「家庭連合」の研究

すべての成約聖徒は三代王権に帰りましょう!

●真の父母は、ユダヤ教・基督教の伝統の基に使命を果たされます。「聖書」と「原理講論」に帰り、成約聖徒としての使命を全うしましょう!

連載09【成約聖徒のコモンセンス】韓鶴子女史【真の母の位置】喪失確定時期の研究

 

●はじめに

家庭連合(天の父母様聖会)の韓鶴子総裁が、いつの時点で【真の母の位置】喪失確定してしまったのかは、復帰摂理修復の視点から大切なポイントとなります。

その際に重要な示唆を与えてくれるのが、真の母として果たすべき使命についての以下の解説スライドです。


第一の視点は(神)「天法(八大教材教本)遵守」であります。
第二の視点は(父)「真のお父様に対する絶対信仰、絶対愛、絶対服従」であります。
第三の視点は(子)「王の裁定で定められた真の血統後継者に侍り従うこと」であります。

それでは、上記の三つの視点をふまえながら、いつの段階で韓鶴子女史が【真の母の位置】を喪失するに至ったのかを検討します。



第一の視点【「文鮮明先生御言選集」改竄指示】の時点
⇒神・夫に対する背信

2012年4月、韓鶴子女史は金孝律氏とソウルの成和社を訪れ、2012年発行の『文鮮明先生御言選集』22巻の改竄(かいざん)を指示します。
この事案は、22巻の改竄前の本と、改竄後の本が同時に存在し、証拠が確定していることから言い逃れができません。
文鮮明師聖和の半年前のこの事案は、神と真のお父様に対しての反逆を確定させたもので、どれほどの心痛をもたらしたかは、想像することすらできません。

⇒2012年7月16日【アベル女性UN創設大会】(韓国・清心平和ワールドセンター)文鮮明師最後の講演における「オモニは私が育てたよ。オモニはいない。文総裁の妻の位置はいません。」という発言につながります。

 

第二の視点【「偽りの基元節」挙行】の時点
⇒神・夫に対する背信

2013年1月13日の基元節は、【偽りの基元節】となりました。
「お母様は基元節までに完成しなければならない」という文鮮明師の御言のもとに、その勝利確定のための大会が2012年に準備されましたが、文鮮明師の認定が得られず大会は流会となり、聖和前に韓鶴子女史の縦的八段階完成は成し遂げられませんでした。結果的に、「完成したアダムと完成したエバの完成級の祝福聖婚式」という基元節の本来の目的は達せられず【偽りの基元節】となってしまいました。
 それどころかその本来の目的を変更し、式典は韓鶴子女史の【独生女就任式】の様相を呈し、家庭連合は天一国開門式典と意義づけてしまったたわけです。

 

第三の視点【「二代王戴冠式」挙行せず】の時点
⇒神・夫・子に対する背信

王権の直系継承の原則から、文鮮明師聖和後すみやかに、文鮮明師が王の裁定で定めた血統後継者である文亨進様を迎えての【二代王戴冠式】を挙行する必要がありました。なぜなら、祝福行事は直系血統後継者のみが夫妻として挙行できると解釈できるからです。本来「畑」である母が単独で「祝福式」を挙行できるはずがありません。

その根拠となるべき、文亨進様の御言は以下の内容です。

文亨進様御言
『皆さんがご存じのように、2007年の天正宮での訓読会のときに、お父様はとても具体的なみ言を語られ、「お母様は2013年6月13日までに自分を完成しなければならない」とおっしゃいました。ところが、この2013年6月13日はお父様が聖和されたあとです。あとなのです! 多くの姦通者たちと天使長たちが、いつも「真の父母は一つだ。お母様とお父様は一つだ」と言いますが、お父様がみ言の中で「お母様は完成していない」とおっしゃったのです。』(文亨進様説教集「沈黙を破って」91頁)


なぜ基元節から5ヶ月後までに完成しなさいと、真のお父様はおっしゃられたのでしょうか。その謎を解く鍵は、【真の父母の完成級の祝福聖婚】をもって、真の御父母様の使命は完遂終了し、二世祝福家庭圏の代表であられる、「真の父母の代身者(文亨進様)」への全権相続(戴冠式)が挙行されると考えるのが原理的に妥当な見解です。たとえ基元節が「偽りの基元節」として挙行されたとしても、母が【二代王戴冠式】を挙行することができたなら、そこから子による母の救済の道は開かれたと考えられるからです。

ところが、文亨進様ヨナ様御夫妻を迎えての【文亨進様二代王戴冠式韓鶴子総裁の主管のもとで挙行されることはありませんでした。
このことは、母としての母子協助の義務を破棄した事案になるわけです。

 

第四の視点【「三大王権完成者相続の為の特別儀式」】挙行の時点
⇒「真の母の位置」喪失の霊的確定

この「三大王権完成者相続の為の特別儀式」は、文亨進様によって2015年5月24日、米国ペンシルベニヤのサンクチュアリ本部協会聖殿で挙行されたものです。

この儀式は、壇上におられる亨進二代王・信俊三代王に対して、母を象徴する李ヨナ様が恭順の意を示す敬拝を捧げるという特別な内容でした。下記映像を参照ください

●「三大王権完成者相続の為の特別儀式」

www.youtube.com

 

●文亨進様の御言
『今ではもうお母様(韓鶴子女史)は、真の母の位置に座ることはできません。そして、新婦の位置に座ることはできません。お父様を神聖冒涜し、お父様を削除、編集した悲惨な道を選択されたからです。天一国の女性の模範にはなれません』(文亨進様説教集「天一国の秩序」104頁)


第五の視点【「天地人真の父母様天宙完成祝福聖婚式」】挙行の時点
⇒「真の母の位置」喪失の実体確定

2017年9月23日、米国サンクチュアリ教会本部聖殿で挙行された【天地人真の父母様天宙完成祝福聖婚式】は、文鮮明師と康賢實女史の完成期の聖婚式挙行です。
家庭連合信徒も、郭グループ(平和家庭協会)信徒も到底受け入れることができないこの聖婚式こそが、韓鶴子女史が【真の母の位置】からの転落したことを決定的に確定させた式典なのです。


●おわりに

私は、家庭連合も家庭平和協会(郭グループ)も、如何に韓鶴子女史が、神と文鮮明師に対して背信行為を確定させたとしても、韓鶴子女史が【真の母の位置】を喪失する可能性の検討すらしない事実を知っております。

「韓国家庭連合元老牧会者会」は『真の母の失敗を指摘することは、お父様の摂理的失敗を指摘するに等しい行為である』と表明しております。
韓鶴子女史を「真の母」として守護することこそが、真のお父様の摂理を守るという究極的なすり替え理論ですね。

あれだけ過激に、韓鶴子女史の御言改竄(かいざん)を糾弾する郭グループも、真の母の位置については、一切言及することはありません。

これはなぜでしょうか。
以下の『ヨハネの黙示録』の聖句(地上の商人)をご御覧ください。

1この後、わたしは、もうひとりの御使が、大いなる権威を持って、天から降りて来るのを見た。地は彼の栄光によって明るくされた。 2彼は力強い声で叫んで言った、「倒れた、大いなるバビロンは倒れた。そして、それは悪魔の住む所、あらゆる汚れた霊の巣くつ、また、あらゆる汚れた憎むべき鳥の巣くつとなった。 3すべての国民は、彼女の姦淫に対する激しい怒りのぶどう酒を飲み、地の王たちは彼女と姦淫を行い、地上の商人たちは、彼女の極度のぜいたくによって富を得たからである」。』(ヨハネの黙示録18章1~3)

結論として、「家庭連合の元老牧会者」は清平聖地の富と地位によって恩恵を受けてきた者たちであり、「郭グループ」も、清平聖地の富と地位の獲得を狙う【地上の商人たち】に他ならなかったのです。

●詳細は以下の『成約聖徒のためのヨハネの黙示録解明』をお読みください。

●「google」で「ヨハネの黙示録解明」と検索下さい。

 

結論として、おおくの成約聖徒から「親不幸者」と嘲笑を受けようとも、実の母を諫め、父への絶対信仰(烈)の精神に立ち戻ることを叫ぶ真の忠孝の息子こそが文亨進様に他ならなかったのです。

祈り。アージュ

 

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連載08【成約聖徒のコモンセンス】神様王権即位式と基元節の根本意義を解明します。

 

●はじめに

成約聖徒の歴史において、重要な摂理的頂点に位置する式典が二つございます。それが2001年1月13日の【神様王権即位式と、2013年1月13日の【基元節】です。

今回は、成約聖徒の歴史上もっとも大切な式典である【神様王権即位式【基元節】、更にそれに引き続き奉献されねばならなかった、直系子女様への王権継承の式典【二代王戴冠式について、簡単なパネルを使用して説明させていただきます。


■【神様王権即位式】の意義

■引用御言01(光言社『神様王権即位式』より)
『神様はついに摂理の終結のために、真の御父母様をお送りになりました。真の御父母様は、生涯をただ神様の解放と人類の救いのために、蕩減復帰の道を歩んでこられました。堕落によって失ってしまった人間と万物を、本然の価値に回復なさり、霊界を解放した基盤の上で、「神様王権即位式」(2001・1・13)を奉献し、神様の王権時代を開かれました。清平の天城旺臨宮殿において、「神様王権即位式」が挙行されることによって、創造本然の新しい秩序が立てられ、善主権の世界が出発しました。一つの時代が過ぎ、永遠の世界が到来するものとして、歴史の中で一回きりの事件でした。』(『神様王権即位式』序文より)

■引用御言02(光言社『神様王権即位式』より)

真の父母がこの地上に来て、偽りの父母のすべての過ちに責任をもち、蕩減の役事を経てその解放を願いながら八段階の勝利の権限を立てました。このようにすることによって、偽りの父母の実践の場となっていたすべてのものを天が引き継ぎ、そして、その勝利圏を中心として真の父母が最高の基準において血統を転換する祝福儀式を通して万国と全天宙を連結させ、その愛の祝福の恩賜によって開放的基盤を連結させました。(『神様王権即位式』163頁)

 

■【神様王権即位式】成立のための条件その1「八定式」の勝利奉献

01)1989年8月31日、アラスカの地で八定式宣布
02)真のお父様の縦的八段階(心情の八段階)は、創造本然の人間の責任分担の原則より、1920+21=1941年時点(東京早稲田で学ばれ「統一原理」解明の時)で、既に勝利していたわけです。
03)真のお父様の横的八段階路程は、祝福家庭編成によって段階的に勝利してこられたことが理解できます。

文鮮明師・韓鶴子女史御聖婚式(1960・4・11)
②3双合同祝福聖婚式(1960・4・16)
③33双合同祝福聖婚式(1961・5・15)
④72双合同祝福聖婚式(1962・6・4)
⑤124双合同祝福聖婚式(1963・7・24)
⑥430双合同祝福聖婚式(1968・2・22)
⑦777双合同祝福聖婚式(1970・10・22)
⑧1800双合同祝福聖婚式(1975・2・8)
⑨6000双国際合同祝福聖婚式(1982・10・14)
⑩6500双国際合同祝福聖婚式(1988・10・30)

⇒【八定式】制定(1989・8・31)(*縦横八段階勝利確定)
⇒【真の父母(メシヤ)宣布】(1990・4・30)

⑪3万双国際合同祝福聖婚式(1992・8・25)
⑫36万双国際合同叔父聖婚式(1995・8・25)
⑬360万双祝福完遂(1996・7・15)
⑭4000万双国際合同祝福聖婚式(1997・11)
⑮3億6000万双国際合同祝福聖婚式(1998・6)
⑯4億双国際合同祝福結婚式(2000・2・13)

⇒2001・1・13 【神様王権即位式】奉献勝利

 

■【神様王権即位式】成立のための条件その2

⇒1999年3月21日「サタン完全屈伏の日(ルーシェルの謝罪)」

 

■【基元節】の意義
⇒完成されたアダム・エバの完成級祝福聖婚式

●引用御言

『その時は特に、天のお父様、夜の神様、昼の神様が結婚する前に、文総裁が3度目の真の父母の結婚式をしなければならないのです。真の父母の結婚式ができませんでした。(中略) 次の「ディデイ(D-day)」の日は、真の父母の3度目の結婚式をするのです。1度目、2度目、2度目までして3度目が最後です。その時は王の神様、真の父母になるので、分かれた夜の神様、昼の神様を……。文龍明が責任を果たせませんでした。文鮮明となって責任を果たし、龍やら獅子やらをすべて捕まえて、独自的な面で天下に君臨できる祝福の日が、次に訪れる「ディデイ(D-day)」に真の父母の名を持つことができる結婚式の日なのです。(2011年天暦10月10日、陽暦11月5日・『統一世界』2011年12月号)』

 

 

■【基元節】の解説

01)【基元節】の意義は、上記御言から、真の父母の三度目の結婚式です。
02)第Ⅰ回目は文鮮明師・韓鶴子女史御聖婚式(1960・4・11)であり、第Ⅱ回目は【天地父母様天一国開門祝福聖婚式】(2003・02・06)です。

*【神様王権即位式】と【基元節】の相関関係は以下のパネルをご参照ください。


03)【神様王権即位式】の奉献条件が、真のお父様(第三アダム)の縦横の八段階路程勝利奉献(八定式)であったように、【基元節】の奉献条件が、真の母の縦的八段階(心情の八段階勝利)であったわけです。次のスライドを参照ください。


04)韓鶴子女史の縦的(心情的)八段階勝利について言及しているお父様の御言がございますので以下に引用します。

■引用御言01
「神様の夫人の座まで育てなければならない。 オモニは責任が3%残っています」)( *韓鶴子女史は御言選集から「全文削除」した。)
『(基元節まで) 4年数ヶ月残っています。この時までオモニが責任を果たせる度数を終えなければ問題が起こるのです。その為に大事に無事に私が責任を全て築いておいたので、オモニも、私が悔しく、当たり散らしたり、拳を挙げて売ったりしない限り全てが解決されます。女を娘として侍って育てて妻を作らなければならず、その次に母を作らなければならず、その次にはお祖母さんを作らなければならず、女王の座まで作らなければなりません。神様の夫人の座まで育てなければなりません。その道は真の父母しか知りません。真の父母だけができる最後の道です。それを誰かに任せることができないので、私が最後までオモニを育ててそのようにしなければなりません。オモニは、断食もしてはいけないと言いました。この訓読会も、朝早く出てくるなと言ったのです。私は1時間過ぎても準備しますが、オモニは寝なさいと言って、何か用があるならば私が準備を全てするのです。私の言葉だけを信じ、絶対信仰・絶対愛・絶対服従で最後まで峠をうまく越えろというのです。峠を97%まで超えたとしても3%が残っています。つまり私が教えることはできないのです。』(文鮮明先生御言選集第607巻 P310 「2009年2月16日」) 

■引用御言02(お母様がどうして神様の夫人の位置に立てるのか)

私たちのオモニはどれほど大胆か分かりません。こうして原理原則を中心として天の国の天法生活に入ると一遍に引っ掛かり得る状況がたくさんあることを知らずに、勝手に生きています。そこに引っ掛からないように私が垣根になってあげて、蘇生時代から国家解放圏までもオモニを保護する責任を今しています。垣根になることは自分の垣根圏と対等な位置でできるのではありません。先生がつくった垣根ができる前はできません。オモニがどうして神様の夫人の位置に立てますか。堕落した女として、どうして真の父母の夫人の位置に立てますか。真なる僕の夫人の位置にすら立てずに追い出されて。それを殺してしまおうとするのにですよ。このような人を捕まえて神様の夫人の位置に立てますか? そのような亡霊のような行動が何処にありますか!』文鮮明先生御言選集第614巻28頁「カインとアベルの戦略」2009年7月12日 天正宮)


05)真のお父様の縦的(心情的)八段階が21年完成であるのに、なぜ韓鶴子女史の縦的八段階にそんなに時間がかかるのかと、疑念に感じる方もいると思います。上記の真のお父様の御言こそが、韓鶴子総裁が基元節(偽りの基元節)以後に主張を始めた【独生女論】が誤りであることの最大の立証です。
韓鶴子女史が自らの主張のように無原罪聖誕であったなら当然21年完成と理解できますが、2013年の基元節までに完成しなさいと命じられたのは、明らかに韓鶴子女史は非原理圏から召命されたからで【独生女(女性メシヤ)】ではないことは明らかです。
06)韓鶴子女史が、基元節までに「神の夫人」の位置を勝利するための具体的方策は、何度か紹介していますが、①「天法遵守」②「真の父への絶対服従」③「真のお父様の代身者への母子協助」となります。以下のパネルをご参照ください。


07)結果的に、韓鶴子女史は天法(文鮮明師の遺言である八大教材教本)を破棄改竄し、文鮮明師の伝統を守護できず、王の裁定で決定された代身者であられる文亨進様に母子協助することなく、米国に追放してしまいました。
08)2013年1月13日に挙行された【基元節】は、韓鶴子総裁の【独生女就任式典】となってしまい、【偽りの基元節】となりました。

 

■実施しなければならなかった【二代王戴冠式】の解説

01)【基元節】は、完成されたアダムとエバの完成級の聖婚式となるはずでした。
02)さらに【基元節】から5ヶ月以内に文亨進様の【二代王就任式】をしなければなりませんでした。以下のパネルを御覧下さい。



03)この5ヶ月という期限の根拠は以下の文亨進様の御言です。

文亨進様御言
『皆さんがご存じのように、2007年の天正宮での訓読会のときに、お父様はとても具体的なみ言を語られ、「お母様は2013年6月13日までに自分を完成しなければならない」とおっしゃいました。ところが、この2013年6月13日はお父様が聖和されたあとです。あとなのです! 多くの姦通者たちと天使長たちが、いつも「真の父母は一つだ。お母様とお父様は一つだ」と言いますが、お父様がみ言の中で「お母様は完成していない」とおっしゃったのです。』(文亨進様説教集「沈黙を破って」91頁)


04)韓鶴子女史が完成するための要件が①「天法遵守(八大教材教本)」②「真のお父様への絶対服従」③「真のお父様の代身者へ侍り従うこと」でした。
その中で最も困難な内容が、③「真のお父様の代身者へ侍り従うこと」であったことが分かります。

 

●おわりに

2000年代となり、清平修練院の摂理(先祖解怨祝福)が日本信徒の支援で大きく発展する中、韓鶴子総裁は、金孝南訓母の入れ知恵で清平聖地を中心とする【天の父母様聖会・清平バチカン化構想】を抱いていたことがわかります。

文鮮明師聖和後、神の願いは、二人の証人(文亨進様文國進様・黙示録11章)をアベルとする直系二世圏子女による天一国統治であったわけです。ところが、韓鶴子総裁は、天一国統治を母の統治として既成事実化するために、【独生女論】を創作し、文鮮明師の自分にとって不都合な御言を削除し、天一国を簒奪(さんだつ)してしまったわけです。

日本家庭連合の宗教法人解散命令は、まさしく、韓鶴子総裁の摂理的失敗を象徴する事件です。

多くの成約聖徒の皆様が、摂理の真実を知り、三代王権を支え参集いただけますように祈念します。祈り。アージュ

 

 

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連載07【成約聖徒のコモンセンス】文鮮明師は韓鶴子女史に天一国統治を委譲したのか?

 

●はじめに

家庭連合(天の父母様聖会)が、韓鶴子女史がアボニム聖和後の天一国統治を委ねられた」と主張する根拠が以下の三点存在します。

01)第一点は、文鮮明師が「お母様は第二教主だ」と語られたみ言の存在。
02)第二点は、2010年から2011年にかけて文鮮明師が巡回講演された「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」で宣布された『真の父母様御夫妻は、最終一体を成して完成、完結、完了』というみ言を宣布。
03)第三点は、文鮮明師聖和前の「文鮮明師最後の祈り」と韓鶴子女史に対する「オンマありがとう!オンマたのんだよ!」という御言。

以下にこの三点を解明してまいります。

 

第一の解明 文鮮明師が語った「お母様は第二教主だ」というみ言

このみ言は、光言社で発行している『真の父母の絶対価値と氏族的メシヤの道』というみ言集が、まさしくこの目的のためにまとめられた本でありますから、そこから引用します。


引用御言01
『真の父母の聖婚から三十年たって女性解放を宣布したというのです。ですから、先生が一人でいても真の父母様の代身であり、お母様が一人でいても真の父母様の代身です。ですから、先生が第一教主、その次に、お母様は第二教主だということです。』(201-126,1990・3・27)

引用御言02
『お母様を中心として皆さんが一体になっていかなければならない時が来ました。もう先生がいなくても、お母様が代わりにできる特権を許諾したというのです。お父様がいないときは、お母様のことを思わなければなりません。そのように理解して、先生の代わりにお母様に侍る心をもち、祈祷もそのようにするのです。今までは先生を愛してきましたが、これからはお母様を愛さなければなりません。これからはお母様の時代に入っていくことを理解して、特に女性たちはそのようにしなければなりません。ここにおいて、先生が第一教主であれば、お母様は第二教主であると世界的に宣布し、天地に宣布します。』(265-310、1994・11・27)

引用御言03
お母様は、第二教主の資格がありますか、ありませんか。大講堂に立って凜々しく、男性のような度胸をもってお母様以上に講演できる人は手を挙げてみてください。お母様から多くのことを学んだのではないですか。お母様がここまで立派にできるとは夢にも思わなかったでしょう。大いに尊敬しなければなりません。先生はもう七十を超えてくずかごに近づきましたが、お母様は今、そのくずかごを収拾してすべて掃除できる主人となったので、先生よりも、お母様をもっと重要視できる統一教会員になれば福を受けるというのです。』(220-236、1991・10・19)


第一の解明 文鮮明師が語った「お母様は第二教主だ」というみ言についての解題

01)第一の視点は、上記の「第二教主」というみ言が、お父様の聖和の約20年以上前、1990年代前半のみ言なのです。
02)1990年代前半は母の時代を迎え、アジア平和女性連合、世界平和女性連合総裁として世界巡回講演を開始、1999年6月14日にはお父様から「表彰牌」を授与されるまでの韓鶴子総裁がもっとも摂理的主役として活躍した時代なのです。
03)1990年4月にはソ連モスクワにおいて、ゴルバチョフ大統領と会談、1991年12月には金日成主席と会談します。つまり、真のお父様が暗殺等の危機と背中あわせの状況の中で、死と隣あわせで摂理を推進していた時期に他なりません。
04)結論として、「第二教主」という内容は、万が一の不測の事態に備えての危機管理のみ言だったのです。

 

第二の解明 「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」の「真の父母様は最終一体を成し遂げた」という宣布について

■引用御言(光言社:真の父母の絶対価値と氏族メシヤの道より)
『2010年天暦5月8日、午前2時20分と5月15日、午前3時25分、このように両日にかけて、アメリカのラスベガスにおいて、神様を中心とした天地人真の父母様の特別宣布が行われました。ここでいう3時25分の3数は、初不得三(精進すれば必ず成功するという意味)の三時代を代表するものであり、旧約、新約、成約の三時代を象徴する数です。そして、25分の25数は、100の四分の一を象徴します。既に真の父母様は、最終一体を成し遂げ、完成、完結、完了の基準で、全体、全般、全権、全能の時代を奉献、宣布されました。』(2010・12・4)

 

第二の解明天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」の「真の父母様は最終一体を成し遂げた」という宣布についての解題

01)実は上記の御言には、重要な論点が欠落しています。
それは、「最終一体宣布」内容の背景に、文鮮明師と韓鶴子女史の間で、米国ラスベガスのホテルにおいて、膝詰め談判の内容があったことです。
02)その結果として文鮮明師と韓鶴子女史の間で「密約」が交わされました。その事実を立証するのが以下のみ言に他なりません。

■引用御言(「最終一体宣布」はお母さんとの密約の基に宣布されたもの)
『天暦2010年5月15日、その日が重要です。それがお母さんとお父さんが最後に宣言した秘密文書です。これは昼夜の神様も知らないものです。天暦2010年5月15日午前3時25分とは何なのか。その時の出来事を中心に、その後の方針を密かにお母さんと約束しました。間違いなく、お母さんがお父さんと一体となって歩む約束した時間です。それまでは、お母さんがお父さんと一つになって行くという話をしませんでした。神様と世界に公布できませんでした。それを公布した時間が、天暦2010年5月15日午前3時25分でした。この3時25分が重要です。3時は3時代を示し、25分は100年を中心として四分の一を示します。堕落した世界の終幕前においてお母様がお父様と神様を中心として約束しましたが、それが天暦2010年5月15日午前3時25分の出来事でした。それが題目になっています。そうして「25分は100の四部の一数に該当し、3時は初不得三(精進すれば成功するの意味)の3時代を代表し、旧約・新約・成約時代の完成・完結・完了の時代を奉献することを表す!』としましたが、ここにすべて入るのです。純潔・純血・純愛の完備を見るアリアスカイ(Aria Sky)スタジオで、天暦5月8日(陽暦6月19日)20分に発表完結される!といいました。すべてが終わってお母さんと完全に霊界に奉献することのできる祈祷を捧げた時間です。「完結される、アージュ!」となっているので終わったのです。』(『統一世界』2010・6:VOL473、10頁2010・7・1)

03)上記御言の中の太字箇所「間違いなく、お母さんがお父さんと一体となって歩む約束をした時間です。それまでは、お母さんがお父さんと一つになって歩むという話をしませんでした。神様と世界に公布できませんでした」が重要です。
04)「最終一体宣布」のみ言は、背後の「父母の密約」を伏せているのです。結論としてこの宣布は「母がお父様と一緒になって歩むという条件宣布」なのです。
05)それでは「母がお父様と一緒になって歩むという条件」の具体的な内容(要件)とは一体何でしょうか。母の使命を示す下記のパネルを御覧いただきたいと思います。


06)上記のパネルが示す母の使命は、
●第一番目に天法である「八大教材教本」を守り実践すべきでした。
●第二番目に、真のお父様に「絶対信仰、絶対愛、絶対服従」しなければなりませんでした。
●第三番目にお父様が王の裁定で決定した血統相続者に侍り従う必要がありました。
07)原理的に判断し導かれる以上の三つの要件に対して、一時的にせよ、韓鶴子女史はお父様に従う約束をしたのであり、その条件をもって、天暦2010年5月15日午前3時25分に「最終一体宣布」の条件が成立したとみるのです。
08)しかし、結果的に韓鶴子女史は上記の三つの条件(天の密約)を、基元節以降にすべて反故(ほご)にし、破ってしまうわけです。

第三の解明 「真のお父様の最後の祈祷」と「オンマありがとう!オンマよろしくたのむ!」について

真のお父様最後の祈祷
『きょう、最終的な完結、完了を成し遂げてお父様のみ前にお返しし、今までの一生をお父様のみ前にお返しすることを知っておりますので、そのみ旨のままに、今は、精誠を捧げてすべての生を終了する時間を迎え、堕落のなかった本然のエデンの園に帰り、エバが過ちを犯し、アダムが引っ掛かった責任分担を、すべて超越できるようになりました。あらゆることに対する解放、釈放の権限をもち、誰であっても父母様のあとに従いさえすれば、四次元においても、十四次元においても、地獄に行く者を天国に入籍させることができ、四次元の入籍と14人の息子、娘たちを中心として、氏族的メシヤが国家を代表する名称となって387の国々(アベル国連圏194ヵ国、カイン国連圏193ヵ国)さえ復帰すれば、すべてが終わることを宣布します。そのためのあらゆることを、すべて成し遂げました。すべて成し遂げました。アージュ。』(2012・8・13)

韓鶴子女史の証言
お父様は祈祷の後に、「オンマありがとう!オンマよろしく頼む!」と語られました。


第三の解明 「真のお父様の最後の祈祷」と「オンマありがとう!オンマよろしくたのむ!」の解題

01)文鮮明師は第三アダムとしての再臨主の使命を完遂奉献されました。それが具体的に確定奉献しているのが、2001年1月13日の神様王権即位式であります。これは絶対的にサタンが侵入することができない、人類史上初めての真のお父様の絶対的勝利奉献であります。
02)したがいまして、「すべて成し遂げました!すべて成し遂げました!」に込められている神への祈祷は上記のサタンの不可侵圏にある勝利奉献が根拠になっているわけです。
03)祈祷後の「オンマありがと!オンマよろしくたのむ!」は、基元節までに母としての完成という責任分担完遂を願われていた摂理的背景を理解する必要があります。
04)とりわけ「オンマよろしくたのむ!」という御言は、母に天一国の統治を託されたという意味ではなく、母の最後の責任を果たしてほしいという願いをこめられたみ言なのです。


●おわりに

「最終一体宣布」が実は条件宣布であった事実を、一般信徒は知らされておりません。したがいまして、その後基元節以降に、韓鶴子女史がお父様に対して誓った「密約」内容も知らず、その「密約」を、真のお父様聖和後に反故にし、破棄してしまった事実も知りません。

韓鶴子女史は「偽りの基元節」以後に何をしてしまったのでしょうか。
遺言とされた八大教材教本の内容に修正を加え、玉座に単独で鎮座して真のお父様に背信してしまいました。さらに悲惨なことは、祝福権は本来、直系男子の血統後継者に相続されるものですから、畑である母に祝福権能は存在しないのです。

この「最終一体宣布」を正しく理解することが、三代王権に帰還することができる重要な要件であることを、私は強調したいと思います。
多くの成約聖徒が、この大切な事実を知り、家庭連合(天の父母様聖会)の鉄の鎖から解き放たれて、文亨進様ヨナ様御夫妻のもとに帰還されますことを切に祈念いたします。

祈り。アージュ

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●追伸
最後に蛇足となりますが、光言社で2014年に発行された真の父母様の御言集『真の父母の絶対価値と氏族的メシヤの道』の第二章は「真の母を再創造された真のお父様」となっています。



この章の真のお父様のみ言は、以下の韓鶴子総裁が主張する「独生女論第四テーゼ」に真っ向から反証する内容なのです。発行が2014年ですから、韓鶴子女史が主張する「独生女論」の内容を、「教理研究院」職員が理解していない段階での発行かもしれませんね。

したがいまして、この本も、周藤先生が発行された「成約摂理解説」と同じように廃刊の浮き目に合う運命なのかもしれません。(2025年5月時点ではまだ廃刊にはなっていないようですが・・・。)

おわり

●文亨進様説教集 『沈黙を破って』
基元節前後の成約摂理史の混乱期の真実を語った、成約聖徒必読の一級資料です!

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●成約聖徒のためのヨハネの黙示録解説
なぜ今「宗教法人解散命令請求」なのかの理由が分かります。

是非とも図表が入っているペーパーバックをお買い求めることをお奨めします。

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文鮮明師の後継者は誰なのか」というペーペーバックの本が出版されております。1990年代以降現代までの成約摂理史が解説されており、成約聖徒必読の書籍です。

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