●はじめに
前回第四章~六章は『日帝及び基督教迫害時代』(1920~1960)でした。
再臨主文鮮明師聖誕から、真理解明、北朝鮮の興南監獄と韓国動乱をへて「世界基督教統一神霊協会」設立までを解明しました。
今回配信する『氏族メシヤ家庭教会時代1960~2000』は1960年の御聖婚から2000年の神様王権即位式までです。
統一教会が世界教団へと雄飛する激動発展の時代で、ヨハネの黙示録でも多くの章に黙示記述があると、私は予想し、かつ期待していました。
ところが、その期待はみごとに裏切られます。
結論から申しまして、この時代区分に該当する『ヨハネの黙示録』該当章は、第七章ただ一章のみ(それも祝福家庭編成の内容のみ)だったのです!
しかし、この疑念は最後に、見事に解決されることになります。
それでは本論にすすみます。
●解明01 『氏族メシヤ家庭教会時代・1960~2000』
⇒「成約時代の摂理的同時性」と「ヨハネの黙示録」対照図
●解明02 『氏族メシヤ家庭教会時代・1960~2000』
⇒「成約摂理略年表一覧」
1960(0411)文鮮明師・韓鶴子女史御聖婚式(韓国)
1960(0416)3双合同祝福聖婚式(韓国)
1960(1119)「子女の日」宣布(韓国)(1994年天暦3月1日「真の子女の日」改称)1961(0515)33双合同祝福聖婚式(韓国)
1962(0604)72双合同祝福聖婚式(韓国)
1963(0724)124双合同祝福聖婚式(韓国)
1963(0128)「万物の日(天暦5月1日)」宣布(韓国)1994年「真の万物の日」改称1965(0128)第一次世界巡回路程出発
1965(0625)アイゼンハワー元大統領と会見(米国・ペンシルベニア州)
1966(0501)『原理講論』初版出版(韓国)
1968(0101)「神の日」宣布(韓国)(1994年天暦1月1日「真の神の日」に改称)1968(0222)430双合同祝福聖婚式(韓国)
1969(0202)第二次世界巡回路程出発
1970(1021)777双合同祝福聖婚式(韓国)
1971(1205)第三次世界巡回路程出発
1972(0203)「希望の日」大講演会(米国7大都市)
1973(0601)『統一思想要綱』初版発行(韓国)
1974(0201)文鮮明師、ニクソン米国大統領と会見(米国・ホワイトハウス)
1974(0918)「マジソン・スクエア・ガーデン大会」(米国)
1975(0208)1800双合同祝福聖婚式(韓国)
1975(0607)「救国救世大会」120万人集会(韓国・ヨイド広場)
1975(0920)「統一神学校(UTS)」開校(米国)
1976(0601)「ヤンキースタジアム大会」(米国)
1976(0918)「ワシントン大会」(米国)
1979(0926)文亨進様御聖誕
1982(0517)「ワシントン・タイムズ」発刊(米国)
1982(1014)6000双国際合同祝福結婚式(韓国)
1984(0108)文興進様「世界昇華式」(韓国)
1984(0720)「ダンベリー連邦刑務所収監」(文鮮明師・神山威氏)(米国)
1985(0820)「文鮮明師・ダンベリー刑務所から完全出監」「神と自由のバンケット」(米国)
1988(0917)ソウルオリンピック開幕(~10月2日)
1988(1030)6500双国際合同祝福結婚式(韓国)
1989(0103)「宗族的メシヤ宣布式」(ソウル、漢南洞公館)
1989(0201)韓国『世界日報』発刊
1989(0831)「八定式」制定(米国・アラスカ)
1990(0411)文鮮明師がゴルバチョフ大統領と会談(ソ連モスクワ・クレムリン)1990(0430)「真の父母(メシア)」宣布(韓国)
1991(0701)「七・一節(神様祝福永遠宣布)」(韓国)
1991(0827)『世界経典』発行
1991(0829)「還故郷総動員」宣布(韓国)
1991(1206)文鮮明総裁、金日成主席と単独会談(北朝鮮・金日成公館)
1992(0410)「世界平和女性連合(WFWP)創設大会」(韓国)
1992(0510)「世界女性時代の到来」宣布(韓国)
1992(0825)3万双国際合同祝福結婚式(韓国)
1993(0101)「成約時代到来」宣布
1993(0801)「還故国の日(八・一節)」宣布(米国・アラスカ)
1993(1006)「日本女性幹部特別修練会5万名教育出発(韓国・済州研修院)」
1994(0501)『家庭盟誓』発表
1994(0503)「世界平和統一家庭連合」創立(韓国初代会長・金百弼)
1994(1119)「日本女性幹部16万人教育大勝利」祝賀会(韓国)
1995(0403)新しい希望農場宣言(第一次ジャルジン宣言)」(ブラジル・ジャルジン)1995(0825)36万双国際合同祝福結婚式(ソウル・他)
1996(1101)「世界平和家庭連合定着と蕩減解消」宣布(ウルグアイ)
1997(0715)360万双祝福完遂、4000万双へ拡大
1997(0809)「七・八節」(天地父母天宙安息圏宣布)」(韓国)
1997(0911)「第4次アダム圏時代」宣布(米国)
1997(1129)4000万双国際合同祝福結婚式(ワシントン・他)
1997(1201)「霊界祝福開門」宣布(米国)
1998(0101)日本が「エバ国家」から「母の国」となる
1998(0515)「地獄解放と天国開門」宣布(ブラジル・パンタナール)
1989(0613)3億6000万双第1次国際合同祝福結婚式(米国・ニューヨーク・他)聖人と殺人鬼を同じ立場で祝福・四大聖人(釈迦・孔子・ムハンマド・ソクラテス)等・52億の霊人祝福式を行う
1989(0719)文顕進様、「世界平和統一家庭連合」世界副会長就任(米国)
1989(0807)「第2次ジャルジン宣言」(第2次~第4次・ブラジル)
1989(0821)「第3次ジャルジン宣言」(ブラジル)
1989(0828)「第4次ジャルジン宣言」(ブラジル)
1989(0908)「第5次ジャルジン宣言」(家庭的四・四節)(米国・アラスカ)
1989(1005)「第6次ジャルジン宣言」(総霊界・霊人開放式、全体解放統一式)1999(0107)「復帰摂理完了」宣布(ウルグアイ)
1999(0108)「第7次ジャルジン宣言(天宙的四・四節)-真の祝福天宙化とサタン血統根絶完成解放)宣布」(ウルグアイ)
1999(0211)「真の家庭世界化前進大会」(~0529・韓鶴子女史・世界80都市)
1999(0207)3億6000万双第2次国際合同祝福結婚式(ソウル・他)
1999(0321)サタン完全屈伏の日(ルーシェルが謝罪)
1999(0514) 「天宙解放式」(ブラジル・パンタナール)
2000(0530) 真の父母様東西洋(地球星)勝利祝賀宣布(米国・ベルベディア)
2000(0614) 「真の父母様天宙祝賀」宣布(韓国・ソウル)
2000(0614)文鮮明総裁から韓鶴子女史に表彰牌授与(韓国)
2000(0909) 「九・九節(天地父母天宙統一解放圏)宣布」(韓国)
2000(1024) 「第4次アダム圏時代到来」宣布(米国)
2000(1107) 『天城王臨宮殿』奉献式(韓国)
2000(1212) 「直系7代先祖祝福式」開始(韓国)
2000(1215) 「地上天国出発」宣布(ウルグアイ)
2000(0213)4億双第1次国際合同祝福結婚式(韓国・ソウル、日本女性宣教師の信仰と支援により米国から牧師を中心に2000名参加)
2000(0221) 「兄弟主義時代」宣布(韓国)
2000(0331)文顕進様が「世界原理研究会」の世界会長に就任(米国)
2000(0617) 「海洋還元」宣布(米国、アラスカ)
2000(0624) 「陸地還元」宣布(韓国)
2000(0629) 「天宙還元」宣布(韓国)
2000(0701) 「第4次アダム心情圏還元」宣布(韓国)
2000(0924) 「祝福委譲宣布式」挙行(韓国)
2000(1111) 「父子協助時代」宣言(米国・ハワイ)
2000(1130) 「南米摂理の勝利及び環太平洋摂理時代」宣言(ブラジル)
2000(1201)「神様王権即位式」のための宣布(ブラジル)
2000(1203)「楽園・地獄撤廃と天国入籍宣布の日」宣言(ウルグアイ)
●解明03 『ヨハネの黙示録』七章
⇒「(口語訳・全文)」
●解明03 『ヨハネの黙示録』七章解題
⇒『氏族メシヤ家庭教会時代』の中核摂理は
「再臨主の祝福家庭編成」だった!
●以下に文鮮明師が2001年「神様王権即位式」までに編成した「祝福聖婚式」を示します。(*掲載は主要な聖婚式のみ・陽暦)
1)文鮮明師・韓鶴子女史御聖婚式(1960/4/11)
2)3双合同祝福聖婚式(1960/4/16)
3)33双合同祝福聖婚式(1961/5/15)
4)72双合同祝福聖婚式(1962/6/4)
5)124双合同祝福聖婚式(1963/7/24)
6)430双合同祝福聖婚式(1968/2/22)
7)777双合同祝福聖婚式(1970/10/22)
8)1800双合同祝福聖婚式(1975/2/8)
9)6000双合同祝福聖婚式(1982/10/14)
10)6500双合同祝福聖婚式(1988/10/30)
⇒『八定式』制定(米国・アラスカ)(1989/8/31)
⇒『真の父母(メシヤ)宣布』(1990/4/30)
11)3万双国際合同祝福聖婚式(1992/8/25)
12)36万双国際合同祝福聖婚式(1995/8/25)
13)360万双祝福完遂(1996/7/15)
14)4000万双国際合同祝福聖婚式(1997/11)
15)3億6000万双国際合同祝福聖婚式(1998/6)
16)4億双国際合同祝福聖婚式(2000/2/13)
●解明04 「再臨主の祝福家庭編成」は
「八定式」勝利と「メシヤ宣布」のための条件摂理だった!
1989年の「八定式」制定(米国・アラスカ)は、再臨主としての縦的心情八段階(僕の僕・僕・養子・庶子・実子・母・父母・神)と、横的八段階(個人・家庭・氏族・民族・国家・世界・天宙・神)を勝利奉献したことを意味します。
縦的八段階勝利は「統一原理解明」段階までになされたと理解していましたが、実体子女様ご聖誕以降に勝利確定したとも考えられ、その確定時期は私には分かりません。
一方、横的八段階勝利は、明らかに天宙的段階までの「祝福家庭編成」(6500双・1988年)までに勝利奉献されたと理解することができると思います。
『八定式』制定勝利後、文鮮明師は1990年4月30日に『メシヤ宣布』を行っていることから、神の摂理において、「祝福家庭編成(合同祝福聖婚式)」が如何に、再臨主勝利確定(第一祝福)の条件になったのかが、明確に理解できると思います。
●解明05 「黙示録七章」の主題は、
「祝福家庭編成」勝利による、『栄光の再臨主』勝利確定であった!
1この後、わたしは四人の御使が地の四すみに立っているのを見た。彼らは地の四方の風をひき止めて、地にも海にもすべての木にも、吹きつけないようにしていた。 2また、もうひとりの御使が、生ける神の印を持って、日の出る方から上って来るのを見た。彼は地と海とをそこなう権威を授かっている四人の御使にむかって、大声で叫んで言った、 3「わたしたちの神の僕らの額に、わたしたちが印をおしてしまうまでは、地と海と木とをそこなってはならない」。 4わたしは印をおされた者の数を聞いたが、イスラエルの子らのすべての部族のうち、印をおされた者は十四万四千人であった。
5ユダの部族のうち、一万二千人が印をおされ、
ルベンの部族のうち、一万二千人、
ガドの部族のうち、一万二千人、
6アセルの部族のうち、一万二千人、
ナフタリ部族のうち、一万二千人、
マナセの部族のうち、一万二千人、
7シメオンの部族のうち、一万二千人、
レビの部族のうち、一万二千人、
イサカルの部族のうち、一万二千人、
8ゼブルンの部族のうち、一万二千人、
ヨセフの部族のうち、一万二千人、
ベニヤミンの部族のうち、
一万二千人が印をおされた。
9その後、わたしが見ていると、見よ、あらゆる国民、部族、民族、国語のうちから、数えきれないほどの大ぜいの群衆が、白い衣を身にまとい、しゅろの枝を手に持って、御座と小羊との前に立ち、 10大声で叫んで言った、
「救は、御座にいますわれらの神と小羊からきたる」。
11御使たちはみな、御座と長老たちと四つの生き物とのまわりに立っていたが、御座の前にひれ伏し、神を拝して言った、
12「アァメン、さんび、栄光、知恵、感謝、ほまれ、力、勢いが、世々限りなく、われらの神にあるように、アァメン」。
13長老たちのひとりが、わたしにむかって言った、「この白い衣を身にまとっている人々は、だれか。また、どこからきたのか」。 14わたしは彼に答えた、「わたしの主よ、それはあなたがご存じです」。すると、彼はわたしに言った、「彼らは大きな患難をとおってきた人たちであって、その衣を小羊の血で洗い、それを白くしたのである。 15それだから彼らは、神の御座の前におり、昼も夜もその聖所で神に仕えているのである。御座にいますかたは、彼らの上に幕屋を張って共に住まわれるであろう。 16彼らは、もはや飢えることがなく、かわくこともない。太陽も炎暑も、彼らを侵すことはない。 17御座の正面にいます小羊は彼らの牧者となって、いのちの水の泉に導いて下さるであろう。また神は、彼らの目から涙をことごとくぬぐいとって下さるであろう」。
(黙示録7章1~17節)
『氏族メシヤ家庭教会時代1960~2000』を摂理的に解明する二つの軸があります。
●第一の軸 ⇒ 『祝福家庭編成』 ⇒(再臨主・勝利確定)
●第二の軸 ⇒ 『神の祖国』(韓半島南北統一)⇒(38度線は休戦ライン・未成就)
第一の軸は『祝福家庭編成』で、神の摂理的最大の関心事は、まさにここにあったのです。したがって、ヨハネの黙示録第七章の内容が、「祝福家庭編成(印をおされた者が十四万四千人)」であったのです!
一方、成約摂理史の中の文鮮明師が行った主要行事(ニクソン、ゴルバチョフ、金日成会談)は、『神の祖国』(韓半島南北統一)成就に向けた布石であったと理解できるのです。しかし、結論から申しますと、1995年の統一プログラムは成就出来ませんでした。そこで蕩減摂理としての南米摂理に移行したと理解できるのです。
●おわりに
黙示録七章は、成約聖徒にとりまして、とても大切な章であることが分かります。
再臨主・文鮮明師は、「十四万四千の印をおされた者」を勝利奉献し、「勝利した再臨主」として自らの歴史的な使命を完遂したわけです。
韓鶴子総裁の「再臨主のしっぽ問題」の主張は、罪悪の根源問題を解決する第三アダムとしての使命を理解できず、真の母の位置を自ら離脱してしまった逆主管の姿にすぎません。
黙示録第七章の結論は、祝福家庭編成は、『栄光の再臨主』勝利確定のための条件祝福であったのであり、神が準備した選民圏(クリスチャン)ではなく、路傍から呼び集められた異邦人の群れであることを、謙虚に悟らなければならないのです!
祈り。アージュ!
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おおくの成約聖徒に真実が届けられますように!
祈り。アージュ!