●はじめに
二章・三章の『七つの教会への手紙』は、既成キリスト教会でも、もっとも人気のある章で、ここだけ切り取った本が多く出版されています。
既成教会解釈では、イエス・キリストが見者ヨハネに示す「七つの教会への手紙」は、当時実際に存在した「七つのキリスト教会」それぞれが抱える信仰課題に対応した牧会的指導の手紙ととらえています。
しかし、この解釈は、根本的に違います。
実は『七つの教会への手紙』は、実際に送られた手紙ではなく、『ヨハネの黙示録』を解明する上で、もっとも大切な黙示の時系列区分(「摂理的同時性」区分)を基に「ヨハネの黙示録」の黙示内容が進行していることを人類に示すための「黙示(暗号)」であったのです。
●解明01 黙示録解明上最も大切な図表
⇒「成約時代の摂理的同時性」と「ヨハネの黙示録」対照図
●解明02 「六日の天地創造」と「同時性六段階区分」
⇒「七つの教会」と「摂理的同時性」対照図
●解明03 「成約時代の摂理的同時性」が
「10分の1」蕩減と「100分の1」蕩減である理由
●10分の1蕩減について
1)「ローマ帝国迫害時代(400年)」 ⇒「日帝及び基督教会迫害時代(40年)」
(1920~1960)
2)「教区長制基督教会時代(400年)」⇒「氏族メシヤ家庭教会時代(40年)」
(1960~2000)
3)「キリスト王国時代(120年)」 ⇒「天宙平和統一王国時代(12年)」
(2001年~2012(聖和)」
●10分の1蕩減の理由
上記の「ローマ帝国迫害時代」「教区長制基督教会時代」「キリスト王国時代」が、イエス様の十字架と復活の役事により、イエス様と聖霊による霊界からの恩恵統治であるのに対し、成約時代の「日帝及び基督教会迫害時代」「氏族メシヤ家庭教会時代」「天宙平和統一王国時代」は、文鮮明師が地上に肉身を持ち、現臨された実体摂理であるために、10分の1摂理の恵沢があったと理解できます。
●100分の1蕩減について
4)「東西王朝分立時代(400年)」 ⇒「天地王権分立時代(4年)」
(2012~2016)
5)「法王捕虜及び帰還時代(210年)」⇒「真の母捕囚及び復帰時代(2年)」
(2017~2018)
6)「メシヤ再降臨時代(400年)」 ⇒「真の家庭復帰準備時代(4年)」
(2018年~2022(三代王聖婚)」
●100分の1蕩減の理由
文鮮明師のみ言には、「104歳まで生きる」と自ら語ったみ言が存在します。したがって、文鮮明師の基元節前の突然の2012年の聖和は、再臨主としての絶対勝利を土台に三代王権に使命を継承したものと理解できます(「縦からなる横的蕩減復帰摂理」)。霊界に移動された真の父母の霊界解放の勝利的な恵沢圏により、更に10分の一に摂理的な時間を短縮したと理解できるのです。
●解明04 「七つの教会」と「七つの象徴的絵」
●第一の教会「エペソ教会」
⇒「日帝及び基督教迫害時代」(40年)
「エペソ教会への手紙」(2章7節)
『耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい。勝利を得る者には、神のパラダイスにあるいのちの木の実を食べることをゆるそう』。
●エペソ教会の象徴的「絵」⇒「いのちの木」(文鮮明師)
●第二の教会「スミルナ教会」
⇒「氏族メシヤ家庭教会時代」(40年)
「スミルナ教会への手紙」(2章10節)
『 あなたの受けようとする苦しみを恐れてはならない。見よ、悪魔が、あなたがたのうちのある者をためすために、獄に入れようとしている。あなたがたは十日の間、苦難にあうであろう。死に至るまで忠実であれ。そうすれば、いのちの冠を与えよう。』
●スミルナ教会の象徴的「絵」⇒「入獄」(ダンベリー収監)
文鮮明師は1984年7月20日、米国コネチカット州ダンベリー刑務所に収監された。
写真は共に収監された神山威氏。
●第三の教会「ペルガモ教会」
⇒「天宙平和統一王国時代」(12年)
「ペルガモ教会への手紙」(2章13節)
『わたしはあなたの住んでいる所を知っている。そこにはサタンの座がある。あなたは、 わたしの名を堅く持ちつづけ、わたしの忠実な証人アンテパスがサタンの住んでいるあなたがたの所で殺された時でさえ、わたしに対する信仰を捨てなかった。 』
●ペルガモ教会の象徴的「絵」⇒「サタンの座」(清平修練院)
●第四の教会「テアテラ教会」
⇒「天地王権分立時代」(4年)
「テアテラ教会への手紙」(2章21・22節)
『 しかし、あなたに対して責むべきことがある。あなたは、あのイゼベルという女を、そのなすがままにさせている。この女は女預言者と自称し、わたしの僕たちを教え、惑わして、不品行をさせ、偶像にささげたものを食べさせている。 わたしは、この女に悔い改めるおりを与えたが、悔い改めてその不品行をやめようとはしない。』
●テアテラ教会の「絵」⇒「イザベルという女」
●第五の教会「サルデス教会」
⇒「真の母捕虜及び復帰時代」(2年)
「サルデス教会への手紙」(3章4・5節)
『しかし、サルデスにはその衣を汚さない人が、数人いる。彼らは白い衣を着て、わたしと共に歩みを続けるであろう。彼らは、それにふさわしい者である。 5勝利を得る者は、このように白い衣を着せられるのである。わたしは、その名をいのちの書から消すようなことを、決してしない。また、わたしの父と御使たちの前で、その名を言いあらわそう。 』
●サルデス教会の象徴的「絵」⇒「衣を汚さない人が数人いる」
●第六の教会「ヒラデルヒア教会」
⇒「三代王権完成準備時代」(4年)
「ヒラデルヒヤにある教会」(3章7節・8節)
『ヒラデルヒヤにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。聖なる者、まことなる者、ダビデのかぎを持つ者、開けばだれにも閉じられることがなく、閉じればだれにも開かれることのない者が、次のように言われる。 わたしは、あなたのわざを知っている。見よ、わたしは、あなたの前に、だれも閉じることのできない門を開いておいた。なぜなら、あなたには少ししか力がなかったにもかかわらず、わたしの言葉を守り、わたしの名を否まなかったからである。 』
●ヒラデルヒヤ教会の象徴的「絵」⇒「ヒラデルヒヤにある教会」
●第七の教会「ラオデキヤ教会」
⇒「新天新地千年王国時代」(全期間)
「ラオデキヤ教会への手紙」(3章18節)
『そこで、あなたに勧める。富む者となるために、わたしから火で精錬された金を買い、また、あなたの裸の恥をさらさないため身に着けるように、白い衣を買いなさい。また、見えるようになるため、目にぬる目薬を買いなさい。』
●ラオデキヤ教会の「絵」⇒「白い衣を買いなさい」
●おわりに
「七つの教会への手紙」を基に、『ヨハネの黙示録』という「黙示劇」の進行が、規則的(原理的)な「摂理的同時性区分」に基づき進行していることを説明しました。
もちろん、この「摂理的同時性区分」は、「仮説」に過ぎぬではないかという指摘はもっともでありましょう。
しかし、科学でも当初提示される「仮説」は、第四講以降で検証される、『ヨハネの黙示録』の解読を通じ、見事に立証されることになります。
この解明講義を読んでいただいたみなさまは、神がイエス・キリストを通じて示した「ヨハネの黙示録」が、再臨主・文鮮明師とその血統後継者(三代王権)の勝利を証しした黙示であることを、絶対的に確信するに至ると私は信じています。
祈り。アージュ!
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祈り。アージュ!