●はじめに
成約摂理の三次摂理について最初に解説致します。
○第一次天宙的カナン復帰摂理 ⇒ 『日帝及び基督教迫害時代1920~1960』
○第二次天宙的カナン復帰摂理 ⇒ 『氏族メシヤ家庭教会時代1960~2000』
(世界基督教統一神霊協会摂理) 『天宙平和統一王国時代2001~2012』
○第三次天宙的カナン復帰摂理 ⇒ 『天地王権分立時代2012~2016』
(世界平和統一聖殿摂理) 『真の母捕虜及び復帰時代2016~2018』
『三大王権完成準備時代2018~2022』
『新天新地千年王国時代2023~』
今年は2024年でありますから、文鮮明師聖誕から104年経過する年で、本来の再臨主生涯路程を完結奉献するときなのであります。
さて、本日の講義は『天地王権分立時代』(黙示録第9章~第11章)です。
この三つの章の中で、第11章は幕間劇『二人の証人の昇天』という重要な章です。
○第11章の幕間劇について解説します。
イエス・キリストが伝えた黙示は、全体的なトーンとしてはあまりにも象徴的な表現で構成されておりまして、それを実際の摂理的事象や摂理的人物に置き換えるにあたり、具体的な根拠に欠けるきらいがあります。
その中にありまして、既成基督教会解釈においても、「幕間劇」として、その章だけで一つの完結劇(表現が具体的で完結ストーリー構成となっている)の章が二つあります。それが第11章と第12章なのです。
第9章~第11章は『天地王権分立時代』の内容ですが、第11章が「幕間劇」として後から挿入された関係で、時系列がこの章のみさかのぼっていることに留意が必要です。
それでは、具体的な解説に入ります。
●解明01 『天地王権分立時代・2012~2016』
⇒「成約時代の摂理的同時性」と「ヨハネの黙示録」対照図
●解明02 『天地王権分立時代・20012~2016』
⇒「成約摂理略年表一覧」
2012(0903)文鮮明総裁天宙聖和(午前1時54分、韓国・清心国際病院)
2012(0915)「文鮮明天地人真の父母天宙聖和式」(韓国・清心平和ワールドセンター)
⇒(黙示ポイント01『文鮮明師の天宙聖和式』)
2013(0210)韓鶴子女史、「真の神の日」を「天の父母様日」、家庭盟誓の「神様」を「天の父母様」に変更
2012(0222)偽りの「基元節」(韓国・清平ワールドセンター)韓鶴子女史の「天一国即位式」と、偽りの聖酒と偽りの聖婚問答による「入籍祝福式」が行われ、その場に参加した祝福家庭が堕落圏に落ちる
⇒(黙示ポイント02『偽りの基元節』)
2012(0223)米国統一教理事会、文亨進米国総会長を解任
⇒(黙示ポイント03『二人の証人改革』)
2012(0302)文亨進二代王様、米国のペンシルベニヤで礼拝を始められる
2012(0323)統一財団理事会、文国進理事長を解任
2012(0501)「世界平和統一聖殿」登録(米国・デラウェア州)、以後、2015年1月18日「沈黙を破って」まで、文亨進二代王様と文国進監察総監様の御家庭は米国・ペンシルベニアにて荒野特別精誠期間を歩まれる
2015(0118)文亨進二代王様の説教「沈黙を破って」(米国)
⇒(黙示ポイント04『沈黙を破って』宣布)
2015(0421)「真のお父様の権威の下に戻る祝福式」開始(米国)
2015(0830)「文亨進二代王戴冠式」文国進様が文亨進様に王冠を被せてさしあげる(米国)
⇒(黙示ポイント05『真の基元節』)
2015(0830)「真のお父様の権威の下に戻るための777双祝福式」(米国)
2015(0830)「天一国権利章典」宣布(米国)
2015(1011)「天一国合衆国憲法」宣布(米国)
⇒(黙示ポイント06『天一国合衆国憲法』)
2015(1206)「210代先祖解怨式及び先祖祝福式」「先祖解怨宣言」・「神様の王権契約宣言」
2016(0213)「2100双祝福式」(米国)世界3000双祝福家庭到達、以後、さらに4300双祝福を目指す
⇒(黙示ポイント07『新しい選民圏編成』)
●解明03 『天地王権分立時代・2012~2016』
⇒「重要摂理項目と黙示ポイント」
『第五の御使が、ラッパを吹き鳴らした。するとわたしは、一つの星が天から地に落ちて来るのを見た。』(黙示録9章1節)
○『額に神の印がない人たち(9章4節)』
⇒再臨主の聖和の際に、背信した家庭連合幹部たちを示します。
○『五か月のあいだ苦しめることだけが許された(9章5節)』
⇒文鮮明師の聖和から基元節の間は約5ヶ月でした。
文鮮明師の突然の聖和の知らせが、基元節目前であったことに驚いた信徒のみなさまは多いと思います。
そのとき、家庭連合本部から聖和の公式的なコメントは、ついに公表されませんでした。それもそのはず、祝福家庭や側近幹部の多くの背信の罪が、『文鮮明天地人真の父母天宙聖和式』背景に存在したのです。
私たちはその事実を悟り、深く悔い改めなければならないのです。
『第六の御使が、ラッパを吹き鳴らした。』(黙示録9章13節)
○『偽りの基元節』
⇒2013年2月22日(天暦1月13日)清平平和ワールドセンターにて、韓鶴子総裁が単独主礼を務めた式典とその聖婚式。
○『偶像を崇拝してやめようとしなかった』(9章20節)
○『彼らは、その犯した殺人や、まじないや、不品行や、盗みを悔い改めようとしなかった』(9章21節)
⇒このようなきびしい記述も見られます。
『そしてわたしは、わたしのふたりの証人に、荒布を着て、千二百六十日のあいだ預言することを許そう」。彼らは、全地の主のみまえに立っている二本のオリブの木、また、二つの燭台である。』(黙示録11章3・4節)
○「二人の証人」とは、文亨進二代王様と文国進監察総監様を示します。
○文国進様は財団理事長として、韓国企業監査をすすめ、日本からの資金援助に頼る韓国企業体質の改善につとめ、責任を果たさない指導者を更迭しました。
○更に文鮮明師から特命を受け、文国進様は、月に数億もの人件費をかかえる肥大化した日本本部体制の適正化をすすめました。
⇒ところが、文亨進様の教会礼拝改革や、文国進様の財務体制の健全化を快く受け入れることができなかった、この世の証人となった公職者は、二人を十字架にかけたのです。
○『彼らの主も、この都で十字架につけられたのである』(11章8節)
⇒「彼らの主」とは、もちろん文鮮明師を示しています。文鮮明師の聖和もまた、本来の願われたものではなく、三代王権を中心にあらたな摂理(第三次天宙的カナン復帰摂理)を出発するための「十字架路程」をあえてゆかれたと理解できるのです。
『わたしは、もうひとりの強い御使が、雲に包まれて、天から降りて来るのを見た。その頭に、にじをいただき、その顔は太陽のようで、その足は火の柱のようであった。彼は、開かれた小さな巻物を手に持っていた。そして、右足を海の上に、左足を地の上に踏みおろして、ししがほえるように大声で叫んだ。彼が叫ぶと、七つの雷がおのおのその声を発した。』(黙示録10章1~3節)
○『もうひとりの強い御使』
⇒「強い御使」とは文亨進様を示します。しかし、なぜ表現が「御使」なのでしょうか。その理由は、文亨進様が2017年9月23日『天地人真の父母様天宙完成祝福聖婚式』により、真の血統後継者の位置を回復されるからです。実際14章1節では「子羊」という表現となり、14章14節には「人の子のような者」となります。
『第七の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、大きな声々が天に起って言った、「この世の国は、われらの主とそのキリストとの国となった。主は世々限りなく支配なさるであろう」。』(黙示録11章15節)
○『真の基元節」とは
⇒2015年8月30日、真の勝利したカインとして文国進監察総監様が、真のアベルとして勝利された文亨進様に王冠を被せてさしあげました(文亨進二代王戴冠式)」。この式典を出発として、神と文鮮明師を中心として、真のカインとアベルが一体化した基準が成立し、文鮮明師聖和からサタン分立の3年路程をへて、『真の基元節(蘇生段階)』が制定されたのです。
○「真の基元節」制定の三段階
1)蘇生段階:
2015年8月30日(天暦:7月17日)
『文亨進二代王戴冠式』(真の父復帰)
2)長成段階:
2017年9月23日(天暦:8月4日)
『天地人真の父母様天宙完成祝福式』(真の父母復帰)
3)完成段階:
2018年2月28日(天暦:1月13日)
『天宙天地人真の父母様天一国生命の書入籍祝福式』(真の子女から真の家庭復帰)
『すると、前に天から聞えてきた声が、またわたしに語って言った、「さあ行って、海と地との上に立っている御使の手に開かれている巻物を、受け取りなさい」。 9そこで、わたしはその御使のもとに行って、「その小さな巻物を下さい」と言った。すると、彼は言った、「取って、それを食べてしまいなさい。あなたの腹には苦いが、口には蜜のように甘い」。』(黙示録10章8・9節)
家庭連合の『天一国憲法』が、あくまでも教会運営のための教会法規であるのに対し、世界平和統一聖殿の『天一国合衆国憲法』は、教会法規ではなく、実体「天一国」のための憲法です。
『その時、「あなたは、もう一度、多くの民族、国民、国語、王たちについて、預言せねばならない」と言う声がした。』(黙示録10章11節)
この聖句は、「第三次天宙的カナン復帰摂理時代」にはいり、家庭連合の「偽りの基元節」に基づく偽りの聖酒から、二代王様御夫妻主礼の正式な祝福式による新たな選民圏へと、すべての成約聖徒は移行しなければならない時であることを示しています。
●おわりに
くれぐれも、成約聖徒のみなさまにお願いしたいことは、イエス・キリストがこの黙示録全編の中でも、「幕間劇」として特別に準備した黙示録第11章・第12章を熟読し、霊的な目で真実をたしかめていただくことです。
黙示録第11章は、二人の証人が、文亨進様と文国進様でることを立証していますし、黙示録第12章では、人類の真の母として姜賢實女史を立てられたことを立証しているからです。
成約聖徒のみなさまが疑問に思う大問題を、既に二千年前に、イエス・キリストはご存じであられたわけです。
私は神とイエス様に心から感謝をささげるものです。
この小論を読んでいただいたみなさまに、神とイエス様、真の御父母様の限りないみ恵みあらんことを祈念いたします。
祈り。アージュ!
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おおくの成約聖徒に真実が届けられますように!
祈り。アージュ!