●はじめに
日韓二世家庭の権興寛さんが主催する「約束の地」YUTUBEサイトから「独生女批判シリーズ」の動画投稿を、「家庭連合の研究」でもたびたび、テキスト配信してきたところであります。
このたび新着動画で「サンクチュアリオンライン教会発足のお知らせ」というLINEメッセージが届き、動画のテキストもいただきましたので、ここに紹介させていただきます。
今回の第Ⅰ回は、動画リンクの紹介とテキスト配信をいたします。次回以降で、このオンライン教会実現に向けた大所高所からの意見を述べさせていただきます。
●「約束の地」YOUTUBEサイトの「サンクチュアリオンライン教会」発足のおしらせリンクは下記より。
●テキストを以下に配信します。
(*ただし、後半のティム・エルダー世界宣教本部長の韓国聖殿での講話内容のテキストはありません。配信テロップでご確認ください)
■「サンクチュアリオンライン教会」発足のおしらせ
現代社会において、ソーシャルメディアは必要不可欠なコミュニケーションの道具として定着しています。個人の日常生活だけでなく、社会全体において影響を与えており、持続的に新しい形態へと進化しています。
現代人はインターネットを利用し、互いに考えや経験を共有し合い、意見を交換することができる対話の通路としています。自身の経験や意見、知識などをテキスト、イメージ、ビデオの形態で表現し、ネットワークで共有することができます。
ソーシャルメディアは、地理的且つ時間的制約無しに、ネットワークを通して自由にコンテンツを生成し配布しています。ソーシャルメディアはマーケティング、政治、教育、文化、宗教など様々な分野において広範囲に影響力を発揮しています。
キリスト教においても、コロナ事態以降、オンラインでの非対面礼拝が拡散しています。食口の数が少なく、礼拝環境が劣悪な我々の統一聖殿においても、オンライン伝道と教育の必要性がより強く求められています。
もちろん、オンライン礼拝に関して批判的な見方もあると思います。また、聖殿の共同体に属している食口達が、特定の時間と空間で直接会い礼拝を捧げ、人格的に交流することはとても重要で特別な意味があると思っています。食口達が直接会って御言を聞き、交流すること自体を不必要だと見てはいけないでしょう。
私はここで、オンライン礼拝とオフライン礼拝の長所と短所を比較しようとしているのではありません。時代的、環境的変化にしたがって、オンライン伝道と礼拝教育の必要性をお話ししているのです。
オンラインシステムは既に全世界に普及されました。これは既に、現代の通信交流の中心位置を占めています。今は部屋に座ってインターネットを通して世界と疎通することができます。新しい変化は一時的なものではなく、これからも継続されるでしょう。
したがって、既存の観念と方法だけでは、新しい未来において落伍者になってしまう可能性があります。二代王様もオンライン伝道の必要性について語られました。
オンライン聖殿を始める目的は三つの機能を果たすためです。
■第一に、オンライン聖殿は家庭連合の食口達の伝道です。
家庭連合では、韓氏オモニの独生女論が真のお父様の正統性を冒涜しているということに気づく人が沢山います。しかし彼らのほとんどはすぐに決断できずにいます。それは家族問題や公職、企業体にいる人にとっては生計に繋がっているからです。彼らは真のお父様の代身者、相続者の事が気になっても、情報が遮断されていたり、家族や教会の同僚の目を気にして、権威圏の食口と接触することを恐れているのです。
オンライン聖殿はこのような人々にとって、三代王権についての情報と摂理を個人的に接することができる通路になるでしょう。
家庭連合の上位下達式の支配構造と献金の強要、独生女の偶像崇拝に嫌悪感を感じ、信仰を離れた家庭や子供たちに、三代王権が立てられた天一国の伝統と教育を紹介します。彼らが真のお父様の摂理が実体的に三代王権と連結され、成されているという事実に気づく時、聖霊の導きによって権威圏に戻ってくることができると思っています。
■第二に、キリスト教徒に原理を紹介します。
キリスト教徒たちは、自分が属している教会の牧師たちやインターネットに飛び交う異端論理をそのまま受け入れ、真のお父様に対する真実に近づくことができずにいます。原理は創造-堕落-復帰摂理に対する体系的な神学を教えてくれますが、キリスト教徒は原理という用語自体に拒否感を持っており、アレルギー反応を起こす人もたくさんいます。
キリスト教信仰を持った人に、文信俊様の「The Advent」や短い原理映像を翻訳して紹介し、「Q&A」活動を通じて持続的な出会いの場を用意していくつもりです。
■第三に、聖殿の二世と青年達に必要な教育資料を提供します。
現在、韓国と日本の聖殿では、政治活動に多くの重点を置いて活動しています。彼らは救国の信念を持ち、左派団体と熾烈に戦う一方、社会的、政治的影響力を持つために、路上で大衆を相手に組織的な活動を行っています。
私は蕩減時代を経てきた一世代と天一国を創建する青年世代には、目的と方法に置いて沢山の相違点があると考えます。したがって、青年達が一世代の路上政治活動に動員され、一世代活動の同伴者や継承者へと成長することを願っていません。
オンライン聖殿の目標は、二代王様の教育と訓練を通じて、天一国文化を主導する青年指導者へと成長させることです。青年達はこれから文信俊三代王に仕えて、天一国を創建する主役にならなければなりません。
我々の青年達が一世の活動に動員され、一世の価値観と活動を反覆することになれば、それだけ天一国の創建は遅れることになります。
一世の親世代は、真のお父様に仕えて蕩減の道を歩みました。み旨のために個人と家庭を犠牲にして荒野時代を開拓して来ました。彼らにとっては犠牲が美徳であったし、み旨のための献身が強調されました。しかし今は、真のお父様と三代王権の勝利により、解放釈放時代を開いて下さいました。
青年は実体の天一国を建てる主人公であり、天一国憲法による生活を定着させなければなりません。真のお父様が解放釈放時代を開いて下さったにもかかわらず、青年達はいまだに蕩減時代を生きているのであれば、三代王権の新しい摂理についていけず荒野で落伍者へと転落するでしょう。
一世の親世代と青年世代間の摂理的使命が異なるということは二世代間の葛藤を意味するのではありません。ただ、親世代と青年世代は時代によって摂理的に要求される信仰観に違いがあるだけです。
そして今日、青年達が三代王権の前に立っているということは、親世代の方々が多くの混乱の中でも、同僚から見捨てられながらも、三代王権に従って荒野に出て来たからです。したがって、青年の皆さんは、親世代が子供の成長過程に訓育の方法で失敗があったとしても、彼らを理解しなければなりません。
皆さんは新しい天一国の文化と伝統を樹立していけばいいのです。
真のお父様に仕えて蕩減復帰の路程に参加した一世達は、これから三代王権に仕えて実体の天一国を建設する二世達を激励して協助するでしょう。
イエス様は「新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れるべきである」と仰いました。(マルコ 2/22) 当時、ユダヤ人達は律法に対する厳しい解釈と伝統だけに固執しました。結果的に彼らは、イエス様を迫害し十字架にかけて殺害しました。
新しい摂理は古い慣習と形式には入れられないということを言っています。これは新しい摂理で要求される価値観や信仰観を逃すと落伍者になる可能性があるということです。
したがって、天一国創建のためには、天一国憲法を中心として、多様な分野において変化と改革を主導していく青年指導者を養成しなければなりません。
私は皆さんのお子さんが、テネシー清平のキングダムアカデミー教育を受けることをお勧めします。
しかし、その気はあるけれど各自の事情により、現実的に実行に移すことが難しい家庭もあります。成長する青少年は周囲の環境から多くの影響を受けます。そのため、青年達が世の中と親しく過ごせば信仰を失いやすいのです。
中心から遠くにいると自然と関係性は弱くなります。中心の近くにいると直接関係性が築けて心情的に繋がります。したがって、常に摂理の中心と近くにいなければなりません。
キングダムアカデミー修了者達は教育を受ける前と後の信仰観と人生観、生活態度において大きな変化が見られます。生命(いのち)の書入籍祝福を受けた家庭の子供達は、三代王権の文化と伝統を受け継がなければなりません。
オンライン聖殿では、キングダムアカデミー修了で終わるのではなく、青年小グループ活動を実施し、持続的に新しい情報と教育資料を提供し、専門青年指導者を養成する計画です。 また、所属問題に関しては、既存の権威圏の祝福家庭がオンライン聖殿へと所属を移すように誘導するのは望ましくないと考えます。
下の石を抜いて、上に置く方法は発展がありません。内部の人を引き抜くことは分裂と葛藤を追求することに他なりません。
オンライン聖殿の伝道対象は、家庭連合の食口達と休眠状態にいる青年達です。
権威圏の家庭は所属聖殿で活動しながら、オンラインを通して必要な情報をお受け取りください。しかし自由と責任の時代なので、本人がどこを選択するかを私たちが決めることはできません。本人の判断と選択を尊重致します。
オンライン聖殿に関心のある方のために礼拝の内容と小グループ活動を紹介します。
■(日曜礼拝の御言)
①二代王様の水曜礼拝の映像の中で一部を翻訳して毎週視聴
②真のお父様の御言を翻訳して毎週訓読
③テネシー清平の情報映像を翻訳して毎週視聴
④二代王妃様の特別講義や食口達に必要な映像の翻訳
⑤文信俊三代王様の「The Advent」の映像を翻訳
⑥権寧畢(クォンヨンピル)教授の「約束の地」の映像を翻訳
■(小グループ活動)
①毎週青年活動及び交流のためのズームミーティングをする。
②一世指導者と青年間のズーム会議を月1回行う。
③聖書勉強、父母教育、子女教育、夫婦教育など小グループ指導者教育を実施する。
④キングダムアカデミーの修了者、期別小グループを作り相互交流の通路を設ける。
■(教育)
①キリスト教弁証論及び原理弁証論の教育
②天一国憲法教育
③鉄杖摂理教育
④個人体力訓練及び訓練日誌の作成発表
⑤個人相談及びグループ相談
■(青年ズームミーティング)
①青年会議を通して民主的な手順により政策の方向性と活動を決める。
今後、多くの関心とご指導をよろしくお願い致します。
以上です。ありがとうございます。
●おわりに
まずは、突風吹きすさぶ荒天の中「サンクチュアリオンライン教会」を発足し、キリストの一筋の麗明をたよりに、先の見えない船出を決断した権興寛さんをはじめとする青年リーダーたちに敬意を表したい。
神と真の父母様、三大王権の恵みと祝福あらんことを切実に祈る。
あたらしい道のチャレンジャーが、誤解と偏見、摩擦と迫害を受けるのは、復帰の原則から避け得ぬことである。
上記の趣旨文から、一世指導者たちは、謙虚に多くを学び、悟らなければならないことも多いであろう。
時代はもはや二世時代であることは、論を待たない。
神のみ旨に責任を持ち、具体的に三大王権をささえんとする二世指導者が現れたることを、神も真の御父母様、三大王権も喜んでいることであろう。
しかしながら、神のみ旨は、理念でも念仏でもない。堂々と具体的にその成果を示さなければなるまい。
本当の正念場はこれから始まるのである。
祈り。アージュ!
●この記事がたくさんの人が見れるように
クリック支援をお願いします。
おおくの成約聖徒に真実が届けられますように!
祈り。アージュ!