和され、私たちが目撃したことがあります。私たちの目で直接、確認した内容があります。

私たち(國進様と亨進様)を同参させるために買収しようとし、核心指導者たちが陳情書をつくり、大きな権勢に同参しなさいと強く勧めてきました。

「どうせ、あなたの世界になるのだから、あなたが後継者ですから。後継権と王国はあなたのものなので。」と言うのです。一旦、大きな権勢に同参しなさいということでした。そして、お母様が霊界に行かれれば、そのとき、望みどおりに変えればよいということでした。これが天使長たちが後継者にした信仰的助言でした。このような内容が教会の霊的指導者たちから出てきていたのです。政治的権力維持のためにお父様に背きなさい。富を維持し、兆単位の資産に対する法的管理権を維持し、お母様が聖和されれば、そのときに望みどおりにしなさいということだったのです。

霊的指導者として私にくれる助言が、お父様に背き、お母様が亡くなるのを待って、お母様にも背きなさいというものでした。助言の内容がこのようなものだったのです。このような助言を私にくれました。このような助言を私は受けていたのです。これは助言ではありません。冒涜です。狂った行動です。正常な人が見たとき、とんでもない内容です。私はお父様を売ることはできません。私の思い通りにするために、お母様が亡くなるのを待つことなどできません。

このようなことを振り返ってみれば、このような捕食者の政治的な行為のレベルや、教会内の支配層が崇拝する内容を振り返ってみれば、これは神様中心でもなく、お父様が願われる内容とも明らかにちがいます。そして、イエス様の教えでもありません。ただ、政治的勢力を維持することに関心があるだけです。そして、当然、金づるを操るのです。


これが統一家の元老たち、集権勢力が後継者をそそのかし、自分たちが掌握するために行った陰謀です。

もちろん、國進様と亨進様は、彼らの誘惑を拒絶しました。

すると彼らは皆、背を向けて韓氏オモニについてしまいました。

統一家の先輩として、のお父の愛を占し、多くの恵沢を受けた元老牧者たちでした。のお父の聖和後、み旨とみ言と三代に延長された王を保護し、守るべき元老たちが背信したのです。

彼らには、真のお父様のみ旨より、お金と権力を掌握した独生女がもっと大きく見えました。真のお父様の後継者として、生母韓鶴子背信に対して、厳しい審判を下されなければならない天一国2代王の悲惨な心情を、破倫という刀でめった切りにしました。

その傷は、長らく癒えることはないでしょう。

彼らは、國進様と亨進様が天正宮で韓氏オモニの背信を止めるために、どれほど苦闘したかを、そばで目撃していた者たちでした。

しかし、韓氏オモニの顔色をうかがい、その調子に合わせて踊り、食口たちの前で独生女賛美の先頭に立ちました。そして、自分たちの立場を正当化するために、「真の父母特別宣布」「真の父母定着実体み言宣布大会」のみ言を歪曲し、嘘をつきました。

 

 

                   ─  ✞  ─

 

 

現在、家庭連合が崩壊しつつあります。「事必帰正」(サピルクィジョン:万事必ず正しい道理に帰すること)です。

家庭連合が崩壊したのち、元老牧会者集団が郭グループ、家庭平和協会に移るのは簡単でしょう。

なぜなら、背信者たちは、同じ背信者たちと手を組むのがとても容易だからです。

この人たちに背信は難しいことではありません。一度背信した人は、二度、三度背信することは難しいことではないのです。彼らは、すでに真のお父様を背信した経験があるので、独生女を背信することは難しいことではないでしょう。

この人たちは、浅はかな原理の知識で自己合理化することに、とても巧みで熟達した勢力です。家庭平和協もやはり、彼ら自体が背信した集なので、元老牧者たちを薄っぺらな組織と見ているでしょう。

少しの保障だけで彼らの志操を買うことができるでしょう。彼らを買えば、愚かな食口たちはパッケージとしてついてきます。


彼らにとって最も恐ろしい存在は、國進様と2代王様です。すべてのものを失っても、真のお父様を掴んでいるからです。お金で、権力で、地位で買うことができないことを、自分たちもよく分かっているのです。

 

 

                   ─  ✞  ─

 

 

今、天の審判が始まりました。

神様は長く忍耐されました。しかし、もう時が満ちたのです。

神様の審判が始まれば、赦しがありません。徹底して完全に一掃してしまいます。

ノアの時代、洪水審判で地上のあらゆるものを滅亡させました。ソドムとゴモラも、硫黄と火で審判されました。もし家庭連合の中に義人が10人いれば、赦しを受けられるかもしれません。義人とは、独生女を拒否し、真のお父様の宣布文に従う者を意味します。

 私たちは、異端者、爆破者に未練をもってはいけません。ロトの妻も未練をもって後ろを振り返り、塩の柱になりました。メシア、真のお父様のみ旨に従うと言いながら、滅んでいく家庭連合に同情してはいけません。

同情するのなら、食口たちを早く三代王権の前に導かなければなりません。家庭連合の運命は、後継者文亨進様の預言どおり、すでに決定されました。もう、後戻りできないのです。

今、私たちは両手を挙げて賛美しなければなりません。


「全能者にして主なる神よ。しかり、あなたのさばきは真実で、かつ正しいさばきであります。」(黙16/7)

 

今、真のお父様が皆さんを呼んでいらっしゃいます。「死なずに帰ってきなさい」と呼んでいらっしゃいます。

 

「あなたは彼らに言え、主なる神は言われる、わたしは生きている。わたしは悪人の死を喜ばない。むしろ悪人が、その道を離れて生きるのを喜ぶ。あなたがたは心を翻せ、心を翻してその悪しき道を離れよ。イスラエルの家よ、あなたはどうして死んでよかろうか。」(エゼキエル33/11)

 

 

『元老牧会者会は天使長集団でありパリサイ人である』 おわり

 

 

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連載11『家庭連合離脱のすすめ』家庭連合「天一国憲法」公開!(一般信徒に公開しない理由は何か)

なぜか家庭連合はネット上から削除した「天一憲法」。信徒に公開しない理由は何か。



●はじめに

家庭連合が制定した「天一憲法」(教会法)は、家庭連合公式HPに公表されていない。

日本国憲法」の改憲論議は盛んなのだが、自分たちの教会運営を規定した「天一憲法」を、家庭連合の一般信徒は、その条文すら読んだ事がないと思われる。

この「天一憲法」は次のとおりである。
第Ⅰ段階:韓国家庭連合本部で「試案」作成
第Ⅱ段階:大陸別に「制定委員会」が組織され、意見聴取。
第Ⅲ段階:韓国家庭連合本部で、「成案」決定。公布。

 

そこで、今回の家庭連合制定版「天一憲法」の公開は、「試案」を基に、最終的な「成案」変更箇所を赤字で示した。

以下にみなさまの一読を願います。

 

天一国 憲法

前 文
家庭盟誓
第1章 総 綱
第2章 天一国国民
第3章 天一国最高委員会
第4章 天政苑
第5章 天議苑
第6章 天法苑
第7章 天財苑
第8章 天公苑
第9章 天一国の地域自治
第10章 選挙管理
第11章 憲法改正
附 則


前 文


天宙平和統一国(以下、「天一国」)は地上と霊界の全人類が神様を父母として侍って生きる「神様のもとの一家族(One Family under God)」の理想が実現された世界である。神様ははじめに人間と万物を創造され、このような天一国を念願されたが、人間始祖の堕落により、そのみ旨は全うされず、苦痛と恨(ハン)の心情を持たれ、復帰摂理を導いて来られた。

神様は、延長された長い間の復帰摂理歴史を経て、文鮮明韓鶴子ご夫妻を人類の救世主・メシヤ・再臨主・真の父母としてこの地に送られた。天地人真の父母様(以下、「真の父母様」)であられる文鮮明韓鶴子御夫妻は、人類が失った神様のみ言を探して全世界に宣言され、全ての宗教の理想を成し遂げて、神様の真の愛、真の生命、真の血統を永遠に、天宙的に定着させ、相続させて下さった。真の父母様の歩まれた路程は、言葉に言い尽くせない犠牲的蕩減と精誠をもって成し遂げられた天宙的勝利の宝庫であり、すべての人間が従って行かねばならない人生の典型である。

真の父母様は、復帰摂理を通じて最終一体を成し遂げられ、全ての使命を完成、完結、完了され、天一国の永遠なる平和の王の位相を備え、その上で、天一国元年天暦1月13日、実体的天一国の出発である基元節を宣布された。

憲法天一国の国民皆全てが、が真の父母様の生涯を通して見せてくださった実体み言を自ら成し遂げていけるよう導く法度、規範、指針として、天一国を定着・完成させ得る普遍的で実質的な生活体制、家庭体制、国家体制、世界体制を持つための教会規範として制定された。

憲法は、神様と真の父母様に侍って、宗教、国境、人種、性別、文化等の壁を越えて真の愛の心情文化を輝かしく花開かせる中で、理想世界を通じた平和世界を(削除:完全な男女平等を)追求し、人類の和合を導く満場一致制を目指す。

天一国は、真の父母様の祝福のもと、本憲法天一国2年天暦1月13日、全ての人類と天宙の前に発布する。

 

 

家庭盟誓

 

一、天一国主人、私たちの家庭は真の愛を中心として、本郷の地を求め、本然の創造理想である地上天国と天上天国を創建することをお誓い致します。

二、天一国主人、私たちの家庭は真の愛を中心として、天の父母様と真の父母様に侍り、天宙の代表的家庭となり、中心的家庭となって、家庭では孝子、国家では忠臣、世界では聖人、天宙では聖子の家庭の道理を完成することをお誓い致します。

三、天一国主人、私たちの家庭は真の愛を中心として、四大心情圏と三大王権と皇族圏を完成することをお誓い致します。

四、天一国主人、私たちの家庭は真の愛を中心として、天の父母様の創造理想である天宙大家族を形成し、自由と平和と統一と幸福の世界を完成することをお誓い致します。

五、天一国主人、私たちの家庭は真の愛を中心として、毎日、主体的天上世界と対象的地上世界の統一に向かい、前進的発展を促進化することをお誓い致します。

六、天一国主人、私たちの家庭は真の愛を中心として、天の父母様と真の父母様の代身家庭として、天運を動かす家庭となり、天の祝福を周辺に連結させる家庭を完成することをお誓い致します。

七、天一国主人、私たちの家庭は真の愛を中心として、本然の血統と連結された為に生きる生活を通して、心情文化世界を完成することをお誓い致します。

八、天一国主人、私たちの家庭は真の愛を中心として、天一国時代を迎え、絶対信仰・絶対愛・絶対服従によって、神人愛一体理想を成し、地上天国と天上天国の解放圏と釈放圏を完成することをお誓い致します。

 

 

第1章 総 綱

第1節 神様

第1条(神様)
1.
 神様は、天宙の創造主である。
2. 神様は、天の父母様として心情の本体である。
3. 神様は、被造世界を真の愛とみ言で主宰、摂理する天宙の主人である。

第2条(神様と人間)
1. 神様は、無形の真の父母として、人間とは父母と子女の関係である。
2. 神様は、人間が個性完成、家庭完成、主管性完成の三大祝福を完成することを願う。
3. 神様は人間が神様の真の愛、真の生命、真の血統を相続して神人愛一体を成し、神様の実体対象になることを願う。
4. 神様は創造本然の価値を喪失した人間を救援するために復帰摂理を行う。

第3条(神様と天一国)
神様は、真の父母様と天一国国民を通じて天一国を創建する。


第2節 真の父母様

第4条(真の父母様)
1.
 真の父母様は、神様と一心、一体、一念、一核、一和を成した完成実体としての人間始祖である。
2. 真の父母様は、絶対、唯一、不変、永遠の天宙的価値と位相を持つ。
3. 真の父母様は、真の愛で人類の重生と復活と永生の役事を天宙的に行う。

第5条(真の父母様と天一国)
真の父母様は、すべての使命を完成、完結、完了した天一国の永遠なる平和の王である。

第6条(天一国の運営に関する権限)
1. 真の父母様は、天一国の運営に関する最終決定権を持つ。
2. 真の父母様は、必要な場合、権限の範囲を定めて運営に関する権限を委任することができる。

第7条(祝福結婚に関する権限)
1. 真の父母様だけが祝福結婚の権限を有する。
2. 真の父母様は、必要な場合、権限の範囲を定めて祝福結婚の権限を委任することができる。


第3節 天一

第8条(天一国)
1. 天一国は、神様と真の父母様を中心とする自由、平和、統一、幸福の理想が実現された世界である。
2. 天一国は、平和理想世界のための主権、国民、領土を基本構成要素とする。(追加)
3. 天一国は、祝福家庭の理想完成を土台として実現される。

第9条(基本理念)
天一国は、共生、共栄、共義主義を基本理念とする。

第10条(主権)
1. 天一国の平和理想世界のための主権は、神様と真の父母様から生まれる。
2. 天一国の平和理想世界のための主権は、天一国国民を通して実現される。

第11条(領土)*追加
天一国の領土は、神様の平和理想世界が実現された地上界と霊界を総称する天宙である。

第12条(義務)

天一国は天一国国民の福祉と権益向上のための政策を樹立及び施行しなければならない。

第13条(法の淵源)
天一国の法は、神様の真の愛と真の父母様のみ言に基づく。

第14条(基本経典)*追加

天一国の基本経典は、『天聖経』、『真の父母経』、『平和経』とする。

第15条(公的資産)*全面改訂
1. 天一国国民は、天一国摂理のために自発的に寄付または献金をすることができる。
2. 天一国の公的資産は、神様と真の父母様の摂理のために造成された有形無形の資産と、天一国国民により奉献された有形無形の資産を意味する。
3. 天一国のすべての公的資産に関する権利関係の変動は、当該公的資産の所在する国家の法令が定めたところに従わなければならず、当該国家の国家会長と真の父母様の事前承認を要する。

第16条(公式言語)
天一国の公式言語は、神様の祖国語である韓国語とする。

第17条(国旗・国家・国鳥・国花)*追加
天一国の国旗は天一国旗、国家は天一国の歌とし、国鳥は鶴、国花は薔薇と百合とする。

第18条(世界本部)

天一国の世界本部は、神様の祖国であり本郷である大韓民国天正宮に置く。

 

 

第2章 天一国国民

第1節 天一国国民

第19条(天一国国民)
1.
 天一国国民は神様と真の父母様に侍り、真の父母様の教えに従う者とする。
2. 天一国国民の要件に関する事項は法律によって定める。

第20条(権利)
1. 天一国国民は法の下に平等であり、性別、年齢、身分、所有、人種等によって差別を受けない。
2. 天一国国民は法律が定めるところにより、選挙権と被選挙権を有する。
3. 天一国国民は法律が定めるところにより、天一国の関係機関に請願する権利を有する。
4. 天一国国民は憲法と法律が定めた法官により、法律による裁判を受ける権利を有する。
5. 天一国国民は三大祝福を完成するための教育を受ける権利を有する。
6. 天一国国民は公職者になる権利を有する。
7. 天一国国民は訓読家庭会長と氏族メシヤになる権利を有する。
8. 天一国国民の基本的な自由と権利は、憲法に列挙されていないことを理由に軽視されることはない。
9. 天一国国民の権利は天一国の定着と完成のために必要とする場合に限り、法律によって制限されることがある。

第21条(義務)
1. 天一国国民は、天の純潔な血統(絶対性)を守らなければならない。
2. 天一国国民は、他者の心情と人権を蹂躙してはならない。
3. 天一国国民は、公金を流用してはならない。
4. 天一国国民は、(削除:絶対「性」の人生を完成する真なる家庭を成し)真の父母様のみ言を訓読、教育、実践、伝播しなければならない。
5. 天一国国民は天一国摂理のために寄付または献金をしなければならない(全文削除)。
5天一国国民は、天一国の実体的定着と完成のために訓読家庭会長と氏族メシヤとして活動しなければならない。

第22条(公職者)
1. 天一国の公職者は、天一国を実体的に定着させて完成するために、公的な職務を遂行する者として、信仰、人格、専門性を備えなければならない。
2. 天一国の公職者が公職者としての品位を備えることができない場合や、その職務を遂行できない場合には、資格を喪失する。
3. 天一国の公職者の資格要件及び喪失に関する事項は法律で定める。

第23条(権利の喪失と回復)
1. 天一国国民が次の各項のいずれか一つの行為をする場合には、権利のすべて又は一部を喪失する。
(1) 神様と真の父母様を否定する行為。
(2) 天一国の政体と理念を否定する行為。(追加)
(3) 天一憲法を否定する行為。
(4)
 天一国の実体的定着と完成を阻害する行為。(追加)
2. 天一国国民の権利喪失と回復に関する事項は法律によって定める。


第2節 真の父母様家庭と祝福家庭

第24条(真の父母様家庭)
1. 真の父母様家庭は、真の父母様の直系子孫とその配偶者である。
2. 真の父母様家庭は、真の父母様に対する絶対信仰、絶対愛、絶対服従の関係性により価値を有する。

第25条(真の父母様家庭の義務)
1.
 真の父母様家庭は、真の父母様の伝統を相続し、これを継承するための侍る生活をしなければならない。
2. 真の父母様家庭は、模範的な品格を備えなければならず、真の父母様のみ言に従う(削除:人生)生活をしなければならない。

第26条(祝福家庭)
1. 祝福家庭は、人類の救世主、メシヤである真の父母様による祝福結婚を通じて原罪を清算し、重生した夫婦とその直系子孫である。
2. 祝福家庭は、神様と真の父母様を中心とする天宙大家族の構成員となる。
3. 祝福家庭の資格要件資格の喪失及び回復等に関する事項は法律によって定める。

第27条(祝福家庭の義務)
1. 祝福家庭は、真の父母様の伝統を相続し、これを継承するための侍る生活をしなければならない。
2. 祝福家庭は、模範的な品格を備えなければならず、真の父母様のみ言に従い、絶対信仰、絶対愛、絶対服従(削除:人生)生活をしなければならない。
3. 祝福家庭は、真の父母様の家庭を尊敬し、保護しなければならない。

 

 

第3章 天一国最高委員会

第28条(最高議決機関)
天一国は、最高議決機関として天一国最高委員会を置く。

第29条(構成)
1. 天一国最高委員会は13名で構成される。
2. 構成員は、委員長1名、副委員長1名、(変更:充て職)当然職、任命職委員及び選出職委員11名とする。

第30条(委員長・副委員長)
1. 委員長は、真の父母様の家庭の中から真の父母様が任命し、天政苑の世界会長職を兼ねる。
2. 副委員長は、真の父母様が任命し、委員長がやむを得ない事由により職務を随行することができない場合又は委員長の委任がある場合、その職務を代行する。
3. 委員長と副委員長は、法律が定めるところにより、その任命権者が解任できる。
4. 委員長と副委員長は、無給で奉職する。

第31条(委員)
1. 当然職委員は、天議長、天法長、天財長、天公長とする。
2. 任命職委員は、真の父母様が任命する。
3. 選出職委員は、天議が選出した者の中から真の父母様が任命する。
4. 委員は、法律が定めるところにより、その任命権者が解任できる。
5. 委員は無給で奉職する。

32条(任期)
1. 委員長の任期は7年とし、再任することができる。
2. 委員の任期は4年とし、再任することできるが1、2年を超過して奉職することはできない。

第33条(審議・議決事項)
天一国最高委員会は、次の各項目を審議、議決する。
1. 真の父母様の指示の履行に関する事項。
2. 天一国の政体と理念に関する事項。
3. 天一国国民の権利・義務・信仰に関する事項。
4. 各苑が上程した事項。
5. 天一憲法改正に関する事項。
6. その他、憲法と法律が定める事項。

第34条(議決方法)
1. 天一国最高委員会は、委員長と副委員長を含む在籍委員の全会一致で議決することを原則とする。
2. (改定天一国最高委員会は満場一致の議決の次善策として委員10名以上の賛成で議決できる。→やむを得ない事情により、全会一致が期待できない場合には、委員長と副委員長を含む在籍委員の4分の3以上の賛成により議決することができる
3. その他、議決方法に関する事項は法律によって定める。

第35条(議決の執行・運営等)
1. 天一国最高委員会が議決した事項は、真の父母様の承認を得て執行する。
2. その他に、天一国最高委員会の運営等に必要な事項は法律によって定める

第36条(権限代行)

真の父母様の権限委譲または有故の時には、委員長を中心とする天一国最高委員会が憲法と法律が定めるところにより、真の父母様の権限を代行する。

 

 

第4章 天政

第1節 天政

第37条(行政権)
天一国の行政権は天政に属する。

第38条(行政機関)
1. 天政は、天一国行政事務の体系的かつ能率的な遂行のために必要な行政機関を設置及び運営する。
2. 行政機関の設置及び運営に関する事項は法律によって定める。

第39条(諮問機関)
1. 天政苑は、その業務の遂行に必要な事項を諮問するために、諮問機関を置くことができる。
2. 諮問機関の設置及び運営に関する事項は法律によって定める。

第40条(所管業務)
1. 天政天一国の定着と完成のための政策を樹立し執行する。
2. 天政は、宣教と福祉事業に関する業務を担当する。


第2節 世界会長及び世界副会長

第41条(世界会長)
1. 世界会長は天政の首班として、法律が定めるところにより、すべての行政機関、諮問機関、摂理機関を指揮及び監督する。
2. 世界会長は、憲法と法律が定めるところにより、真の父母様が(変更:任免→任命)する。

第42条(世界副会長)
1.
 世界副会長は天政の副首班として、世界会長がやむを得ない事由により、その職務を遂行できない場合又は世界会長の委任がある場合、その職務を代行する。
2. 世界副会長は憲法と法律が定めるところにしたがい、真の父母様が任免する。
3. 世界副会長の職務と権限等に関する事項は、法律によって定める。

第43条(任期)
1. 世界会長の任期は7年とし、再任することができる。
2. 世界副会長の任期は4年とし、再任することできるが、12年を超えて奉職することはできない。


第3節 摂理機関

第44条(摂理機関)
1. 天政は、天一国の実体的定着と完成のために必要な摂理機関を運営する。
2. 摂理機関の設立、目的、機能、組織、運営などに関する事項は法律によって定める。

第45条(摂理機関長)
1. 摂理機関長は、天一国最高委員会の推薦により、真の父母様が任命する。
2. 摂理機関長は、法律が定めるところにより、その任命権者が解任できる。

第46条(摂理機関長の任期)
摂理機関長の任期は4年とし、再任することがきるが、12年を超えて奉職することはできない。

 

第5章 天議

第47条(立法権)
天一国の立法権は、天議に属する。

第48条(構成)
1. 天議は、長、副長、当然職議員、選出職議員・氏族メシヤ議員で構成される。
2. 天議会議員の数は法律によって定めるが、長と副長を含め210名以内とする。

第49条 (議長・副議長)
1. 苑長は1名、副苑長は2名とし、副苑長は男女各1名とする。
2. 苑長と副苑長は、法律の定める要件を備えなければならない。
3. 苑長は、法律の定める要件を備えた者の中から真の父母様が任命する。
4. 副苑長は、在籍議員の4分の1以上の推薦を受けた者の中から真の父母様が任命する。
5. 苑長と副苑長は、法律の定めるところにより、その任命権者が解任できる。

第50条(議員)
1. 当然職議員は、各国の国家メシヤ及び国家会長の代表によって構成する。
2. 当然職議員と選出職議員の選出方法と資格要件は法律によって定める。
3. 氏族メシヤ議員は、法律の定める要件を備えた氏族メシヤの代表によって構成する。

第51条(任期)
1.
 苑長と副苑長の任期は各4年であり、再任することができるが、12年を超えて奉職することはできない。
2. 議員の任期は4年とし、重任できる。

第52条(定期会議・臨時会議)
1. 天議苑の会議は、定期会議と臨時会議に区分され、苑長が召集する。(追加)
2.
 定期会議は毎年2回、基元節と真のお父様の聖和記念日に召集する。
3. 次の場合は臨時会議を召集しなければならない。
(1) 真の父母様の要請がある場合。
(2) 天一国最高委員会の要請がある場合。
(3) 天議苑在籍議員の過半数以上の要請がある場合。

第53条(議決定足数)
天議苑の会議は、在籍議員の過半数以上の出席で開議し、出席議員の3分の2以上の賛成により議決する。

第54条(法律案の提出・確定)
1. 天議苑の議員と天政苑は、法律案を提出することができる。
2. 天議苑で議決された法律案と事業案は、真の父母様の承認を得て確定される。

第55条(予算案等の審議・議決)
1. 天議苑は、天一国の予算案と事業案を審議、議決する。
2. 天議苑で議決された予算案と事業案は、真の父母様の承認を得て確定される。

第56条(調査権)
1. 天議は、天政、天法、天財、天公の特定の事案に関して調査することができ、これに必要な書類の提出や証人の出席、または意見陳述を求めることができる。
2. 調査に関する手続き等、必要な事項は法律によって定める。(追加)

第57条(資格審査・懲戒)
1. 天議苑は、議員の資格を審査し、議員を懲戒することができる。
2. 議員の資格審査と懲戒に関して必要な事項は法律によって定める。

第58条(弾劾訴追権)
1. 天議苑は、公職者がその職務を遂行するにおいて、憲法や法律に違反する場合、該当公職者の弾劾訴追を議決することができる。
2. 弾劾訴追の議決方法と手続きは法律によって定める。

 

 

第6章 天法苑

第59条(司法権)
天一国の司法権は、天法苑に属する。

第60条(構成)
天法苑は、苑長1名と法官8名によって構成する。

第61条(苑長・法官)
1. 天法苑の苑長と法官は、法律の定める要件を備えなければならない。
2. 苑長は、法律の定める要件を備えた者の中から、真の父母様が任命する。
3. 法官は、天一国最高委員会の推薦により、真の父母様が任命する。
4. 苑長と法官は、法律の定めるところにより、その任命権者が解任できる。

第62条(任期)
苑長と法官の任期は4年とし、再任することができるが、12年を超えて奉職することはできない。

第63条(所管業務)
1. 天法苑は、憲法と法律上の一切の争訟を審判する。
2. 法官は、神様の真の愛と真の父母様のみ言、憲法と法律により、その良心に従って独立して審判する。
3. その他、審判の事項及び訴訟に関する手続きは法律によって定める。

 

第7章 天財苑

第64条(財政権)
天一国の財政権は、天財苑に属する。

第65条(構成)
天財苑は、苑長1名と委員8名によって構成する。

第66条(院長・委員)
1. 天財苑の苑長と委員は、法律の定める要件を備えなければならない。
2. 苑長は、法律の定める要件を備えた者の中から、真の父母様が任命する。
3. 委員は、天一国最高委員会の推薦により、真の父母様が任命する。
4. 苑長と委員は、法律が定めるところにより、その任命権者が解任できる。

第67条(任期)
苑長と委員の任期は各4年とし、再任することができるが、12年を超えて奉職することはできない。

第68条(所管業務)
1. 天財苑は、天一国傘下の全ての機関の運営を財政的に支援する。
2. 天財苑は、財団所有の資産として、営利または非営利を目的とする事業を行うことができる。
3. 天財苑は、天一国の公的資産を管理・運用する。
4. 天財院が天一国の公的資産を処分するためには、事前に真の父母様の承認を得なければならない。

 

 

第8章 天公苑

第69条(言論権)
天一国の実体的定着と完成のための民意収斂と報道及び広報に関する権限は、天公苑に属する。

第70条(構成)
天公苑は、苑長1名と委員8名によって構成する。

第71条(苑長・委員)
1. 天公苑の苑長と委員は、法律の定める要件を備えなければならない。
2. 苑長は、法律の定める要件を備えた者の中から、真の父母様が任命する。
3. 委員は、天一国最高委員会の推薦により、真の父母様が任命する。
4. 苑長と委員は、法律の定めるところにより、その任命権者が解任できる。

第72条(任期)
苑長と委員の任期は各4年とし、再任できるが、12年を超えて奉職することはできない。

第73条(所管業務)
1. 天公苑は、天一国国民に対する報道、広報、教育等の活動を担当する。
2. 天公苑は、民意を収斂し、天一国の言論媒体を通して天政苑、天議苑、天法苑、天財苑と天一国国民に伝達する。
3. 天公苑は、収斂した民意を案件化し、天政苑、天議苑、天法苑、天財苑に上程することができる。

 

 

第9章 地域単位の教会自治

第1節 大陸単位の教会自治

第74条(大陸会長)
1. 大陸会長は、世界会長の推薦により、真の父母様が任命する。
2. 大陸会長は、法律が定めるところにより、その任命権者が解任できる。

第75条(任期)
大陸会長の任期は4年とし、再任することができるが、12年を超えて奉職することはできない。

第76条(権限)
大陸会長は、天一国の定着と完成のために、大陸の所属国家間における教会間の業務を調整し、協助する。

第77条(組織の構成・運営)
大陸単位の教会自治に必要な組織の構成と運営に関する事項は法律によって定める。


第2節 国家単位の教会自治

第78条(国家メシヤ)
1. 国家メシヤは、法律の定める要件を備えた者の中から、真の父母様が任命する。
2. 国家メシヤは、法律の定めるところにより、その任命権者が解任できる。
3. 国家メシヤは、国家会長の顧問として、国家単位の教会自治関して助言し、諮問に応じる。

第79条(国家会長)
国家会長の任命は、当該国家の教会が定めるところにより真の父母様の承認を得て確定する。
2. 国家会長は法律が決めるところにしたがい、その任命権者が解任できる。
2.全文削除

第80条(任期)
国家会長の任期は、当該国家の教会が異なる基準を定めている場合を除いて4年とし、再任することができるが、12年を超えて奉職することはできない。

第81条(本部)
1. 国家単位の教会本部は、天一国の定着と完成のために、該当国家の教会業務全般を担当する。
2. 国家単位の教会本部は、氏族メシヤ活動のための氏族メシヤ室を設置及び運営する。

第82条(組職と運営)
1. 国家単位の教会自治のための組織と運営は、天一国の組織と運営に準ずる。
2. 国家単位の教会自治に必要な組織と運営に関する事項は法律によって定める。

 

 

第10章 選挙管理

第83条(一般原則)
1. 天一国のすべての選挙は、普通・平等・直接・秘密・推薦抽選選挙を原則とする。
2. 総選挙権者の3分の1 以上が参加しない選挙は無効とする。
3. その他、選挙に関して必要な事項は法律によって定める。


第84条(選挙管理委員会)
1. 神様と天一国国民の意志を具現する選挙の公正な管理のために、選挙管理委員会を置く。
2. 選挙管理委員会の構成と所管業務などに関する事項は法律によって定める。

 

第11章 憲法改正

第85条(改正案発議)
憲法改正案は、天一国最高委員会の議決又は天議苑在籍委員の過半数以上の賛成により発議する

第86条(改正案の公告)
天一国最高委員会は、30日以上、憲法改正案を公告しなければならない。

第87条(改正案の議決・確定)
1. 天議苑は、憲法改正案が公告された日から60日以内に議決しなければならない。
2. 憲法改正案の議決は、天議苑の在籍議員の3分の2以上の賛成と天一国最高委員会の議決を要する。
3. 天議苑と天一国最高委員会が議決した憲法改正案は、真の父母様の承認を得て確定される。

 


附 則

第1条(施行日)
憲法は、天一国2年天暦1月13日に発布され、発布された日から60日経過した後に効力を生ずる。

第2条(既存規範等の効力)
憲法施行当時の従前の規範、定款及び規則は、本憲法に違反しない限り、その効力を持続する。

第3条(制度に関する経過措置)
憲法施行当時の従前の制度については、次の各項のように補完する。
1. 牧会者中心の制度を補完し、氏族メシヤ制度を活性化することにより、家庭教会運動を土台とした天一国創建に貢献する。
2. 教区及び教会は、礼拝とともに地域社会のための心情文化センターの機能を兼ねる。

第4条(機関に関する経過措置)
1.本憲法施行当時に、天一国の各苑と機関がやむを得ない事情により所管業務を遂行できない場合には、真の父母様から当該業務を委託された機関または部署がその業務を代行する。
2.第1項による業務の代行は、天一国の機関がその所管業務を遂行できるようになった時に終了する。(追加)

第5条(原本)
憲法の原本は韓国語本とし、解釈上相違がある場合には原本に従う。

 

以上

 

 

●おわりに

文鮮明総裁が御在世中に存在しなかった、この「天一憲法」を、韓鶴子総裁統治体制において、なぜ急遽制定しなければならなかったのか。

 

その制定目的は次の三点に集約される。


●目的その1韓鶴子総裁統治の合法化)

すべての人事権を「真の父母」の任命とすることで、「韓鶴子総裁体制」による家庭連合本部統治の合法性の根拠を成文化すること。
⇒この目的は「韓鶴子総裁」在命中のためだけのものである。
⇒「真の父母」という言葉は韓鶴子総裁個人を指している。

 

●目的その2(王権の直系相続の否定)

「真の父母様」が聖和後の直系後継者への王権相続を否定するため。
⇒血統相続者が「真の父母様家庭」の規定(下記参照)から、実権のない象徴存在であることが分かる


第24条(真の父母様家庭)

1. 真の父母様家庭は、真の父母様の直系子孫とその配偶者である。
2. 真の父母様家庭は、真の父母様に対する絶対信仰、絶対愛、絶対服従の関係性により価値を有する。

第25条(真の父母様家庭の義務)
1.
 真の父母様家庭は、真の父母様の伝統を相続し、これを継承するための侍る生活をしなければならない。
2. 真の父母様家庭は、模範的な品格を備えなければならず、真の父母様のみ言に従う生活をしなければならない。


結論として真の血統後継者であられる「文亨進二代王」の王権相続の否定である。
また、原理的に、王権は家庭的四位基台を編成し、父母でなければならない。

⇒同時に「文顕進氏」の教会統治の可能性をも否定する目的もあるだろう。

 

●目的その3 
韓鶴子総裁聖和後の家庭連合統治を
天一国最高委員会」が掌握する

 

これを立証するのが、次の第36条である。

第36条(権限代行)
真の父母様の権限委譲または有故の時には、委員長を中心とする天一国最高委員会憲法と法律が定めるところにより、真の父母様の権限を代行する

 

⇒この天一憲法」の目的は、天一国最高委員会が家庭連合統治を完成するための法律に他ならない。
⇒委員長は「真の家庭」からの選任となっているが、現在、家庭連合で準備しているのが、長男文孝進様の子息であり、この方は傀儡統治のための「駒」に過ぎない。
⇒実際は、「副委員長」他の天一国最高委員会委員が、自分達の利権確保を確実にするための体制構築に他ならなかったのである。
⇒家庭連合統治は、共産党もびっくりするような究極的な「集団統治体制」である。

 

結論から言って、この「天一憲法」は神から授かったものではない。
この憲法は、真の王権相続を根絶やしにする目的で作成されたものであることは明らかである。


祈り。アージュ

 

連載08『真理の証言者たち』ティム・エルダー本部長(アボニム聖和後に周到に準備されたクーデターの真実)

 

 

証言01)
マルコ福音書「ぶどう園の聖句」

「これは跡取りだ。殺してしまおう!」

エスは、例えで彼らに話し始められた。「ある人が、ぶどう園を作り、垣を巡らし、搾り場を掘り、見張りの櫓を立て、これを農夫たちに貸して旅に出た。収穫の時になったので、ぶどう園の収穫を受け取るために、僕を農夫たちのところへ送った。だが、農夫たちは、この僕を捕まえて袋叩きし、何も持たせないで帰した。そこでまた、他の僕を送ったが、農夫たちはその頭を殴り、侮辱した。更に、もう一人を送ったが、今度は殺した。その他に多くの僕を送ったが、ある者は殴られ、ある者は殺された。まだ一人愛する息子がいた。『私の息子なら敬ってくれるだろう』と言って、最後に息子を送った。農夫たちは話し合った。

『これは跡取りだ。さあ、殺してしまおう。そうすれば、相続財産は我々のものになる。』

そして、息子を捕まえて殺し、ぶどう園の外に放り出してしまった。さて、このぶどう園の主人は、どうするだろうか。戻って来て農夫たちを殺し、ぶどう園を他の人達に与えるにちがいない。聖書にこう書いてあるのを読んだことがないのか。

『家を建てる者の捨てた石、これが隅の親石となった。これは、主がなさったことで、私達の目には不思議に見える。』」(マルコ12:1-11)

 

これは、イエス様が当時語られた例え話です。僕とは神様が遣わした預言者であり、ユダヤ人が痛めつけ、時には殺害した人達を語っておられることは、聴いていた律法学者やファリサイ派の人々には明白でした。神様は、最後にご自身の独り息子イエス様を送られますが、農夫たち即ち、聖職者たちは語ります。

 

「これは跡取りだ。さあ殺してしまおう。そうすれば、相続財産は我々のものになる。」

 

私が読んだ聖句は、確実に現代の状況を示しています。

アボニムは後継者をぶどう園において指名されました。でも聖職者たち、つまり、韓国教会の幹部たちは…米国教会の幹部たちは基本的に僕の僕です。韓国語を話せないし、韓国で何が起こっているか知りませんでした。最高委員会に参加していた、トーマス(トム)・ウォルシュのような人は、韓国における動向を理解していたと思われますが、手掛かりがなかったようです。

彼は実際に決定を下している舞台裏の議論には加わっていなかったので、何が行われたのかについて手掛かりがありませんでした。

 

 

証言02)
クーデター準備の首謀者は

キム・ソクビョンである!

天正宮と他の場所にいる幹部たちは、「キム・ソクビョン」を中心に繋がっていました。彼は文鮮明師の教会ではなく、「韓鶴子氏の教会」に属していると公言した男です。彼は初めから、アボニムのために来たのではなく、常に「韓鶴子氏」に従って来ました。

 

そして、共産党の委員長を彼らは宣伝局長と呼ぶように、PeaceTVの局長、全メディアの局長であり、教会の公式メディア・写真などを牛耳り、彼は強い位置に居ました。彼は、毎日アボニムと韓鶴子氏に接する位置に居ました。そして彼は、このように接する中で韓鶴子氏の信用を得たのです。

 

彼が権力の座に登るために特に重要だったことは、ヘリコプターの事故でした。皆が、アボニムを一刻も早くヘリから救出しようとして山に登り、ヘリから離れると、ヘリは炎上しました。しかし、キム・ソクビョンは韓鶴子氏に集中し、彼女を背負って移動しました。

 

彼女が彼を命の恩人と信用したのは、明らかです。特に彼はこの時から、アボニムが聖和されたらすぐに、教会とアボニムの基盤を支配しようとしている者達の間で、強い力を持ち始めました。アボニムが聖和される前に、アボニムのみ言の何処を改竄するか、そして、祝福やその他のものを支配することを画策していました。

 

私は今になって思い出します。誰かが何か少し変に感じることを言ったことを、時々振り返り、分かっても、当時は追及しませんでした。今、皆さんは振り返り、分かるのです。「そうか。それが彼の言っていたことだったのだ。」

 

 

証言03)
聖和式準備における主導権争い。

2012年8月の半ば以降、アボニムは陽暦の9月3日に聖和されましたが、国進ニムと亨進ニムが、アボニムの聖和式の計画の準備を始められたことを覚えています.

 

もちろん、アボニムの息子であり統一財団の長である国進ニムは、清平には他の力の中心があり、清平は国進ニムや統一財団或いは教会には決して従わないので、彼と二代王がこの計画の中心になることを明確にしたかったのです。当時の清平は他の独立した権力機関であり、聖和式の準備をする権利を要求する可能性もありました。

 

韓氏がこのように言ったことが、一つだけ報じられています。「良いです。統一財団と教会がどれぐらい良く準備できるか見ましょう。彼らがどれぐらいできるのか見ましょう。彼らを前に出して、させて見ましょう。」韓氏は,準備されたものを見る権利を残し、多分最後にそれをキャンセルして、清平の力の集団が準備したものを通すつもりでした。とにかく、国進ニムは、これは韓氏が言ったことだと聞きました。

 

しかし今振り返ると分かりますが、清平の集団とキムソクビョンがしようとしたことは、クーデターのプロットを描きながら、基本的に国進ニムと二代王を前に出して、聖和式の全ての計画をしてもらうことでした。彼らは、聖和式の準備にとても忙しかったのです。なぜなら、既にただの計画ではなく、クーデターの実行を計画していたからです。そして、彼らは支配するための力を結集していました。

 

証言04)
クーデターの第一砲火。韓氏会議を仕切り、

「神様」から「天の父母様」へ変更を宣言。


聖和式の前に、天正宮において会議があり、私も参加しました。韓氏は言いました。「神様はもはや,神様とは呼ばれない.それは…」家庭連合が今呼んでいる名前ですが、私はここでは繰り返しません。それは、クーデターの一斉射撃の一発目でした。あなたは言うかも知れません。それは、アボニムと後継者に対するクーデターの第一砲火でした。

 

次に同じ部屋で行われた会議ですが、天正宮においてその部屋は、アボニムが訓読会をされた部屋でした。韓氏は会議を仕切って人々を回り、喪中であることを印象付けました。実際聖和の直後でした。約150人が集まっていました。私もそこに居て、彼女は人々を回り、事を印象付けました。

 

人々は多くの国会議員が参加し、海外からも多くの人達が来て、数十万の人達が整然と参列することを話していました。二つの場所がありました。一つは丘の麓の体育館です。もう一つは丘の上です。私達数千人が丘の上に居るので、数十万の人達は丘の麓に行くはずでした。

 

当然私は国進ニムに従って、彼の行く所何処にでも行きました。私の仕事でしたから。真の家庭の他の人達は、アボニムのご遺体に挨拶するために来た弔問者に、交替で挨拶をしていました。国進ニムがいらっしゃる時は、私もそこに居ました。彼は数時間を上で、また数時間を丘の下で、弔問者に挨拶をされました。一日に数千の人達が丘の上に登り約10日間続きました。

 

聖和式の全日程は13日でした。アボニムのご遺体を丘の上で見られたのは、大体10日間でした。準備期間があったからです。そして、毎日文字通り、数千の人達でした。いろいろな理由から私達は、弔問者の数を制限しました。喪の期間に、数万の人達は、ご遺体を見ることができ、数十万の人達は、丘の麓の体育館で参列し、敬拝をしました。

 

論理的に正しく作戦の展開でした。山の中腹の一本道でした。人々はバスに乗ったり、車に乗って来ました。バスの出入りも論理的な展開でした。人々は列になって、何時間も待ちました。全く展開でした。

 

会議において、韓氏に名指しされたリーダーが、どのように論理的な展開が成功しますかと聞いていました。

 

花は信じられない程きれいでした。皆さんが式典の写真を見たかどうか知りませんが、花を飾る専門の会社が日本から来ました。当然費用は高かったですが、彼らは数万の花を持ってきて、信じられないような方法で飾りました。私が今までに見た中で、最も信じられないような花飾りでした。そして、もうこのような花飾りは、見られないだろうと思いました。そして何人かがそのことを話しました。

 

 

証言05)
亨進二代王様は聖和追悼期間中平壌を訪れ

政府要人からの公式弔問を受ける。


当然、世界中で聖和の追悼行事が行われました。二代王は、この喪中に平壌を訪れ、北朝鮮政府の公式弔問者とアボニムの生き残っておられるご親族の弔問を受けました。彼らは、その間に亡くなられたと思います。

 

また、この間二代王が政府の要人でなく、民間人として、ソウルからピョンヤンに、陸から渡った数少ない人になったことは大変なことでした。それは考えられない程、僅少なことであり、二代王はそれを許された僅少な民間人となりました。

 

そうするためには、韓国在住の国連の司令官の許可と、さらに北朝鮮政府の許可が必要です。そして北朝鮮の軍司令官の命令に従わなければなりません。双方が同意し許可しなければできません。二代王は特別な計らいで、この場合に限って民間人として往来ができました。民間人の一般のルートは、北京経由またはウラジオストク経由です。

 

それはとても印象的で、歴史的な出来事が喪中期間に起こりました。誰かがそのことを話していました。

 

 

証言06)
クーデターの第二砲火。
「一番大切な事は、私の母が
あの体育館を建てた事です!」


しかし、韓氏は最後に言いました。「ああ君達は一番大切なことを忘れました。」
皆は疑いました。「一番重要なこととは何ですか。」
彼女は、「一番重要なことは私の母です。霊界におられますが、母があの体育館を建てました。」

 

もちろん彼女は、実母である大母ニム(洪順愛=ホンスネが本名で、アボニムが下さった雅号が大母ニムです)のことを語りました。大母ニムは金孝南氏を通して働かれ、資金を集め、体育館を設計し建設しました。私は韓氏の言葉を覚えています。「あの体育館がなければどうなっていたでしょうか。ソウルの中心部か何処かのホテルでこの儀式をすることになっていたでしょう。」

 

座っていた私は驚きました。この時は私はまだ韓氏に忠誠を尽くしていました。私は、何か変だと思いましたが、彼女を疑うことは断じてありませんでした。しかし彼女がそのような外的なことに集中しているのは変だと思いました。途方もないもてなしがあり、準備をして下さった国会議員や政府の要人に対するもてなしがあり、催事に来て下さった人達へのもてなしの実りがあると言うのに。

 

とにかく彼女は間違っていました。彼女の母洪順愛氏ではなく、全てはアボニムの祝福によってなされました。アボニムの祝福の力が清平を成功に至らしめ、清平への献金をもたらしたのです。アボニムが祝福していなければ日本の食口も献金をしなかったでしょう。それは主に日本のものであります。米国人や韓国人の清平への献金額は、日本人に比べて僅少ですから。

 

個々人は可能な限り全てを献金しましたが、日本人と比べると額は少ないです。日本人はアボニムの祝福がなければ献金をしなかったでしょう。信頼は洪順愛氏或いは大母ニムではなく、韓氏はその時このことを言うべきでした。

 

これが私の気づいたこのクーデターの第二砲火でした。私の気づいてない多くのことが進んでいました。

 

 

証言07)
「私を誰だと思いますか。」

「違います、私は神様です。」


二代王は語られます。彼と真の家庭の人達が韓氏に呼ばれて韓氏に尋ねられました。「私を誰だと思いますか。」二代王は応えました。「あなたは勝利された真の母です。」彼女は言いました。「違います。私は神様です。」二代王は仰天して言われました。「いけません。そのようなことは言わないで下さい。」

このようなことが裏で進んでいたことを、私や他の祝福中心家庭は全く気づきませんでした。私は当時、物理的には国進ニムにかなり近かったのですが、どんなに近くても、そこには交差しない明確な一線があります。

 

 

証言08)
第三砲火。
韓氏オモニ、
亨進様の韓国教会長離任を指示。


とにかく私は第二砲火に気づきました。私の知る第三砲火は、二代王は確認できないと言われますが、私の再調査からは9月30日に、彼は韓国教会長の位置を失いました。それは韓国の2012年の秋夕(チュソク)の日でした。

 

そのことをどう聞いたのかよく覚えていませんが、その日私は居なかったのですが、韓氏が地区長達や長老達を天正宮に集めて、彼を韓国教会長から離任させるように指示し、皆は同意しました。

 

その時から私の韓氏への忠誠心は崩れ始めました。その時までに私は、彼女が自分の方向に進み始めたと見ました。すでに述べた二つの会議において、彼女はアボニムとは違うことを表明しました。「アボニムは皆さんに愛をもって対しましたが、私はそうではありません。」そのような感じです。

 

 

証言09)
アボニムのみ言は磨かれていないダイヤ、

私が(韓氏オモニ)がそれを磨く。


彼女は既に違った道を進んでいることを表明しました。そして彼女は、「アボニムのみ言は磨かれていないダイヤモンドで、彼女がそれを磨く」という類推を始めました。そのような話が出てきて、当時私は、彼女の意図がよく分かりませんでした。しかし今ははっきり分かります。彼女の意図は、み言を自分の好きなように編集し、改竄することでした。

 

当時私達は分からなかったのですが、今は分かります。彼女は数か月前から成和社に行き、アボニムの御言集の後半、つまり彼女と翼下の韓国のリーダー達には不都合な箇所を改竄させました。彼女は教会の出版会社である成和社を握っていました。すでに発送された書物の問題となる箇所を含む物を全て回収し、彼女の許可しない不都合な箇所を全て削除して、再度出版しました。

 

このことはアボニムがまだご健在の時に実行されました。彼女の意図する「ダイヤモンドを磨く」或いは「ダイヤモンドをカットする」または正しい表現が成されたのです。

 

10月には彼女は、特定の組織を直接支配することをどんどん語り始めました。11月15日に私が会議に出たことは既に何度も話しました。

 

 

証言10)
国進様は梶栗日本会長の聖和式参席が最後。

韓氏オモニより日本に対する責任を解任通告。


その年の12月30日か31日に、日本で梶栗氏の聖和式がありました。彼は国進ニムが拉致問題と日本政府が教会に対して根本的に厳しくなっていた際、日本を支援して下さった時に日本の会長をされていました。国進ニムはその時、教会の改革を支援し、政府が教会を潰さないようにしてくれました。

 

梶栗氏はその時の日本会長でした。そして彼は病気でした。彼が会長になった時、既に不治の病でした。いつまで務められるか疑問でした。梶栗氏は一度だけ、国進ニムに日本語で間接的に告げました。「私はいつ亡くなるか分かりません。後継者を指名して下さい*。」しかし彼は亡くならず、医師や本人そして他の人達が思うよりずっと長く続けました。とはいえ、2012年の暮れに彼は聖和され、30日か31日に、聖和式が日本の本部教会でなされました。

 

国進ニムは聖和式に参加され、基本的に弔辞を語られました。国進ニムは韓氏がどうなっているか分かっていました。韓国に戻ると韓氏は国進ニムに、もう日本には行かないように指示しました。彼女は言いました。「私が直接日本を主管します。」「私が直接主管します。」と三度も言いました。彼女は全権を自分に集中させ、1月の初めには国進ニムがもう日本に行かないようにしました。

 

その時国進ニムは、そうなることがはっきり分かっていましたから、聖和式で語ったとき、日本食口にどうなるかを語りました。彼は日本の教会は食口達のニーズに応える必要があり、教会はまず、そのニーズが何かを見出さなければなりません。そしてそのニーズを満たし、教会は献金の負担を(正確な数値は分かりませんが),年に10から20%まで減らすべきであると言われました。

 

 

証言11)
アボニム、国進ニムに伝える。

「日本の払うべき蕩減は終わった。」


彼はアボニムと話して「日本が払うべき蕩減は終わった」と聞いたことを話されました。日本はそこから解放されました。彼はその話を、私が呼ばれた際に語りました。

 

とにかく彼は、韓国に戻るとすぐに日本に対する責任から解放されました。物事はどんどん変になりました。私は1月に家庭連合への献金を辞めました。私はまだ統一財団で働いていました。国進ニムもそうであり、私は彼のフルタイムの通訳でした。

 

そして3月の初め、国進ニムは米国に来られました。彼は韓国で働いている間も普通に米国に来ていました。彼は米国での事業があったからです。彼はアボニムと協定があり、彼はアボニムのために韓国で働き、米国の会社セイロとカール銃器を時々続けるために、米国に戻っても良いことになっていました。

 

彼は韓国を離れ、3月の初め時々米国に戻っていました。もし私が呼ばれ、私か他のスタッフが行けば、他の旅程になっていましたが、彼は二度と韓国には戻りませんでした。

 

証言12)
国進ニムを統一財団理事長から不法解任。


彼が出発してすぐに、彼を統一財団の理事長から解任する動きが出ました。今統一財団の規則によれば、理事会は理事長によって招集され、会議の時間と場所は理事長によって決められます。

 

理事会には7人の理事がいます。理事の多数が理事長に会議の招集を諮ります。それは彼らの権限です。4人が要求すれば会議は開かれます。しかし規則によれば、会議の時間と場所を決めるのは理事長の専権事項です。三月に4人の理事が会議を要求しました。

 

初めははっきりしていなかったのですが、後で段々分かりましたが、この会議の目的は理事長の解任決議でした。規則によれば国進ニムを解任する会議は、彼の責任であり、会議の時間と場所を決めるのは彼の専権事項でした。だから彼は会議を招集しました。彼はニューヨークのカール銃器の近くで土曜日のある時間に招集しました。確か3月23日だったと思います。

 

しかし4人は言いました。「いいえ私達は、この会議を天正宮で開催したいのです。」彼らは韓氏の指示で、彼女の眼の届く範囲で会議を開催するようにしたことは、明らかです。彼女は自分のしたいことを、彼らがすることを確認したかったのです。でも国進ニムは動きませんでした。そして3月23日には奇妙なことが起こりました。

 

4人の反逆者、裏切り者は天正宮に行き、真の家庭の3人の理事は米国に来て、カール銃器本社の近くのホテルに集まりました。3人では定足数を当然満たしていませんが、4人居ました。彼らは多数でしたが、理事長が招集した会議ではなかったので規則を遵守した会議ではなかったのです。しかし彼らは前に出て投票し、理事長解任の決定を通過させました。そして確か月曜日に、彼らはこのようなことを登録している役所に行き、この決定を登録しました。

 

従ってそれは、国進ニムを解任するための不法な会議でした。今、国進ニムは、理事長の位置をアボニムからいただきました。投票によって統一財団の理事長になったのではなく、理事会の権威によるものではなく、アボニムの権威によって理事長になったのです。アボニムは彼を決して解任しませんでした。厳しい規則の元、国進ニムは今日もなお、統一財団の理事長です。統一財団の正当な理事長です。

 

今日統一財団を動かしている人たちは、天法に照らしてと私は言います、韓国の法の下で、世の中の法の下で、強奪者です。会議が不法であってもそれは登録され、役所が登録を受け付けました。7人中4人が理事長の解任に投票しました。その時の弁護士の説明では、役所は規則の詳細まで関与しないし、会議が不法であったか否かには関わらないということでした。

 

もし国進ニムが挑戦したいなら、彼は統一財団に対して、世の中の法の下で位置を復帰するために、専任弁護士を雇う必要がありました。彼はそうしませんでした。

 

国進ニムが世の中の法の下で、統一財団の理事長から解任されたのは3月でした。朴普煕氏(パクポーヒ)の弟である朴ノヒ氏が理事長に就きました。彼は4人の投票者と共に、強奪者です。

 

今日統一財団の理事長は誰でしょうか。私は、キム・ソクビョンと思います。チェユンキは一時的でした。強奪者の元凶は、キム・ソクビョンであって、その位置にいます。IPeaceTVの局長でした。クーデターを起こしたこのようなリーダーがその位置にいます。私はそう思います。私は家庭連合のリーダーの動向を間近にフォローしていませんが、それが進んでいると思います。

 

 

証言13)
亨進二代王は、2015年2月8日、

家庭連合の強奪者達を全員解任。


強奪者が関与しており、当然同じことが、二代王にも言えるのです。アボニムは二代王を韓国教会長に指名されました。アボニムは決して彼を解任していません。だから今の教会のリーダー達は強奪者です。勿論二代王は、2015年2月(8日)に彼らを全員解任しました。多くの人たちを説教の中で解任しました。

 

とにかく私の考えでは、ぶどう園の聖句において、農夫達は自分達が相続財産を奪うために後継ぎを殺害しました。彼らは、相続財産を奪うために後継者を放り出したことを私たちは知っています。ここで何が起こりますか。

 

 

証言14)
ぶどう園の主人は、農夫たちから、

ぶどう園を他の人達に与えるにちがいない。


「さて、このぶどう園の主人はどうするだろうか。戻って来て農夫たちを殺し、ぶどう園を他の人達に与えるにちがいない。」

 

その通りです。その通りです。その通りです。

 

 

●ティム・エルダー本部長が証言した「キングスレポート」(*英文です。) 

The King's Report 4/21/2018

www.youtube.com

 

<編集後記・鷹の目>

エルダー本部長は、長く国進ニムの通訳をされていたので、国進ニムの2013.3頃のご動向をよくご存知だったと思います。当時の断片的な情報が繋がり、また一層深く鮮明に描き出された気がします。

 


古今東西ルールがある以上、その適否は別にしてルールは守らなければなりません。ルールを守らない者達は、その組織にいる資格はありません。こんな幼稚園児でも知っているようなことを、守っていない集団があるかと思うと、笑止千万であり、また情けない思いがします。常識的には、理事長の不当な解任要求が起これば訴訟に持ち込むはずです。でも国進ニムは、その選択をされないで、あらゆる屈辱に耐えて、アボニムとの約束を固く守られたことに、深く敬意を表します。

 


二代王に対しても、米国会長・世界会長の解任などが勝手に決められ、横行したようですが、その根拠は不詳です。巨大な組織を自分達の思い通りに牛耳りたいから目の上のたん瘤を取ったのでしょうが、さすがに、王と王妃を解任することはできなかったようです。会長職などは輪番かも知れませんが、王位はご本人が譲位するまで、生涯存続するでしょう。そのことは天一憲法にも明記されています。

 


目先の欲に走った者達の今後の趨勢をよく見ましょう。そして何が、誰が本当に正しいのかを確認しましょう。

 

 

<エルダー本部長のコメント>

私が記憶する梶栗会長の実際の言葉は「後をよろしくお願いします」でした。私は梶栗会長がこのような表現を通して自分の死がまじかに迫っていたことを国進様に伝え、後継者の人選をお願いしたものと解釈しました。実際にはこの後もかなりの期間生きて活動を続けましたが。

 

翻訳:「鷹」


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