「家庭連合」の研究

すべての成約聖徒は三代王権に帰りましょう!

●真の父母は、ユダヤ教・基督教の伝統の基に使命を果たされます。「聖書」と「原理講論」に帰り、成約聖徒としての使命を全うしましょう!

連載11『永田正治先生選集』「独生女論」の現在座標(近藤局長の珍回答で分かった事)

 

「独生女論」の現在座標(近藤局長の珍回答で分かった事)

 

この記事は2018年5月2日の記事の再掲載です、。

 

永田正治 masaharu nagata

 

●●●大阪大会での
近藤徳茂総務局長の珍回答


(2017年)11月21日、家庭連合の大阪大会で、近藤徳茂総務局長は、澤田地平さんの「お母様は無原罪で誕生したというのは正しいですか?」という質問に、

●「お母様がおっしゃることが正しいです」
●「お母様がおっしゃる通りです」
●「詳しいことは分かりませんけど、お母様がおっしゃる通りです」
●「お母様が(生まれながらに原罪が)無いとおっしゃるなら、無いです」

 と答えました。

●●●近藤局長の信仰告白
(私は「独生女論」に確信はありません。)

これに対し私は、

この回答からは信念が全く感じられません。今や、独生女論は、韓氏オモニが、大会で、晩餐会で、あらゆる集いで、必ず強調する、家庭連合の最重要教義です。

●それに対し、家庭連合で高いポストにある近藤局長が、何と、自信を持ってはっきり信仰表明できないのです。

●おまけに、「詳しいことは分からない」と、逃げ口上まで言っています

そもそも、宗教者が、自分の宗教の最重要教義に対し、よく分からこと自体、異常なことです。

●もし、独生女論を、人類救済の正しい教えと信じているならば、自信をもって信仰を表明し、むしろ、サンクチュアリ教会の人々に訴え、説得しようとするはずなのです。
それが教義を生命視する宗教者の当然の姿です

この近藤局長の自信のない回答は、韓氏オモニ無原罪誕生に確信が持てない、すなわち、信じていないことを表明しているのです

(独生女論批判・続編)と批判しました。

 


●●●お父様の御在世時に
こんな回答したらどうなるの?

 

よく考えてみると、この回答はもっと奥が深いのです。
「お母様」を「お父様」に替えてみます。
お父様が地上におられ、韓氏オモニの「独生女論」などなかった時代に、もしも、教会員が、ある食口から「お父様は無原罪で誕生したというのは正しいですか?」と質問されたら。

●「お父様がおっしゃることが正しいです
●「お父様がおっしゃる通りです
●「詳しいことは分かりませんけど、お父様がおっしゃる通りです
●「お父様が(生まれながらに原罪が)無いとおっしゃるなら、無いです


などとは、絶対に回答しません
。あまりに違和感があります。
教会員は、おかしな質問だと思って、


●「当たり前でしょう
●「あなた、原理分かってるんですか?
●「そうでなくて、どうしてこの道を行きますか?
●「お父様は救い主ですよ、原罪を持って生まれた訳ないでしょう

と、即座に答えるでしょう。

 

●●●お父様「無原罪」お母様「原罪あり」が
今も昔も共通認識

 

お父様がおられた時、食口間でこんな質問をすることはありません。
なぜならば、お父様が原罪を持って生まれたなどと考える食口はいなかったからです。
反対に、お母様が原罪無く生まれたと思っている食口もいませんでした。

だから、お父様時代の記憶が鮮明な近藤局長は、自信を持って回答できないのです。

彼は、自らの珍回答でそのことを私たちに知らせてくれました。
「お父様・無原罪誕生」「お母様・有原罪誕生」が、すべての食口が、長く共有していた正統信仰なのです。

 

●●●原理を深く学んだ者ほど
即答できないジレンマ。


そして、「詳しいことは分かりませんけど」というセリフもあり得ません。

お父様・無原罪誕生」は原理がみちびく核心部分で、原理を学んだ者には自明の理です。

ですから、み言をよく知る食口は、「お母様・無原罪誕生」を自信をもって主張できません。いわんや、「お父様・有原罪誕生」などは、口が裂けても絶対に言いたくない事なのです。

 

●●●金振春院長への忠告。
「独生女論」は語らないでくれ!


韓氏オモニは、それを何の躊躇もなく語り、金振春院長に全食口に教育せよと命じました。

金院長が牧会者達に講義したら、彼らは「お父様・有原罪誕生」など食口に語ったら、教会が大混乱に陥るので、食口には語らないという方針で合意しました。

これが、今、家庭連合の中心部で起こっていることです。

多くの食口はこんなことは知らず、お父様時代の信仰が続いていると思っています。

 

 

●●●偽りで塗り固められた「家庭連合」

それにしても、家庭連合は何と偽り多い宗教でしょうか。
こんな宗教は人を救うことも、世界をよくすることもできません。
それは共産党がどんなにいいことを言って、多くの人を騙しても、所詮、人をおとしめ、世界を破滅に追い込んでいることと同じです。

家庭連合のしていること全ては徒労です。

ひたすら救いを信じる従順な食口たちが哀れです。

 


●●●世界宣教のあわれな現実
(すべて錯覚です!)

 

セネガルにアフリカ宣教の拠点を置きましたが、イスラム教国家のセネガルでは宣教は許されません、改宗したら死刑です。
一夫多妻制と祝福も両立できません。これはイスラム教理解の基本です。

●家庭連合に合流したジンバブエの宗教の教祖は、あまりにも不都合な過去がある人物です。

ミャンマーは、盛んに主権復帰が間近と宣伝していましたが、選挙をしたら一人も当選できず、家庭連合の政党は共産党のコントロール下に入ってしまいました
このようなおかしなことは食口に言いません。


家庭連合は、目いっぱい、ウソと大袈裟な表現で、世界の活動が目覚ましく発展しているかのように騒ぎ立てています。

これは錯覚です。

 

●●●結論

食口のみなさんは、そんな騒ぎに翻弄されることなく、偽りの独生女論を信じる韓氏オモニのもとを去り、一刻も早く、お父様の正統信仰に回帰する決断をしてください!

 

【永田正治さんのプロフィール】

1954年東京生まれ。高麗大学歴史学科卒業。崇実大学統一政策大学院修士、啓明大学日本学博士課程修了。慶州ソラボル大学勤務(1997—2007)。慶州歴史文化都市造成計画TF委員歴任。著作に『北朝鮮関連日本書籍の分析』、『徳川綱吉儒教政策』など。日本に帰国後は、信者の異宗教交流により宗教間交流の活性化をめざす「異宗教コミュニケーション」を提唱。「異宗教コミュニケーションのすすめ」、「宗教の復権と異宗教コミュニケーション」、「宗教多元主義と異宗教コミュニケーション-遠藤周作『深い河』を中心に」などがある。

 

 

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