●はじめに
連載01回と連載02回は、特別2日研修の各論批判の前提となる「独生女論(真の父母論)」の基盤となる「八つのテーゼ」と「韓鶴子総裁が女性として果たすべき3%の責任論」について配信させていただきました。
今回から、いよいよ各論に入ってまいります。
最初に目次を配信させて頂きます。
■ポイント01 「解釈の公理」「解釈の定理」は教理研究院の独断的ドグマに過ぎない
■解釈のポイント
●地上にいます真の父母は韓鶴子総裁のみであるから、韓鶴子総裁の実体を聖命視し、そのみ言に従え!(という意味)
●「宣布」が重要だ!(という意味)
●韓鶴子総裁の「み言」を尺度に外の「み言」を解釈せよ!(という意味)
■解釈のポイント
●文鮮明師に対し「格下げ措置」を断行しながら、重要な局面のみ「真の父母」の権威を持ち出すのはお門違い。
●摂理の主体は文鮮明師であり、韓鶴子女史はつき従っただけ。
●韓鶴子総裁の摂理には失敗がないといいたいのであろうが、ほとんどすべて失敗であろう!
以下は、『神日本「真の父母論」特別2日研修』における概観についての指摘である。
■ポイント02 引用み言の問題点「八大教材教本」を地に投げ捨て「天一国経典」を定めたのに、引用で活用するのはおかしい!
■ポイント03 「真の父母論」聖書の裏付けが皆無。これはなぜか。
韓鶴子総裁は、自らを「初臨独生女」としている。そしてその完全相対の位置にいるのは文鮮明師ではなく、初臨独生子としてのイエス様なのである。それならば、イエス様の言行録であるキリスト教の経典『聖書』に、「再臨」の預言は数多くあれど、「初臨独生女」聖誕の預言が一行もないのはなぜだろうか!
さらに、「真の父母論」が「統一原理」と真逆の神学体系であると仮定したならば、聖書聖句の裏付けがない「神学」などあり得ないのではないか!
結論として、「真の父母論」はキリスト教と絶縁してしまった宗教教理であり、「神学」とは呼べない。せいぜい「韓国土着のシャーマン宗教」に過ぎない!
■ポイント04 教団維持のための「にわか神学」に加担した教理研究院は、信徒の永遠の生命に責任があるのではないか?
このテキストを作成した「教理研究院」は、過去に金栄輝先生に「独生女論」の正否をお尋ねする質問状を送付した過去(*証拠の文書が残っている)がある。
金栄輝先生から返信があった形跡はない。
ところが、2015年頃から「教理研究院」は韓国本部から圧力があったのであろう、「独生女論」を受諾、内部信徒に対する布教を開始してしまう。それも「統一原理」を正面から否定することなく、さも「独生女論」がその補完理論であるかのように装ってである(*これは否定するよりたちが悪い)!
この「特別2日研修」テキストにおいても、独生女論テーゼの全貌は明らかにせず(核心部分をぼかし、あいまいにしている)、内部信徒への布教が道半ばであることを、はっきりと立証している。
私は「教理研究院」の職員は、聖書に裏打ちされた統一原理の神学体系に霊感を受け、主の路程に涙して入信したメンバーであることを信じる。統一思想の二性性相論と四位基台哲学が、永遠に絶対破られることのない普遍的真理体系であることを確信し、その布教に命をかけた職員であることを信じる。
にもかかわらず、このような荒唐無稽な「韓鶴子総裁の講話」に根拠をもとめる「独生女論(真の父母論)」を本当に信じているのであろうか? 私にはそうとは到底信じられない。
●おわりに
結局「真の父母論」は、イエス様の言行録「聖書」にその根拠は存在せず、更に真のお父様のみ言にもその根拠見いだせず、唯一、韓鶴子総裁の講話内容にのみ根拠を見いだす、あわれなシャーマン宗教の新教義にすぎない。
連載04回以降、一章ずつ丁寧にその検証作業をつづけていく予定である。
成約聖徒の皆様に、神と真の御父母様の恵みと祝福あらんことを祈念します!
祈り。アージュ!
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