「家庭連合」の研究

すべての成約聖徒は三代王権に帰りましょう!

●真の父母は、ユダヤ教・基督教の伝統の基に使命を果たされます。「聖書」と「原理講論」に帰り、成約聖徒としての使命を全うしましょう!

連載第6回「成約聖徒のためのヨハネの黙示録解明」第二章第三章「七つの教会」その2

「七つの教会への手紙」は7+1の「象徴的絵」を示しています。

 

はじめに

 前回連載5回で、「七つの教会」の手紙が、本幕「ヨハネの黙示録」全体のあらすじを示す天使によるナレーションなのだということを示しました。

 摂理的同時性の6つの時代区分が、「ヨハネの黙示録」の内容を解明する「アウトライン」であろうことは、本文との整合性検証で明らかになります。


●解明01
第一の教会「エペソ教会
⇒「日帝及び基督教迫害時代」(40年)

 

2:1エペソにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。
『右の手に七つの星を持つ者、七つの金の燭台の間を歩く者が、次のように言われる。 

2:2わたしは、あなたのわざと労苦と忍耐とを知っている。また、あなたが、悪い者たちをゆるしておくことができず、使徒と自称してはいるが、その実、使徒でない者たちをためしてみて、にせ者であると見抜いたことも、知っている。 

2:3あなたは忍耐をし続け、わたしの名のために忍びとおして、弱り果てることがなかった。 

2:4しかし、あなたに対して責むべきことがある。あなたは初めの愛から離れてしまった。 

2:5そこで、あなたはどこから落ちたかを思い起し、悔い改めて初めのわざを行いなさい。もし、そうしないで悔い改めなければ、わたしはあなたのところにきて、あなたの燭台をその場所から取りのけよう。 

2:6しかし、こういうことはある、あなたはニコライ宗の人々のわざを憎んでおり、わたしもそれを憎んでいる。 

2:7耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい。勝利を得る者には、神のパラダイスにあるいのちの木の実を食べることをゆるそう』。

 


●【エペソ教会
⇒第一の教会である「エペソ教会」は、新約時代の摂理的同時性区分『ローマ帝国迫害時代』及び成約時代の摂理的同時性区分『日帝及び基督教迫害時代(1920~1960)』を象徴します。

●【使徒と自称し使徒でない者
⇒『日帝及び基督教迫害時代』:日帝の神社参拝を受けいれ迎合したカイン側の基督教指導者たちを示します。

初めの愛から離れてしまった
⇒『日帝及び基督教迫害時代』:文鮮明師を一旦は再臨主として信じ侍りながら、結局背信してしまった、韓半島基督教指導者の姿を示します。


いのちの木「象徴の絵①」
⇒「完成した創造本然のアダム」「第一祝福完成者」を意します。ここにこの聖句があるのは、『日帝及び基督教迫害時代』における再臨主の使命が、「第一祝福」の成就にあったことを象徴的に示しています。


命の木は個性完成されたアダム(メシヤ)を意味します。

いのちの木の「象徴の絵」は文鮮明師である

 

●解明02
第二の教会「スミルナ教会
⇒「氏族メシヤ家庭教会時代」(40年)

2:8スミルナにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。
『初めであり、終りである者、死んだことはあるが生き返った者が、次のように言われる。 

2:9わたしは、あなたの苦難や、貧しさを知っている(しかし実際は、あなたは富んでいるのだ)。また、ユダヤ人と自称してはいるが、その実ユダヤ人でなくてサタンの会堂に属する者たちにそしられていることも、わたしは知っている。 

2:10あなたの受けようとする苦しみを恐れてはならない。見よ、悪魔が、あなたがたのうちのある者をためすために、獄に入れようとしている。あなたがたは十日の間、苦難にあうであろう。死に至るまで忠実であれ。そうすれば、いのちの冠を与えよう。 

2:11耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい。勝利を得る者は、第二の死によって滅ぼされることはない』。

 

●【スミルナ教会
⇒第二の教会である「スミルナ教会」は、新約時代の摂理的同時性区分『教区長制基督教会時代』及び、成約時代の摂理的同時性区分『氏族メシヤ家庭教会時代(1960~2000)』を象徴します。


【悪魔が、あなたがたのうちのある者をためすために、獄に入れようとしている】
「象徴の絵」②

⇒これは、文鮮明師がダンベリー刑務所に収監(1984.7.20~1985.8.20)されたことを預言しています。

 文鮮明師の収監は、公式的には「日帝及び基督教迫害時代(1920~1960)」に5度、それに対して、「氏族メシヤ家庭教会時代(1960~2000)」にはわずかに1度だけです。その1度が、米国コネチカット州ダンベリー刑務所収監なのです。

 

ダンベリー刑務所で神山威氏とともに

 

●【第二の死】

キリスト教では、第二の死を、死者の復活から閉め出されることを意味するが、原理的には、第一の死が「肉身の死」であり、第二の死は神の光を避けて自ら地獄に行く「霊的な死」を意味する。

 

 

●解明03
第三の教会「ペルガモ教会
⇒「天宙平和統一王国時代」(12年)

2:12ペルガモにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。
『鋭いもろ刃のつるぎを持っているかたが、次のように言われる。 

2:13わたしはあなたの住んでいる所を知っている。そこにはサタンの座がある。あなたは、わたしの名を堅く持ちつづけ、わたしの忠実な証人アンテパスがサタンの住んでいるあなたがたの所で殺された時でさえ、わたしに対する信仰を捨てなかった。 

2:14しかし、あなたに対して責むべきことが、少しばかりある。あなたがたの中には、現にバラムの教を奉じている者があ
る。バラムは、ラクに教え込みイスラエルの子らの前に、つまずきになるものを置かせて、偶像にささげたものを食べさせ、また不品行をさせたのである。

2:15同じように、あなたがたの中には、ニコライ宗の教を奉じている者もいる。 

2:16だから、悔い改めなさい。そうしないと、わたしはすぐにあなたのところに行き、わたしの口のつるぎをもって彼らと戦おう。 

2:17耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい。勝利を得る者には、隠されているマナを与えよう。また、白い石を与えよう。この石の上には、これを受ける者のほかだれも知らない新しい名が書いてある』。

 

 

ペルガモ教会
⇒第三の教会である「ペルガモ教会」は、新約時代の摂理的同時性区分『キリスト王国時代』及び成約時代の摂理的同時性区分『天宙平和統一王国時代(2001~2012.9)』を象徴します。

 

【サタンの座】⇒「象徴の絵」③
サタンの座は、公金を横領してしまい、再臨主・文鮮明師に背信した金孝南訓母が主管していた清平修練苑を預言しています。

 

 

新しい門の「フクロウ」はモレクの神で偶像崇拝神の象徴である。

 

バラムの教】【ニコライ宗
⇒「バラムの教」は、偶像崇拝の先導者を意味します。
これは、金孝南訓母や清平修練苑が偶像崇拝と不品行などで腐敗し、聖徒たちを惑わすことを預言しています。

 

白い石を与えよう
⇒石はキリストを意味します。白い石はキリストから賜る「祝福」を意味しています。

 

新しい名
⇒「いのちの木」(2・7)としてこられる再臨のメシヤのお名前が「イエス・キリスト」ではなく文鮮明」という 新しい御名だという意味です。「新しい名」はヒラデルヒヤ教会へのメッセージの3・12にも記録されています。

 

 

●解明04
第四の教会「テアテラ教会
⇒4)「天地王権分立時代」(4年)

 

2:18テアテラにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。『燃える炎のような目と光り輝くしんちゅうのような足とを持った神の子が、次のように言われる。

2:19わたしは、あなたのわざと、あなたの愛と信仰と奉仕と忍耐とを知っている。また、あなたの後のわざが、初めのよりもまさっていることを知っている。

2:20しかし、あなたに対して責むべきことがある。あなたは、あのイゼベルという女を、そのなすがままにさせている。この女は女預言者と自称し、わたしの僕たちを教え、惑わして、不品行をさせ、偶像にささげたものを食べさせている。

2:21わたしは、この女に悔い改めるおりを与えたが、悔い改めてその不品行をやめようとはしない

2:22見よ、わたしはこの女を病の床に投げ入れる。この女と姦淫する者をも、悔い改めて彼女のわざから離れなければ、大きな患難の中に投げ入れる。

2:23また、この女の子供たちをも打ち殺そう。こうしてすべての教会は、わたしが人の心の奥底までも探り知る者であることを悟るであろう。そしてわたしは、あなたがたひとりびとりのわざに応じて報いよう。

2:24また、テアテラにいるほかの人たちで、まだあの女の教を受けておらず、サタンの、いわゆる「深み」を知らないあなたがたに言う。わたしは別にほかの重荷を、あなたがたに負わせることはしない。

2:25ただ、わたしが来る時まで、自分の持っているものを堅く保っていなさい。

2:26勝利を得る者、わたしのわざを最後まで持ち続ける者には、諸国民を支配する権威を授ける。

2:27彼は鉄のつえをもって、ちょうど土の器を砕くように、彼らを治めるであろう。それは、わたし自身が父から権威を受けて治めるのと同様である。

2:28わたしはまた、彼に明けの明星を与える。 2:29耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい』。

 

●「アララテ教会
⇒第四の教会である「アララテ教会」は、新約時代の摂理的同時性区分『東西王朝分立時代』及び成約時代の摂理的同時性区分『天地王権分立時代(2012.9~2016.8)』を象徴します。
 再臨主の三大王権への勝利相続のための十字架に続き、天の三大王権への迫害が続き、文亨進二代王様と文国進監察総監様のご家庭は「継続した犠牲」の道を行かれました。

【イゼベルという女】⇒「象徴の絵」④-1
⇒「イゼベル」は「天地王権分立時代」に、再臨主とその血統後継者・文亨進二代王様に背信してしまった韓鶴子総裁のことを預言しています。

 

旧約聖書の列王記に登場する古代イスラエルの王妃。イザベル。偶像崇拝をすすめた悪女として名高い。



偽りの基元節における韓鶴子女史の姿



【私はこの女に悔い改めるおりを与えたが、悔い改めてその不品行をやめようとしない】
⇒神は韓鶴子女史に対し悔いあらためる猶予期間をお与えになったことが分かります。
この期間が、文鮮明師が聖和されたあとの「天地王権分立時代」(2012~2016年)の4年間でした。このときに韓鶴子女史が天の三大王権に侍り、従うべきでしたが、またっく反対の背信の道を行ってしまうことへの預言です。


●【鉄のつえ】「象徴の絵」④-2
 ⇒黙示録には三度「鉄のつえ」が示される。これは以下の三
 大王権の権能を表します。
 ●第一の鉄のつえ( 2・27)⇒「再臨主文鮮明師」の権能
 ●第二の鉄のつえ(12・ 5)⇒「文亨進二代王」の権能
 ●第三の鉄のつえ(19・15)⇒「文信俊三代王」の権能
 ⇒また、この聖句(2・27)は「天地王権分立時代」に該当しますから、文亨進二代王様 によって「鉄の杖摂理」が開始されることをも預言しているのです。
●「鉄のつえ」には両面的な意味があります。性相的な意味は「神のみ言」の剣であり、形状的な意味は、文亨進二代王様が指摘するごとく、地上世界で神の民の自由と血統を自らの責任で守護する「鉄の銃」を意味しているのであります。
● 政府は「天使長」であり、サタン側の天使長は、神の民の自由と血統を侵害しかねません。真のアダムは、天使長の主管を受けてはならず。自らと家族の自由と血統は、自らの責任で守護しなければなりません。その象徴が、まさしく「鉄の杖」(鉄の銃)なのであります。


米国でキリスト教信徒を中心に自由と血統保持のための銃器所持を推進する文亨進様

 

●解明05
第五の教会「サルデス教会
⇒5)「真の母捕虜及び復帰時代」(2年)

3:1サルデスにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。
『神の七つの霊と七つの星とを持つかたが、次のように言われる。わたしはあなたのわざを知っている。すなわち、あなたは、生きているというのは名だけで、実は死んでいる。 

3:2目をさましていて、死にかけている残りの者たちを力づけなさい。わたしは、あなたのわざが、わたしの神のみまえに完全であるとは見ていない。 

3:3だから、あなたが、どのようにして受けたか、また聞いたかを思い起して、それを守りとおし、かつ悔い改めなさい。もし目をさましていないなら、わたしは盗人のように来るであろう。どんな時にあなたのところに来るか、あなたには決してわからない。 

3:4しかし、サルデスにはその衣を汚さない人が、数人いる。彼らは白い衣を着て、わたしと共に歩みを続けるであろう。彼らは、それにふさわしい者である。 

3:5勝利を得る者は、このように白い衣を着せられるのであるわたしは、その名をいのちの書から消すようなことを、決してしない。また、わたしの父と御使たちの前で、その名を言いあらわそう。 

3:6耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい』。


●【サルデス教会
⇒第五の教会である「サルデス教会」 は新約時代の摂理的同時性区分『法王捕虜及び帰還時代』及び成約時代の摂理的同時性区分『真の母捕虜及び復帰時代(2016.9~2018.8)』を象徴しています。
成約時代の『真の母捕虜及び帰還時代』(2016~18年)の2017年1月、姜賢實先生が『天一宮』に入宮され、「家庭連合」から文亨進二代王様ご夫妻の元に復帰されたことは、正に「逃れる者」を象徴する出来事です。

生きているのは名ばかりで死んでいる
⇒これは、統一聖殿に集うことが出来なかった成約信徒たちを示しています。
2017年9月23日に「天地人真の父母様天宙完成祝福聖婚式」挙行により、再び真の父母様が顕現されました。その真の父母様の主管圏内に入る信徒たちは復活して再び生きた人になりますが、統一聖殿に集うことが出来なかった信徒たちは、依然としてサタンの主管圏内に留まり霊的に死んだ人になることを預言しています。

●【衣を汚さない人が数人いる】⇒「象徴の絵」⑤
⇒霊的に死に、文亨進二代王様の基に集うことが出来なかった信徒の中でも、信仰を失っていない人たちが天の三大王権に復帰し、「世界平和統一聖殿」聖徒として、真の祝福家庭として光の道を歩むようになることが預言されています。


自らの信念で米国ペンシルベニヤの文亨進二代王様のもとに帰還される姜賢實女史。

 

勝利を得る者】【勝利者をいのちの書から消さない
⇒姜賢實先生に習い、三大王権に背信した韓鶴子女史や元老と決別し、三大王権の基に復帰することを呼びかける預言です。

 

 

●解明06
第六の教会「ヒラデルヒヤ教会
⇒6)「三代王権完成準備時代」(4年)

 

3:7ヒラデルヒヤにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。
『聖なる者、まことなる者、ダビデのかぎを持つ者、開けばだれにも閉じられることがなく、閉じればだれにも開かれることのない者が、次のように言われる。 

3:8わたしは、あなたのわざを知っている。見よ、わたしは、あなたの前に、だれも閉じることのできない門を開いておいた。なぜなら、あなたには少ししか力がなかったにもかかわらず、わたしの言葉を守り、わたしの名を否まなかったからである

3:9見よ、サタンの会堂に属する者、すなわち、ユダヤ人と自称してはいるが、その実ユダヤ人でなくて、偽る者たちに、こうしよう。見よ、彼らがあなたの足もとにきて平伏するようにし、そして、わたしがあなたを愛していることを、彼らに知らせよう。 

3:10忍耐についてのわたしの言葉をあなたが守ったから、わたしも、地上に住む者たちをためすために、全世界に臨もうとしている試錬の時に、あなたを防ぎ守ろう。 

3:11わたしは、すぐに来る。あなたの冠がだれにも奪われないように、自分の持っているものを堅く守っていなさい。 

3:12勝利を得る者を、わたしの神の聖所における柱にしよう。彼は決して二度と外へ出ることはない。そして彼の上に、わたしの神の御名と、わたしの神の都、すなわち、天とわたしの神のみもとから下ってくる新しいエルサレムの名と、わたしの新しい名とを、書きつけよう。 

3:13耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい』。


ヒラデルヒヤ教会
⇒第六の教会である「ヒラデルヒヤ教会」は、新約時代の摂理的同時性区分『メシヤ再降臨準備時代』及び『三大王権完成準備時代(2018.9~2022.8)』を象徴します。


●【ヒラデルヒヤ(フィラデルフィア)】⇒象徴の絵⑥
⇒この地名の意味する「兄弟愛」は、まさしく成約時代の「三大王権完成準備時代」の文亨進二代王様と文国進監察総監様による真のアベル・カインの一体化を象徴しています。当時、ヒラデルヒヤという町はギリシヤの前哨基地で、ヒラデルヒヤ教会は神の国の前哨基地であり、世界宣教の前哨地でもありました。この当時(テネシー清平聖地 に拠点を移す前まで)、「世界平和統一聖殿」は、文亨進 二代王様ご夫妻を中心に、フィラデルフィアのあるペンシルベニヤ州を拠点として歩んできました。ここが正に神様と三大王権による世界宣教の前哨地だからです。


米国ペンシルベニヤ州ニューファンドランドに設立されたサンクチュアリ教会本部



あなたには少ししか力がなかったにもかかわらず、わたしの言葉を守り、わたしの名を否まなかったからである

文鮮明師の真の血統後継者(二代王)として選任されたにもかかわらず、すべての地位も名誉も財産も破棄し、米国ペンシルベニヤの無人の荒野から再起された文亨進二代王様御夫妻は、真のアベルカイン勝利者である、文国進監察総監ご夫妻の支援の基、2017年9月23日「天地人真の父母様天宙完成祝福聖婚式」が挙行され、真の父母様が再び地上に顕現することができました。

⇒家庭連合の「偽りの基元節」以降の「偽りの聖酒」により一旦はサタン圏に落ちた祝福家庭が、2018年2月28日、「天宙天地人真の父母様天一国生命の書入籍祝福式」を受けるようになりました。「門を開いておいた」とは、このことを預言しています。



●解明07
第七の教会「ラオデキヤ教会
⇒7)「成約時代」全期間の象徴

3:14ラオデキヤにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。
『アァメンたる者、忠実な、まことの証人、神に造られたものの根源であるかたが、次のように言われる。 

3:15わたしはあなたのわざを知っている。あなたは冷たくもなく、熱くもない。むしろ、冷たいか熱いかであってほしい

3:16このように、熱くもなく、冷たくもなく、なまぬるいので、あなたを口から吐き出そう。 

3:17あなたは、自分は富んでいる、豊かになった、なんの不自由もないと言っているが、実は、あなた自身がみじめな者、あわれむべき者、貧しい者、目の見えない者、裸な者であることに気がついていない。 

3:18そこで、あなたに勧める。富む者となるために、わたしから火で精錬された金を買い、また、あなたの裸の恥をさらさないため身に着けるように、白い衣を買いなさい。また、見えるようになるため、目にぬる目薬を買いなさい。 

3:19すべてわたしの愛している者を、わたしはしかったり、懲らしめたりする。だから、熱心になって悔い改めなさい

3:20見よ、わたしは戸の外に立って、たたいている。だれでもわたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしはその中にはいって彼と食を共にし、彼もまたわたしと食を共にするであろう。

3:21勝利を得る者には、わたしと共にわたしの座につかせよう。それはちょうど、わたしが勝利を得てわたしの父と共にその御座についたのと同様である。 

3:22耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい』」。



ラオデキヤ教会
⇒第七の教会である「ラオデキヤ教会」は、再臨主を迎える成約時代(三大王権時代)の『成約摂理的同時性区分全期間』を象徴します。


あなたは冷たくもなく、熱くもない。むしろ、冷たいか熱いかであってほしい。】
⇒この聖句は、まさしく祝福家庭への警告であります。再臨主が「血と汗と涙」の精誠で授けた「祝福」の恩寵は、真の主を証しする「氏族メシヤ」と表裏一体ですが、献金と先祖祝福により、天国入籍の権利を買い取れると誤解してしまった祝福家庭の姿は、神の歎きの対象であります。


●【白い衣を買いなさい】⇒象徴の絵⑦
⇒このメッセージにある「買う」とは、物質的なものではなく、真の愛やみ言、恩恵など、私たちにとって霊的に必要なものを、代価(精誠条件や蕩減条件)を払って買い求めなさいということです。そして、終末になると、神を語る偽りの者たちが横行するので、買い求めるときに、その相手を間違ってはいけないことを警告しています。

祝福式の主礼を務める文亨進二代王様御夫妻



わたしは戸の外に立ってたたいている

⇒再臨主文鮮明師の勝利により恵沢を受け編成された「祝福家庭」ですが、痛ましい韓鶴子女史と「祝福家庭」元老たちの背信により、偽りの聖酒を飲まされ、祝福の権能が剥奪されてしまいました。
 しかし、真のご父母様と文亨進二代王様ご夫妻の精誠によって、「戻る祝福」の恩恵が下賜され、成約聖徒が、本然の「祝福家庭」に立ち戻る道が開かれました。


おわりに

 七つの教会への手紙は、教会の御使いへ送ったという表記があるとおり、実際の手紙でないことは明らかです。

 この「七つの教会」への手紙の中に、終末時代の信徒(成約聖徒)への神からのメッセージが込められているのです。

それが「象徴の絵7+1」なのです。

次回は、ついに第4章で本幕が開きます。

祈り。アージュ


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