「家庭連合」の研究

すべての成約聖徒は三代王権に帰りましょう!

●真の父母は、ユダヤ教・基督教の伝統の基に使命を果たされます。「聖書」と「原理講論」に帰り、成約聖徒としての使命を全うしましょう!

連載第3回『家庭連合失敗の研究』偽りの「み言(思想・哲学)」という名の「偶像」

家庭連合は偽りの神学「独生女論」を打ち立て統一原理を破棄した

 

●はじめに

 

「我の外何物をも神とすべからず」(申命記5/7)

 

サタンは、姿を露見せず、人を地獄に落とし込む、陰の支配者である。
その人間支配の方策は「偶像」崇拝に他ならない。

今回は、人類全体を地獄に引き込む「偶像」施策を俯瞰した後、その最後の砦となるべき「家庭連合」が、如何に「偶像」崇拝教に変貌したのかを解明する。

 


●「思想・哲学の偶像」その一
カイン思想の結実としての「無神論共産主義

無神論共産主義が、カイン思想の結実であることに対し、成約聖徒に異論はなかろうと思われる。しかしながら、日本のキリスト教主流派である日本基督教団も、1970年代から2000年の始めまで、共産主義過激派セクトの息のかかった、赤い牧師とそのシンパにより事務局が掌握されていた事実は、サタンが如何に巧妙かを教えて余りある。

今や、ソ連が崩壊し、極悪なる強制収容所のおびただしい粛清の実態が露見し、その経済論も国家統治論も、張り子の虎であったことが暴露された今でも尚、マルクス・レーニン主義という無神論共産主義の思想上の狡猾さを見抜き、決別している人は、知識人の中でも、実に少数派なのである。

更に、暴力革命の旗は降ろしたといえど、変形共産主義としての「文化共産主義」は生き延び、「ジェンダーフリー運動」は、その先兵に他ならない。


 

●「思想・哲学の偶像」その二
神なき「人本主義」の思想・哲学

現代の「思想・哲学界」は、神の存在せぬ、広漠たる無人の荒野である。
そこに、生命の泉をみつけることは、はなはだ困難である。

近世哲学から現代哲学への区切りは、ヘーゲル哲学であるが、その後、神は実存哲学のキュルケゴールやヤスパースに憩いの場所を見出すのみで、現代哲学に至っては神の存在など思考の範疇にもない「分析哲学」が登場する。

現代を生きる我々は、まったく科学的な論拠もない「生物進化論」と共闘した現代思想・哲学界に占拠され、人類歴史上、もっとも過酷な「背信者の時代」を生きているのである。

 

 

●「思想・哲学の偶像」その三
再臨主の道を塞ぐ「現代神学」

神様が最後の砦として構築したはずの神学界だが、人間中心主義で、創造目的を考慮しない現代科学の実証主義が伸張し、科学万能神話の登場により、「神学」の権威がこれほど揺らいだ時代はない。

 

聖書の高等批評学の登場は功罪半ばであるが、聖書の権威は揺らぎ、逆に教条主義に走った固陋な神学は、再臨主の地上誕生の道を塞ぎ、信徒に対し堅固な躓きの石を築いてしまったのである。


 

●結論として
家庭連合が構築させた「思想・哲学」の偶像「独生女論」


今回の結論である。

本来、上記のサタンの「偶像崇拝」戦略から、神とメシヤを守護すべき最後の砦は、「世界平和統一家庭連合」だったはずなのである。

そして、家庭連合が、最も大切に守護の砦として奉ずべきは、お父様が人類への最大の賜物として下賜されたみ言「統一原理」に他ならない。

ところが、サタンは、その最も信頼すべきお父様の最側近を切り崩し、神の復帰摂理を、根源的なみ言から破壊せんと画策したのである。

それが、韓鶴子女史が金振春教授に創作させた「独生女論」の登場に他ならない。

この歴史上、もっともお粗末な「神学」は、聖書にその根拠がなく、もはや「神学」と呼ぶ資格すらなく、韓鶴子女史の妄想の所産である。

結果として、統一教会の公式的な神学「統一原理」は、無残にも完全に地に放擲させられ、踏みにじられた。神にとって、これほど痛恨極まれる事態が外にあろうか。

 

●おわりに

韓鶴子女史とその側近幹部が犯したる罪は、「独生女論」構築に留まらず、八大教材教本を放逐し、偽りの三巻の「天一国経典」に結実させたのである。
その編纂委員長は金栄輝会長であるから、その罪たるや重大である。

また、サタン思想からの防波堤の使命を担って設立された「国際勝共連合」「世界平和連合」が、本然の「思想分野」の使命を果たせず、骨抜きの単なる穀潰(ごくつぶし)だった事実を露見した。このことは、今回の惨劇の一翼を担っておる。

 


最後の結論として、日本家庭連合が「独生女論」と偽りの「天一国経典」を処断し、お父様の制定した「八大教材教本」、とりわけ「統一原理」にに立ち戻ること。

これ以外に、日本家庭連合が、審判を逃れる道はないのである。

祈り。

 

 

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