「家庭連合」の研究

すべての成約聖徒は三代王権に帰りましょう!

●真の父母は、ユダヤ教・基督教の伝統の基に使命を果たされます。「聖書」と「原理講論」に帰り、成約聖徒としての使命を全うしましょう!

連載06『家庭連合離脱のすすめ』金栄輝会長放逐を決断した家庭連合公文

家庭連合は金栄輝会長の処分を決断した!

●はじめに

家庭連合本部からの「公文」によると、家庭連合本部は、金栄輝会長が公然と「独生女論」批判を展開していることに堪忍袋の緒が切れた韓鶴子女史の指示により、金栄輝会長の「処分」を決断したものです。

 

●以下がその「公文」です。

 

受信:全食口mail

件名:最近の非原理集団に対する注意事項

本部公文が届きましたのでお知らせ致します。
全国の公職者と食口の皆様に,天の父母様と天地人真の父母様の愛と祝福が共にありますように祈願致します。
最近の非常組織対策の中にあって、UCIサンクチュアリ駒場グループ等の非原理集団の活動が活発化しておりますが、去る10 月下旬、韓国より金榮輝先生が来日され、7 月4 日韓国で出版された著書『摂理の真実』の,日本語版出版記念集会が非公式に行われました。

本来、諸先生方が、海外から来日される時には本部へ連絡し、集会等は本部の許可のもとで行う事ができる規定でありますが、この度はそのような手続きがなされず、一部の食口による企画と勧誘により、秘密裏に行われました。
このことを本部としても危惧し、どのような集会内容になるのかを懸念しておりましたが、後日、その参加者から金榮輝先生の発言された内容が知らされ、信じがたい内容であることに衝撃を受けております。

それは、原理講論(61 頁)の「父母なる神」という神観に反し、1992 年8 月24 日の真の父母宣布メッセージ、「私と私の妻である韓鶴子総裁が、人類の真の父母であり、救世主であり、再臨主であり、メシヤである。」を否定し、2010 年天地人真の父母実体み言宣布大会での、「真の父母様最終一体宣布」を否定する内容でした。

そして、「2023 年2 月19 日からお父様の地上摂理が始まる。ある霊能者を中心として、霊連世協会で霊肉界を治める。」と、一霊能者の発言を用いて、新たな分派活動の火種となるような内容を強調しています。

これらの言説は、真のお父様御聖和から今日まで常に霊界の真のお父様と共にあって、天一国実体化に向けて中断なき前進をされておられる真のお母様を、真っ向から否定する誤った発言であります。

さてこのような中で、この12 月に再び金榮輝先生が来日し集会を行うとの情報が流れており、10 月と同様に公式手続きなく進められています。この集会案内が非原理集団を通して拡散されています。今回の集会においても上に述べました論点が強調されることは間違いないかと思います。

世界本部は2022 年8 月13 日(天暦7 月16 日)、「天地人の真の父母の位相と価値を棄損する邪見に対する世界本部の公式立場および指針」を発表しました。真の父母様宣布文にあるように真の父母様ご夫妻はお一人であり、これが統一家の永遠の伝統であり信仰です。

全国の現場におかれましては、分派の動きには十分に注意を払って下さり、この集会には多くの問題がありますので、食口の皆様には参加しないように強く注意申し上げます。
この度は、信徒規定に従っての対処を検討しますので、ご理解の程よろしくお願いします。 

以上(公文おわり)

 

 

●私の意見と結論

家庭連合の「信徒規定」がいかなるものか、私はしらない。しかし、いきなり「除名」とはならないものの、なんらかの処分は下されるであろう。いずれ、金栄輝会長が家庭連合の「処分」に服する見込みはなく、おそかれはやかれ「除名」にまで至るであろう。

つくづく呆れるのは、家庭連合が、金栄輝会長に対する処分理由を、以下文書のように「神観」に論点を誤魔化して、核心である「独生女論」批判内容をまったく掲載していないことである。


●公文引用文
『原理講論(61 頁)の「父母なる神」という神観に反し、1992 年8 月24 日の真の父母宣布メッセージ、「私と私の妻である韓鶴子総裁が、人類の真の父母であり、救世主であり、再臨主であり、メシヤである。」を否定し、2010 年天地人真の父母実体み言宣布大会での、「真の父母様最終一体宣布」を否定する内容』


あきれた文書である。

金栄輝会長が批判したのは、文鮮明師が有原罪誕生であり、韓鶴子女史が無原罪誕生の女メシヤという韓鶴子総裁の主張は間違い」という一点につきる



金栄輝会長はすでに、韓国から米国に居を移している。

家庭連合にとっても、「祝福家庭筆頭」文鮮明真のお父様の三弟子」の追放劇は、家庭連合崩壊のレクイエムでもある。

金栄輝会長にとっては、家庭連合側の対応は覚悟の上での、日本訪問であろう。

ただし、私が一番気がかりなのは、金栄輝会長の「霊連世協会」発言や、「長子による真の御子女様の一体化」発言等は、神の摂理の方向性と一つになっている発言なのかという点でる。

金栄輝会長が、「天一国経典」で編集責任者として、み言改ざんに手を貸してしまったように、再び後継者問題で過ちを繰り返さないことを、切にお祈りしたい。


祈り。アージュ


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