「家庭連合」の研究

すべての成約聖徒は三代王権に帰りましょう!

●真の父母は、ユダヤ教・基督教の伝統の基に使命を果たされます。「聖書」と「原理講論」に帰り、成約聖徒としての使命を全うしましょう!

連載08【成約聖徒のコモンセンス】神様王権即位式と基元節の根本意義を解明します。

 

●はじめに

成約聖徒の歴史において、重要な摂理的頂点に位置する式典が二つございます。それが2001年1月13日の【神様王権即位式と、2013年1月13日の【基元節】です。

今回は、成約聖徒の歴史上もっとも大切な式典である【神様王権即位式【基元節】、更にそれに引き続き奉献されねばならなかった、直系子女様への王権継承の式典【二代王戴冠式について、簡単なパネルを使用して説明させていただきます。


■【神様王権即位式】の意義

■引用御言01(光言社『神様王権即位式』より)
『神様はついに摂理の終結のために、真の御父母様をお送りになりました。真の御父母様は、生涯をただ神様の解放と人類の救いのために、蕩減復帰の道を歩んでこられました。堕落によって失ってしまった人間と万物を、本然の価値に回復なさり、霊界を解放した基盤の上で、「神様王権即位式」(2001・1・13)を奉献し、神様の王権時代を開かれました。清平の天城旺臨宮殿において、「神様王権即位式」が挙行されることによって、創造本然の新しい秩序が立てられ、善主権の世界が出発しました。一つの時代が過ぎ、永遠の世界が到来するものとして、歴史の中で一回きりの事件でした。』(『神様王権即位式』序文より)

■引用御言02(光言社『神様王権即位式』より)

真の父母がこの地上に来て、偽りの父母のすべての過ちに責任をもち、蕩減の役事を経てその解放を願いながら八段階の勝利の権限を立てました。このようにすることによって、偽りの父母の実践の場となっていたすべてのものを天が引き継ぎ、そして、その勝利圏を中心として真の父母が最高の基準において血統を転換する祝福儀式を通して万国と全天宙を連結させ、その愛の祝福の恩賜によって開放的基盤を連結させました。(『神様王権即位式』163頁)

 

■【神様王権即位式】成立のための条件その1「八定式」の勝利奉献

01)1989年8月31日、アラスカの地で八定式宣布
02)真のお父様の縦的八段階(心情の八段階)は、創造本然の人間の責任分担の原則より、1920+21=1941年時点(東京早稲田で学ばれ「統一原理」解明の時)で、既に勝利していたわけです。
03)真のお父様の横的八段階路程は、祝福家庭編成によって段階的に勝利してこられたことが理解できます。

文鮮明師・韓鶴子女史御聖婚式(1960・4・11)
②3双合同祝福聖婚式(1960・4・16)
③33双合同祝福聖婚式(1961・5・15)
④72双合同祝福聖婚式(1962・6・4)
⑤124双合同祝福聖婚式(1963・7・24)
⑥430双合同祝福聖婚式(1968・2・22)
⑦777双合同祝福聖婚式(1970・10・22)
⑧1800双合同祝福聖婚式(1975・2・8)
⑨6000双国際合同祝福聖婚式(1982・10・14)
⑩6500双国際合同祝福聖婚式(1988・10・30)

⇒【八定式】制定(1989・8・31)(*縦横八段階勝利確定)
⇒【真の父母(メシヤ)宣布】(1990・4・30)

⑪3万双国際合同祝福聖婚式(1992・8・25)
⑫36万双国際合同叔父聖婚式(1995・8・25)
⑬360万双祝福完遂(1996・7・15)
⑭4000万双国際合同祝福聖婚式(1997・11)
⑮3億6000万双国際合同祝福聖婚式(1998・6)
⑯4億双国際合同祝福結婚式(2000・2・13)

⇒2001・1・13 【神様王権即位式】奉献勝利

 

■【神様王権即位式】成立のための条件その2

⇒1999年3月21日「サタン完全屈伏の日(ルーシェルの謝罪)」

 

■【基元節】の意義
⇒完成されたアダム・エバの完成級祝福聖婚式

●引用御言

『その時は特に、天のお父様、夜の神様、昼の神様が結婚する前に、文総裁が3度目の真の父母の結婚式をしなければならないのです。真の父母の結婚式ができませんでした。(中略) 次の「ディデイ(D-day)」の日は、真の父母の3度目の結婚式をするのです。1度目、2度目、2度目までして3度目が最後です。その時は王の神様、真の父母になるので、分かれた夜の神様、昼の神様を……。文龍明が責任を果たせませんでした。文鮮明となって責任を果たし、龍やら獅子やらをすべて捕まえて、独自的な面で天下に君臨できる祝福の日が、次に訪れる「ディデイ(D-day)」に真の父母の名を持つことができる結婚式の日なのです。(2011年天暦10月10日、陽暦11月5日・『統一世界』2011年12月号)』

 

 

■【基元節】の解説

01)【基元節】の意義は、上記御言から、真の父母の三度目の結婚式です。
02)第Ⅰ回目は文鮮明師・韓鶴子女史御聖婚式(1960・4・11)であり、第Ⅱ回目は【天地父母様天一国開門祝福聖婚式】(2003・02・06)です。

*【神様王権即位式】と【基元節】の相関関係は以下のパネルをご参照ください。


03)【神様王権即位式】の奉献条件が、真のお父様(第三アダム)の縦横の八段階路程勝利奉献(八定式)であったように、【基元節】の奉献条件が、真の母の縦的八段階(心情の八段階勝利)であったわけです。次のスライドを参照ください。


04)韓鶴子女史の縦的(心情的)八段階勝利について言及しているお父様の御言がございますので以下に引用します。

■引用御言01
「神様の夫人の座まで育てなければならない。 オモニは責任が3%残っています」)( *韓鶴子女史は御言選集から「全文削除」した。)
『(基元節まで) 4年数ヶ月残っています。この時までオモニが責任を果たせる度数を終えなければ問題が起こるのです。その為に大事に無事に私が責任を全て築いておいたので、オモニも、私が悔しく、当たり散らしたり、拳を挙げて売ったりしない限り全てが解決されます。女を娘として侍って育てて妻を作らなければならず、その次に母を作らなければならず、その次にはお祖母さんを作らなければならず、女王の座まで作らなければなりません。神様の夫人の座まで育てなければなりません。その道は真の父母しか知りません。真の父母だけができる最後の道です。それを誰かに任せることができないので、私が最後までオモニを育ててそのようにしなければなりません。オモニは、断食もしてはいけないと言いました。この訓読会も、朝早く出てくるなと言ったのです。私は1時間過ぎても準備しますが、オモニは寝なさいと言って、何か用があるならば私が準備を全てするのです。私の言葉だけを信じ、絶対信仰・絶対愛・絶対服従で最後まで峠をうまく越えろというのです。峠を97%まで超えたとしても3%が残っています。つまり私が教えることはできないのです。』(文鮮明先生御言選集第607巻 P310 「2009年2月16日」) 

■引用御言02(お母様がどうして神様の夫人の位置に立てるのか)

私たちのオモニはどれほど大胆か分かりません。こうして原理原則を中心として天の国の天法生活に入ると一遍に引っ掛かり得る状況がたくさんあることを知らずに、勝手に生きています。そこに引っ掛からないように私が垣根になってあげて、蘇生時代から国家解放圏までもオモニを保護する責任を今しています。垣根になることは自分の垣根圏と対等な位置でできるのではありません。先生がつくった垣根ができる前はできません。オモニがどうして神様の夫人の位置に立てますか。堕落した女として、どうして真の父母の夫人の位置に立てますか。真なる僕の夫人の位置にすら立てずに追い出されて。それを殺してしまおうとするのにですよ。このような人を捕まえて神様の夫人の位置に立てますか? そのような亡霊のような行動が何処にありますか!』文鮮明先生御言選集第614巻28頁「カインとアベルの戦略」2009年7月12日 天正宮)


05)真のお父様の縦的(心情的)八段階が21年完成であるのに、なぜ韓鶴子女史の縦的八段階にそんなに時間がかかるのかと、疑念に感じる方もいると思います。上記の真のお父様の御言こそが、韓鶴子総裁が基元節(偽りの基元節)以後に主張を始めた【独生女論】が誤りであることの最大の立証です。
韓鶴子女史が自らの主張のように無原罪聖誕であったなら当然21年完成と理解できますが、2013年の基元節までに完成しなさいと命じられたのは、明らかに韓鶴子女史は非原理圏から召命されたからで【独生女(女性メシヤ)】ではないことは明らかです。
06)韓鶴子女史が、基元節までに「神の夫人」の位置を勝利するための具体的方策は、何度か紹介していますが、①「天法遵守」②「真の父への絶対服従」③「真のお父様の代身者への母子協助」となります。以下のパネルをご参照ください。


07)結果的に、韓鶴子女史は天法(文鮮明師の遺言である八大教材教本)を破棄改竄し、文鮮明師の伝統を守護できず、王の裁定で決定された代身者であられる文亨進様に母子協助することなく、米国に追放してしまいました。
08)2013年1月13日に挙行された【基元節】は、韓鶴子総裁の【独生女就任式典】となってしまい、【偽りの基元節】となりました。

 

■実施しなければならなかった【二代王戴冠式】の解説

01)【基元節】は、完成されたアダムとエバの完成級の聖婚式となるはずでした。
02)さらに【基元節】から5ヶ月以内に文亨進様の【二代王就任式】をしなければなりませんでした。以下のパネルを御覧下さい。



03)この5ヶ月という期限の根拠は以下の文亨進様の御言です。

文亨進様御言
『皆さんがご存じのように、2007年の天正宮での訓読会のときに、お父様はとても具体的なみ言を語られ、「お母様は2013年6月13日までに自分を完成しなければならない」とおっしゃいました。ところが、この2013年6月13日はお父様が聖和されたあとです。あとなのです! 多くの姦通者たちと天使長たちが、いつも「真の父母は一つだ。お母様とお父様は一つだ」と言いますが、お父様がみ言の中で「お母様は完成していない」とおっしゃったのです。』(文亨進様説教集「沈黙を破って」91頁)


04)韓鶴子女史が完成するための要件が①「天法遵守(八大教材教本)」②「真のお父様への絶対服従」③「真のお父様の代身者へ侍り従うこと」でした。
その中で最も困難な内容が、③「真のお父様の代身者へ侍り従うこと」であったことが分かります。

 

●おわりに

2000年代となり、清平修練院の摂理(先祖解怨祝福)が日本信徒の支援で大きく発展する中、韓鶴子総裁は、金孝南訓母の入れ知恵で清平聖地を中心とする【天の父母様聖会・清平バチカン化構想】を抱いていたことがわかります。

文鮮明師聖和後、神の願いは、二人の証人(文亨進様文國進様・黙示録11章)をアベルとする直系二世圏子女による天一国統治であったわけです。ところが、韓鶴子総裁は、天一国統治を母の統治として既成事実化するために、【独生女論】を創作し、文鮮明師の自分にとって不都合な御言を削除し、天一国を簒奪(さんだつ)してしまったわけです。

日本家庭連合の宗教法人解散命令は、まさしく、韓鶴子総裁の摂理的失敗を象徴する事件です。

多くの成約聖徒の皆様が、摂理の真実を知り、三代王権を支え参集いただけますように祈念します。祈り。アージュ

 

 

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●文亨進様説教集 『沈黙を破って』
基元節前後の成約摂理史の混乱期の真実を語った、成約聖徒必読の一級資料です!

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●成約聖徒のためのヨハネの黙示録解説
なぜ今「宗教法人解散命令請求」なのかの理由が分かります。

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