「家庭連合」の研究

すべての成約聖徒は三代王権に帰りましょう!

●真の父母は、ユダヤ教・基督教の伝統の基に使命を果たされます。「聖書」と「原理講論」に帰り、成約聖徒としての使命を全うしましょう!

「教区長室の死闘」と「さらば家庭連合」(徳野英治会長への5つの提言・3回連続その3)

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「教区長室の死闘」と「さらば家庭連合」
徳野英治会長への5つの提言(3)

 

●●●はじめに

第1回目は、徳野英治会長に手渡した「5つの提言」の内容を解説しました。
第2回目は、「5つの提言」提出後、教区本部で起こったさまざまな出来事について。
第3回目は、勝共活動を中心に、安保フォーラム総会の開催とその後の教区本部で起こった顛末について語ります。

 

●●●第一章
「国際共産主義」解放のための精誠条件


1)「国際勝共連合岩手県事務局長を拝命

私は学生時代から「勝共運動」を自らの「天命」と信じて生きてきました。
*CARP時代の「証し」については「実録。激闘・中核派」を参照ください

1989年に「東西南北統一運動国民連合」事務局長就任後、4年間程、岩手の「国際勝共連合」の事務所で一緒に勝共運動」のお手伝いをしました。

その後、ソ連邦が崩壊し冷戦が終結。目的を喪失した岩手の「勝共連合」は事務局長が退任し解散状態に。会員も「ゼロ」になり、その後長らく休止状態でした。

2014年9月に仙台で横田事務総長(当時)から、勝共運動の歴史を講義いただき、晴れて事務局長の辞令を受けました。


私の勝共運動」推進の動機は、大学時代と変わらず、「国際共産主義」解放の精誠を地元で立てる事でした。

 

 

 2)「いわて安全保障フォーラム」の結成

岩手では「勝共連合」も「平和連合」も会員はいませんでした。

そこで、「アジアと日本の平和と安全を守る岩手県フォーラム」の結成を目標に私の企業経営者としての人脈をたぐり寄せながら組織化を進めました。

幸い、自民党の「元県議会副議長」が会長に立ってくださり、、自民党「県会議員」の5名が役員になってくれました。

さらに「元盛岡市議会議長」に副会長に就任していただき、骨格が出来ました。その後「商工会長」「元県森林組合会長」「英霊にこたえる会」会長も役員に就任していただく事ができました。

最終的に、会則を作成、約30名の会員組織が出来、2015年5月、記念講演をペマギャルボ氏にお願いし、盛岡グランドホテルで結成式を挙行する事ができました。

 

3)「安保フォーラム奥州市大会」必死の500名動員


岩手県衆議院議員小沢一郎さんが絶大な権力を掌握する「小沢王国」です。

県知事を自分の子飼いの達増拓也をあて、県議会も非自民党勢力が連合し、第一会派を形成しています。

岩手県の政治地図の国政とのねじれを、なんとか正常なものにしたい。そんな地元の自民党県議の皆さんの願いを受け、「安保フォーラム奥州市大会」が挙行されました。

多くの困難を克服し、結果的に500名の会場をいっぱに埋めることができ、地元選出の国会議員現職奥州市市長も来賓で駆けつけ、大会は大成功でした。

 

 

 ●●●第二章
教区での無残な「勝共運動」評価


1)「教区責任者会議」での尋常ならざる「冷遇」

奥州市500名大会の動員要請のため、「教区責任者会議」(責任者会議には各教会の教会長及び代表婦人部長が参加。岩手では基本8名)に出席した時のことです。

部屋に入った瞬間の「どんよりした空気感」と「冷ややかな視線」を忘れられません。

8名の中5名が韓国人という「岩手の特殊事情」もあるのでしょうが、私はまったくもって「厄介者」の「招かれざる客」なのでした。

 

2)「勝共の大会で婦人は復活できないの」

開口一番、責任者から出てきた言葉が、「勝共の大会に婦人を動員しても婦人がまったく復活しないの」。
(*「復活しない」は教会用語で、「理解できないから感動しない」の意味)

私は、救国救世のために、無償奉仕で(逆に私財を投資して)大会準備を進めているのに、結局、責任者の価値尺度は「献金に繋がらない事はやりたくない(献金実績第一主」です。

会議はなんなく「座礁」しました。


3)国家存亡をかけた「選挙応援」の実態


2017年の衆議院議員選挙

勝共本部からは「国家存亡この一戦にあり!」という波動がビンビン伝わってきます。

だけど加熱しているのは「勝共本部」だけで、地方の教区本部はどこ吹く風

信徒名簿を勝共事務局長にさわらせる事は禁じ手の御法度

電話かけも一生懸命は直前3日のみ

「えーと。確定数は8割でいいでしょ。あとは適当に報告しておいて!」どこに根拠があるかわからない数値でも、実績報告だけは、事務局長次元では絶対に触れられない
神の領域(実際は教区長)」なのです

架空の実績報告で帳尻合わせが実態でした。

 

4)当選会場に突然花束をもって現れた「教区長」

衆議院議員の開票日、地元議員の開票速報をみながら「選対事務所」に詰めていた私の携帯がなりました。珍しく教区長本人からでした。

『候補者の万歳三唱は何時になるか』と聞くので、予想時間をお伝えすると電話が切れました。

当選が確定した頃、選挙事務所に教区長が総務部長を従え現れました

なんと「大きな花束」をかかえています。私はイヤな予感がしました

当選祝いの万歳三唱、候補者挨拶のあと、教区長が私に候補者を紹介しろといいます

私がを当選したばかりの衆議員議員に引き合わせると、突然花束を渡し議員の手を握り、総務部長にツーショットでの写真撮影を指示します

その場にいた、支援者がなんだなんだこの人だれだと、会場がどよめきました。

知り合いの建設会社の社長が私に尋ねます。この人どういう関係の人だ。

政治団体の責任者なんです」と、お茶を濁して帰ろうとしたとき、選対責任者が私をつかまえて「ぽろっと」つぶやきました


こんな事してもらっちゃ困るんだよな!」。

 

 

●●●第三章
第3回「安保フォーラム」総会の顛末

1)「安保フォーラム」準備会での不可解。


準備会は前日、教区本部礼拝堂で行った


第3回「安全保障フォーラム」総会の前日。教区本部礼拝堂では、10名ほどのスタッフが翌日の総会のための最終打合せを行っていました。

最初に世界日報社、木下義昭会長を迎えての「記念講演会」の打合せ。その後「定例総会」の打合せを行いました。


教区長への代理人は「教会長」だった

いつものように、教区長は打合せには参加せず、私と教区長のやりとりは、盛岡教会の教会長中継ぎしました。

(本来盛岡教会長は教区長兼務だが、教区長はスタッフの一人を教会長に任命していました。またこの方は、実は私の前任の勝共事務局長で、2年間勝共本部から公費をいただきながら活動したにもかかわらず、一人の新規議員もつなげられなかった実績の持ち主です。)


総会議事録の「年間行事予定」を確認

総会議事についての確認をしていた時、「年間行事予定」の項目に、私は定例総会の他に、2度の安保大会(その1度は500名規模)を記載していました。


参席していた教会長から異議がありました。


●教会長:『勝共事務局長、この500名大会というのは認めれないと思います。11月に教区で「1000名大会」を企画していますから。


確認のために教会長は教区長にお伺いを立て戻ってきました


●教会長:「やはり認められないとのことです」

●私:「そうですか、それでは、500名大会ではなく通常の規模の大会(100名規模)にして、掲載させてください。


その場はそれ以上何の反論もなく終了しました。



2)第3回「いわて安全保障フォーラム」総会開催。


300名が参加した記念講演のあと、別室で「安保フォーラム総会」が会員約30名参加の基、行われました。

司会は会長(元県議会副議長)が自ら務めました。

議事が滞りなく進行する中、私の脳裏に刻まれている一コマがあります。

それは私が事務局長として「年間行事計画」を説明している時、教区長が後ろの席の教会長を呼び、何かヒソヒソ話をしていたのです


第3回「安保フォーラム」総会議案は滞りなく、満場一致で可決されました

 

 

●●●第四章
仕組まれた「COCOS会議」

1)事務局長、お話ししたい事があります。

「安保フォラム総会」の翌日、代表婦人部長から電話がありました。

『これからの教会運営の事で、事務局長と打合せしたい事があります。教会ではなく、外でお茶を飲みながら話しませんか。盛岡教会長(教区長ではない)も同席しますから』

その時は、なんでわざわざ外で打合せをするのか理由が分かりませんでした。

 

2)教区本部の駐車場で教区長が2人に指示している姿を「ミタ」

たまたま、「COCOS」に向かう途中、教区本部の前を通りがかった時です。

何気なく教区本部の駐車場を見ると、もうすでに「COCOS」に向かっている筈の、代表婦人部長と教会長の姿が見えました。

そして目をこらして見ると、教区長が二人に対して何やら説教しているではありませんか。

私はこの時、「COCOS会議」の目的を直感的に悟りました

 

3)「安保大会」に信徒の動員はいたしません。

代表婦人部長と教会長は約束の時間よりだいぶ遅れてやってきました。「すみませーん。遅れました!」

「代表婦人部長」と「教会長」が一緒にやってきて、コーヒーを注文しました。

そして、「教会長」が切り出しました。

●教会長:『昨日の安保総会の件ですけど、教区長が、安保大会は、総会以外一切動員には協力しないそうです。

●私:『え、どういう事ですか。教会長、話が違うじゃないですか。準備会の時、安保大会の規模を縮小して議案に載せますよと確認したら、あなたは、ダメとは言わなかったじゃないですか』

●『待って下さい。事務局長。私は議案に「安保大会」を載せるなんて聞いた覚えはありません。

 

4)なぜ直接「教区長」が伝えないのか

●私『教会長、考えても見て下さい。総会以外に「安保大会」を載せずに、年間行事計画なんてそもそも作成できないではありませんか。総会で満場一致で承認されているんですよ』

●教会長『それは私の知ったことではありません

●私『そもそもなんで教区長が直接私にいわないんですか!

●教区長『教区長には教区長の都合があるみたいです。』

●『教会長いいですか。今回の件は、教区長室で私から直接、教区長に決着を付けさせていただきます。教区長に時間を取るように伝えておいてください!』


バシ!・・・ 私は机をたたきました

周りの人が一斉にこちらを振り返りました。私は立ち上がると、二人を残して足早に店を出ました。

 

 

●●●第五章
「教区長室」での死闘

1)教区長室に教区スタッフが全員集合

私は教区長にアポイントを取り、約束時間に教区長室に伺いました。
すでに、代表婦人部長と教会長がすわって待っていました。

私が教区長に尋ねました。

私:『総会以外に安保大会を開催しないというのは本当ですか。

教区長:『私は大会に信徒を動員はしないといいました。結局、安保大会がどうのとあなたはいうけど、人の動員を決定するのは私でしょ。あなたに何が出来るんですか

私:『教区長は総会決議をどう考えているんですか』


私が教区長を追求すると、教区長は、『早く他のスタッフもいる人全員呼んできてください』と教会長に指示をだし、「教区長室」は人で満杯になりました。

 

2)「勝共大会」が必要かどうかは「神」に尋ねてもらいたい。

私:『準備会で「大会」を開催することを私は教会長に確認しましたよ。

教会長:『私は一切聞いていません

教区長:『教会長も聞いてないというんですから、私の許可もとってないでしょ。あなたが自分で勝手に決めた事なんだから、私は許可しません。

私:「総会議案に大会開催を書かずに年間計画はつくれないじゃないですか。

私:『それに、総会に教区長も参加してましたよね。議決になったのに、大会はしないのでは、役員にどう説明するんですか

教区長:『中心の許可をとらずにあなたが勝手にやった事だから私は許可しません

私:『そうですか。それじゃ最後に言わせていただきます。私はあなたの実績つくりのために安保フォーラムをやっている訳ではない。

私:『日本国のため、共産主義国の解放のための精誠条件と思ってやっているんです。ですから、最終的な決定するのはあなたじゃない。神様が決めることだ。教区長、よくよく、神様に安保フォーラムを開催するのがいいのかどうか祈ってみてください。それから私にお伝えいただきたい。』

 

3)教会スタッフへの「パワハラ」を止めなさい。

さらに、私は「教区長」に諭すようにお話ししました。

私:『教区長、日本では上司が部下を「怒鳴ったり」「いじめたりする」のをパワハラって言うんですよ。教区長としての前に、一人の人間として、教区スタッフに対する「パワハラ」を止めるべきですよ。

 

4)「教区長に対して、一体あなたは何をいっているんだ!」

そしたら、スタッフの一人が突然叫んだ。

スタッフ:『あなたは一体教区長に向かって何を言っているんだ!まずあなたが悔い改める事が先決でしょ。自分の傲慢さが分かっていない。教区長を支えて勝利しなければならないじゃないですか・・・』


私は思った。

この人は「信仰者」なのか、「卑屈者」なのか、それとも単なる組織の奴隷」なのか・・・。

 


●●●第六章
「岩手1000名大会」で分かった事

1)共産党以外すべての県会議員に招待状を出せ!

11月に開催した「岩手1000名」大会(実際は700名参加のファミリーフェスティバル)。

統括責任者を青年部長が兼務し、開催まであと2週間という時。青年部長から質問があった。

事務局長、教区長が共産党を除く県議会議員全員に招待状を出せ」と指示がありました。大丈夫ですか?と聞いてきた。

岩手では「安保フォーラム」役員全員「自民党」か自民党系の無所属議員で組織していた。おまけに、来賓で自民党衆議院議員が2名参加する事になっていた。

野党(民主党)の県会議員(県会与党は民進系だった)が参加したら、自民党の県会議員が裏切り行為として離反する事は目に見えていた

私は777双の先輩家庭の方に頼んで必死に止めてもらった

その際教区長はこう言い放ったそうだ。「さくさんの野党議員も来てた方が、国会議員の先生も喜ぶと思ったんだ・・・」。

 

2)自分のスピーチの前に「来賓」に挨拶させろ!

青年部長が私に「式次第」の確認にきた。

見ると一番最初が来賓国会議員の祝辞、次が「祝電披露」、次に「主催者挨拶(教区長のスピーチ)」となっていた。

私は『一番最初は「主催者挨拶」が原則ですよ』と指摘したら、青年部長が反論した。

教区長が私のスピーチの前に、国会議員に教会の証をさせろと言うんです。その次に私が登場した方が私のスピーチも盛り上がるからと・・・』。

私は絶句した。

この教区長は、自分の「箔づけ」のために国会議員を利用する気なんだ・・・」。

私はきっぱり断った。

国会議員の来賓挨拶は、教区長の主催者挨拶の後。会の趣旨がわからなければ、国会議員も祝辞のしようがないでしょ』。

 

3)怒りだした「国会議員」。

地元選出の女性の衆議院議員を控え室にご案内した時のことです。

その代議士は私に『控え室に開会30分前に必ず来てくれといわれたんですど・・・。何かあるんですか?

私は返答に困りました。(実は私は今回の大会に一切スタッフとして関わらせてもらえなかったし、打合せも一切なかった。

控え室に入る直前に知らされたのですが、地元では有名なプロのミュージシャン(信徒)を控え室に呼んで歌を披露しなさいと教区長が指示したようです。

ところがその歌手の所属事務所から前日断られたらしいのです

教区長も遅れて到着するわ、教区スタッフもいなくなるわ、来賓対応は私一人で対応しなければならない状況。ホトホト困りました。

その代議士は会場に移動するエレベーターの中で私にこぼしました

代議士:『私、今日は5つの団体の会合をハシゴしなければならなくて、30分前といわれたので、一つキャンセルしてきたんですよ。事前に会の趣旨説明をしてくれない会は、今回の会が初めてです!

 


●●●第七章
さらば「家庭連合」!

私は2017年11月の「岩手1000名大会」に2名の「国会議員」を参加させた事を、自分なりの区切りとして、12月3日付けで家庭連合に「退会届」を提出した。

*私の「家庭連合」からの「退会届」の内容は、「家庭連合の研究」サイトの
余は如何に家庭連合を退会したのか」をご参照ください。

 

 

おわり

 

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