「家庭連合」の研究

すべての成約聖徒は三代王権に帰りましょう!

●真の父母は、ユダヤ教・基督教の伝統の基に使命を果たされます。「聖書」と「原理講論」に帰り、成約聖徒としての使命を全うしましょう!

連載最終回【田中富広会長への12の提言】基元節以後の十二年に神の摂理は存在しなかったことを信徒に釈明すべきです。

日本家庭連合は韓鶴子総裁の呪縛から逃れられるのか。祝福家庭の永遠の生命を正しい道に導くことが出来るのであろうか。


●はじめに

ニネベ宣教に赴いたヨナの心境で【田中富広会長への12の提言】を行ってまいりました。今回がその最終回であります。

韓国清平の【天苑宮入宮式】を頂点として、独生女が創始した【天の父母様聖会】は自壊せざるをえないでしょう。
【初臨独生女】に捧げられる【天寶家庭奉献】は、【免罪符】に他ならず、神への奉献物とはなりえません。サタンが主管する【天苑宮】の維持管理のための集金システムとして機能不全に陥り、いずれ瓦解するでしょう。

最終的に神の摂理の本流は、真の御父母様が主管する摂理の中心基軸に帰還せざるをえません。それは何処なのでしょうか。それが今回の主題であります。

それでは、提言をはじめてまいります。

 


前回までの提言解説で明らかなように、韓鶴子女史は真の母としての使命を果たせず、神の摂理を破綻させてしまいました。それを解説している一枚のパネルがあります。以下を御覧下さい。

●文字が小さく見づらいと思いますので、PDFダウンロード版を準備しました。

drive.google.com

 

結論として、2013年【偽りの基元節】以後の【家庭連合・天の父母様聖会】の歩みは、すべて神の摂理の主管圏内にはなかったわけです。神の摂理の本流は、霊的真のお父様が主管する【三代王権】にあったわけです。

韓鶴子女史が編纂させた天一国三大経典】は正統な経典とはいえず、自らの真の母としての責任未完遂を証拠づける文師の御言を消去するための、組織的な隠蔽工作でしかなかったわけです。

天一国安着宣布】の勝利条件は、七ヵ国復帰とされましたが、どこに復帰された国が存在するのでしょうか? 実は、これらはすべて 韓鶴子自叙伝】の後半部分を韓鶴子総裁の精誠による七ヵ国世界巡回大会大勝利】として記録するための自作自演の大芝居であったわけです。

韓鶴子総裁の唯一の目に見える実績は、初臨独生女に捧げられた【天苑宮・天一聖殿】建設に集約されます。
ところが、【天苑宮・天一聖殿】は、モーセを不信し、イスラエルの民が大騒ぎして作らせた【金の子牛】に他なりません。

【金の子牛】は神の審判の対象物以外の何物でもありません。

結論として、韓鶴子総裁統治の十二年は、サタンに「金の子牛」を捧げるための十二年だったわけです。



 

以下の写真を御覧下さい。

上記写真の、韓鶴子総裁の両脇におる二人の青年は、文孝進様の二番目の奥様のご子女様です。

このお二人こそが韓鶴子総裁の裁定によって、皇族圏の中心となる三世圏であり、皇族圏の血統は長男の文孝進様の血統と定められたのです。

【家庭連合・天の父母様聖会】で、何度も繰り返し流されるメッセージ【孝情】は、長男・孝進様の血統が血統後継者であるというメッセージを、信徒にすり込むためのプロパガンダだったわけです。

しかし、すでに何度も指摘しておるように、血統相続者が長男・文孝進様の血統ということは、【純潔なメシヤの血統】という視点からたいへんな問題点がございます。
最初の奥様洪蘭淑女史が米国で出版した『IN THE SHADOW OF THE MOONS』には、文孝進様がマンハッタンセンター職員の一人の女性食口と血統逸脱問題があったことが記述されております。

 

 


この【初代独生女】の裁定で、長男・文孝進様の血統が【メシヤの血統相続】をするということは、王権が正統な血統の権威によって成立することに鑑みて、その最も大切な権威が根本から揺らぎ、【天の父母様聖会】が崩壊せざるをえないことを意味します。

ところが、更に深刻な問題が発覚しています。

韓鶴子総裁は、この血統後継問題を、まったく重要視していないという事実です。


米国でのサンクチュアリ協会との「統一旗」をめぐる裁判で、韓鶴子総裁は、誰でも次世代のリーダーになれます。メンバー、つまり真の家庭の息子娘である必要はありません。と発言しているのです。

下記の裁判記録の記事を参照してください。

seiyakuseito.com


【家庭連合・天の父母様聖会】では、血統後継者ではなく「中心者」と呼び、メシヤの血統相続をまったく重要視していない教団なのです。

まさしく【真の父母は一代限りという思想】が、【家庭連合・天の父母様聖会】の中心思想であり、メシヤの血統断絶を是認していることを示しております。

教団統治は、【天一憲法】によれば【天一国最高委員会】の合議で決定されます。

天一国最高委員会】が最終決定機関ということは、【天使長】や【この世の商人】が私利私欲で統治する可能性のある王国だということを示します。韓鶴子総裁の聖和後に遺されるであろう皇族圏は、ただのお飾りに過ぎなかったのです。

 

 

 

いよいよ最後の提言となります。

文鮮明師の天宙聖和式前の【王の裁定】により、文師の代身者・相続者は文亨進様であられます。おなじ理由で、文信俊様が三代王であられることも確定しております。

ところが、韓鶴子総裁は、鮮文大学神学部の一部の教授らの「フェミニスト神学」に毒されて、【男女同権】【家父長制否定】の思想に傾倒してしまうわけです。

つまり、直系男系男子への王権相続を拒絶してしまうわけです。

以下に参考資料として鮮文大学の「フェミニズム論文資料」を掲載します。

急進的フェミニズム論文

01)金恒濟「真の父母としての啓示」『成約牧会』(1998)第42号
02)崔ユシン「統一思想の男女平等論に対する考察」『統一思想論業』(2000)第8集
03)文善英「統一教会の原理講論に現れた女性」『統一神学研究』(2002)第7集
04)金恒濟「真の父母神様と真の母神様」『韓鶴子総裁還暦記念文集』(2003.2.6)
05)金顕光「女性時代の宣布と世界完成」『韓鶴子総裁還暦記念文集』(2003.2.6)
06)文善英「統一思想に現れた女性」『統一思想研究』(2003)第4集
07)文善英「母なるメシヤに対する研究」『新宗教研究』(2003年秋)第32集
08)金ミンジ修士論文「統一女性神学定立の為の一研究、キリスト教性神学の女性解放概念と主要主題との比較」(2004.12)(金恒濟指導論文)
09)文善英「世界平和統一家庭連合の経典全般を通して見られる女性理解に関する研究)(2006.博士論文、金恒濟指導)
10)文善英「統一教会の女性理解とその現代的含意」『新宗教研究』(2010)第22集
⇒金恒濟は青年時代「解放神学」に傾倒し、その後「フェミニスト神学者」になった方で金善英はその弟子です。その思想の中核は「反家父長制」です。

【独生女神学】は、まちがいなく【急進的フェミニズム思想】の土台の基に人間の頭で構想されたものです。

韓鶴子総裁が独生女の裁定で選任した【飾り物の皇族代表者】は、祝福家庭には必要ございません。

祝福家庭が望んでいることは、文鮮明師が王の裁定として選定した血統後継者を、韓国清平聖地の文鮮明師が築いた唯一の聖殿である【天正宮】に迎えていただくことです。

韓国の【天の父母様聖会】幹部が悔い改めて、本然の位置に帰らないのであれば、せめて、全世界で最大信徒数を誇る日本教会が、率先して【三代王権】が本然の位相に帰還することを支援していただきたいのです。

もはや、【初臨独生女】にも【独生女神学】にも【天の父母様聖会】にも、まったく「摂理的正当性」も「権威」も「希望」もございません。

「畑」である韓鶴子女史には祝福権能すらございません。


正統なる血統後継者であられる文亨進様ヨナ様御夫妻を天正宮にお迎えし、正統なる祝福権能を復活させていただきたいと思います。

田中富広会長以下、日本の松濤本部幹部の皆様には、くれぐれも正しい舵取りと判断を下していただけることをお願い致します。

会長の判断に幾万の祝福家庭の永遠の生命が委ねられているのですから・・・。

祈り。アージュ

 

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