●はじめに
太田朝久氏の「お伺い書」については次の記事で既に紹介しています。
連載02『家庭連合離脱のすすめ』検証『最高委員会へのお伺い書』日本家庭連合背信の証拠資料公開
上記の記事をもう一度確認して戴きたいと思います。
当時の「御言研究室」で「最高委員会へのお伺い書」を実際作成したのは太田朝久氏であると認められます。作成日時は記録から2014年8月7日。
ところが、「御言研究室」から「教理研究院」と名称もかえ、内容も2015年から、完全に韓鶴子総裁の「独生女論」を受諾し、日本家庭連合信徒にその偽りの教義内容を浸透させるための先兵役を果たしたことの意味は重大です。
今回公開する資料は2018年11月08日公開の日本家庭連合・教理研究院によるものです。日本家庭連合として、協議に協議を重ねた上にたどりついた結実が、このお粗末なYoutube動画なのです。
まずは、その証拠Youtube動画を視聴いただきたいと思います。
●太田朝久講師の「独り娘のみ言は真理である」
●「新復帰原理」の根拠動画です。
(世界平和家庭連合・教理研究院から出された公式解説)
真の父母様宣布文サイト・2018年11月08日公開(33分43秒)
●教理研究院長 太田朝久氏論説の問題点
よくも、これだけ内容のない「へりくつ」を並べたものだと関心します。
見ていて、心霊がどんどん下がります。
最初、雲の上で太陽の光を浴びていた心霊が、いつしか地平線まで引き下げられ、その後、海中に引き込まれ呼吸困難に陥る・・・。そんな感じです。
これこそが、このYoutube動画が神から来ているものでない実験的証明です。
もはや、「独生女論」問題の決着は着いております。
文鮮明真のお父様の解明した「統一原理」とは相容れない「邪論」であり、教団を崩壊に導く「偶像崇拝教」の根本教義に他なりません。
太田朝久氏の大きな問題点は次の2点です。
第一の問題点は、無原罪の再臨主が罪をもった女性を迎え真の母として生み換えるという、統一原理の根本教義に真っ向から反対しています。
第二の問題点は、無原罪の再臨主については見解をのべず、エバ(韓鶴子総裁)が無原罪誕生の一人娘であるというのは正統な見解であるという論証に終始しております。
つまり、太田朝久氏は、二重の罪を犯しているのです。
一つ目は、「統一原理」を否定したことによる真のお父様に対する罪。
二つ目は、韓鶴子総裁の主張する「独生女論」の根本教義、「文鮮明師は有原罪誕生の偽りのメシヤである」という主張には同意せず、韓鶴子総裁をも裏切った罪。
つまり、日本家庭連合は、「真の父母両方とも無原罪論」という独自の折衷的神学を考案し、韓国家庭連合本部をも欺いているわけです。
●おわりに
日本家庭連合は、すでに、この動画が公表された2018年11月時点には、教義面で内部崩壊していたのです。
外的事象は、内的崩壊を原因とするものに他なりません。
更に、家庭連合の韓鶴子総裁の体制維持の柱であった金栄輝会長が、自らの著書で真っ向から「独生女論」批判を行い、家庭連合と袂をわかった現在、「教理研究院」は、日本家庭連合信徒に対していかなる教義的判断を示すのでしょうか。
韓鶴子総裁にひたすら盲従するのでしょうか。
それとも、金栄輝先生のように、自らの良心に従い、韓国家庭連合本部と決別するのでしょうか。
マタイ8章28節以下には、二人の悪霊につかれた者が、豚の群れとともに崖から転落してしまう象徴的な記事がでてきます。
イエス様の例話は、再臨時代の預言にほかなりません。
このような事態にならぬ前に、一刻も早く、日本家庭連合が真のお父様の正統なる「統一原理」に立ち返ることを切に祈念してやみません。
神が立てた真の三代王権のもとに立ち返ってください。
祈り。アージュ。