前略 田中富弘会長殿。
旧約聖書の歴史に明らかなように、日本家庭連合は王妃イゼベルから離れ、バアルの祭壇を粉砕されますことを切にお願い致します。
内的刷新なくば、外的粛清があるのみです。
日本家庭連合信徒を路頭に迷わすことなきよう、真実の道にお導き下さりますよう切にお祈り申し上げます。
祈り。
●はじめに
聖書歴史は、すべて立証しているのであります。
異邦の神に、香を焚き犠牲を捧げる民を、神は処断せざるを得ないのであります。
金栄輝会長が主張するとおり、「独生女論」は、家庭連合を堕落させる「サタンの経典」で異邦の神であります。
現在建設されている「天苑宮」は異邦の神バアルの祭壇であり、悪魔に香を焚き、祭物を捧げることに他なりません。
唯一なる神は、このような背信を断じて赦さないのであります。
預言者の内的刷新に応じなければ、外的刷新で滅びる他ないのであります。
以下に示す王妃イゼベルの姿は、韓国家庭連合本部の末路を暗示しております。
●王妃イゼベルの末路
列王記によれば、イゼベルはフェニキア人で、イスラエル王アハブの后であります。
イゼベルはイスラエル(ユダヤ)人にとって異教であるバアル信仰をイスラエルの宮廷に導入し、ユダヤ教の預言者たちを迫害したのであります。預言者の一人エリヤが偶像神バアルとアシェラの預言者たちと対決してこれを倒すと、イゼベルは以下のように述べてエリヤを殺そうとしたのであります。
「もしわたしが、あすの今ごろ、あなたの命をあの人々のひとりの命のようにしていないならば、神々がどんなにでも、わたしを罰してくださるように」。(列王紀上19章2節)
アハブ王の死後、ヨラム王およびアハズヤ王の時代も権力を握っていたイゼベルでしたが、ヨシャファトの子イエフが反乱を起こしてヨラムとアハズヤを殺害すると、イゼベルは宦官数人に見限られて城門から突き落とされ、馬で踏まれた上に犬に食いちぎられるという非業の死を遂げたのであります(列王記下9章)。
これはナボトという男のぶどう畑を望んだイゼベルが、不当にそれを奪ってナボトを死に追いやったことの報いであり、エリヤの予言したとおりの結末であったと聖書は書いているのであります。このクーデターは紀元前842年頃と考えられております。
新約聖書『ヨハネの黙示録』のなかでは、イゼベルの名はある教会のなかの「大淫婦バビロン」、教会への敵対者として現れるのであります。