「家庭連合」の研究

すべての成約聖徒は三代王権に帰りましょう!

●真の父母は、ユダヤ教・基督教の伝統の基に使命を果たされます。「聖書」と「原理講論」に帰り、成約聖徒としての使命を全うしましょう!

連載07『韓鶴子自叙伝研究』「7ヵ国復帰」と「天宙的カナン40日路程」の顛末。

武漢コロナ発生」は「天宙的カナン復帰40日路程」と共に始まっている

 

●はじめに

「自叙伝」の中で韓鶴子女史は「VISION2020目標を最低7カ国復帰」と宣言している。2022年も年の瀬を迎えた今、7カ国復帰の目標は達成されたのだろうか。

「天宙的カナン復帰路程」にて「7カ国復帰は勝利した!」という勝利宣言は、何を基準に行われたのであろうか。

「自叙伝」を引用しながら、その結末を検証したい。

 

 

●第一章 
韓鶴子女史は「7カ国復帰勝利」

を宣言した。

 

1)「天宙的カナン40日路程」

『2019年11月18日に始まった「天一国安着のための天宙的カナン四十日路程」は、12月28日、アメリカで「世界聖職者指導者会議 (WCLC)」を創立し、大団円を迎えました。』
(『自叙伝 人類の涙をぬぐう平和の母』393頁)

 

2)「7カ国復帰勝利宣言」

『こうして、文総裁の聖和以後における七年路程の中で、七カ国の国家の復帰の基準が立ったのです。さらに進んで、国家の復帰による「神国家」創建はもちろん、大陸復帰による「神大陸」創建への驚くべき摂理的跳躍が可能になりました。ついに摂理史において、後にも先にもない「神国家、神大陸時代」を迎えたのです。 このような実体的勝利の土台の上で、私たちが歩むべき最後の路程である「神統一世界」に 向けて前進することを決意し出発する、歴史的な一日を迎えることになったのです。」
(『自叙伝 人類の涙をぬぐう平和の母』393~394頁)

 

 

第二章
「天宙的カナン40日路程」
華々しい成果?

 
 ●実績1(2019年11月19~20日
アジア・太平洋サミット」カンボジアプノンペン


●『2019年11月19日、 首都プノンペンのピースパレスで開催された「アジア・太平洋サミット」は、カンボジア政府が史上初めて、民間機関と共同主催した国際会議でした。』
(『自叙伝 人類の涙をぬぐう平和の母』366頁)

●『私がフン・セン首相と並んで会場に入ると、歴史的なサミットが始まりました。 各国の首脳と共に、54カ国から来た7百人以上のリーダーが参加する中、私は「天の摂理 の完成に向けた私たちの責任」という題で、「最後の摂理の終着点である太平洋文明圏時代の安着」について講演しました。』
(『自叙伝 人類の涙をぬぐう平和の母』367頁)

『翌日、同じくプノンペンで各国の首脳やカンボジアのピン・チン副首相、イム・ノラ内務大臣をはじめとする多くの閣僚を含め、4千人以上が参加する中、「平和な国を築くための青年家庭祝祭」が開催されました。私はこの日の家庭祝祭と祝福式を通して、カンボジアが天の父母様の臨在される「神カンボジア」になるよう祝願しました。』
(『自叙伝 人類の涙をぬぐう平和の母』368頁)

 

 ●実績2(2019年11月22~23日)
「世界平和華人連合世界大会」台湾

●2019年11月、台湾(中華民国)で「世界平和華人連合世界大会」(22日)と、「孝情文化真の愛家庭祝福祝祭(華人祝福式)」(23日) が行われました。現在、中華圏は一つの国家を目指していますが、特に1万4千4百人が参加したこの祝福式は、二永族理想による一つの世界に向けた、偉大な出発を意味していました。
(『自叙伝 人類の涙をぬぐう平和の母』367頁)

●世界大会の翌日、同じく台湾で聞かれた「孝情文化真の愛家庭祝福祝祭」には、1万4千4百人の華人が夫婦で参加し、会場を埋めつくしました。祝福式場はまさに、喜びがあふれる祝祭の場となりました。台湾で多くの人から尊敬されている日秀蓮元副総統が、その場で私を紹介してくれました。「天を中心とした文鮮明総裁、韓鶴子総裁の活動によって、人種、国境、文明の壁を超え、今や私たちはみな家族になりました。このような行事に参加できたことを光栄に思います。」
(『自叙伝 人類の涙をぬぐう平和の母』372頁)

 

 ●実績3(2019年11月?日)
「アフリカサミット2019」ニジエール

●その夜には、ニジェールのマハマドゥ・イスフ大統領のたっての願いで、大統領主催の歓迎晩餐会に参加しました。晩餐会には、元・現職の首脳と国会議長、大臣など、VIP が三百人以上参加しました。イスフ大統領は私のことを「平和の母」として証しし、韓国に対する心からの愛情と敬意を示してくれました。
(『自叙伝 人類の涙をぬぐう平和の母』375頁)

●天の父母様の夢と人類の願いを成し遂げ、人類一家族の夢を実現するに当たって、ニジェールの大統領はとても賢明な方でした。彼の積極的な努力により、ニジェールで「アフリカサミット2019」と国家主催の「真の家庭祝福祝祭および平和祝福式」が開催されることになったのです。これは誰も歩んだことのない道を切り開いて進む、偉大な挑戦であり、神聖な路程でした。こうして、ニジェールの祝福式は国家主催の祝福式、アフリカ大陸レベルの祝福式となったのです。
(『自叙伝 人類の涙をぬぐう平和の母』376頁)

ニジェールの国家主催の祝福式は、感動と奇跡のドラマを見ているようでした。行事を終えた後、アフリカ大陸を代表して、アフリカ連合AU)執行委員会の代表、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の代表であるニジェールの首相、G5サヘルの代表、そして、「天一国」の名で家庭連合世界本部事務総長が参加し、協約式を行いました。(『自叙伝 人類の涙をぬぐう平和の母』379頁)

 

 ●実績4(2019年12月7日)
「アフリカ大陸レベルの20万人祝福式南アフリカ

●『この祝福式には、20万人が直接会場に来て参加し、インターネットによる生中継を通して3百万人以上がさらに参加する予定でした。南アフリカの国営放送をはじめ、各種メディアを通してアフリカ全域に生中継され、アフリカの数千万に上る人々はもちろん、ヨーロッパなど、世界中の人々が共に参加する大陸レベルの祝福式でした。この祝福式のために十万組以上があらかじめ聖酒式に参加し、チケットは既に二十万枚以上売れていたため、会場に集まる人数に問題はありませんでした。しかし、予期しなかった暴雨だけでなく、参加者が乗る予定だったバス二千台が急にキャンセルになるという事態が、実は起きていたのです。』
(『自叙伝 人類の涙をぬぐう平和の母』382頁)

●『ハデベ預言者が私を見つめ、誇らしげに言いました。「お母様!スタジアムをいっぱいに埋めました」 私は歴史的な大陸レベルの祝福式を執り行うため、舞台に上がりました。54カ国を代表して、未婚カップル54組、既成カップル54組と共に、アフリカの指導者カップル54組が舞台に上がりました。彼らのほとんどが、政治指導者や宗教指導者、族長たちでした。現職の首脳およびその公式的な名代5人をはじめ、アフリカの代表が100人以上、舞台に上がっていました。元首脳6人、国会議長12人、国会議員140人、国王および族長219人、 主要な宗教団体のリーダー127人、そして、 三一十カ国から来た80以上のメディアの代表が、その場を共にしました。』
(『自叙伝 人類の涙をぬぐう平和の母』384頁)

 

 ●実績5(2019年11月9~10日)
アジア・太平洋ファーストレディーサミット2019」パラオ

●『2019年12月9日、翌日にサミットを控え、世界中から訪れたVIPたちを迎えて特別歓迎晩餐会が行われました。その場には、パラオのトミー・レメンゲサウ大統領とデピー夫人、元・現職の首脳夫人8人とトンガの国会議長夫妻、ブータンスリランカの国会議員など、36カ国から総勢300以上の貴賓が参加しました。』
(『自叙伝 人類の涙をぬぐう平和の母』387頁)

●『翌10日、パラオのアマヨン文化会館で、歴史的な「アジア・太平洋ファーストレデイサミツト2019」が開催されました。開会式は、デピー大統領夫人による開会の辞から始まりました。私の名代として、世界平和女性連合の世界会長である文薫淑が創設者特別メッセージを代読しました。私はメッセージを通して、パラオはもちろん、太平洋文化圏の出発地であるオセアニアに対する格別な愛を伝えました。』
(『自叙伝 人類の涙をぬぐう平和の母』387~388頁)

 

 実績6(2019年12月14~15日)
中南米希望前進大会ドミニカ共和国

●『さらに2019年12月14日から15日にかけてドミニカ共和国で行われた希望前進大会を通して、それまで蒔いてきた希望の種がついに成長し、花を咲かせました。不毛の荒野のような中南米の地に一輪の花を咲かせ、実を結んだ中南米希望前進大会は、まさに偉大な挑戦であり、偉大な勝利でした。』
(『自叙伝 人類の涙をぬぐう平和の母』390~391頁)

●『カリブ海地域のドミニカ共和国で開催された希望前進大会は、同国第二の都市であるサンティアゴの州政府庁舎およびホデルパ・グラン・アルミランテ・ホテルで開催された「ラテンアメリカ・カリビアンサミット」をもって、幕を開けました。この行事にはブラジル、メキシコ、アルゼンチン、コロンビア、グアテマラなど、中南米の三十三カ国を含む四十三カ国から、五百人以上が参加しました。 グアテマラのジミー・モラレス大統領(当時)をはじめ、トリニダード・トバゴニカラグアエクアドルボリビア、ハイチなどの元首脳6人が参加する中、ドミニカ共和国からはダニーロ・メディーナ大統領の公式的な名代として、サンティアゴ州のアナ・マリア・ドミンゲス知事が参加しました。そのほかにも元・現職の国会議長10人、国会議員30人以上、そして中南 米各国から政界、経済界、宗教界の著名な指導者が参加したのです。』
(『自叙伝 人類の涙をぬぐう平和の母』391頁)

●『サミットに続き、12月15日にはグラン・アレナ・デル・シパオ・スタジアムで、「天の父母様のもとの人類一家族」理想に基づいた平和理想世界を実現するため、「家庭平和フェスティバル」が開催されました。会場を立錐の余地もなく埋め尽くした人々が、フェスティバルを熱く盛り上げました。このフェスティバルには、サミットに参加した元・現職首脳など、多くのリーダーが同席するとともに、ドミニカ共和国自治体警察官約4000人やドミニカ国立警察官約6百人を含む、1万2千人以上が参加しました。文善進副会長夫妻が主礼を務め、6千組以上の祝福家庭が誕生したこの日の祝福式では、特に警察官を代表する参加者10人に、主礼から特別賞が授与されました。また、グアテマラのモラレス大統領が祝辞を述べ、祝福式の場を一層、輝かせてくれました。』(『自叙伝 人類の涙をぬぐう平和の母』392~393頁)

 

第三章
「7ヵ国復帰」は「7つの世界大会」を
実施したに過ぎないのではないだろうか?


9月開催のサントメ・プリンシペ」大会に上記「天宙的カナン復帰路程」6つの世界的大会を含め整理してみたい。

1)「アフリカサミット2019」サントメ・プリンシペ民主共和国(2019年9月5日)

●以下が「天宙的カナン40日路程」

2)「アジア・太平洋サミット」カンボジア(2019年11月19~20日
3)「世界平和華人連合世界大会」台湾(2019年11月22日~23日)
4)「アフリカサミット2019」ニジェール(2019年11月?日)
5)「アフリカ大陸レベルの20万人祝福式」南アフリカ(2019年12月7日)
6)「アジア・太平洋ファーストレディサミット2019」パラオ(2019年12月9~10)
7)中南米希望前進大会2019」ドミニカ共和国(2019年12月14~15日)
8)「世界聖職者指導者会議 (WCLC)設立」米国(2019年12月28日)

 

●おわりに

「ブラボー!」「ブラボー!」「ブラボー!?」

「長友選手」に代わり、この壮大な韓鶴子総裁劇場」に、心からのねぎらいと賛辞の声を届けたい!。

たった一つの世界大会を成功させるだけでもたいへんな難事業である。
それを40日の短期間6つの世界大会を企画運営し、成功裏に大会を奉献することは、たやすいことではない。一つの世界大会に掛かる費用は数億円。家庭連合信徒の皆様の精誠献金なくしてこの勝利はあり得なかった・・・?。

ところがである。

この7つの世界大会開催地は、神の国になったのであろうか?

2022年年の瀬を迎える現在、7つの世界大会は、家庭連合が宣言した「7ヵ国復帰」勝利宣言と果たして呼べる実態があるのであろうか。

答えは否である。(あるのは、秋祭りのあとの「残飯のゴミ袋」と「木枯らし」のみというわびしさである。)

この短期間の7つの世界大会開催は、韓鶴子女史を「虚飾の女メシヤ」として飾りたて、その勝利を宣伝するための「舞台装置」にすぎなかったのである。

帝国劇場の舞台装置で、江戸の八百八町の賑やかな町並みを表現するのには、簡素な舞台絵(「書き割り」)を準備すれば足りる。

今回の合計「七つの世界大会」は、客席から見れば華やかに見える、舞台装置の七つの「書き割り」である。

舞台の中央には、一匹の「張子の虎」ならず、一羽の「張子の鶴」が描かれているにすぎない。

裏にまわれば、むき出しのベニヤ垂木で打ち付けただけ。
支えは一本の方立のみ。
あまりにも、「寒々しい虚無の世界」。

家庭連合信徒に虚構のお芝居をしたところで、いずれ真実は明らかになり、馬脚は現れざるをえない。

韓鶴子女史が文鮮明師に反逆し、現在の家庭連合に神の摂理が委ねられていない以上、この7つの世界大会に使用された莫大な信徒の精誠は、すべて壮大な無駄金に過ぎない。

この一事でも、神は家庭連合を審判せざるを得ないのである。

祈り。

 

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